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ONE PIECE百科事典ANNA MOVIES

人物

Mr.6(ミスター・シックス)

Mr.6は、秘密犯罪会社バロックワークスに所属したフロンティアエージェントである。女性エージェントのミス・マザーズデーとペアを組み、フロンティアエージェントの中では最上位に位置する。

Mr.6は、秘密犯罪会社バロックワークスに所属したフロンティアエージェントである。女性エージェントのミス・マザーズデーとペアを組み、フロンティアエージェントの中では最上位に位置する。

原作第155話とTVアニメ第91話で組織の仕組みを説明する際に名前が挙がるが、本人は物語へ姿を見せていない。外見、能力、性格、任務、結末はいずれも不明である。情報が少ない人物ほど、判明事項と推測を厳密に分ける必要がある。

基本情報

コードネームはMr.6。バロックワークスでは男性エージェントが数字、女性エージェントが曜日や祝日に由来する名を使い、原則として男女一組で任務を遂行する。

Mr.6の相棒はミス・マザーズデーである。二人の本名は明かされていない。組織所属時期、出身地、年齢、懸賞金、悪魔の実の有無も不明である。

初出は「登場」ではなく「言及」である。キャラクター一覧で第155話初登場とだけ記すと、読者が姿や台詞のある人物だと誤解する。正確には、ネフェルタリ・ビビが組織の階級を説明した場面で存在が示された。

バロックワークスの階級

バロックワークスは、社長Mr.0を頂点に、副社長、オフィサーエージェント、フロンティアエージェント、ビリオンズ、ミリオンズを置く秘密組織だった。

数字が小さい男性エージェントほど、原則として上位に位置する。Mr.1からMr.5までの組はオフィサーエージェントとして重要任務を担い、Mr.6以下の組はフロンティアエージェントとして、資金集めや拠点運営など組織の前線を支えた。

Mr.6はフロンティア側で最小の数字を持つ。したがって、Mr.7以下より序列上は高い。ただし、数字だけから戦闘能力の具体的な差や、オフィサーエージェントと互角だったと結論づけることはできない。

相棒ミス・マザーズデー

ミス・マザーズデーもMr.6と同様、名前のみが示されたエージェントである。母の日は曜日名ではないが、バロックワークスの女性側コードネームが祝日や記念日に広がっている例となる。

二人がどのように組み、何の任務を担当したかは描かれていない。片方の能力をもう片方が補った、夫婦だった、特定の島を管理していたといった説明は、原作上の根拠がない。

ペア名が記録されていることから、少なくとも組織図上の欠員ではなく、エージェントとして認識された組だったことは分かる。しかし、作戦へ実際に参加した場面までは確認できない。

フロンティアエージェントの役割

フロンティアエージェントは、グランドラインの各地で賞金稼ぎ、資金調達、情報収集、勧誘、拠点管理を行う前線要員である。ウイスキーピークでは、住民を装った構成員が海賊を歓迎し、油断させて賞金を狙った。

Mr.8とミス・マンデー、Mr.9とミス・ウェンズデーの組は、ウイスキーピークの任務を通して具体的な働きが描かれた。Mr.6の組も同じ階級に属するが、同じ町や同じ任務へいたとは限らない。

組織の活動域は広く、各組が別の場所で動いた可能性が高い。Mr.6の不在は、活動していなかった証拠ではなく、麦わらの一味が接触した事件の範囲に現れなかったというだけである。

原作第155話で分かること

ビビは、クロコダイルが率いる組織の全体像を仲間へ説明する。そこで番号と役職の関係、男女ペアの原則、下部構成員の規模が整理される。

Mr.6の名は、読者が見た人物を紹介するためではなく、見えていない組織の層を示すために置かれた。Mr.5までしか敵として重要でないのではなく、その下にも複数の正規エージェントがいる。

この場面によって、バロックワークスが少数の強敵だけの集団ではなく、階層的な企業組織であることが分かる。Mr.6は一人の人物であると同時に、物語に映らない支部と任務の存在を示す記号でもある。

TVアニメ第91話

TVアニメでは第91話で同じ組織説明に対応する。公式サイトが示す第91話はドラム島を離れる区間にあたり、次のアラバスタで対峙する敵の規模を準備する。

映像で名前が挙がっても、Mr.6本人の姿が新たに描かれたわけではない。アニメ独自の群衆やシルエットを、公式の人物デザインとして採用することもできない。

漫画とアニメの双方で「言及のみ」という状態は変わらない。声優も設定されておらず、台詞のある出演者として扱わない。

容姿は未判明

Mr.6の容姿は一切判明していない。他の男性エージェントには数字を衣服や身体の意匠へ取り入れた例が多いが、Mr.6にも必ず同じ規則が当てはまるとは限らない。

コミックス第23巻のSBSでは、別のMr.7がMr.6へ昇格したらどのような外見になるかという読者の質問に対し、数字の6を顔や眼鏡へ取り入れた絵が示された。

これは現職Mr.6の肖像ではない。あくまで、Mr.7という別人を昇格させた仮想デザインである。資料画像を「Mr.6の公式設定画」と紹介すると、人物を取り違える。

能力と強さ

戦闘場面がないため、武器、体術、悪魔の実、覇気の使用は不明である。フロンティアエージェント最上位という序列から、組織内で一定の実績を持った可能性は考えられるが、数値化はできない。

バロックワークスの数字は、能力の相性や作戦遂行力を含む社内評価であり、単純な腕力ランキングと断定できない。Mr.8は国王護衛隊長イガラム、ミス・ウェンズデーは王女ビビが潜入に使った名であり、表向きの番号と真の立場が一致しない例もある。

Mr.6がMr.7より必ずすべての戦闘で強い、オフィサーエージェントへ昇格寸前だった、特殊能力を持つといった記述には根拠がない。

アラバスタ作戦との距離

バロックワークスの最終計画「ユートピア作戦」では、オフィサーエージェントと一部のフロンティアエージェントがアラバスタへ集められた。反乱軍と国王軍を衝突させ、古代兵器プルトンの情報を得るための計画である。

Mr.6とミス・マザーズデーが招集された、欠席した、別任務にいたという説明はない。アラバスタの戦場に姿がないことだけから、死亡や離反を確定することはできない。

クロコダイルの敗北後、組織は崩壊した。Mr.6が海軍に逮捕されたか、逃亡したか、別の職業へ移ったかも不明である。

現在地と再登場の可能性

作中世界では、名前だけだった人物が後年に姿を見せる場合がある。しかし、再登場の可能性は事実ではない。現在までの確定情報では、Mr.6のその後は描かれていない。

扉絵連載「ミスG・Wの作戦名“ミーツバロック”」では、複数の元エージェントの後日談が示されたが、Mr.6の組は確認できない。集合場面へいないことを死亡の証拠にすることもできない。

将来のSBS、VIVRE CARD、回想などで設定が明かされた場合は、既存の仮想デザインと混同せず、新しい資料の版と対象人物を確認して追記する必要がある。

記事を読む際の注意

第一に、NoPicAvailableなどの代替画像は人物の容姿ではない。第二に、SBSの昇格デザインは別のMr.7を題材にした冗談絵である。第三に、同じ番号の先代・後任が存在し得る組織なので、コードネームと本名を同一視しない。

情報が少ないからといって、他のエージェントの特徴を借りて人物像を埋めてはいけない。Mr.6の記事で価値があるのは、未知を想像で飾ることではなく、どこまでが原作で確認でき、どこからが空白かを整理することである。

Mr.6が組織理解に必要な理由

姿のない人物を独立して整理する意義は、バロックワークスの規模を正確に測れることにある。麦わらの一味が倒した幹部だけを並べると、組織は偶然出会った少数の敵に見える。

Mr.6とミス・マザーズデーの席が存在することで、物語へ直接現れなかった前線任務、拠点、部下があったと分かる。未知の経歴を作る必要はない。空席ではなく「人物はいるが描写されていない」という事実そのものが、秘密会社の広がりを示す。

今後本人が登場した場合も、過去の序列と現在の立場を分ける必要がある。組織崩壊後に同じコードネームを名乗っていても、フロンティアエージェントとしての権限が残るとは限らない。

まとめ

Mr.6は、バロックワークスのフロンティアエージェント最上位で、ミス・マザーズデーとペアを組んだ人物である。原作第155話、TVアニメ第91話で組織構造とともに名前が示された。

本人は未登場であり、外見、性格、戦闘能力、任務、組織崩壊後の消息は分からない。SBSにある「Mr.7が昇格した場合」の絵も本人の設定画ではない。

判明しているのは、コードネーム、相棒、階級、所属だけである。その限られた情報から、バロックワークスが画面外にも前線要員を抱えた大規模組織だったことを読み取れる。