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スター・ウォーズ / 登場人物

カラ・デューン

Cara Dune

演者:ジーナ・カラーノ初登場:『マンダロリアン』シーズン1第4話「聖域」
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カラ・デューン(Cara Dune)は、実写ドラマ『マンダロリアン』に登場する元反乱同盟軍ショック・トルーパーである。惑星オルデラン出身の歴戦の戦闘員で、後に惑星ネヴァロのマーシャルに就任する。主人公ディン・ジャリンの主要な戦闘パートナーとして共闘し、シリーズに新共和国側の視点を持ち込む重要人物である。

01来歴

来歴

惑星ソーガンでの邂逅

実写ドラマ『マンダロリアン(The Mandalorian)』シーズン1第4話「チャプター4:聖域」で本キャラクターは惑星ソーガン(Sorgan)の酒場に初登場する。隠遁中の元反乱同盟軍ショック・トルーパーで、追跡者を警戒してディン・ジャリンと素手の格闘戦に突入するが、両者は互いが元軍人であることを認識し、農村集落をクラトゥイニアン(Klatooinian)襲撃団から守る短期傭兵契約で共闘する。本話で自身を『オルデラン出身』『反乱同盟軍のショック・トルーパーだった』と明かす。

ネヴァロ作戦への合流

シーズン1第7話「チャプター7:清算」で本キャラクターはディン・ジャリンの呼び戻しに応じ、惑星ネヴァロ(Nevarro)への奇襲作戦に合流する。同行するのはディン・ジャリン、グローグー、グリーフ・カーガ、再プログラム済みのIG-11、ウグナウト族のクイール(Kuiil)で、本キャラクターは作戦の重火力担当として行動する。

溶岩トンネルからの脱出

シーズン1第8話「チャプター8:救済者」で本キャラクターはディン・ジャリン、グローグー、グリーフ・カーガと共に、帝国残党モフ・ギデオン麾下の部隊にネヴァロ市街で包囲される。地下溶岩トンネルへ撤退する途中で再度交戦し、最終的に再プログラム済みのIG-11が自爆して退路を確保したことで、一行は脱出に成功する。

ネヴァロのマーシャル就任

シーズン2第4話「チャプター12:包囲戦」の冒頭で、本キャラクターは惑星ネヴァロのマーシャルの制服姿で再登場する。高位執政官に転じたグリーフ・カーガと共にネヴァロ市街の治安回復を担い、ディン・ジャリンと再合流して郊外の旧帝国残党の前線基地を急襲する。基地内で発見された生体実験施設の機密データは、後に新共和国側へ引き継がれる。

新共和国マーシャルとしての最終登場

シーズン2第6話「チャプター14:悲劇」で本キャラクターは新共和国マーシャルとしてボバ・フェットの身柄拘束記録を確認する場面で再登場する。続くシーズン2第7話「チャプター15:信者」では、新共和国保安局の収容施設に協力し、ミグス・メイフェルドの身柄引き渡しを承認する場面に登場する。本話が本キャラクターの本シリーズにおける最終登場となる。

02能力・特徴

能力・特徴
  • 近接格闘術:素手による近接格闘に秀で、シーズン1第4話ではディン・ジャリンと一対一の格闘戦を互角に演じる。
  • 重火器運用:反乱同盟軍ショック・トルーパー出身の戦闘員として重ブラスター・ライフルを主武装とし、連射射撃と掩護射撃で戦局を支える。
  • 戦術判断力:元正規軍の戦術知識を持ち、ソーガンの農村防衛では塹壕と障壁による集団防衛戦を主導するなど戦術立案を得意とする。
  • 治安維持・指揮統率:惑星ネヴァロのマーシャルとして現地保安部隊を指揮し、旧帝国残党基地への急襲作戦を立案・指揮する統率力を備える。
  • 新共和国保安局協力:マーシャル徽章を有し、新共和国保安局の捕虜引き渡しや身柄拘束記録の確認手続きを実施する権限を保有する。

03関連人物

関連人物
ディン・ジャリン
本作の主人公マンダロリアン賞金稼ぎ。ソーガンの酒場での格闘戦をきっかけに共闘関係を結び、ネヴァロ作戦や旧帝国基地急襲で繰り返し共同戦闘を行う主要な戦闘パートナー。
グローグー
ディン・ジャリンが連れるフォース感応者の幼児。ソーガンの農村防衛戦で本キャラクターと初対面し、以降の共同作戦に同行する。
グリーフ・カーガ
ネヴァロ拠点の元賞金稼ぎギルド長、後の高位執政官。ネヴァロ作戦で共闘し、本キャラクターをネヴァロのマーシャルとして迎え治安維持で協力する。
IG-11
IGシリーズの元賞金稼ぎドロイド。ネヴァロの溶岩トンネルで自爆し、本キャラクターを含む一行の脱出路を確保した。
モフ・ギデオン
元銀河帝国モフの主要敵役。ネヴァロ市街包囲戦で対峙し、旧帝国基地急襲で本キャラクターのチームが入手したデータが後の追跡作戦に直結する。
ボバ・フェット
マンダロリアン式装備の元賞金稼ぎ。本キャラクターは新共和国マーシャルとして彼の身柄拘束記録を確認する場面で再登場する。

04登場・関連作品

05名場面

名場面
シーズン1第4話「聖域」:惑星ソーガンの酒場でディン・ジャリンと素手の格闘戦に突入し、両者が元軍人と認識して共闘関係に転じる原典初登場場面。

シーズン1第4話:クラトゥイニアン襲撃団から農村集落を守るため、塹壕と障壁による集落防衛戦を主導する戦闘場面。

シーズン1第8話「救済者」:ネヴァロ地下溶岩トンネルで帝国残党部隊に包囲され、IG-11の自爆により脱出に成功する場面。

シーズン2第4話「包囲戦」:ネヴァロのマーシャルの制服姿で再登場し、旧帝国残党の前線基地を急襲して生体実験施設のデータを確保する場面。

シーズン2第7話「信者」:新共和国マーシャルとしてミグス・メイフェルドの身柄引き渡しを承認する、本シリーズ最終登場場面。

06制作背景

制作背景

本キャラクターを演じるのは米国の元総合格闘技選手・女優ジーナ・カラーノ(Gina Carano、本名 Gina Joy Carano、1982年4月16日米国テキサス州ダラス生まれ)である。Strikeforce女子バンタム級初代王者として活動した経歴を持ち、本キャラクターの肉弾戦闘描写はカラーノ本人の格闘スキルを直接反映している。本作は彼女の本格的なシリーズ・レギュラー初出演となった。

2021年2月10日、ルーカスフィルム(Lucasfilm)はカラーノとの出演契約の終了を発表し、本キャラクターはシーズン2第7話を最終登場としてシリーズから退場した。当初は本キャラクターを主役とするスピンオフ実写ドラマ『レンジャーズ・オブ・ザ・ニュー・リパブリック(Rangers of the New Republic)』が2020年12月10日のDisney Investor Dayで発表されていたが、契約終了に伴い2021年4月12日に企画凍結が公表され、事実上未制作のまま消滅した。以後のマーシャル相当の機能はボバ・フェット、フェネック・シャンド、ボ=カタン・クライズら他のレギュラーへ分配された。

本キャラクターは本作の創設者・製作総指揮ジョン・ファヴロー(Jon Favreau)が新規創作した人物で、原典1977-2014のレジェンズ(旧拡張宇宙/Expanded Universe)に対応する人物は存在しない。製作総指揮デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)監修のもと人物設定が固められた。原典初登場回の監督はブライス・ダラス・ハワード(Bryce Dallas Howard)で、以降の登場回はデボラ・チョウ、タイカ・ワイティティ、カール・ウェザース、ロバート・ロドリゲス、リック・ファミュイワが各話を監督した。

製作はルーカスフィルム(Lucasfilm Ltd.、2012年ウォルト・ディズニー・カンパニー買収)、社長キャスリーン・ケネディの指揮下で行われ、配信はDisney+(2019年11月12日米国サービス開始)の独占作品として展開された。音楽はスウェーデン出身の作曲家ルドウィグ・ヨランソン(Ludwig Göransson)が担当し、同シリーズのメインテーマは2020年に第72回プライムタイム・エミー賞メインタイトル・テーマ音楽賞を受賞した。

07評価・考察

評価・考察

本キャラクターは本作に『元反乱同盟軍兵士/新共和国側の視点』を持ち込む数少ない主要レギュラーであり、主人公ディン・ジャリンの『マンダロリアン宗派/辺境傭兵』の視点と対をなす形で正規軍の戦術と倫理をシリーズに導入する役どころを担う。オルデラン出身という設定は、デス・スターにより破壊された故郷の遺民として帝国残党への強い敵視の個人的動機を提供し、旧帝国基地急襲作戦での行動原理として劇中で機能する。

戦闘描写は肉体性の高い接近戦を前面に押し出し、シーズン1第4話の素手格闘戦は本作が従来のスター・ウォーズ実写映像群と異なる肉弾戦演出を導入したことを示す代表場面として位置付けられる。

シーズン3での不在は劇中設定上の自然な離脱ではなく制作側の決定によるもので、ネヴァロのマーシャル相当の機能はボバ・フェット、フェネック・シャンド、ボ=カタン・クライズら他のレギュラーへ分散して引き継がれた。本キャラクターを起点とするはずだった新共和国保安局視点の作品系譜は、『アソーカ』や『スケルトン・クルー』へと別形で接続される結果となった。

08トリビア

  • 本キャラクターの正式名はカラシンシア・デューン(Carasynthia Dune)で、『Cara』はその短縮愛称。StarWars.com公式データベース等で本名として明記されている。
  • 原典初登場回は監督ブライス・ダラス・ハワードの本シリーズ初監督回でもあり、黒澤明『七人の侍』/『荒野の七人』的な『辺境の村を守る雇われ戦士』の構造がその核を成す。
  • 本キャラクターはDisneyカノンのS1で新規創作された人物で、レジェンズ(旧拡張宇宙)には固有の対応人物が存在しない。
  • ネヴァロのマーシャルという職位は、S2第1話のモス・ペルゴのマーシャル、コブ・ヴァンスに続く本シリーズの『辺境マーシャル』の系譜に位置付けられる。
  • 演者ジーナ・カラーノは元総合格闘技選手でStrikeforce女子バンタム級初代王者。肉弾戦闘描写は本人の格闘スキルを直接反映している。

09よくある質問

カラ・デューンはどの作品で初登場しましたか?

実写ドラマ『マンダロリアン』シーズン1第4話「聖域」で初登場した。惑星ソーガンの酒場でディン・ジャリンと格闘戦に突入し、共闘関係に転じる。

カラ・デューンを演じているのは誰ですか?

米国の元総合格闘技選手・女優ジーナ・カラーノである。Strikeforce女子バンタム級初代王者で、肉弾戦闘描写は本人の格闘スキルを反映している。

カラ・デューンはマンダロリアン S3 に登場しますか?

登場しない。2021年2月10日にルーカスフィルムがカラーノとの契約終了を発表し、本キャラクターはシーズン2第7話を最終登場として退場した。

カラ・デューンはどの惑星出身ですか?

惑星オルデラン出身である。デス・スターにより破壊された惑星で、劇中で本人が『オルデラン出身』と明かす。

カラ・デューンの肩書きは何ですか?

元反乱同盟軍ショック・トルーパーの引退兵で、後に惑星ネヴァロのマーシャルに就任し新共和国保安局に協力する。

10出典

  1. StarWars.com 公式キャラクターデータベース: Cara Dune
  2. StarWars.com 公式シリーズページ: The Mandalorian
  3. IMDb: The Mandalorian (TV Series 2019-)
  4. IMDb: Gina Carano
  5. Wookieepedia: Cara Dune (canon)
  6. IMDb: Jon Favreau
  7. IMDb: Dave Filoni
  8. IMDb: Ludwig Göransson
  9. IMDb: Bryce Dallas Howard
  10. IMDb: Pedro Pascal
  11. IMDb: Carl Weathers
  12. IMDb: Giancarlo Esposito
  13. IMDb: Rick Famuyiwa
  14. IMDb: Robert Rodriguez
  15. IMDb: Deborah Chow
  16. IMDb: Taika Waititi
  17. Wookieepedia: Sorgan
  18. Wookieepedia: Nevarro