人物メモ
- 役割
- 再プログラムされた警備ドロイド
- 時代
- 帝国の支配
- 初登場
- ローグ・ワン
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関係する時代
K-2SOの補助ガイド
登場・関連作品
プロフィール詳細
- 声・現場演技(実写)
- 米国の俳優アラン・テュディック(Alan Tudyk)。ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開(米国2016年12月16日公開)本編で、本人がモーション・キャプチャー俳優として撮影セットに立ち、特殊な高底靴と頭部マーカー付きキャップを装着してディエゴ・ルナ(Diego Luna)ら人間の俳優と直接共演する形で演技し、声も同一人物が担当した点が本シリーズ実写映画群の公式メイキング資料で繰り返し紹介されている。完成映像のCGドロイドは、本人の実演技に対する後処理として置き換えられている造形であり、本作はスター・ウォーズ実写映画におけるドロイド・キャラクターのモーション・キャプチャー手法のベンチマーク事例として位置付けられる。
- 種族(ドロイド種別)
- ドロイド(Droid)。具体的にはKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid/KX-series Imperial Security Droid)。2脚直立で人型シルエットを持つ大型保安任務向けドロイドのシリーズで、銀河帝国軍(Galactic Empire)が惑星規模の帝国施設・宇宙港・収監施設・データセンターで標準的に運用していた機種として、StarWars.com 公式 Databank に明記される。
- 製造(メーカー)
- アラカイド・インダストリーズ(Arakyd Industries)。銀河帝国軍向けに保安任務用2脚直立大型ドロイドを供給する銀河系内の主要ドロイド・メーカーで、StarWars.com 公式 Databank の「KX-series security droid」項目および「K-2SO」項目で本機種の製造元として明記されている。同社製のKX型はスカリフ(Scarif)のシタデル・タワー(Citadel Tower)など本シリーズ実写映画群本編内の帝国施設に多数稼働する造形が描かれる。
- 身長
- 約2.16メートル(公式 Databank 記載)。人型ドロイドとして本シリーズ実写映画群本編内の人間キャラクターを大きく見下ろすシルエットを持ち、ヤヴィン4(Yavin 4)格納庫場面でフェリシティ・ジョーンズ(Felicity Jones)が演じるジン・アーソ(Jyn Erso)と並んだ際の身長差が観客に対する造形上の威圧感の起点として機能する。撮影現場ではアラン・テュディック(Alan Tudyk)自身が本身長を再現するための特殊な高底靴と頭部マーカー付きキャップを装着して立ち、ディエゴ・ルナ(Diego Luna)ら人間の俳優とリアルタイムに演技した。
- 再プログラム
- 再プログラム済み(reprogrammed)。元はアラカイド・インダストリーズ(Arakyd Industries)製の現役KX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid)として銀河帝国軍に配備されていた個体だったが、ある時点で反乱同盟軍諜報部(Rebel Alliance Intelligence)のキャプテン キャシアン・アンドー(Cassian Andor/演ディエゴ・ルナ Diego Luna)によって鹵獲・再プログラムされ、反乱同盟側の協力ドロイドへ転換された。具体的な「出会いの経緯」はギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編、ならびに配信ドラマ『アンドー(Andor)』シーズン1 2022年・シーズン2 2025年本編には描かれておらず、別企画として今後扱われる可能性が公式インタビュー資料で複数回示唆されている。
- 主人(指揮系統)
- キャシアン・アンドー(Cassian Andor/演ディエゴ・ルナ Diego Luna)。反乱同盟軍諜報部(Rebel Alliance Intelligence)のキャプテンであり、本キャラクターを再プログラムした人物。再プログラム後の本キャラクターはキャシアンの指揮命令系統にのみ従う反乱側協力ドロイドとして再起動し、ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編全編を通じてキャシアン専属の相棒として行動を共にする造形で描かれる。
- 所属
- 反乱同盟軍(Rebel Alliance/Alliance to Restore the Republic)/諜報部の現場補助ドロイドとして惑星ヤヴィン4(Yavin 4)の反乱同盟軍司令部の格納庫・作戦室で日常的に運用される。本シリーズ実写映画群本編内では、キャシアン・アンドー(Cassian Andor)の所属する反乱同盟軍諜報部の小編成チームに常時付随し、表向きの「現役KX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド」の外見と反乱側の指揮命令系統を併せ持つ二重身分のドロイドとして描かれる。
- 武装
- 通常は素手・非武装(unarmed)。KX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid)はもとが帝国保安任務向けの大型2脚ドロイドであり、素手でストームトルーパー(Stormtrooper)部隊を掴み上げて投げ飛ばせる腕力を備える造形で描かれる。ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編終盤の惑星スカリフ(Scarif)シタデル・タワー(Citadel Tower)上層データ・ヴォルト前廊下場面では、装備庫から取り出した複数のブラスター・ピストルを両手で同時に連射する「両手撃ち」の場面が成立する。
- 口調・性格
- 皮肉と直言、そして頻繁な確率提示。人間キャラクターの判断に対して常に統計的確率(「成功率○○%」「失敗率97.6%」など)を割り込ませる発話パターンを持ち、ヤヴィン4(Yavin 4)基地でジン・アーソ(Jyn Erso/演フェリシティ・ジョーンズ Felicity Jones)に対する初対面の「The captain says you are a friend. I will not kill you.(キャプテンが友人だと言ったので、君を殺さない)」、戦況に対する「I find that answer vague and unconvincing.(その回答は曖昧で説得力に欠ける)」など、皮肉な性格付けが再プログラム後の個性として定着している造形で描かれる。本シリーズ実写映画群本編内のドロイド造形において、C-3PO(声アンソニー・ダニエルズ Anthony Daniels)の過剰な丁寧語、R2-D2 の電子音、BB-8 の非言語応答とは別系統の話法を確立する。
- 初登場
- ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開(米国2016年12月16日公開)本編前半、惑星ヤヴィン4(Yavin 4)の反乱同盟軍司令部基地の格納庫場面。スター・ウォーズ実写映画初の主要キャラクターとなる再プログラム済み元インペリアル・ドロイドとして本シリーズ実写映画群本編内に登場し、続く衛星ジェダー(Jedha)/惑星イードゥ(Eadu)/惑星スカリフ(Scarif)の三段作戦に同行する造形が成立する。
- 時代設定
- 0 BBY(『新たなる希望/Star Wars: Episode IV - A New Hope』1977年5月25日米国公開・日本1978年6月24日公開 の直前)。ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編の時系列は、スカリフの戦い(Battle of Scarif)と続く新たなる希望冒頭のタンティヴ4号(Tantive IV)追撃シーケンスに直接接続する位置にあり、本キャラクターはスカリフのシタデル・タワー(Citadel Tower)での活動停止に伴い、本作以降の時系列(オリジナル三部作・シークエル三部作・関連実写ドラマ群)には登場しない。
- 結末
- 0 BBY、惑星スカリフ(Scarif)のシタデル・タワー(Citadel Tower)上層のデータ・ヴォルト前廊下を防衛中、ターミナルからデータ・カートリッジ「スターダスト(Stardust)」の所在を割り出した直後、押し寄せる銀河帝国軍デス・トルーパー(Death Trooper)部隊との銃撃戦で複数発を被弾し、最後に「Climb(登るんだ)」と告げて活動停止する。ローグ・ワン分隊(Rogue One squad)の中で最初に倒れる主要メンバーとなり、続くシタデル・タワー外のデータ・タワーでキャシアン・アンドー(Cassian Andor)とジン・アーソ(Jyn Erso)が「スターダスト」設計図一式を反乱同盟軍艦隊側へ送信する場面、スカリフのビーチでの両者の絶命、ローグ・ワン分隊全員戦死シーケンスの決定的契機となる場面の一つとして本シリーズ実写映画群本編内に位置付けられる。
来歴(時系列)
KX型インペリアル・セキュリティ・ドロイドとしての製造(BBY 数年)— 銀河帝国軍向けアラカイド・インダストリーズ製ドロイドとしての製造期
K-2SOはアラカイド・インダストリーズ(Arakyd Industries)が銀河帝国軍(Galactic Empire)向けに生産したKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid/KX-series Imperial Security Droid)の1体として、もともと帝国の保安・哨戒任務向けに配備された個体だった。KX型は2脚直立で人間より大柄、戦闘力と帝国データベース連携機能を併せ持つシリーズで、惑星規模の帝国施設・宇宙港・収監施設・データセンターで標準的に運用される。本シリーズ実写映画群本編内ではギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開本編終盤の惑星スカリフ(Scarif)シタデル・タワー(Citadel Tower)でもK-2SOと同型機が複数体「現役のインペリアル・セキュリティ・ドロイド」として配備されており、本キャラクターの「内部関係者」偽装はこの同型機の存在によって成立する造形が描かれる。
キャシアン・アンドーによる再プログラム(BBY 5〜0 BBY のいずれか)— 反乱同盟軍諜報部協力ドロイドへの転換
ある時点で、反乱同盟軍諜報部(Rebel Alliance Intelligence)のキャプテン キャシアン・アンドー(Cassian Andor/演ディエゴ・ルナ Diego Luna)が本キャラクターを鹵獲し、再プログラムを施して自身の専属協力ドロイドへと転換した。再プログラム後の本キャラクターはキャシアンの指揮命令系統にのみ従う反乱側の協力者として再起動し、表向きは現役のKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイドとして帝国施設で振る舞いながら、実際には反乱同盟軍の作戦補助・データ取得・現場戦闘の三役を兼ねる二重身分のドロイドとして造形される。具体的な「出会いの経緯」はギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編にも、配信ドラマ『アンドー(Andor)』シーズン1 2022年9月配信開始全12話・シーズン2 2025年4月22日〜5月13日 Disney+ 配信全12話本編にも描かれておらず、別企画として今後扱われる可能性が公式インタビュー資料で複数回示唆されている。
ヤヴィン4基地でのジン・アーソとの初対面(0 BBY)— ローグ・ワン 前半 反乱同盟軍司令部格納庫場面
ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開本編前半、惑星ヤヴィン4(Yavin 4)の反乱同盟軍司令部基地に着任したジン・アーソ(Jyn Erso/演フェリシティ・ジョーンズ Felicity Jones)に対し、本キャラクターは格納庫内で抱えていた金属コンテナをわざとジンの足元近くに落とす形で初対面する。キャシアン・アンドー(Cassian Andor)から「彼女は友人だ。撃つな」と言い含められた本キャラクターは「The captain says you are a friend. I will not kill you.(キャプテンが友人だと言ったので、君を殺さない)」と直言し、ジンを当惑させる造形が描かれる。皮肉と直言を基調にした口調、そして再プログラム済みの元帝国ドロイドが反乱側で道化(コミック・リリーフ)を担いつつ物理的脅威としても機能する二面性は、本場面で観客に対して提示される人物紹介の基点として位置付けられる。
衛星ジェダーへの侵入(0 BBY)— ローグ・ワン 中盤 聖都ニジェダー市場
本キャラクターは、キャシアン・アンドー(Cassian Andor)とジン・アーソ(Jyn Erso)を乗せた反乱同盟軍カーゴ・シャトル『ローグ・ワン(Rogue One/旧名 SW-0608)』の前身となるU-ウィング(U-Wing)の副操縦士として、銀河帝国軍占領下の衛星ジェダー(Jedha)の聖都ニジェダー(NiJedha)に降下する場面に同行する。地上では本キャラクターが「現役の帝国KX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド」として扱われるため、ある程度自由に動ける一方で、ストームトルーパー(Stormtrooper)や帝国保安部隊との直接接触は最小化する造形で描かれる。本場面では現地パルチザン側(指導者ソウ・ゲレラ Saw Gerrera 演フォレスト・ウィテカー Forest Whitaker)の旧ジェダイ守護寺院(Temple of the Whills)周辺で、チアルート・イムウェ(Chirrut Îmwe/演ドニー・イェン Donnie Yen 甄子丹)/ベイズ・マルバス(Baze Malbus/演チアン・ウェン Jiang Wen 姜文)と合流するローグ・ワン分隊編成の初期段階に立ち会う。
イードゥの嵐の中の救出(0 BBY)— ローグ・ワン 中盤 帝国カイバー精製施設場面
本キャラクターは、ジン・アーソ(Jyn Erso)の父ゲイレン・アーソ(Galen Erso/演マッツ・ミケルセン Mads Mikkelsen)が封じ込められている雨の惑星イードゥ(Eadu)の銀河帝国軍カイバー精製施設場面で、上空待機中のU-ウィング(U-Wing)操縦と通信中継を担当する役回りを担う。反乱同盟軍 Y-ウィング(Y-wing)部隊の爆撃と銀河帝国軍TIE迎撃機(TIE Striker)の交戦の中、撤退するキャシアン・アンドー(Cassian Andor)とジン・アーソを地表近くから回収し、再離脱してヤヴィン4(Yavin 4)の反乱同盟軍司令部基地へ帰投する造形が描かれる。本場面は本キャラクターが反乱同盟軍の小編隊輸送機運用に習熟していることを観客に示す位置付けの場面でもあり、続く惑星スカリフ(Scarif)地表降下作戦への伏線として機能する。
スカリフ表面の潜入(0 BBY)— ローグ・ワン 終盤 シタデル・タワー外周
デス・スター(Death Star/DS-1 Orbital Battle Station)の設計図一式「スターダスト(Stardust)」が保管される惑星スカリフ(Scarif)の銀河帝国軍データセンター(Citadel Tower)への潜入では、本キャラクターが「現役のKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド」として表向き機能することで、ジン・アーソ(Jyn Erso)とキャシアン・アンドー(Cassian Andor)を「自分の護送する民間人」に偽装してシタデル・タワーへ入り込ませる造形が描かれる。アクセス権限を持つ現役KX型を「連れて」入る発想自体が、ローグ・ワン分隊(Rogue One squad)の潜入作戦の中核トリックとして本作の物語上に位置付けられ、シタデル・タワー入口の検問場面で本キャラクターが帝国側ドロイドの所作を維持しつつ二人の人間を護送対象として通す場面が観客に提示される。
シタデル・タワー上層のデータ・ヴォルト解析(0 BBY)— ローグ・ワン 終盤 「スターダスト」所在の特定
ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開本編終盤、惑星スカリフ(Scarif)のシタデル・タワー(Citadel Tower)上層の銀河帝国軍データ・ヴォルト前廊下で、本キャラクターは帝国側端末のターミナルにアクセスし、デス・スター(Death Star/DS-1 Orbital Battle Station)の設計図一式が収納されたデータ・カートリッジ「スターダスト(Stardust)」の所在を割り出す役回りを担う。再プログラム後も外見上は現役のKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイドである本キャラクターは、帝国側データベースのアクセス権限を持つ「内部関係者」として機能し、ジン・アーソ(Jyn Erso)とキャシアン・アンドー(Cassian Andor)に対してデータ・ヴォルト内の棚の位置を伝える。本場面はローグ・ワン分隊(Rogue One squad)によるデス・スター設計図奪取作戦の論理面を支える中核場面として位置付けられる。
シタデル・タワー最期(0 BBY)— ローグ・ワン 結末 「Climb」と活動停止
シタデル・タワー(Citadel Tower)上層のデータ・ヴォルト前廊下で「スターダスト(Stardust)」の所在を伝えた直後、本キャラクターは押し寄せる銀河帝国軍デス・トルーパー(Death Trooper/黒装甲の精鋭部隊)の集中砲火を浴び、最後に「Climb(登るんだ)」とジン・アーソ(Jyn Erso)とキャシアン・アンドー(Cassian Andor)に告げてデータ・ヴォルトのドアを廊下側からロックダウンし、活動停止する。本キャラクターはローグ・ワン分隊(Rogue One squad)の中で最初に倒れる主要メンバーとなり、続くシタデル・タワー外のデータ・タワーでキャシアン・アンドーとジン・アーソが「スターダスト」設計図一式を反乱同盟軍艦隊側(アドミラル・ラダス/Admiral Raddus 指揮下のモン・カラマリ巡洋艦『プロファンディティ/Profundity』艦内)へ送信する場面、スカリフのビーチでの両者の絶命、ローグ・ワン分隊全員戦死シーケンスの決定的契機となる場面の一つとして本シリーズ実写映画群本編内に位置付けられる。
能力・装備
- 戦闘力(素手・近接):本キャラクターが属するKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid)は、もとが銀河帝国軍(Galactic Empire)の保安・抑圧任務向けに設計された2脚直立の大型ドロイドであり、素手で人間サイズのストームトルーパー(Stormtrooper)部隊の隊員を片手で掴み上げて投げ飛ばす腕力と、市街地路上で反乱派閥のメンバーを片手で持ち上げる場面(『ローグ・ワン』ジェダー聖都ニジェダー市場周辺)で示される。ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開本編内では、本キャラクターの大柄な体躯と直接的腕力が、続く惑星スカリフ(Scarif)地表場面でのブラスター両手撃ちと並ぶ「物理的脅威としてのドロイド」造形の重要素材として位置付けられる。
- 戦闘力(射撃):本キャラクターは通常は素手・非武装で行動するが、ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編終盤の惑星スカリフ(Scarif)シタデル・タワー(Citadel Tower)上層のデータ・ヴォルト前廊下場面では、隣接する装備庫から取り出した複数のブラスター・ピストル(blaster pistol)を両手で同時に連射する「両手撃ち」を披露し、押し寄せる銀河帝国軍デス・トルーパー(Death Trooper)部隊を一時的に足止めする造形が成立する。本キャラクターによる直接戦闘の最大の見せ場として本作の主要アクション場面のひとつに位置付けられる。
- 確率計算と発話:本キャラクターは人間キャラクターの判断に対して常に統計的確率(「成功率○○%」「失敗率97.6%」など)を割り込ませる発話パターンを持ち、ジン・アーソ(Jyn Erso/演フェリシティ・ジョーンズ Felicity Jones)の説明に対する「I find that answer vague and unconvincing.(その回答は曖昧で説得力に欠ける)」のような断定的反論を頻発する。皮肉と直言、そして場面ごとに数値の変わる確率提示は、再プログラム後の本キャラクターの個性として定着しており、本シリーズ実写映画群本編内のドロイド造形において C-3PO(声アンソニー・ダニエルズ Anthony Daniels)の過剰な丁寧語、R2-D2 の電子音、BB-8 の非言語応答とは別系統の話法を確立する位置付けにある。
- 帝国データベース連携・内部関係者偽装:再プログラム後も外見上は現役のKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイドである本キャラクターは、ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編内で、銀河帝国軍データセンター(スカリフのシタデル・タワー/Citadel Tower)でアクセス権限を持つ「内部関係者」として帝国側端末を直接操作できる造形で描かれる。本能力は本作終盤のシタデル・タワー上層ターミナルからデータ・カートリッジ「スターダスト(Stardust)」の所在を割り出す場面で最大限に活用され、ローグ・ワン分隊(Rogue One squad)によるデス・スター(Death Star/DS-1 Orbital Battle Station)設計図奪取作戦の論理面を支える中核能力として位置付けられる。
- 操縦・副操縦(U-ウィング運用):ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編内で、本キャラクターはキャシアン・アンドー(Cassian Andor/演ディエゴ・ルナ Diego Luna)と共に反乱同盟軍カーゴ・シャトル『ローグ・ワン(Rogue One/旧名 SW-0608)』の前身となるU-ウィング(U-Wing)に搭乗し、副操縦士または通信中継担当として作戦の輸送を担う。衛星ジェダー(Jedha)/惑星イードゥ(Eadu)/惑星スカリフ(Scarif)への一連の作戦で反乱同盟軍の小編隊輸送機運用に習熟していることが描かれ、続くスカリフ地表降下作戦における潜入の橋渡しとして機能する造形が成立する。
- 言語と直言(銀河共通語):本キャラクターは流暢な銀河共通語(Galactic Basic)を話し、皮肉と直言を基調にした口調が一貫している。ヤヴィン4(Yavin 4)の反乱同盟軍司令部基地での人間との対話でも社交辞令を省き、ジン・アーソ(Jyn Erso)に対する初対面の「The captain says you are a friend. I will not kill you.(キャプテンが友人だと言ったので、君を殺さない)」発言や、戦況に対する確率提示を通じて、観客に対する道化(コミック・リリーフ)と物理的脅威の二面性を同時に担う。本キャラクターの皮肉な性格付けは再プログラム後の個性として定着し、本シリーズ実写映画群本編内のドロイド造形における話法の幅を拡張する位置付けにある。
関係相関
- キャシアン・アンドー(Cassian Andor/演ディエゴ・ルナ Diego Luna/1979年12月29日メキシコ・メキシコシティ出身)
- 本キャラクターを再プログラムした唯一の主人であり相棒。反乱同盟軍諜報部(Rebel Alliance Intelligence)のキャプテン。再プログラム後の本キャラクターはキャシアンの指揮命令系統にのみ従い、皮肉な口調にもかかわらずキャシアンの生命の安全を最優先で行動する造形で描かれる。ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開本編終盤、惑星スカリフ(Scarif)のシタデル・タワー(Citadel Tower)上層のデータ・ヴォルト前廊下で「Climb(登るんだ)」と告げて活動停止する最期は、本キャラクターとキャシアン・アンドー、ジン・アーソ(Jyn Erso)の3者の信頼を象徴する造形上の連結点として位置付けられる。
- ジン・アーソ(Jyn Erso/演フェリシティ・ジョーンズ Felicity Jones/1983年10月17日英国オックスフォード出身)
- ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編中盤からの仲間。惑星ヤヴィン4(Yavin 4)の反乱同盟軍司令部基地での初対面で「The captain says you are a friend. I will not kill you.」と告げ、当初は警戒の対象として接するが、衛星ジェダー(Jedha)/惑星イードゥ(Eadu)/惑星スカリフ(Scarif)の三段作戦を共にする中で関係性が深化する。本作終盤のシタデル・タワー(Citadel Tower)上層でデータ・カートリッジ「スターダスト(Stardust)」の所在を割り出し、最期に「Climb(登るんだ)」と告げてジン・アーソとキャシアン・アンドー(Cassian Andor)の両方に道を渡す。
- ボーディー・ルック(Bodhi Rook/演リズ・アーメッド Riz Ahmed/1982年12月1日英国ロンドン出身)
- 元銀河帝国軍カーゴ・パイロット(Imperial Cargo Pilot)の反乱同盟軍協力者で、衛星ジェダー(Jedha)の現地パルチザン(Saw Gerrera 派)側で本キャラクターと接触する。ジン・アーソ(Jyn Erso)らと合流してローグ・ワン分隊(Rogue One squad)に編入され、惑星スカリフ(Scarif)地表降下作戦ではシャトル『ローグ・ワン(Rogue One/旧名 SW-0608)』の通信中継役を担う。本キャラクターとは分隊内で輸送・通信の連携を取る造形上の連結関係にある人物。
- チアルート・イムウェ(Chirrut Îmwe/演ドニー・イェン Donnie Yen 甄子丹/1963年7月27日中国広東省広州出身)
- 衛星ジェダー(Jedha)の聖殿カイバー寺院(Temple of the Kyber/Temple of the Whills)に伝わる古い武僧団『ウィルズの守護神(Guardians of the Whills)』の生き残りの盲目の戦士。視覚障害ながらフォース(the Force)への一体感を確信する信仰者で、長杖(quarterstaff)と弓状クロスボウ『ライトボウキャスター(Lightbow)』で戦う。ローグ・ワン分隊(Rogue One squad)に合流し、本作終盤の惑星スカリフ(Scarif)のビーチで戦死する造形で描かれる。皮肉な再プログラム済みドロイドである本キャラクターと、信仰深い精神的戦士のチアルート・イムウェの対比は、ローグ・ワン分隊の人物構成の幅を象徴する位置付けにある。
- ベイズ・マルバス(Baze Malbus/演チアン・ウェン Jiang Wen 姜文/1963年1月5日中国河北省唐山市出身)
- チアルート・イムウェ(Chirrut Îmwe)の相棒で、巨大な反復重火器ハービー・ブラスター(Heavy Bowcaster/MWC-35c リピーター・キャノン)を担いだ元ウィルズの守護神(Former Guardian of the Whills)。ローグ・ワン分隊(Rogue One squad)として行動を共にし、本作終盤の惑星スカリフ(Scarif)のビーチでチアルートの絶命を看取った直後、銀河帝国軍デス・トルーパー(Death Trooper)部隊への突撃を選び爆死する造形で描かれる。本キャラクターとの直接対話は本作内では限定的だが、潜入部隊として共同作戦に従事する造形上の連結関係にある人物。
- ゲイレン・アーソ(Galen Erso/演マッツ・ミケルセン Mads Mikkelsen/1965年11月22日デンマーク・コペンハーゲン出身)
- ジン・アーソ(Jyn Erso)の父にしてデス・スター(Death Star/DS-1 Orbital Battle Station)の主任エンジニア。本キャラクターは惑星イードゥ(Eadu)の銀河帝国軍カイバー精製施設場面でゲイレン・アーソの隠遁先上空のU-ウィング(U-Wing)操縦と通信中継を担当し、結果としてゲイレン・アーソが「リアクター炉心に脆弱性を仕込んだ」と娘ジン・アーソに伝える場面の場面成立に寄与する造形上の連結関係にある人物。
- オーソン・クレニック長官(Orson Krennic/演ベン・メンデルソーン Ben Mendelsohn/1969年4月3日オーストラリア・ヴィクトリア州メルボルン出身)
- 白マント白制服姿の銀河帝国軍兵器開発局(Advanced Weapons Research/AWR)長官でデス・スター(Death Star/DS-1 Orbital Battle Station)開発計画責任者。本キャラクターと直接対話する場面は本作内には成立しないが、ローグ・ワン分隊(Rogue One squad)の主要敵対者として惑星スカリフ(Scarif)のシタデル・タワー(Citadel Tower)でジン・アーソ(Jyn Erso)とキャシアン・アンドー(Cassian Andor)と対峙する造形上の連結関係にある人物。本キャラクターのシタデル・タワー上層での活動停止場面は、オーソン・クレニック長官指揮下のデス・トルーパー(Death Trooper)部隊によって成立する。
- モン・モスマ(Mon Mothma/演ジェネヴィエーヴ・オーレイリー Genevieve O'Reilly/1977年5月6日アイルランド・ダブリン出身)
- 反乱同盟軍(Rebel Alliance)創設指導者の一人で、ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開本編ヤヴィン4(Yavin 4)基地でのスターダスト(Stardust)作戦承認時、本キャラクターを含むキャシアン・アンドー(Cassian Andor)の所属する反乱同盟軍諜報部(Rebel Alliance Intelligence)の部隊が反乱同盟軍評議会のもとで運用される構図を示す造形上の連結関係にある人物。本キャラクターとモン・モスマの直接対話は本作内では描かれない。
- KX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid)同型機
- 本キャラクターと同じアラカイド・インダストリーズ(Arakyd Industries)製KX型は、銀河帝国軍(Galactic Empire)の各惑星規模の帝国施設で多数稼働している。ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編終盤の惑星スカリフ(Scarif)のシタデル・タワー(Citadel Tower)でも本キャラクターと同型機が複数体「現役のインペリアル・セキュリティ・ドロイド」として配備されており、本キャラクターの「内部関係者」偽装はこの同型機の存在によって成立する造形が描かれる。同型機は後年の本シリーズ実写ドラマ群(『マンダロリアン/The Mandalorian』『アンドー/Andor』シーズン1 2022年・シーズン2 2025年 等)でも背景に登場する銀河系内の標準的な帝国保安ドロイドとして再登場する位置付けにある。
登場作品(俳優クレジット)
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
2016/ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開(米国2016年12月16日公開)/再プログラム済みKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid)/声と現場演技 アラン・テュディック(Alan Tudyk)/キャシアン・アンドー(Cassian Andor/演ディエゴ・ルナ Diego Luna)の専属相棒として0 BBY のスカリフ(Scarif)作戦に従事し、シタデル・タワー(Citadel Tower)上層のデータ・ヴォルト前廊下で「Climb(登るんだ)」と告げて活動停止する役回り
名場面・名台詞
- 「The captain says you are a friend. I will not kill you.」(ローグ・ワン 前半/2016年12月16日日本公開/ヤヴィン4反乱同盟軍司令部格納庫):金属コンテナをジン・アーソ(Jyn Erso/演フェリシティ・ジョーンズ Felicity Jones)の足元近くに落とした直後、キャシアン・アンドー(Cassian Andor/演ディエゴ・ルナ Diego Luna)に釘を刺された本キャラクターがジンに対して放つ初対面の挨拶。皮肉と直言を基調にした口調を観客に提示する人物紹介の場面で、本キャラクターの再プログラム後の個性と物理的脅威の二面性が同時に提示される造形上の起点として位置付けられる。
- 「I find that answer vague and unconvincing.(その回答は曖昧で説得力に欠ける)」(ローグ・ワン 中盤/2016年12月16日日本公開):ジン・アーソ(Jyn Erso)の説明に対する本キャラクターの定番の反論。皮肉なドロイドの口調を凝縮した1行として観客に強く印象づけられる代表的台詞で、本シリーズ実写映画群本編内のドロイド造形における断定的反論パターンの代表例として位置付けられる。
- 「There is a 97.6% chance of failure.(失敗の確率は97.6%だ)」(ローグ・ワン 中盤/2016年12月16日日本公開):作戦の成功率に対する本キャラクターの確率提示の代表例。場面ごとに確率の数値が変化し、ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開本編全体を通じて本キャラクターの発話モチーフとして機能する造形で描かれる。
- 「Congratulations. You are being rescued.(おめでとう、君は救出される)」(ローグ・ワン/衛星ジェダー周辺):捕らえられていた仲間に対して本キャラクターが告げる救出宣言。皮肉と直言を一体化した名台詞として広く引用される代表的場面で、本キャラクターの「コミック・リリーフでありながら現実の救出を実行するドロイド」造形の典型として位置付けられる。
- 衛星ジェダー路地での腕力誇示(ローグ・ワン 中盤/2016年12月16日日本公開/衛星ジェダー聖都ニジェダー):反乱派閥(Saw Gerrera 派)のメンバーを片手で持ち上げて壁に押さえつける場面。KX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid)の大柄な体躯と腕力を観客に示し、コミック・リリーフ的人物像と物理的脅威の二面性を造形上で提示する場面として位置付けられる。
- U-ウィング副操縦士(ローグ・ワン 中盤/2016年12月16日日本公開/衛星ジェダー→惑星イードゥ→惑星スカリフ):キャシアン・アンドー(Cassian Andor)と並んで反乱同盟軍 U-ウィング(U-Wing)のコクピットに座り、副操縦・通信中継を担う場面。本キャラクターが反乱同盟軍の小編隊輸送機を運用する技能を持つことが描かれ、続く惑星スカリフ(Scarif)地表降下作戦への伏線として機能する。
- スカリフ表面のKX型偽装(ローグ・ワン 終盤/2016年12月16日日本公開/惑星スカリフ・シタデル・タワー外周):シタデル・タワー(Citadel Tower)へ向かう際、本キャラクターが現役の帝国KX型インペリアル・セキュリティ・ドロイドとして周囲のストームトルーパー(Stormtrooper)部隊やKX型同型機の前を堂々と通過し、ジン・アーソ(Jyn Erso)とキャシアン・アンドー(Cassian Andor)を「自分の護送する民間人」として偽装する場面。ローグ・ワン分隊(Rogue One squad)の潜入作戦のトリックの中核を担う造形上の場面として位置付けられる。
- シタデル・タワー上層のデータ・ヴォルト解析(ローグ・ワン 終盤/2016年12月16日日本公開/惑星スカリフ・シタデル・タワー上層):上層のターミナルからデータ・カートリッジ「スターダスト(Stardust)」の所在を割り出し、ジン・アーソ(Jyn Erso)とキャシアン・アンドー(Cassian Andor)にデータ・ヴォルト内の棚の位置を伝える場面。デス・スター(Death Star/DS-1 Orbital Battle Station)設計図奪取作戦の論理面を支える本シリーズ実写映画群本編内の中核場面のひとつとして位置付けられる。
- 両手撃ちのブラスター連射(ローグ・ワン 終盤/2016年12月16日日本公開/惑星スカリフ・シタデル・タワー前廊下):装備庫から取り出した複数のブラスター・ピストル(blaster pistol)を両手で同時に連射し、押し寄せる銀河帝国軍デス・トルーパー(Death Trooper/黒装甲の精鋭部隊)を一時的に足止めする場面。本キャラクターの直接戦闘の最大の見せ場として位置付けられ、本作の主要アクション場面のひとつを構成する。
- 「Climb(登るんだ)」最期(ローグ・ワン 結末/2016年12月16日日本公開/惑星スカリフ・シタデル・タワー上層):複数発を被弾した状態でデータ・ヴォルト前廊下のドアを廊下側からロックダウンし、ジン・アーソ(Jyn Erso)とキャシアン・アンドー(Cassian Andor)をデータ・ヴォルト内部へ通した直後、最後の指示として「Climb(登るんだ)」とだけ告げて活動停止する場面。本キャラクター/キャシアン・アンドー/ジン・アーソの3者の信頼を象徴するワンカットで、本シリーズ実写映画群本編内のドロイド造形における名場面として広く引用される位置付けにある。
考察
- 本キャラクターはギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開(米国2016年12月16日公開)本編で、スター・ウォーズ実写映画における「皮肉と確率の口調」を確立したドロイドとして位置付けられる。C-3PO(声アンソニー・ダニエルズ Anthony Daniels)の過剰な丁寧語、R2-D2 の電子音、BB-8 の非言語応答とは別系統の人物像として再プログラム済みの元帝国KX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid)の話法を本シリーズ実写映画群本編内に持ち込んだ造形で、本作の全員戦死構造の中でも最初に観客の心を掴み、最後に手放す位置にあるキャラクターとして本作の物語上の感情曲線を担う。
- 本キャラクターの声と現場でのモーション・キャプチャー演技の両方を担当する米国の俳優アラン・テュディック(Alan Tudyk)は、ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編撮影時にモーション・キャプチャー俳優としてセットに実際に立ち、特殊な高底靴と頭部マーカー付きキャップを装着してディエゴ・ルナ(Diego Luna)ら人間の俳優と直接共演する形で演技した。これは本シリーズ実写映画群の公式メイキング資料で繰り返し紹介されているエピソードで、スター・ウォーズ実写映画におけるドロイド・キャラクターのモーション・キャプチャー手法のベンチマーク事例として、後年の関連プロジェクトのドロイド造形にも影響を与える位置付けにある。
- 再プログラム後のKX型は、もとが「銀河帝国(Galactic Empire)の保安・抑圧装置」だった個体が「反乱同盟軍(Rebel Alliance)の協力者」に転換するという物語的アイロニーを内包する造形で位置付けられる。アラカイド・インダストリーズ(Arakyd Industries)製KX型インペリアル・セキュリティ・ドロイドという設定はギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開後、Wookieepedia および StarWars.com Databank で正式記述され、後続のスター・ウォーズ作品(実写ドラマ群『マンダロリアン/The Mandalorian』『アンドー/Andor』シーズン1 2022年・シーズン2 2025年 等)で同型機が再登場する際の参照点として機能している。
トリビア
- 本キャラクターの声と現場でのモーション・キャプチャー演技の両方を担当する米国の俳優アラン・テュディック(Alan Tudyk)は、ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開本編撮影現場で、本キャラクターの公式身長 約2.16メートルを再現するため特殊な高底靴と頭部マーカー付きキャップを装着して立ち、ディエゴ・ルナ(Diego Luna)ら人間の俳優と並んだ状態でリアルタイムに演技した。完成映像のCGドロイドはこの実演技に対する後処理として置き換えられている造形であり、本シリーズ実写映画群におけるドロイド・キャラクターのモーション・キャプチャー手法のベンチマーク事例として公式メイキング資料で繰り返し紹介されている。
- 本キャラクターの名は KX-series の派生型番として劇中で扱われ、StarWars.com 公式 Databank の「K-2SO」項目で再プログラム済みのKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid)であると明記されている。アラカイド・インダストリーズ(Arakyd Industries)製という製造元情報も同 Databank に記載され、本シリーズ実写映画群本編内における銀河帝国軍(Galactic Empire)向けドロイドの製造メーカー設定の正式記述として位置付けられる。
- 本キャラクターがどのようにキャシアン・アンドー(Cassian Andor/演ディエゴ・ルナ Diego Luna)の相棒になったかという出会いの経緯は、ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編にも、配信ドラマ『アンドー(Andor)』シーズン1 2022年9月配信開始全12話・シーズン2 2025年4月22日〜5月13日 Disney+ 配信全12話本編にも描かれていない。公式は別企画として今後扱う可能性を複数のインタビュー記事で示唆しており、本キャラクターの前日譚は本シリーズ実写映画群/実写ドラマ群本編内では空白として残されている。
より詳しいFAQ
K-2SOの声優は誰ですか?
米国の俳優アラン・テュディック(Alan Tudyk)が、ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開(米国2016年12月16日公開)本編で、声と現場でのモーション・キャプチャー演技の両方を担当しています。テュディックは本作撮影時、本キャラクターの公式身長 約2.16メートルを再現するため特殊な高底靴と頭部マーカー付きキャップを装着してセットに立ち、ディエゴ・ルナ(Diego Luna)ら人間の俳優と直接共演する形で演技しました。完成映像のCGドロイドはこの実演技に対する後処理として置き換えられている造形であり、本シリーズ実写映画群におけるドロイド・キャラクターのモーション・キャプチャー手法のベンチマーク事例として公式メイキング資料で繰り返し紹介されています。
K-2SOはどんな種類のドロイドですか?
アラカイド・インダストリーズ(Arakyd Industries)製のKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid/KX-series Imperial Security Droid)です。もともと銀河帝国軍(Galactic Empire)が保安・哨戒任務向けに配備した2脚直立の大型ドロイドで、身長は約2.16メートルあります。本キャラクター個体は反乱同盟軍諜報部(Rebel Alliance Intelligence)のキャプテン キャシアン・アンドー(Cassian Andor/演ディエゴ・ルナ Diego Luna)によって再プログラムされ、反乱側の協力ドロイドとして転換されています。表向きは現役のKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイドとして帝国施設で振る舞いながら、実際には反乱同盟軍の作戦補助・データ取得・現場戦闘の三役を兼ねる二重身分のドロイドとして本シリーズ実写映画群本編内に位置付けられます。
K-2SOはどの作品に登場しますか?
スター・ウォーズ実写映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開(米国2016年12月16日公開、ギャレス・エドワーズ Gareth Edwards 監督)本編に登場します。配信ドラマ『アンドー(Andor)』シーズン1 2022年9月配信開始全12話・シーズン2 2025年4月22日〜5月13日 Disney+ 配信全12話本編には登場せず、本キャラクターがキャシアン・アンドー(Cassian Andor)の相棒になる出会いの経緯は別企画として今後扱われる可能性が公式に示唆されています。ジョージ・ルーカス監督『新たなる希望』1977年5月25日米国公開(日本1978年6月24日公開)/『帝国の逆襲』1980年6月28日日本公開/『ジェダイの帰還』1983年7月2日日本公開のオリジナル三部作、プリクエル三部作(『ファントム・メナス』『クローンの攻撃』『シスの復讐』)/シークエル三部作(『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』『スカイウォーカーの夜明け』)の他の実写映画群、ならびに実写ドラマ群(『マンダロリアン/The Mandalorian』『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』『オビ=ワン・ケノービ』『アソーカ』等)には登場しません。
K-2SOはなぜキャシアン・アンドーの相棒なのですか?
本キャラクターは元々アラカイド・インダストリーズ(Arakyd Industries)製の銀河帝国軍向けKX型インペリアル・セキュリティ・ドロイド(KX-series Security Droid)でしたが、ある時点で反乱同盟軍諜報部(Rebel Alliance Intelligence)のキャプテン キャシアン・アンドー(Cassian Andor/演ディエゴ・ルナ Diego Luna)が鹵獲・再プログラムし、自身の専属協力ドロイドへと転換しました。再プログラム後はキャシアンの指揮命令系統にのみ従う反乱側の協力者として再起動しています。具体的な「出会いの経緯」はギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日日本公開本編にも、配信ドラマ『アンドー(Andor)』シーズン1 2022年・シーズン2 2025年本編にも描かれておらず、別企画として今後扱われる可能性が公式インタビュー資料で複数回示唆されています。
K-2SOは『ローグ・ワン』で死にますか?
はい。ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日日本公開(米国2016年12月16日公開)本編終盤、0 BBY の惑星スカリフ(Scarif)のシタデル・タワー(Citadel Tower)上層のデータ・ヴォルト前廊下を防衛中に、銀河帝国軍デス・トルーパー(Death Trooper/黒装甲の精鋭部隊)の集中砲火を浴びて活動停止します。最後に「Climb(登るんだ)」と告げてジン・アーソ(Jyn Erso/演フェリシティ・ジョーンズ Felicity Jones)とキャシアン・アンドー(Cassian Andor)をデータ・ヴォルト内部へ通すために廊下のドアをロックダウンするのが、本キャラクターが本シリーズ実写映画群本編内で見せる最後の場面です。本キャラクターはローグ・ワン分隊(Rogue One squad)の中で最初に倒れる主要メンバーとなり、続くスカリフのビーチでのジン・アーソとキャシアン・アンドーの絶命、ローグ・ワン分隊全員戦死シーケンスの決定的契機となる場面の一つとして位置付けられます。
K-2SOの有名な台詞は何ですか?
「The captain says you are a friend. I will not kill you.(キャプテンが友人だと言ったので、君を殺さない)」(ヤヴィン4/Yavin 4 反乱同盟軍司令部基地でのジン・アーソ Jyn Erso との初対面)、「I find that answer vague and unconvincing.(その回答は曖昧で説得力に欠ける)」、「Congratulations. You are being rescued.(おめでとう、君は救出される)」、そして最期の「Climb(登るんだ)」が代表的です。皮肉と直言、そして場面ごとの確率提示(「There is a 97.6% chance of failure.(失敗の確率は97.6%だ)」など)が本キャラクターの口調を象徴し、本シリーズ実写映画群本編内のドロイド造形における皮肉・直言系話法の代表例として位置付けられています。
出典
K-2SOはどの作品から見る?
初見の入口は「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」です。時系列上の登場順としては「キャシアン・アンドー」が最初です。
K-2SOの関連人物は?
キャシアン、ジン。
K-2SOと一緒に覚える用語は?
銀河帝国、帝国時代、帝国残党、ストームトルーパー。