人物メモ
- 役割
- 若いパイロット
- 時代
- ファースト・オーダー台頭
- 初登場
- レジスタンス
関連人物
カズーダ・ジオノを追う順番
カズーダ・ジオノの関連用語
関係する時代
カズーダ・ジオノの補助ガイド
登場・関連作品
プロフィール詳細
- 種族
- ヒューマン(非フォース感応者)
- 性別
- 男性
- 推定年齢
- Disney Channel/Disney XDアニメシリーズ『スター・ウォーズ:レジスタンス』第1シーズン(紀元前後の通常宇宙年表で第1話当時、続三部作期『フォースの覚醒』直前)時点で新共和国海軍を出たばかりの若い男性パイロットとして描かれる
- 肩書き/立ち位置
- 新共和国出身のパイロット。ポー・ダメロン(Poe Dameron)に勧誘され、惑星カスティロン沖の海上補給基地『コロッサス(Colossus)』に潜入してファースト・オーダーの動向を探るレジスタンス所属のスパイ。表向きはイェーガー(Jarek Yeager)が経営する整備工房『イェーガーズ・リペアズ』のメカニックとして働きながら任務を進める
- 主要装備
- 整備工房『イェーガーズ・リペアズ』所属のレース機/後期にはコロッサスの航宙隊『エース』編成機。ライトセーバーは持たない(非フォース感応者)
- 声優
- クリストファー・ショーン(Christopher Sean)。Disney Channel/Disney XD/Disney+配信『スター・ウォーズ:レジスタンス』全2シーズン36話を通してカズダ・ザイオノ役を担当する
- 戦闘・職能スタイル
- 新共和国海軍出身の腕の良い若手戦闘機パイロットで、スパイ任務の経験は浅い『現場で覚えるスパイ』として設計されている。イェーガーの工房で機体整備の現場知識を学びながら、ポー・ダメロンから渡されたBB-8と組んでファースト・オーダー関連の情報収集にあたる
- 初登場
- Disney Channel配信『スター・ウォーズ:レジスタンス』第1シーズン第1話『The Recruit』(2018年10月7日Disney Channel配信開始/その後Disney XDでも放送)。本作の主人公として初登場する
- メインシリーズ
- 『スター・ウォーズ:レジスタンス(Star Wars Resistance)』。デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)が原案・エグゼクティブ・プロデューサーを務めるルーカスフィルム制作の2D/CGハイブリッド・アニメシリーズで、2018年10月7日にDisney Channelで配信開始され、第1シーズン21話、第2シーズン19話(合計2シーズン36話+45分枠の特別エピソードを含む集計あり)を経て、第2シーズン最終話『The Escape』が2020年1月26日に放送されて完結した
- 時代設定
- 続三部作期。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』公開直前のタイミングから物語が始まり、第1シーズン終盤で『フォースの覚醒』の事件(ホズニアン・プライム破壊/レジスタンス対ファースト・オーダー本格衝突)と接続し、第2シーズンを通じて『最後のジェダイ』『スカイウォーカーの夜明け』と並行する時代を描く
- 出身・家族
- 新共和国の上院議員ハマト・ザイオノ(Hamato Xiono)の息子。父は新共和国議会でレジスタンスの存在意義に懐疑的な立場を取る政治家として描かれ、カズダ自身は父の保守的な姿勢に反発し、新共和国海軍を経てレジスタンスのスパイ任務に志願する経緯が物語の出発点に置かれている
- 原案・クリエイター
- デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)。『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』『スター・ウォーズ 反乱者たち』に続くフィローニ第3のテレビ・アニメシリーズとして『スター・ウォーズ:レジスタンス』を企画し、原案・エグゼクティブ・プロデューサーを務めた。カズダ・ザイオノはフィローニ作品で初の『非フォース感応者の若者を主人公に据えた主要シリーズ』の中心人物にあたる
- スーパーバイジング・ディレクター
- ジャスティン・リッジ(Justin Ridge)。『スター・ウォーズ 反乱者たち』のディレクター経験を経て『スター・ウォーズ:レジスタンス』のスーパーバイジング・ディレクターを担当し、本シリーズ全2シーズン36話の演出統括としてカズダの主人公像を画面上で形作った
- 音楽
- マイケル・タヴェラ(Michael Tavera)。『スター・ウォーズ:レジスタンス』全2シーズン36話のオリジナル・スコアを担当し、続三部作期を背景に置きつつコロッサスの軽快な雰囲気を支えるテーマ群を提供した。ジョン・ウィリアムズ(John Williams)作曲のメイン・テーマは本シリーズでも要所で引用される
- 製作総指揮・スタジオ
- デイヴ・フィローニ/アシーナ・イヴェット・ポルティージョ(Athena Yvette Portillo)/ジャスティン・リッジ/ブランドン・オウマン(Brandon Auman、ヘッドライター)が中心となるルーカスフィルム・アニメーション制作。CGパートはポリゴン・ピクチュアズ(Polygon Pictures、東京)が担当し、2D/CGハイブリッドという本シリーズ特有のビジュアル設計を実現している
- ヘッドライター
- ブランドン・オウマン(Brandon Auman)。『スター・ウォーズ:レジスタンス』の脚本統括(ヘッドライター)を務め、全2シーズン36話のストーリー方針を設計した。ルーカスフィルム関連の脚本キャリアとして『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』『スター・ウォーズ 反乱者たち』に脚本参加歴があり、カズダの『現場で覚えるスパイ』という主人公像とコロッサスを舞台とする一般市民視点の構成案を脚本面から具体化した。
- プロデューサー
- アシーナ・イヴェット・ポルティージョ(Athena Yvette Portillo)。デイヴ・フィローニのアニメ部門で『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』『スター・ウォーズ 反乱者たち』のプロデューサーを歴任した後、『スター・ウォーズ:レジスタンス』のエグゼクティブ・プロデューサーに就任し、ルーカスフィルム・アニメーション側の制作管理面で本シリーズを支えた。カズダの登場シーンを含む全2シーズン36話の制作工程を統括した。
- アニメ製作スタジオ(CG)
- ポリゴン・ピクチュアズ(Polygon Pictures、東京)。本シリーズのCGアニメーション・パートを担当した日本のCGアニメスタジオで、『トランスフォーマー プライム』『シドニアの騎士』などのCG実績を経て、『スター・ウォーズ:レジスタンス』全2シーズン36話の3Dビジュアル制作を支えた。カズダ・ザイオノの3Dキャラクター造形・アクション作画もポリゴン・ピクチュアズの制作工程上で構築されている。
- 配信プラットフォーム
- 初出はDisney Channel/Disney XDでの放送。第1シーズンは2018年10月7日Disney Channel配信開始、第2シーズン最終話『The Escape』は2020年1月26日Disney XD放送で完結。放送終了後はDisney+で全2シーズン36話の配信が継続しており、2026年現在もストリーミング上で全話視聴可能な状態に置かれている。
来歴(時系列)
前史:新共和国海軍パイロットとしての経歴
カズダ・ザイオノは新共和国の上院議員ハマト・ザイオノの息子として育ち、父の政治的キャリアの庇護下に置かれた環境への反発から、自身は新共和国海軍に志願して戦闘機パイロットとしての訓練を受けた。Disney Channel配信『スター・ウォーズ:レジスタンス』第1シーズン第1話『The Recruit』(2018年10月7日Disney Channel配信開始)の冒頭で、海軍パイロットとしてのキャリアと父の政治的立場の間で居場所を見出せずにいた時期が示唆される。
第1シーズン第1話『The Recruit』(2018年10月7日Disney Channel配信開始):ポー・ダメロンによる勧誘と任務開始
Disney Channel配信『スター・ウォーズ:レジスタンス』第1シーズン第1話『The Recruit』(2018年10月7日配信開始)で、カズダはレジスタンスのエース・パイロットであるポー・ダメロン(Poe Dameron)とその相棒ドロイドBB-8と出会い、ファースト・オーダーの動向を探るスパイとして勧誘される。任務地は惑星カスティロン(Castilon)沖の海上補給基地『コロッサス(Colossus)』。表向きの身分として、退役パイロットのジャレック・イェーガー(Jarek Yeager)が経営する整備工房『イェーガーズ・リペアズ』のメカニックという立場を与えられ、BB-8と組んで任務にあたることになる。
第1シーズン本編(2018年10月7日〜2019年3月17日Disney Channel放送):コロッサスでの潜入とエース・スコードロン
第1シーズン本編でカズダはコロッサスでの潜入生活に適応していき、整備工房の同僚タム・リヴォラ(Tam Ryvora)、機械を擬人化して語りかける明朗なロディアン人ニーク・ヴォゾ(Neeku Vozo)、コロッサスを統括するキャプテン・イマヌエル・ドーザ(Imanuel Doza)とその娘トラ・ドーザ(Torra Doza)らコロッサスの航宙隊『エース』、賞金稼ぎでBB-8と並ぶ橙白ドロイドCB-23と関係を結びながら、ファースト・オーダー側の情報を断片的に集めていく。本シーズン終盤の第1シーズン第21話『No Escape: Part 2』(2019年3月17日Disney Channel放送)で、ファースト・オーダーがコロッサスを正式占領しようとする事態に対し、カズダたちはコロッサス自体を海上から離脱・宇宙へ浮上させて惑星カスティロンを脱出する。
第1シーズン終盤と続三部作との接続:『フォースの覚醒』との同時期化
第1シーズン終盤の展開は、続三部作の劇場版『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』の事件(ホズニアン・プライム破壊によるレジスタンスの危機化)とほぼ同時期に位置付けられている。コロッサスを脱出したカズダたちは、第1シーズン最終話までに『フォースの覚醒』時点の銀河情勢(新共和国中枢の壊滅/レジスタンスの本格的劣勢化)と接続し、第2シーズンへとつながっていく。
第1シーズン中盤:父ハマト・ザイオノとの対峙とアイデンティティ確立
第1シーズン中盤、新共和国上院議員である父ハマト・ザイオノ(Hamato Xiono)がコロッサスを訪れる回で、カズダは父との政治的立場の差異と家族関係の緊張に直接向き合うことになる。父はレジスタンスの存在意義に懐疑的な立場を取り続けており、息子のレジスタンスのスパイ任務への志願は父の政治家としてのキャリアに対する反発の延長線上にあると物語上で明示される。この対峙シーンは、続三部作劇場版で省略された『なぜ普通の若者がレジスタンスに加わったか』をミクロのドラマとして補完する役割を果たし、カズダの主人公としてのアイデンティティが確立する転換点となる。
第2シーズン(2019年10月6日〜2020年1月26日Disney XD放送):宇宙へ出たコロッサスとレジスタンスへの正式合流
第2シーズン(2019年10月6日にDisney XDで配信開始)はコロッサスを舞台に、ファースト・オーダー支配下の銀河を移動しながらレジスタンスへの正式合流を目指す物語として展開する。同期で親友のタム・リヴォラがファースト・オーダー側の士官候補生として勧誘されて離脱し、カズダはタムを取り戻そうとする葛藤をシーズン全体の縦軸として抱える。第2シーズンを通じてカズダは『現場で覚えるスパイ』から、コロッサスの航宙隊『エース』を率いて作戦を指揮する立場へと成長していく。
第2シーズン最終話『The Escape』(2020年1月26日Disney XD放送):シリーズ完結
第2シーズン最終話『The Escape』(2020年1月26日Disney XD放送)でシリーズは完結する。最終盤でレジスタンスへの合流とタム・リヴォラの帰還が描かれ、続三部作の最終章『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)』の時代と接続する形で物語が閉じられる。Disney Channel/Disney XD放送はここで終了したが、本シリーズはDisney+でも全話配信が継続している。
第2シーズン後半:レジスタンス本隊との接触とリーダー格への成長
第2シーズン後半、宇宙へ浮上したコロッサスがファースト・オーダー支配下の銀河を移動するなかで、カズダはレジスタンス本隊との接触機会を積み重ね、コロッサスの航宙隊『エース』を率いて作戦を指揮する立場へと事実上のリーダー格として成長していく。第1話で『現場で覚えるスパイ』として描かれた未熟な主人公像は、第2シーズン終盤に向けて、コロッサスの避難民・整備士・パイロット陣を束ねる中心人物へと変質する。
能力・装備
- 新共和国海軍出身の戦闘機パイロット技能:新共和国海軍で正式な訓練を受けた若手戦闘機パイロットで、レース機・量産戦闘機の操縦においてシリーズ序盤から実戦水準の技量を発揮する。
- 現場で身に付ける潜入・スパイ技能:第1話でポー・ダメロンに勧誘された直後に潜入任務を開始した『現場で覚えるスパイ』として設計されており、シリーズ全体を通じて失敗と学習を繰り返しながらスパイ技能を獲得していく成長軸を持つ。
- 整備工房での機体整備知識:表向きの身分としてイェーガーが経営する『イェーガーズ・リペアズ』のメカニック職を与えられたことで、機体整備の現場知識を習得し、後半では作戦立案にも整備視点を取り込む。
- コロッサス『エース』編成での作戦指揮:第2シーズンにかけて、コロッサスの航宙隊『エース』のメンバーと連携した作戦を主導する立場へと移行し、宇宙へ浮上した補給基地の防衛・移動作戦を率いる。
- 対人交渉とチームの結束維持:性格的にお喋りで人当たりが良く、ニーク・ヴォゾやキャプテン・ドーザら多様な背景のメンバーを束ねる潤滑剤として機能する。タム・リヴォラがファースト・オーダー側に渡った後の感情的緊張下でも、コロッサスのコミュニティを保つ役割を担う。
関係相関
- ポー・ダメロン(Poe Dameron)
- レジスタンスのエース・パイロットで、第1シーズン第1話『The Recruit』(2018年10月7日Disney Channel配信開始)でカズダをコロッサス潜入任務にスパイとして勧誘した本人。続三部作劇場版でも主要人物として登場し、本シリーズではDisney Channel/Disney XD向けに担当声優がアニメ版ポーを演じる。
- BB-8
- ポー・ダメロンの相棒ドロイド。第1シーズン第1話でポーから一時的にカズダに預けられ、コロッサス潜入任務でカズダのパートナーとして同行する。劇場版続三部作と同じBB-8キャラクターで、本作ではコロッサスのトラブル現場ごとに重要な役割を果たす。
- ジャレック・イェーガー(Jarek Yeager)
- コロッサスで整備工房『イェーガーズ・リペアズ』を経営する退役パイロット。カズダの表向きの雇い主にして実質的な現場メンター。クローン・ウォーズ時代の戦闘経歴を持ち、若いカズダに対し職人気質の現場流儀でスパイ任務の前提となるコロッサス社会の理解を促す。声はスコット・ローレンス(Scott Lawrence)。
- タム・リヴォラ(Tam Ryvora)
- イェーガーズ・リペアズの整備士で、カズダの同期に当たる同年代の女性キャラクター。第1シーズンでカズダの親友として位置付けられるが、第2シーズン序盤でファースト・オーダー側の士官候補生としてリクルートされ離脱し、シリーズ後半のカズダの感情的軸となる。
- ニーク・ヴォゾ(Neeku Vozo)
- イェーガーズ・リペアズに勤務するロディアン人の整備士。機械を擬人化して語りかける独特の明朗さでカズダのコロッサス生活の入口を支える。誰に対しても率直で疑いを持たない性格が、潜入任務中のカズダにとって時に救いとなり時に難題となる。
- キャプテン・イマヌエル・ドーザ(Captain Imanuel Doza)
- 海上補給基地コロッサスを統括する元帝国軍出身のキャプテンで、娘トラ・ドーザの父。コロッサスの中立的運営者としてカズダたちと交渉を重ね、第1シーズン終盤のファースト・オーダー対応で立場を明確にする。
- トラ・ドーザ(Torra Doza)
- キャプテン・ドーザの娘で、コロッサスの航宙隊『エース』に所属する若い女性パイロット。カズダと同年代として『エース』内で親しい関係を築き、シリーズ全体でカズダのチームメイトとして繰り返し共闘する。
- CB-23
- コロッサス側の橙白ドロイド。BB-8と並ぶアストロメク・ドロイドとして、コロッサスの『エース』とイェーガーズ・リペアズに関与し、カズダたちの任務をサポートする。
- クリストファー・ショーン(Christopher Sean、声優本人)
- カズダ・ザイオノ役の声優。ハワイ・ホノルル出身の俳優・声優で、米昼帯ソープ・オペラ『Days of Our Lives』で知られる経歴を経て、本シリーズで本格的にスター・ウォーズ正史キャストに加わり、第1シーズン第1話『The Recruit』(2018年10月7日Disney Channel配信開始)から第2シーズン最終話『The Escape』(2020年1月26日Disney XD放送)まで全2シーズン36話を通してカズダの声を担当した。
- デイヴ・フィローニ(Dave Filoni、原案・EP)
- 本シリーズの原案・エグゼクティブ・プロデューサー。『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』『スター・ウォーズ 反乱者たち』に続くフィローニ第3のテレビ・アニメシリーズとしてカズダの物語を立ち上げた人物で、続三部作期の銀河系を一般市民・整備士視点から扱うという本シリーズの設計思想そのものがフィローニ案に由来する。
- ジャスティン・リッジ(Justin Ridge、スーパーバイジング・ディレクター)
- 『スター・ウォーズ 反乱者たち』のディレクター経験を経て、『スター・ウォーズ:レジスタンス』全2シーズン36話のスーパーバイジング・ディレクターを担当した演出統括。カズダの『現場で覚えるスパイ』としての成長弧を画面上の演技指示・コンテ設計のレベルで形作った。
- シナラ・サン(Synara San)
- コロッサスに身を寄せるナザール人女性の海賊/元情報屋。第1シーズン途中で素性を隠したままコロッサスに合流し、カズダたちと交流する中で次第に親しい仲間となる。海賊団グアヴィアン・デス・ギャングとの繋がりが物語上の重要な軸として描かれ、続三部作期の銀河系の暗部とコロッサスの民間生活が交差する接点としてカズダの視点を広げる役割を果たす。
- ハイプ・ファゾン(Hype Fazon)
- コロッサスの航宙隊『エース』に所属する派手好きなパイロット。気取ったスター気取りの態度でカズダと衝突しつつ、シリーズを通じて共闘するエースの一員として描かれる。コロッサスにおけるレーサー文化のトーン設計を担う役割で、カズダの『現場で覚えるスパイ』としての立場とエース内のヒエラルキーを対照させる存在となる。
- エージェント・ティアニー(Agent Tierny)
- ファースト・オーダー情報部の女性士官で、第2シーズン序盤にタム・リヴォラを士官候補生として勧誘・洗脳していく担当官として登場する敵キャラクター。カズダがタムを取り戻そうとする第2シーズン全体の感情的縦軸の直接的な相手役にあたり、タムの離反劇におけるファースト・オーダー側の人格化された顔として機能する。
- コマンダー・パイア(Commander Pyre)
- ファースト・オーダーがコロッサス支配を強める過程で前面に出てくる赤いアーマーの士官。第1シーズン終盤から第2シーズンにかけてコロッサス周辺の制圧作戦を主導する敵役として、カズダたちの潜入任務/脱出作戦の主要な障害となる。
- メジャー・エルロド・ヴォンレグ(Major Elrod Vonreg)
- ファースト・オーダーの赤いTIE機を駆るエース・パイロットで、第1シーズンから第2シーズン序盤にかけてコロッサスの航宙隊『エース』とカズダたちの空戦の主要な好敵手として登場する。本シリーズが導入したオリジナルの敵パイロット枠で、カズダの空戦パートにおけるシリーズ固有のライバル像を担う。
- ハマト・ザイオノ(Hamato Xiono)
- カズダの父で、新共和国議会の上院議員。レジスタンスの存在意義に懐疑的な立場を取る政治家として描かれ、第1シーズン中盤の登場回でカズダとの政治的立場の差異と家族関係の緊張が直接的に提示される。続三部作の主軸である『新共和国がなぜファースト・オーダー台頭を許したか』というテーマを、家庭内の世代間対立として個人化する装置として機能している。
登場作品(俳優クレジット)
スター・ウォーズ:レジスタンス
2018〜2020/Disney Channel/Disney XD配信アニメシリーズ全2シーズン36話の主人公として全話に登場する。第1シーズンは2018年10月7日Disney Channel配信開始、第2シーズン最終話『The Escape』は2020年1月26日Disney XD放送で完結。声はクリストファー・ショーン(Christopher Sean)
名場面・名台詞
- 第1シーズン第1話『The Recruit』(2018年10月7日Disney Channel配信開始):新共和国出身パイロットのカズダがポー・ダメロンとBB-8に出会い、コロッサス潜入のスパイとしてリクルートされる本シリーズの起点となる場面。
- 第1シーズン第1話『The Recruit』:カズダが惑星カスティロン沖の海上補給基地コロッサスに初到着し、イェーガーズ・リペアズで雇われ、ニーク・ヴォゾやタム・リヴォラと最初の対面を果たす場面。
- 第1シーズン序盤:コロッサスの航宙隊『エース』とのレース/訓練を通じて、カズダがコロッサス社会のヒエラルキー(エース/整備士/キャプテン)を理解し、潜入要員としてのカバーを固めていく一連の場面。
- 第1シーズン中盤:ファースト・オーダーの偵察部隊や調査官がコロッサスに現れる場面群で、カズダがBB-8と組んで断片的に情報を集め、レジスタンスへ報告する典型的なスパイ任務の進行。
- 第1シーズン中盤:父である新共和国上院議員ハマト・ザイオノが登場し、カズダとの政治的立場の差異と家族関係の緊張が物語上に提示される回。
- 第1シーズン第21話『No Escape: Part 2』(2019年3月17日Disney Channel放送):ファースト・オーダーがコロッサスを正式占領しようとする事態に対し、カズダたちが海上補給基地コロッサス自体を海上から離脱・宇宙へ浮上させて惑星カスティロンを脱出するシーズン1クライマックス場面。
- 第1シーズン終盤:続三部作劇場版『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』のホズニアン・プライム破壊と新共和国中枢壊滅という銀河系規模の事件が、本シリーズの時系列上でカズダたちの状況と同時進行であることが提示される場面。
- 第2シーズン序盤(2019年10月6日Disney XD配信開始):親友のタム・リヴォラがファースト・オーダー側の士官候補生としてリクルートされて離脱し、カズダがそれを止められなかったことを引きずる、第2シーズンの感情的縦軸となる場面。
- 第2シーズン本編:宇宙へ浮上したコロッサスがファースト・オーダー支配下の銀河を移動しながら避難民を受け入れ、カズダがコロッサスの航宙隊『エース』を率いて作戦を指揮する立場へと成長していく一連の場面。
- 第2シーズン最終話『The Escape』(2020年1月26日Disney XD放送):レジスタンスへの正式合流とタム・リヴォラの帰還を含むシリーズ完結場面。続三部作の最終章『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)』の時代と接続する形で物語が閉じられる。
考察
- カズダ・ザイオノは、続三部作期の銀河系を『コロッサス』という民間の海上補給基地という限定された舞台から切り取るために設計された主人公である。劇場版続三部作が新共和国中枢〜レジスタンス指導部〜ファースト・オーダー要人を扱う『縦軸』だとすれば、Disney Channel/Disney XDアニメシリーズ『スター・ウォーズ:レジスタンス』はコロッサスの整備士・若手レーサー・補給基地の一般市民という『横軸』を扱う設計であり、カズダはその横軸の入口として観客の視点を肩代わりする役割を担う。
- 本シリーズはデイヴ・フィローニ(Dave Filoni)が原案・エグゼクティブ・プロデューサーを務める2D/CGハイブリッド・アニメの実験的フォーマットで製作されており、カズダの『現場で覚えるスパイ』という設計は、視聴者が新しい映像表現とコロッサスという未踏の舞台に同時に慣れていけるよう、主人公自身が初心者として失敗を重ねながら学んでいく構造を採用した結果である。クローン・ウォーズやレベルズの主人公(アナキン、エズラ)と異なり、フォース感応者ではない普通の若者を主人公に置いた点も、続三部作期に銀河の一般市民の物語を加える試みとして読み解ける。
- 親友のタム・リヴォラがファースト・オーダー側にリクルートされて離脱する第2シーズンの設計は、続三部作のフィン(FN-2187)が辿った経路の逆方向(カズダ陣営からファースト・オーダーへ)を、より身近な友人関係の中で描き直す試みである。カズダがタムを取り戻そうとする物語上の動機は、続三部作の主題である『敵陣営との和解と取り戻し』を、補給基地コミュニティのスケールに翻訳して提示する装置として機能している。
- 上院議員ハマト・ザイオノの息子という出自設定は、続三部作の主軸である『新共和国がなぜファースト・オーダー台頭を許したか』という政治テーマを、家庭内の世代間対立として個人化する仕掛けでもある。父が議会でレジスタンスの存在意義に懐疑的な立場を取る一方、息子であるカズダがレジスタンスのスパイ任務に志願する構図は、『フォースの覚醒』で描かれる新共和国中枢の機能不全をミクロのドラマに翻訳し、続三部作劇場版で省略された『なぜ普通の若者がレジスタンスに加わったか』を補完する物語装置として機能する。
- カズダ・ザイオノの2D/CGハイブリッド表現は、続三部作の重厚な実写質感とは別系統の『軽快なアニメ性』を確立する狙いを持つ設計である。ルーカスフィルム・アニメーション側の2D演出設計と、ポリゴン・ピクチュアズ(東京)が担当する3Dキャラクター造形・空戦シーケンスの噛み合わせを最大化するために、カズダの表情演技は2D由来のデフォルメ可動レンジを意識して設計されており、シリアスな潜入シーンと軽快なコロッサス日常シーンを同じ主人公の身体で切り替えられるよう調整されている。これは『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』の主人公像(アナキン/エズラ)が担っていた『フォース感応者ゆえの重圧』を引き受けない代わりに、表情・身体の可動レンジで主人公像を支えるという、本シリーズ固有の演出戦略の中心に置かれた人物造形である。
トリビア
- Disney Channel配信『スター・ウォーズ:レジスタンス』はデイヴ・フィローニ(Dave Filoni)の手掛けた『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』に続く第3のテレビ・アニメシリーズで、カズダ・ザイオノはその第3作目の主人公として、新たに導入された2D/CGハイブリッド・アニメ表現で描かれた最初のスター・ウォーズ主人公にあたる。
- 本シリーズはDisney Channel/Disney XDで2018年10月7日に配信開始され、第2シーズン最終話『The Escape』が2020年1月26日にDisney XDで放送されて完結した。続三部作の最終章『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)』とほぼ同時期に物語を閉じる構成が採られている。
- カズダ役のクリストファー・ショーン(Christopher Sean)は本シリーズで本格的にスター・ウォーズ正史キャストに加わり、続三部作期の銀河系を扱うDisney Channel/Disney XD配信アニメシリーズの主人公役を全2シーズン36話通して担当した。米昼帯ソープ・オペラ『Days of Our Lives』のレギュラー出演で知られた経歴を経ての参加だった。
- 本シリーズの音楽はマイケル・タヴェラ(Michael Tavera)が担当し、ジョン・ウィリアムズ(John Williams)作曲のメイン・テーマを引用しつつ、コロッサスの軽快な雰囲気と続三部作期の緊張感を両立させたオリジナル・スコアを提供している。カズダの主人公像は、このスコアの軽快さとシリアスさのスイッチで強化される設計になっている。
- 本シリーズのCGアニメーション・パートは東京を拠点とするポリゴン・ピクチュアズ(Polygon Pictures)が担当し、カズダの登場場面を含む全2シーズン36話の3Dビジュアル制作を支えた。ルーカスフィルム・アニメーションが2D側の演出設計を統括し、両者の協業で2D/CGハイブリッドという本シリーズ独自の表現が実現している。
- スーパーバイジング・ディレクターのジャスティン・リッジ(Justin Ridge)は『スター・ウォーズ 反乱者たち』のディレクター経験を経て本シリーズに参加しており、フィローニ作品の演出系譜上に位置付けられる人選である。カズダの『現場で覚えるスパイ』としての成長弧は、リッジの演出統括下で全話を通して一貫した手触りに整えられた。
- 本シリーズはDisney Channel/Disney XD放送終了後もDisney+で全2シーズン36話の配信が継続しており、カズダ・ザイオノの物語は2026年現在もストリーミング上で全話視聴可能な状態に置かれている。
- 本シリーズのオリジナル悪役メジャー・エルロド・ヴォンレグ(Major Elrod Vonreg)が駆る赤いTIE機は、続三部作劇場版に直接登場しないオリジナル設計の機体で、カズダたちの空戦パートに本シリーズ固有のライバル像を与えるために導入された。カズダの空戦シーンの大半はこの赤TIEとの一連の対戦として記憶されている。
- 本シリーズの主な舞台である海上補給基地『コロッサス(Colossus)』は、惑星カスティロン沖の海面に浮かぶ巨大なプラットフォームとして設計されており、第1シーズン第21話『No Escape: Part 2』(2019年3月17日Disney Channel放送)の脱出シーンで宇宙へ浮上する超大型構造として再定義される。カズダ・ザイオノの活動拠点はシーズン1途中までの『海上基地』からシーズン2の『宇宙を移動する避難民付き拠点』へと変質し、それに合わせて主人公の役割もスパイから事実上のリーダー格へ移っていく。
より詳しいFAQ
カズダ・ザイオノ(Kazuda Xiono)はどの作品に登場しますか?
Disney Channel/Disney XDで2018年10月7日に配信開始されたデイヴ・フィローニ(Dave Filoni)原案のアニメシリーズ『スター・ウォーズ:レジスタンス(Star Wars Resistance)』の主人公として、第1シーズン第1話『The Recruit』から第2シーズン最終話『The Escape』(2020年1月26日Disney XD放送)まで全2シーズン36話に主人公として登場します。
カズダ・ザイオノの声優は誰ですか?
クリストファー・ショーン(Christopher Sean)が担当します。Disney Channel/Disney XD配信『スター・ウォーズ:レジスタンス』の主人公カズダ・ザイオノ役で本格的にスター・ウォーズ正史キャストに加わり、全2シーズン36話を通して同役を演じました。米昼帯ソープ・オペラ『Days of Our Lives』のレギュラー出演で知られた経歴を経ての参加です。
カズダはどの時代の人物ですか?
続三部作期です。物語は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』公開直前のタイミングから始まり、第1シーズン終盤で『フォースの覚醒』の事件(ホズニアン・プライム破壊/新共和国中枢の壊滅)と接続し、第2シーズンを通じて『最後のジェダイ』『スカイウォーカーの夜明け』と並行する時代を描きます。
カズダはなぜコロッサスにいるのですか?
第1シーズン第1話『The Recruit』(2018年10月7日Disney Channel配信開始)でレジスタンスのエース・パイロットであるポー・ダメロン(Poe Dameron)に勧誘され、惑星カスティロン沖の海上補給基地『コロッサス(Colossus)』に潜入してファースト・オーダーの動向を探るスパイとして派遣されたためです。表向きはジャレック・イェーガー(Jarek Yeager)が経営する整備工房『イェーガーズ・リペアズ』のメカニックという身分を使って任務にあたります。
カズダはジェダイですか?
いいえ。カズダ・ザイオノは非フォース感応者で、ライトセーバーは持ちません。新共和国海軍出身の腕の良い若手戦闘機パイロットとして描かれ、本シリーズはフォース感応者ではない普通の若者を主人公に据えた点が、デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)の手掛けた前2作『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』とは設計上の大きな違いとなっています。
親友のタム・リヴォラとはどんな関係ですか?
第1シーズンではイェーガーズ・リペアズの同僚整備士としてカズダの最も近い同年代の親友として描かれます。第2シーズン序盤でタムがファースト・オーダー側の士官候補生としてリクルートされて離脱し、カズダがそれを止められなかったことが第2シーズン全体の感情的縦軸となり、最終話『The Escape』(2020年1月26日Disney XD放送)でのタムの帰還がシリーズ完結場面の中核を成します。
『スター・ウォーズ:レジスタンス』の監督・音楽は誰ですか?
原案・エグゼクティブ・プロデューサーはデイヴ・フィローニ(Dave Filoni)、スーパーバイジング・ディレクターはジャスティン・リッジ(Justin Ridge)、エグゼクティブ・プロデューサーはアシーナ・イヴェット・ポルティージョ(Athena Yvette Portillo)、ヘッドライターはブランドン・オウマン(Brandon Auman)が務めました。音楽はマイケル・タヴェラ(Michael Tavera)が担当し、ジョン・ウィリアムズ(John Williams)作曲のメイン・テーマを引用しつつシリーズ固有のスコアを提供しています。CGパートは東京のポリゴン・ピクチュアズ(Polygon Pictures)が制作を担いました。
本シリーズはどこで視聴できますか?
初出はDisney Channel/Disney XDでの放送で、第1シーズンが2018年10月7日Disney Channel配信開始、第2シーズン最終話『The Escape』が2020年1月26日Disney XD放送で完結しました。放送終了後はDisney+で全2シーズン36話が継続配信されており、2026年現在もストリーミング上で全話視聴可能です。
カズダとBB-8の関係は何ですか?
第1シーズン第1話『The Recruit』(2018年10月7日Disney Channel配信開始)で、ポー・ダメロン(Poe Dameron)がコロッサス潜入任務のためBB-8をカズダに一時的に預けたことから始まる相棒関係です。BB-8はカズダの潜入任務の現場アシスタントとして同行し、コロッサスのトラブル現場ごとに情報収集・ハッキング・脱出補助で重要な役割を果たします。劇場版続三部作と同じBB-8キャラクターが本シリーズではカズダのパートナーとして配置されている点が、続三部作劇場版とのキャラクター連続性を示す設計上の要となっています。
本シリーズはどこで視聴できますか/日本での配信状況は?
初出はDisney Channel/Disney XDでの放送で、第1シーズンが2018年10月7日Disney Channel配信開始、第2シーズン最終話『The Escape』が2020年1月26日Disney XD放送で完結しました。日本を含むグローバル市場ではDisney+の開局後に全2シーズン36話が継続配信されており、2026年現在も同サービス上で全話視聴可能な状態が維持されています。
出典
- StarWars.com 公式テレビページ: Star Wars Resistance
- StarWars.com 公式キャラクターデータベース: Kazuda Xiono
- IMDb: Star Wars Resistance (TV Series 2018-2020)
- IMDb: Christopher Sean
- IMDb: Dave Filoni
- IMDb: Justin Ridge
- IMDb: Michael Tavera
- Wookieepedia: Kazuda Xiono
- Wookieepedia: Star Wars Resistance
- Disney+ 公式作品ページ: Star Wars Resistance
- StarWars.com 公式: Star Wars Resistance Season 2 概要
- IMDb: Star Wars Resistance S1E1 The Recruit (2018)
- IMDb: Star Wars Resistance S2E19 The Escape (2020)
- IMDb: Brandon Auman
- IMDb: Athena Yvette Portillo
- Wookieepedia: Colossus (Castilon station)
- Wookieepedia: Tam Ryvora
カズーダ・ジオノはどの作品から見る?
レジスタンスが最初の登場作品です。
カズーダ・ジオノの関連人物は?
ポー、BB-8。
カズーダ・ジオノと一緒に覚える用語は?
ファースト・オーダー、レジスタンス、続三部作、ファイナル・オーダー。