01来歴

ローグ・ワンでの首脳会議
作中の時系列順では、ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年12月16日日本公開)終盤のヤヴィン4基地ブリーフィング場面が最初の登場となる。ドッドンナはモン・モスマ、ベイル・オーガナと共に反乱同盟軍首脳の一角として円卓に並ぶ。ジン・アーソによる『デス・スターの設計図は惑星スカリフのシタデル・タワーのデータ・アーカイブに保管されている』との証言を受け、正規軍による強奪の是非を巡る議論に将官として同席する。
排熱孔攻撃案の提示
ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望』(1977年5月25日米国公開、日本1978年6月24日公開)終盤、レイア・オーガナがR2-D2に隠して持ち込んだデス・スター設計図の解析を踏まえ、ドッドンナは基地ブリーフィング・ルームで全パイロットに攻撃案を説明する。艦隊規模の正面決戦は不可能だが、直径2メートル弱の排熱孔が中央反応炉まで直結しており、プロトン魚雷の直撃で連鎖反応を起こせば本体を撃破できるとホロ図と共に示す。この説明がヤヴィンの戦いの全戦術的根拠を確定する。
ヤヴィンの戦いでの指揮
『新たなる希望』終盤のヤヴィンの戦い本戦では、ドッドンナはヤヴィン4基地司令室から戦況を見守る基地司令官として描かれる。Xウィング/Yウィングの出撃管制と戦況伝達の中枢を担う。ルーク・スカイウォーカー操縦のXウィング「レッド5」が中央排熱孔にプロトン魚雷を直撃させ、デス・スター本体が中央反応炉の爆発で消滅する瞬間まで基地に留まる。
02能力・特徴

- 反乱同盟軍ヤヴィン4基地の司令官として、デス・スター設計図の解析を踏まえた戦術を全パイロット前で確定させる作戦立案の権限を担う。ヤヴィンの戦いの全戦術的根拠はドッドンナの説明に集約される。
- ブリーフィング場面では、直径2メートル弱の排熱孔が中央反応炉まで直結する弱点を指摘し、プロトン魚雷の直撃で連鎖反応を起こせばデス・スターを撃破できると全パイロットに確定的に伝達する。
- 『ローグ・ワン』終盤の基地会議では、モン・モスマやベイル・オーガナと並ぶ反乱同盟軍首脳の一角として、スカリフのデータ・アーカイブからの設計図強奪を巡る議論に発言権を持つ。
03関連人物

04登場・関連作品
05名場面

ヤヴィン4基地のブリーフィング・ルームで、ドッドンナがデス・スターの艦内構造ホロ図を背景に、持ち込まれた設計図の解析結果を全パイロットに説明する。正面決戦は不可能と確認される。(新たなる希望)
ドッドンナが直径2メートル弱の排熱孔が中央反応炉まで直結する弱点を示し、プロトン魚雷の直撃で連鎖反応を起こせば撃破できると説明。ヤヴィンの戦いの全戦術的根拠が確定する。(新たなる希望)
Xウィング/Yウィング出撃後、ドッドンナはヤヴィン4基地司令室で戦況を見守り、レッド5が排熱孔に魚雷を直撃させデス・スターが消滅する瞬間まで基地に留まる。(新たなる希望)
ドッドンナがモン・モスマ、ベイル・オーガナと共に円卓に並び、ジンがスカリフに設計図があると証言した直後の首脳議論に同席する。(ローグ・ワン)
06制作背景

『新たなる希望』でジェネラル・ドッドンナを演じたのは、英国スコットランド・グラスゴー出身の俳優アレックス・マクリンドル(Alex McCrindle、1911年7月13日生/1990年4月18日没)である。BBCラジオ・ドラマや舞台で活動し、1933年の英国俳優労働組合『British Actors' Equity Association(Equity)』の創設に関わった人物としても知られる。
『ローグ・ワン』での再登場を演じたのは、北アイルランド・ベルファスト出身の俳優イアン・マッケルヒニー(Ian McElhinney、1948年8月19日生)である。HBOのテレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のバリスタン・セルミー卿役でも世界的に知られる。マクリンドルが1990年に没していたため、同役は別俳優によって演じられた。
『新たなる希望』のドッドンナ登場場面(ヤヴィン4基地のブリーフィング・ルームおよび司令室)は、1976年に英国ハートフォードシャー州ボーラムウッドのエルストリー・スタジオ(Elstree Studios)で撮影された。同スタジオはオリジナル三部作のメイン撮影拠点でもある。本キャラクターの実写映画出演はこの2作のみで、続編のオリジナル三部作やプリクエル/シークエル三部作、実写ドラマ群には登場しない。
07評価・考察

ジェネラル・ドッドンナは『新たなる希望』終盤において、ヤヴィン4基地の司令官として反乱同盟軍側の作戦立案者を担う人物である。持ち込まれたデス・スター設計図の解析を踏まえ、排熱孔からプロトン魚雷で中央反応炉を狙う攻撃案を全パイロットに確定的に説明し、ヤヴィンの戦いの全戦術的根拠を一身に集約する。敵の超兵器の構造的弱点を作戦立案者が事前に確定し、続く戦闘描写の根拠を物語上で成立させるという構造を初めて確立した重要場面といえる。
この同型の構造は『ローグ・ワン』終盤のスカリフ突入に至る首脳議論へと連続的に継承され、ドッドンナは両作をまたぐ共通の登場人物としてこれらを接続する。『設計図の強奪→ヤヴィン4基地への持ち込み→解析と攻撃案の確定→ヤヴィンの戦いでの本体撃破』という一連の流れの結節点に位置し、モン・モスマやベイル・オーガナと共に反乱同盟軍首脳の一角を成す。
人物像は、落ち着いた口調で全パイロットに攻撃案を説く将官(『新たなる希望』)と、慎重派と即時行動派の対立の中で発言する首脳の一角(『ローグ・ワン』)という2場面に集約される。戦闘の前面に立つ将官ではなく、基地内のブリーフィング・ルームと司令室における作戦立案・指揮系統の中枢に役割が限定される点が特徴である。
08トリビア
- 『新たなる希望』のドッドンナ役アレックス・マクリンドルは、1933年に英国俳優労働組合『Equity(British Actors' Equity Association)』の創設に関わった人物としても知られる。
- 『ローグ・ワン』での再登場を演じたイアン・マッケルヒニーは、HBO『ゲーム・オブ・スローンズ』のバリスタン・セルミー卿役でも世界的に知られる。
- フルネームは『ジャン・ドッドンナ(Jan Dodonna)』。作中の台詞では示されず、エンドクレジットや公式データバンクで『General Jan Dodonna』として確定している。
- 『新たなる希望』のドッドンナ登場場面は、1976年に英国のエルストリー・スタジオで撮影された。同スタジオはオリジナル三部作のメイン撮影拠点でもある。
- 実写映画出演は『新たなる希望』と『ローグ・ワン』の2作のみ。前者がマクリンドル、後者がマッケルヒニーと、2作で異なる俳優が同役を演じている。
09よくある質問
ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望』と、ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の2作に登場する。続編三部作やプリクエル/シークエル三部作、実写ドラマ群には登場しない。
ヤヴィン4基地の司令官を務める反乱同盟軍の将官で、『新たなる希望』終盤でデス・スターの排熱孔攻撃案を全パイロットに説明する作戦立案者である。ヤヴィンの戦いの全戦術的根拠は彼の説明に集約される。
デス・スター表面にある直径2メートル弱の排熱孔で、中央反応炉まで直結する構造上の弱点である。ドッドンナはここへプロトン魚雷を直撃させ連鎖反応を起こせば本体を撃破できると説明した。
『新たなる希望』ではアレックス・マクリンドル、『ローグ・ワン』ではイアン・マッケルヒニーが演じた。マクリンドルが1990年に没していたため、再登場では別俳優が同役を務めた。
登場する。『ローグ・ワン』終盤のヤヴィン4基地ブリーフィング場面で、モン・モスマやベイル・オーガナと共に反乱同盟軍首脳として円卓に並び、ジン・アーソの証言を巡る議論に同席する。
10出典
- StarWars.com 公式: A New Hope
- StarWars.com 公式: Rogue One: A Star Wars Story
- StarWars.com Databank: General Jan Dodonna
- StarWars.com Databank: Mon Mothma
- StarWars.com Databank: Bail Organa
- StarWars.com Databank: Death Star
- Wookieepedia: Jan Dodonna
- Wookieepedia: Battle of Yavin
- Wookieepedia: Yavin 4
- Wookieepedia: Great Temple
- Wookieepedia: Rebel Alliance
- Wookieepedia: DS-1 Orbital Battle Station
- Wookieepedia: T-65B X-wing starfighter
- Wookieepedia: BTL Y-wing starfighter
- Wookieepedia: Alex McCrindle
- Wookieepedia: Ian McElhinney