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スター・ウォーズ / 登場人物

チョッパー

Chopper

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チョッパーは、アニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』に登場するC1シリーズ・アストロメク・ドロイド(C1-10P)である。ヘラ・シンドゥーラが所有するVCX-100軽貨物船『ゴースト』所属の古参機で、後に実写ドラマ『アソーカ』にも登場する。気難しい性格とクルー最古参としての連続性により、フィローニ系列のシリーズ世界を横断的に貫く象徴的存在として知られる。

01来歴

来歴

前史とヘラへの譲渡

銀河共和国期に製造されたC1シリーズ・アストロメク・ドロイドで、トワイレック種族の独立運動指導者チャム・シンドゥーラが、幼い娘ヘラ・シンドゥーラに与えた個体とされる。クローン戦争期の惑星リランで本体が大破した状態を、若いヘラが自力で修復・改造して再起動させた経緯が劇中で示唆される。以来、ヘラの最古の相棒として約40年以上にわたり行動を共にする。

反乱者たちシーズン1

シーズン1の連結特別編『スパーク・オブ・リベリオン』で本格初登場する。VCX-100軽貨物船『ゴースト』搭乗の古参アストロメクとして、ヘラ・シンドゥーラやケイナン・ジャラスらと共に、惑星ロザルで新加入する少年エズラ・ブリッジャーと初対面する。以後シーズンを通じて気難しい工作担当として描かれ、特にエズラへの電気ショッカーによる悪戯が定番のコメディとなる。

シーズン2から最終章

シーズン2から最終章にかけて、ゴースト・クルーのほぼ全任務に同行する。惑星アタロンの反乱軍基地は本キャラクターにちなみ「チョッパー・ベース」と命名される。シーズン3ではグランド・アドミラル・スローンの帝国軍による基地襲撃をヘラと共に生き延び、最終話ではロザル解放戦に参加する。エズラが未知銀河へ消えた後も、ヘラと共にゴーストに残り続ける。

ローグ・ワンとアソーカ

劇場映画『ローグ・ワン』ではヤヴィン4の反乱同盟軍基地の背景にカメオ出演し、反乱同盟軍の連続性が映像的に示された。後に実写ドラマ『アソーカ』へ実写プロップとして本格的に実写登場する。新共和国軍将軍となったヘラの旗艦ゴーストに乗艦し、ヘラの息子ジェイセン・シンドゥーラの遊び相手も務める。第5話ではヘラらと共にロザルの遺跡へ赴く場面が象徴的である。

02能力・特徴

能力・特徴
  • 宇宙船補助操舵:貨物船『ゴースト』の機関室・補助操舵席に直接接続し、ハイパースペース計算・船体ダメージ診断・補助火器操作を担う。クライマックス回では、本機の補助操縦が脱出成功の決め手となる場面が複数描かれる。
  • 格納式マニピュレーター・アーム:ドーム下部の左右アームに電気ショッカー・回転ノコギリ・グラップル・補修溶接機を装着し、戦闘補助・船体補修・電子機器ハッキングをこなす。電気ショッカーは多くの帝国兵を倒す定番の個性である。
  • ハッキング・電子戦:帝国軍の通信装置・データバンク・ブラスト・ドア制御装置にアームを差し込んでハッキングでき、R2-D2やC-3POと共闘する場面でも電子戦能力を発揮する。
  • 短距離飛行:背部に格納式ロケット・ブースターを内蔵し、宇宙空間での短距離移動・敵艦への乗り込み・船外修理の高速移動に対応する。
  • 気難しく執念深い性格:仲間、特にエズラへの悪戯と、敵への執念深い追跡が最大の個性である。個人的恨みで帝国兵やAT-ST操縦兵を電気ショッカーで気絶させる短いコメディが定番化している。
  • 古参機の堅牢性と育児補佐:約40年以上稼働し続ける耐久性を持ち、大破と修理を繰り返しながらヘラとの長期パートナーシップを維持する。『アソーカ』期ではジェイセンの遊び相手・育児補佐も担う。

03関連人物

関連人物
ヘラ・シンドゥーラ
本キャラクターの主人にして最古の戦友。トワイレック種族のパイロットで『ゴースト』艦長、後の新共和国軍将軍。約40年以上にわたり苦楽を共にし、機関補佐・補助操舵手として一貫して活躍する。
エズラ・ブリッジャー
シーズン1から『ゴースト』に同居する人間種族の少年フォース感応者。本キャラクターの執拗な悪戯・感電いたずらの主な標的で、両者の対立と和解のコメディがシリーズの重要な一翼を担う。
ケイナン・ジャラス
ゴースト・クルー所属のジェダイ・ナイトで最古参の一人。ケイナンの戦死後、本キャラクターは遺されたヘラとの息子ジェイセンの遊び相手として継承的役割を果たす。
サビーヌ・レン
ゴースト・クルー所属のマンダロリアン戦士・アーティスト。本キャラクターのオレンジ/白塗装はサビーヌの塗り替え悪戯の対象でもあり、両者の摩擦がコメディとして機能する。
ザブ・オーレリオス
ゴースト・クルー所属のラサット種族戦闘員。艦内で頻繁に口論や賭け事をするコメディ・パートナーで、両者の不器用な友情が全シーズンを通じて描かれる。
アソーカ・タノ
反乱者ネットワーク『フルクラム』の正体である元ジェダイ・パダワン。直接の主従関係はないが、ゴースト・クルー経由で長く付き合いがあり、『アソーカ』第5話等で再会場面が描かれる。
チャム・シンドゥーラ
ヘラの父でトワイレック種族独立運動の指導者。本キャラクターを幼いヘラに譲渡した元の所有者で、シーズン2やシーズン3で本キャラクターやヘラと再会する重要人物。
ジェイセン・シンドゥーラ
ヘラとケイナンの息子で、最終話エピローグで初登場。『アソーカ』期では新共和国期の幼少期として登場し、本キャラクターが艦内で遊び相手・育児補佐を務める。

04登場・関連作品

05名場面

名場面
『スパーク・オブ・リベリオン』:実質的な原典初登場回。『ゴースト』艦内で、新加入の少年エズラ・ブリッジャーに早速電気ショッカーで悪戯ショックを与え、両者の対立コメディ関係が確立される。

シーズン1第2話『ドロイド・イン・ディストレス』:R2-D2/C-3POと共闘する初回。古参アストロメク同士のやり取りで、R2-D2に対する微妙な対抗心が示される。

シーズン3最終話『ザイブ・トゥ・ザ・ライト』:スローンの帝国軍によるチョッパー・ベース襲撃回。本キャラクターはヘラらとファントムII脱出シャトルで基地脱出に成功する。

シーズン4最終話『ファミリー・リユニオン・アンド・ファレウェル』:ロザル解放戦の最終局面。エズラが未知銀河へ消えるのを見届け、引き続きヘラと共にゴーストに残ることが示される。

『アソーカ』第5話『シャドウ・ウォリアー』:実写ドラマでの主要場面。将軍ヘラや息子ジェイセンと共にロザルの遺跡を訪れ、実写プロップとしての存在感が確立される。

06制作背景

制作背景

本キャラクターは、ジョージ・ルーカスが1970年代後半に描いたR2-D2の未使用初期スケッチを起源とする。デイヴ・フィローニが『反乱者たち』のキャラクター・デザイン段階でこのスケッチを発掘し、ルーカスの未使用デザインへの敬意を込めてアレンジ・採用したオリジナル・キャラクターである。型式番号C1-10Pもフィローニの命名で、彼はスター・ウォーズ・セレブレーション・アナハイム2015の登壇でデザイン起源を公式に明かしている。

声は、シリーズ監修者であるデイヴ・フィローニ本人が『反乱者たち』以来一貫して担当する。フィローニはLucasfilm副社長で、『マンダロリアン』『アソーカ』のエグゼクティブ・プロデューサーでもあり、シリーズ監修と並行してキャラクターを演じる稀有な例である。本キャラクター特有の不機嫌で皮肉混じりの電子鳴き声は、フィローニ本人のディレクションを直接反映している。

『反乱者たち』はデイヴ・フィローニ/サイモン・キンバーグ/キャリー・ベックがクリエイター兼製作総指揮を務め、ルーカスフィルム・アニメーション制作で2014年10月3日に放送を開始した。実写ドラマ『アソーカ』はフィローニがショーランナーを統括し、ジョン・ファヴロー/キャスリーン・ケネディ/コリン・ウィルソン/カリン・ノブルが製作総指揮に加わる。両作の劇伴は、いずれもケヴィン・キナーが息子のショーン・キナー/デヴィッド・キナーと共同で担当する。

実写ドラマ『アソーカ』でのチョッパーは、アニメの3Dモデルを実物大に造形した実車輪走行・無線操縦・電子鳴き声スピーカー内蔵の実物プロップと、CGI補助の併用で実装された。ヘラを演じるメアリー・エリザベス・ウィンステッドが物理的にやり取りできる仕様で、撮影はステージクラフトのLEDステージを併用した。この実写プロップ実装は、アニメと新共和国期実写マンドーヴァースを物理的に連結する演出として高く評価された。

07評価・考察

評価・考察

本キャラクターは、ゴースト・クルーの中でヘラ・シンドゥーラと最も長い付き合いを持つ古参として、シリーズに『家族としての連続性』を与える基幹キャラクターである。その存在自体が、クルーが単なる戦闘部隊ではなく擬似家族であることを象徴する。エズラへの執拗な悪戯という定番コメディも、気難しいが愛らしい性格付けを支え、シリーズの人間ドラマに軽快な一面を与えた。

R2-D2の未使用初期スケッチを起源とし、監修者デイヴ・フィローニ本人が声を演じるという成立経緯は、本キャラクターがルーカス時代の遺産と作り手の個人的愛着の双方を体現することを意味する。約40年以上稼働し続ける設定はR2-D2にも通じる『古参アストロメクの長寿性』を表し、シリーズ世界観における連続性の主題を強調する。

実写ドラマ『アソーカ』での実写プロップ初登場は、『反乱者たち』のファン層への明確な継続性のシグナルとして機能した。R2-D2やC-3POがスカイウォーカー・サーガを縦に貫くのと同じ役割を、本キャラクターはフィローニ系列拡張カノンと新共和国期実写マンドーヴァースの横方向で担い、シリーズ世界全体の連続性を担保する基盤的ドロイドとして位置づけられる。

08トリビア

  • 型式番号C1-10Pはデイヴ・フィローニがキャラクター・デザイン段階で命名したもので、公式データベースでも綴り『C1-10P/Chopper』が一貫して用いられている。
  • デザイン起源はジョージ・ルーカスが1970年代後半に描いたR2-D2の未使用初期スケッチで、フィローニがセレブレーション・アナハイム2015の登壇で公式に明かしている。
  • 名前にちなむ反乱軍秘密基地『チョッパー・ベース』は惑星アタロンに存在し、シーズン3最終話でグランド・アドミラル・スローンの帝国軍に襲撃され壊滅する。
  • 劇場映画『ローグ・ワン』のヤヴィン4反乱同盟軍基地の背景に短いカメオ出演し、『反乱者たち』本編期と『新たなる希望』直前の反乱同盟軍の連続性を映像的に示している。
  • 実写ドラマ『アソーカ』の実写プロップは、アニメ・モデルを実物大3D造形で再現し、手作業で動かす実物プロップとCGI補助を併用して実装された。

09よくある質問

チョッパー(C1-10P)はどの作品で初登場しましたか?

アニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』シーズン1の連結特別編『スパーク・オブ・リベリオン』(2014年)が原典・初登場である。『ゴースト』搭乗の古参C1シリーズ・アストロメクとして、ヘラ・シンドゥーラらと共に登場した。

チョッパーの声を演じているのは誰ですか?

シリーズ監修者デイヴ・フィローニ本人が、『反乱者たち』以来一貫して電子声を担当している。実写ドラマ『アソーカ』などの関連作品でも続投している。

チョッパーはR2-D2と同じ型式のドロイドですか?

いいえ。本キャラクターはC1シリーズ・アストロメク(型式番号C1-10P)で、R2シリーズのR2-D2とは製造シリーズと型式が異なる。ただしデザイン起源は、ルーカスが描いたR2-D2の未使用初期スケッチである。

チョッパーは『アソーカ』にどう登場しますか?

実写ドラマ『アソーカ』シーズン1に実写プロップとして本格初登場する。新共和国軍将軍ヘラの旗艦『ゴースト』に乗艦し、ヘラの息子ジェイセンの遊び相手も務める。

『チョッパー・ベース』はチョッパーが命名したのですか?

反乱軍が惑星アタロンに築いた秘密基地は、本キャラクターにちなみクルー全体の合意で『チョッパー・ベース』と命名された。同基地はシーズン3最終話で帝国軍の襲撃により壊滅する。

10出典

  1. StarWars.com 公式キャラクターデータベース: Chopper (C1-10P)
  2. StarWars.com 公式シリーズページ: Star Wars Rebels
  3. StarWars.com 公式シリーズページ: Ahsoka
  4. IMDb: Star Wars Rebels (TV Series 2014-2018)
  5. IMDb: Ahsoka (TV Series 2023)
  6. IMDb: Dave Filoni
  7. IMDb: Kevin Kiner
  8. IMDb: Vanessa Marshall
  9. IMDb: Freddie Prinze Jr.
  10. IMDb: Taylor Gray
  11. IMDb: Steve Blum
  12. IMDb: Tiya Sircar
  13. IMDb: Mary Elizabeth Winstead
  14. Wookieepedia: Chopper (C1-10P)
  15. Wookieepedia: Star Wars Rebels
  16. Wookieepedia: Ahsoka (TV series)
  17. Wookieepedia: Hera Syndulla