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スター・ウォーズ / 登場人物

ガーヴェン・ドレイス

Garven Dreis

演者:英国出身の俳優ドリュー・ヘンリー初登場:『新たなる希望』
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ガーヴェン・ドレイス(Garven Dreis)は、映画『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望』に登場する反乱同盟軍のベテランXウィング戦闘機パイロットである。コールサイン「レッド・リーダー」としてレッド中隊を指揮し、終盤のヤヴィンの戦いでデス・スター攻撃の第一波を担う。塹壕突入で魚雷を外した直後にダース・ベイダーに撃墜され、実写映画本編におけるレッド中隊最先任戦死者として描かれる。

01来歴

来歴

初登場とブリーフィング

本編終盤、惑星ヤヴィン4のジャングルに置かれた反乱同盟軍主要基地ヤヴィン4基地(マサッシ寺院内設置)のブリーフィング・ルームに初登場する。ジェネラル・ドッドンナが、レイア・オーガナがR2-D2に隠して持ち込んだデス・スター(DS-1 Orbital Battle Station)設計図の解析を踏まえて中央排熱孔攻撃案を説明する場面で、レッド中隊のベテランXウィング隊長として円形階段席前列に着席する。解散後のハンガー出撃通路ではルーク・スカイウォーカーの志願を受け入れ、『君のお父さんを子供のころに見たことがある/彼は偉大なパイロットだった/君ならやってのけられる』という旨を伝える。

ヤヴィンの戦い出撃

出撃ではコールサイン『レッド・リーダー(Red Leader/Red One)』として、Xウィング戦闘機12機編成のレッド中隊を指揮する。中隊にはルーク・スカイウォーカー(Red Five)、ウェッジ・アンティリーズ(Red Two)、ビッグス・ダークライター(Red Three)、ジェック・ポーキンス(Red Six)、レッド・セブン、レッド・エイト、レッド・テン、レッド・トゥエルブなどが所属する。Yウィング爆撃機編成のゴールド中隊(隊長ゴールド・リーダー、ジョン『ダッチ』・ヴァンダー)と並列でデス・スター攻撃任務に投入され、出撃から塹壕突入直前までの全戦闘機動を指揮し、ヤヴィン4基地戦況管制と無線で戦況報告を継続する。

塹壕突入と戦死

デス・スター表面塹壕突入第一波の魚雷ランを直接担当する。レッド・テン、レッド・トゥエルブと編隊を組み、コンピュータ照準を介して中央排熱孔へプロトン魚雷2発を発射するが、魚雷は排熱孔に到達せず表面で炸裂し、管制へ『Negative, it didn't go in. It just impacted on the surface.(命中しなかった、表面で当たっただけだ)』と報告する。直後の塹壕離脱機動中、ダース・ベイダー操縦のTIEアドバンスドX1(TIE Advanced x1)の追撃を受け、塹壕脇腹からの離脱中に背後から撃墜され戦死する。実写映画本編におけるレッド中隊の最先任戦死者として描かれ、続くウェッジの被弾離脱、ビッグスの被撃墜戦死、ルークによる中央排熱孔へのプロトン魚雷直撃とデス・スター本体爆破までのクライマックスを継戦として接続する。

02能力・特徴

能力・特徴
  • レッド中隊隊長としての指揮権限:Xウィング戦闘機12機編成のレッド中隊を指揮する隊長であり、出撃から塹壕突入直前までの全戦闘機動を統率する反乱同盟軍前線指揮官として位置付けられる。
  • ベテランXウィング・パイロットとしての操縦技量:塹壕突入第一波の魚雷ランを直接担当し、レッド・テン/レッド・トゥエルブと編隊を組んでコンピュータ照準で中央排熱孔へプロトン魚雷2発を発射する熟練操縦士として描かれる。
  • 戦況報告通信:レッド中隊指揮中、ヤヴィン4基地戦況管制と継続的に交信し、編隊隊形点呼、接近確認、塹壕突入直前の編隊分割指示、命中失敗報告まで前線指揮官側無線報告の主要伝達者を担う。

03関連人物

関連人物
ルーク・スカイウォーカー
反乱同盟軍Xウィング・パイロット(Red Five)。ハンガー出撃通路で対話し、父アナキンを『偉大なパイロットだった』と評される。ドレイス戦死後にレッド中隊の継戦を担い、中央排熱孔へ魚雷を直撃させデス・スターを撃破する。
ジェネラル・ドッドンナ
反乱同盟軍ヤヴィン4基地司令官。ブリーフィングでデス・スター中央排熱孔攻撃案を全パイロット前で説明する作戦立案者。ドレイスはこの作戦を前提に、レッド中隊隊長として塹壕突入第一波の魚雷ランを実行する。
ウェッジ・アンティリーズ
レッド中隊のXウィング・パイロット(Red Two)。ドレイス指揮下で塹壕突入に参加し、ベイダーのTIEアドバンスドX1の追撃で被弾、ルークの指示で離脱する。ドレイス戦死後の残存機指揮系統の重要構成員。
ビッグス・ダークライター
レッド中隊のXウィング・パイロット(Red Three)。ルークのタトゥイーン時代からの幼馴染。最終ラン直前にルークを掩護中、ベイダーのTIEアドバンスドX1に撃墜され戦死する。ドレイスと並ぶレッド中隊戦死者。
ゴールド・リーダー/ジョン『ダッチ』・ヴァンダー
ゴールド中隊のYウィング爆撃機隊長(Gold Leader/Gold One)。レッド中隊と並列で出撃し、先行突入したゴールド中隊はベイダー直率のTIE編隊に壊滅する。レッド中隊への塹壕突入交代の対比対象。

04登場・関連作品

05名場面

名場面
ヤヴィン4基地ブリーフィング・ルーム前列に着席し、ジェネラル・ドッドンナが説明するデス・スターの艦内構造ホロ図と中央排熱孔攻撃案を聞く場面。ヤヴィンの戦いの戦術的根拠が確定する重要場面である。

ハンガー出撃通路でルーク・スカイウォーカーと短く対話し、『君のお父さんを子供のころに見たことがある/彼は偉大なパイロットだった』という旨を伝える場面。

レッド・リーダーとしてXウィング12機編成のレッド中隊を率いてヤヴィン4基地から出撃し、各機からの編隊隊形点呼の応答無線を順に受ける指揮場面。

デス・スター表面接近時、ゴールド中隊の先行突入を踏まえ、対空砲台射程上空でレッド中隊を塹壕突入グループと上空援護グループに分割指示する戦闘機動指揮場面。

塹壕突入第一波で中央排熱孔へプロトン魚雷2発を発射するが命中せず、報告直後の離脱機動中にベイダーのTIEアドバンスドX1に背後から撃墜され戦死する場面。レッド中隊最先任戦死者。

06制作背景

制作背景

本作『新たなる希望(Star Wars: Episode IV - A New Hope)』はジョージ・ルーカス監督作で、1977年5月25日に米国公開(日本公開1978年6月24日)された。演者は英国イングランド・ハートフォードシャー州ハートフォード出身の俳優ドリュー・ヘンリー(Drewe Henley/1939年7月31日生/2016年2月14日没)。英国の舞台・テレビ俳優として活動し、本作以外の主な出演にチャールズ・クライトン監督のITV制作テレビ・シリーズ『The Avengers(おしゃれ㊙探偵)』英国放映回への端役出演などがある。

劇場版エンドクレジットでは名が『Drewe Hemley』と一文字違いの誤植で表記された。正しい綴りは『Drewe Henley』であり、後年の各種記録・公式データバンクではこの誤植は訂正される形で扱われる。作中設定や登場場面の事実関係には影響しない逸話である。

共演にはルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、ジェネラル・ドッドンナ役のアレックス・マクリンドル、ウェッジ・アンティリーズ役のデニス・ローソン、ビッグス・ダークライター役のガリック・ハーゴン、ゴールド・リーダー役のアンガス・マッキネス、レッド・テン役のジャック・クラフ、ダース・ベイダーを演じたデヴィッド・プラウズ(声はジェームズ・アール・ジョーンズ)らがいる。

07評価・考察

評価・考察

本人の『Negative, it didn't go in. It just impacted on the surface.』という被弾失敗報告は、デス・スター中央排熱孔攻撃の技術的難度を本編内で正式に確定する重要台詞である。続くルーク・スカイウォーカーがフォース支援下でコンピュータ照準を解除し中央排熱孔へプロトン魚雷を直撃させる展開は、この失敗報告を前提として成立し、本作クライマックスに物語構造を与える。

ハンガー出撃通路でルークに伝える『彼は偉大なパイロットだった』という旨の言及は、公開時点でのルークの父アナキン・スカイウォーカーに関する前提情報を旧世代パイロット側から伝達する。本作内のオビ=ワン・ケノービの語りや、続くオリジナル三部作後半でのダース・ベイダーの正体開示までの伏線形成とともに、ルークの父の像を形作る複数の短い言及場面の一つを担う。

実写映画出演は『新たなる希望』本編のみである。アーヴィン・カーシュナー監督『帝国の逆襲』(1980年6月28日日本公開)、リチャード・マーカンド監督『ジェダイの帰還』(1983年7月2日日本公開)のオリジナル三部作続編、プリクエル三部作(『ファントム・メナス』『クローンの攻撃』『シスの復讐』)、シークエル三部作(『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』『スカイウォーカーの夜明け』)、『ローグ・ワン』(2016年12月16日日本公開)、『ハン・ソロ』(2018年6月29日日本公開)の他の実写映画群、ならびに実写ドラマ群(『マンダロリアン』『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』『オビ=ワン・ケノービ』『アソーカ』『アンドー』等)には登場しない。ヤヴィンの戦いでの戦死により後続実写出演が成立しないためである。

08トリビア

  • コールサイン『レッド・リーダー』は『帝国の逆襲』のホスの戦いでも、エコー基地所属の別パイロットに再利用されている。コールサインのみが同一の別人物であり、ドレイス本人はヤヴィンの戦いで戦死している。
  • 『Negative, it didn't go in. It just impacted on the surface.』の被弾失敗報告は、塹壕突入第一波の戦況転換点として知られ、続くルークのフォース支援下の直撃の物語的根拠を成立させる重要台詞である。
  • 劇場版エンドクレジットでは演者名が『Drewe Hemley』と一文字違いの誤植で表記された。正しくは『Drewe Henley』であり、後年の記録では訂正される形で扱われている。
  • 演者ドリュー・ヘンリーは英国の舞台・テレビ俳優で、本作以外にチャールズ・クライトン監督のITV制作『The Avengers(おしゃれ㊙探偵)』放映回への端役出演などがある。

09よくある質問

ガーヴェン・ドレイスはどの作品に登場しますか?

映画『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望』本編1作品のみに登場する。終盤のヤヴィンの戦いで戦死するため、続編やスピンオフ、実写ドラマ群には登場しない。

ガーヴェン・ドレイスの『レッド・リーダー』とは何ですか?

ヤヴィンの戦いでレッド中隊(Xウィング12機編成)を指揮する隊長のコールサインである。『Red One』とも併用され、出撃から塹壕突入第一波の魚雷ランまでの全戦闘機動を指揮する。

ガーヴェン・ドレイスは本編内でどのように戦死しますか?

塹壕突入第一波で中央排熱孔へプロトン魚雷2発を発射するが命中せず、失敗を報告した直後、離脱機動中にダース・ベイダー操縦のTIEアドバンスドX1に背後から撃墜されて戦死する。

ガーヴェン・ドレイスの演者は誰ですか?

英国出身の俳優ドリュー・ヘンリー(Drewe Henley、1939年生/2016年没)である。劇場版エンドクレジットでは『Drewe Hemley』と誤植された逸話で知られる。

『帝国の逆襲』のレッド・リーダーと同一人物ですか?

いいえ、別人物である。ドレイスはヤヴィンの戦いで戦死しており、『帝国の逆襲』ホスの戦いのレッド・リーダーはコールサインのみが同一の別パイロットである。

10出典

  1. StarWars.com 公式: A New Hope
  2. StarWars.com Databank: Garven Dreis
  3. Wookieepedia: Garven Dreis