01来歴

ヤヴィン4基地での再会
ビッグス・ダークライターは、『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望』(1977年5月25日米国公開、日本1978年6月24日公開)終盤、惑星ヤヴィン4の反乱同盟軍主要基地ヤヴィン4基地(マサッシ寺院内設置)のハンガー出撃通路に初登場する。レイア・オーガナ救出から戻り反乱同盟軍へ合流したルーク・スカイウォーカーと再会し、互いの肩を抱き合って『一緒に飛べると思っていた』『この戦いが終わったら積もる話をしよう』という旨の短い対話を交わす。両者はタトゥイーン時代からの幼馴染という設定で、この場面は旧友再会軸を担う。
レッド中隊出撃と作戦参加
続くヤヴィンの戦いでは、コールサイン「レッド・スリー」として、レッド・リーダー(Red One)ガーヴェン・ドレイス指揮下のXウィング12機編成のレッド中隊に組み込まれ出撃する。中隊にはルーク(レッド・ファイブ)、ウェッジ・アンティリーズ(レッド・ツー)、ジェック・ポーキンス(レッド・シックス)らが所属し、Yウィング爆撃機編成のゴールド中隊と並行してデス・スター(DS-1 Orbital Battle Station)攻撃に投入される。編隊点呼では『Red Three, standing by.』と応答し、基地戦況管制と継続的に交信する。
塹壕突入と戦死
クライマックスのデス・スター表面塹壕突入シーケンスでは、ルーク(レッド・ファイブ)、ウェッジ(レッド・ツー)と最終3機編隊を組む。第一波でガーヴェン・ドレイスがダース・ベイダー操縦のTIEアドバンスドX1の追撃により戦死した後、ルーク指揮下で再突入を開始する。ウェッジが被弾離脱した後、ビッグスはルークの後方掩護位置に就き『Hurry up, Luke! They're coming in much faster this time. We can't hold them!』と報告する。直後にベイダーのTIEアドバンスドX1に撃墜され、ルークが中央排熱孔へプロトン魚雷を直撃させる直前に戦死する。
02能力・特徴

- 反乱同盟軍レッド中隊のXウィングパイロットとして、ガーヴェン・ドレイス指揮下の12機編成の一翼を担う。帝国アカデミー卒業後に反乱同盟軍へ寝返って合流した経歴を持ち、塹壕突入の最終ランでルークの後方掩護を務めるベテラン側の技量を備える。
- 最終ランでルーク(レッド・ファイブ)、ウェッジ(レッド・ツー)と3機編隊を組み、ウェッジ離脱後はルークの後方掩護位置に就く。ルークが中央排熱孔へプロトン魚雷を直撃させる時間的余白を確保する戦術的役割を担う。
- コールサイン「レッド・スリー」として、編隊点呼『Red Three, standing by.』から最終ランの戦況逼迫報告まで、基地戦況管制および編隊内無線網へ継続的に戦況報告を行う通信面の要員。
03関連人物

04登場・関連作品
05名場面

ヤヴィン4基地ハンガー出撃通路で、レイア救出から戻ったルークと再会。肩を抱き合い『一緒に飛べると思っていた』『この戦いが終わったら積もる話をしよう』と交わす旧友再会場面。
レッド・スリーとしてレッド中隊で出撃。編隊点呼で『Red Three, standing by.』と応答し、指揮系統下の構成員として描かれる場面。
デス・スター表面接近で、ガーヴェン・ドレイスの編隊分割指示を受け、塹壕突入の最終3機編隊に振り分けられる場面。
ドレイス戦死後、ビッグスがルーク、ウェッジと最終3機編隊を組み再突入を開始。ウェッジ被弾離脱後、ルークの後方掩護位置に就く場面。
後方掩護位置で『Hurry up, Luke! ...』と報告した直後、ベイダーのTIEアドバンスドX1に撃墜され、ルークの排熱孔直撃の直前に戦死する場面。
06制作背景

ビッグスを演じたのは、英国イングランド・ロンドン出身の俳優ガリック・ハーゴン(Garrick Hagon、1939年9月27日生)である。ハーゴンは英国の舞台・テレビ・映画俳優として長期にわたり活動した人物である。
近年も本シリーズ関連では、本キャラクター由来のドキュメンタリーや本人インタビュー素材で再露出しており、オリジナル三部作のパイロット役として知られる。
公開上映版では初登場がヤヴィン4基地ハンガー出撃通路場面に限定されるが、それ以前には本編冒頭近くのタトゥイーン、トッシェ・ステーション周辺でルークと映る場面が撮影されていた。この場面は公開劇場版本編には含まれない。
07評価・考察

ビッグスは、ヤヴィンの戦いにおけるレッド中隊のパイロットであると同時に、本作でルークの旧友軸を支える唯一の人物である。ハンガーでの再会場面は、それまでタトゥイーンでの回想として語られていた幼馴染の存在を画面上で実体化する。続くクライマックスでビッグスが戦死し、その直後にルークが中央排熱孔への直撃を成功させる構成は、旧友喪失と勝利を連結する。
ビッグスの『Hurry up, Luke! They're coming in much faster this time. We can't hold them!』という報告は、塹壕突入最終ランの緊迫度を言語化する。この直後にベイダーのTIEアドバンスドX1がビッグスを撃墜し、ルークがフォース支援下でコンピュータ照準を解除しプロトン魚雷を直撃させる、クライマックスの段階構造が成立する。
出演は『新たなる希望』本編1作のみで、オリジナル三部作続編『帝国の逆襲』『ジェダイの帰還』、プリクエル三部作、シークエル三部作、『ローグ・ワン』『ハン・ソロ』、および実写ドラマ群には登場しない。ヤヴィンの戦いでの戦死により、後続の実写出演が成立しないためである。
08トリビア
- コールサイン「レッド・スリー」は、続編『帝国の逆襲』のホスの戦いでエコー基地所属の別パイロットに再利用される。中隊コールサイン編成ごとの再利用慣行の一例である。
- ビッグスはルークがヤヴィン4基地で対話するタトゥイーン時代唯一の知人であり、その戦死後、続く三部作でルークの旧友軸は新たに描かれず空白として残る。
- ビッグスは、ルークが中央排熱孔へのプロトン魚雷直撃を成功させる直前に撃墜される、ヤヴィンの戦いにおける反乱同盟軍側最後の戦死者として位置付けられる。
09よくある質問
『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望』本編1作のみに登場する。ヤヴィンの戦いで戦死するため、続編以降の実写映画・実写ドラマには登場しない。
タトゥイーン時代からの幼馴染である。ヤヴィン4基地で再会し、ヤヴィンの戦いではビッグスがルークの後方掩護を務める。
塹壕突入の最終ランでルークの後方掩護に就いた直後、ダース・ベイダーのTIEアドバンスドX1に撃墜される。ルークが中央排熱孔を直撃する直前の戦死である。
反乱同盟軍レッド中隊の3番機コールサインである。ビッグスはガーヴェン・ドレイス指揮下のレッド中隊にレッド・スリーとして組み込まれる。
英国イングランド・ロンドン出身の俳優ガリック・ハーゴンである。舞台・テレビ・映画で長く活動した人物である。