人物メモ
- 役割
- 帝国側と関わる有力者
- 時代
- 帝国時代から新共和国時代
- 初登場
- マンダロリアン
関連人物
モーガン・エルズベスを追う順番
モーガン・エルズベスの関連用語
関係する時代
モーガン・エルズベスの補助ガイド
登場・関連作品
プロフィール詳細
- 種族
- ナイトシスター(ダソミア人/Dathomirian Nightsister)。クローン・ウォーズ期のダソミア虐殺を生き延びた生存者として『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』および『アソーカ』で明示される
- 性別
- 女性
- 肩書き/立ち位置
- Disney+実写ドラマ『マンダロリアン』第2シーズン初登場時は外縁部の惑星コルヴァス(Corvus)の都市カロダン(Calodan)を支配する『カロダンの執政官(Magistrate of Calodan)』。続く『アソーカ』ではグランド・アドミラル・スラーンの帰還を企てる勢力の中核として描かれ、『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』では帝国軍下でスラーンに仕える幹部としての来歴が明らかになる
- 主要装備
- 『マンダロリアン』第2シーズン第5話ではベスカー製の槍(ベスカー・スピア)を用いる重武装の白兵戦闘員として描かれ、ディン・ジャリンに敗れて武器をアソーカに譲り渡す。『アソーカ』ではナイトシスターの剣/白兵剣を用いて主役アソーカ・タノと直接戦う
- 演者
- ダイアナ・リー・イノサント(Diana Lee Inosanto)。Disney+実写ドラマ『マンダロリアン』第2シーズン第5話で初登場、『アソーカ』全8話、アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』のモーガン・エルズベス担当3話(同役の声)を一貫して演じる
- 初登場
- Disney+実写ドラマ『マンダロリアン』第2シーズン第5話『チャプター13:ジェダイ(Chapter 13: The Jedi)』(2020年11月27日Disney+配信開始)。アソーカ・タノが情報を引き出すために訪れる相手として登場する
- Disney+メインシリーズ
- 『マンダロリアン』第2シーズン/『アソーカ』全8話/『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』全6話のうちモーガン担当3話。いずれもDisney+独占配信
- 時代設定
- メインの登場時期は帝国崩壊後の新共和国期(『マンダロリアン』第2シーズン=紀元9 ABY前後/『アソーカ』=紀元9 ABYのち)。『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』は前史としてクローン・ウォーズ期のダソミア虐殺からの逃亡と帝国軍への合流を描く
- 出身
- ダソミア(Dathomir)。クローン・ウォーズ期にナイトシスター氏族が壊滅した『ダソミア虐殺』の生存者として『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』および『アソーカ』本編で明示される
- 主君的存在
- グランド・アドミラル・スラーン(Grand Admiral Thrawn)。『マンダロリアン』第2シーズン第5話末尾のアソーカの台詞『Where is your master? Where is Grand Admiral Thrawn?』で関係性が初公開され、以降『アソーカ』までを貫く核心の主従関係となる
- クリエイター/所属作品の創設者
- ジョン・ファヴロー(Jon Favreau/『マンダロリアン』クリエイター)とデイヴ・フィローニ(Dave Filoni/『アソーカ』『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』クリエイター)の共同企画によるDisney+スター・ウォーズ実写/アニメ群の登場人物として導入された。『アソーカ』『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』はフィローニが企画/脚本/演出で深く関与する
- 初登場エピソード演出
- 『マンダロリアン』第2シーズン第5話『チャプター13:ジェダイ』は脚本・監督ともにデイヴ・フィローニ自身が担当した回で、アソーカ・タノの実写初登場回でもある。モーガン・エルズベスはこの同一エピソード内で実写スター・ウォーズ世界に持ち込まれ、スラーン/ナイトシスター/アソーカという3つの長期テーマを一気に実写軸へ接続する位置に置かれた
- 『アソーカ』ショーランナー
- デイヴ・フィローニ(Dave Filoni/クリエイター兼ショーランナー兼総括ライター兼総括製作)が全8話を統括。複数話の脚本・監督を兼任する『反乱者たち』〜『マンダロリアン』〜『アソーカ』を貫くフィローニ系制作体制のもとで、モーガン・エルズベスの主敵設定が設計された
- 『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』製作体制
- Disney+アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』全6話(2024年5月4日一括配信)はデイヴ・フィローニ企画/製作総指揮の下で、モーガン・エルズベス担当3話とバリス・オフィー(Barriss Offee)担当3話の2人主役構成で制作された。モーガンの前史を正式に提示する役割をこのアンソロジー作品が担う
- 音楽(『アソーカ』『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』)
- ケヴィン・キナー(Kevin Kiner/『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』2008〜2020年・『スター・ウォーズ 反乱者たち』2014〜2018年に続いて『アソーカ』『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』のスコアを担当。共同作曲にショーン・キナー/ディーナ・キナー)。フィローニ系制作群を貫く同一の音楽家としてモーガン関連エピソードの楽曲も担う
- 製作スタジオ/配信
- 『マンダロリアン』『アソーカ』はルーカスフィルム実写プロダクション、『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』はルーカスフィルム・アニメーション(Lucasfilm Animation)製作。いずれもDisney+独占配信。モーガン・エルズベスはこの3作品をまたいで一貫した役者ダイアナ・リー・イノサントが演じる接続キャラクターとして位置付けられる
- テーマ的役割
- Disney+実写スター・ウォーズ群(『マンダロリアン』〜『アソーカ』〜『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』)を横断して『スラーン帰還』というシリーズ大筋を進める接続的アンタゴニスト。同時にナイトシスターという旧アニメ正史の系譜を、実写ドラマ主軸へ橋渡しする位置にある
- シリーズ上の機能
- 『スラーン』『ナイトシスター』『アソーカ』という3つの長期テーマを実写主軸へ接続するハブ的アンタゴニスト。直接の戦闘力よりも『接続装置』としての位置価値が高く、アニメ正史〜実写スピンオフ群〜アンソロジー前日譚を結ぶ役割を一貫して担う
来歴(時系列)
前史:ダソミアのナイトシスター生存者(クローン・ウォーズ期)
モーガン・エルズベスはダソミアのナイトシスター氏族に属する人物として描かれ、クローン・ウォーズ期にダース・モールとシスの命令でグリーヴァス将軍率いる分離主義者軍が行った『ダソミア虐殺』を生き延びた数少ない生存者の1人として位置付けられる。同来歴はDisney+アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』(2024年5月4日Disney+配信開始)のモーガン担当エピソードと、Disney+実写ドラマ『アソーカ』(2023年8月22日配信開始)本編でも明示される。
帝国期:スラーンの下で帝国軍幹部として活動
Disney+アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』のモーガン担当3エピソードは、ダソミア虐殺から逃れた彼女がパルパティーン皇帝の銀河帝国に合流し、ナイトシスター由来の宗教的決意を保ったままグランド・アドミラル・スラーンに仕える幹部へと変貌していく前史を描く。スラーンとの主従関係はここで成立する。
新共和国期:カロダンの執政官として初登場(『マンダロリアン』第2シーズン第5話/2020年11月27日Disney+配信)
Disney+実写ドラマ『マンダロリアン』第2シーズン第5話『チャプター13:ジェダイ(Chapter 13: The Jedi)』(2020年11月27日配信開始/脚本・監督デイヴ・フィローニ)で、モーガン・エルズベスは外縁部の惑星コルヴァスにある森林都市カロダンを恐怖支配する『執政官』として初登場する。ベスカー製の槍と私兵を擁し、住民を人質に取って都市を封鎖する立場で、アソーカ・タノが情報源として接触する相手となる。エピソード末尾でディン・ジャリン(マンダロリアン)に白兵戦で敗れ、ベスカー槍はアソーカへと譲渡される。同話末でアソーカが彼女に向けた『Where is your master? Where is Grand Admiral Thrawn?』の問いかけが、以後の『アソーカ』までを貫く主従関係の最初の手掛かりとして提示される。
『アソーカ』本編:スラーン帰還計画の中核として(全8話/2023年8月22日Disney+配信開始/クリエイター・ショーランナー デイヴ・フィローニ)
Disney+実写ドラマ『アソーカ』全8話(2023年8月22日Disney+配信開始)で、モーガン・エルズベスはグランド・アドミラル・スラーンを既知宇宙圏外(系外銀河)から呼び戻すことを目標とする主敵勢力の中核として、共謀者であるダーク・ジェダイのベイラン・スコール(Baylan Skoll/レイ・スティーヴンソン)とその弟子シン・ハティ(Shin Hati/アイヴァナ・サクノ)と協働する。中盤以降ではダソミアのナイトシスター長老/『三姉妹(the Great Mothers)』との接触を経てナイトシスターの剣を授かり、最終章でアソーカ・タノと直接対決して敗れる。本シリーズは並行して『マンダロリアン』『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』と同じ大筋へ接続する役割を担う。
『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』2024年5月4日Disney+配信:起源編の正式提示
Disney+アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』全6話(2024年5月4日Disney+一括配信/デイヴ・フィローニ製作総指揮)は、モーガン・エルズベス担当の3話とバリス・オフィー担当の3話で構成され、モーガンの3話はダソミア虐殺の生存からスラーンの下で帝国軍幹部に上り詰めるまでの前史を初めて正式に描く役割を担う。演/声はダイアナ・リー・イノサントが続投する。Disney+配信日は米国時間の『スター・ウォーズの日(Star Wars Day)』2024年5月4日に合わせられた。
撮影・公開タイムライン補強
『マンダロリアン』第2シーズンはStageCraft(LEDボリューム)を用いてカリフォルニア州マンハッタン・ビーチおよびロサンゼルス周辺で撮影され、第5話『チャプター13:ジェダイ』は2020年11月27日Disney+配信。『アソーカ』は2022年〜2023年にかけて撮影され、2023年8月22日に第1〜2話同時配信、以降毎週水曜(米国太平洋時間)配信で第8話を10月3日に配信。『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』は2024年5月4日に全6話一括配信。これら3作品をモーガン・エルズベスは一貫して横断する。
能力・装備
- 白兵戦闘員としての武力:『マンダロリアン』第2シーズン第5話ではベスカー製の槍(ベスカー・スピア)でディン・ジャリンと真っ向勝負を演じ、『アソーカ』本編ではナイトシスター由来の剣/白兵剣で主役アソーカ・タノと直接戦うなど、シスやジェダイのフォース剣士ではない側の重武装戦闘員として一貫して描かれる。
- ナイトシスターの血統:ダソミア虐殺を生き延びたナイトシスター生存者として、ナイトシスター系の儀式・呪術的世界観に通じる人物として位置付けられる。『アソーカ』本編ではダソミアのナイトシスター長老/『三姉妹』との接触を経て儀式を介した武装を受けるなど、その血統が物語上の鍵を握る。
- 支配統治と恐怖政治:『マンダロリアン』第2シーズン第5話の段階で、外縁部の都市カロダンの住民を人質に取りながら都市を封鎖する執政官としての統治を行い、私兵団を擁して街路を制圧する手腕を見せる。
- 長期計画の遂行能力:『マンダロリアン』〜『アソーカ』を貫くスラーン帰還計画の中核として、ベイラン・スコールやシン・ハティを束ね、世代を跨ぐ長期計画を遂行する陰謀の取りまとめ役を担う。
- 信仰的決意:ダソミアおよびスラーンへの信仰的決意が彼女の行動原理として描かれ、自己保存より計画の遂行を優先する選択(最終戦での退却拒否を含む)を一貫して取る。
- シリーズ接続装置としての存在感:『マンダロリアン』〜『アソーカ』〜『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』という3作品を横断する一貫キャラクターとして、視聴者がDisney+スター・ウォーズ群全体の大筋を辿るための『目印』としての機能を兼ね備える。直接戦闘の勝敗以上に、彼女の登場そのものが『この場面はスラーン帰還大筋の一部である』ことを観客に伝える視覚的合図となる。
関係相関
- グランド・アドミラル・スラーン(Grand Admiral Thrawn)
- モーガンが仕える主君的存在で、Disney+実写スター・ウォーズ群を貫くスラーン帰還計画の核心。『マンダロリアン』第2シーズン第5話末尾のアソーカの問いで関係が初提示され、『アソーカ』では既知宇宙圏外(系外銀河)に追放されたスラーンの帰還を企てる動機が明確化される。
- アソーカ・タノ(Ahsoka Tano)
- 『マンダロリアン』第2シーズン第5話でモーガンの情報源として接触する元ジェダイで、以後『アソーカ』では主役として直接対決する主敵関係になる。最終戦でモーガンを倒すのもアソーカである。演はロザリオ・ドーソン(Rosario Dawson)。
- ディン・ジャリン(Din Djarin/マンダロリアン)
- 『マンダロリアン』第2シーズン第5話でモーガンと白兵戦を演じ、ベスカー槍を奪って勝利する。奪い取った槍はアソーカへと譲渡される。
- ベイラン・スコール(Baylan Skoll)
- 『アソーカ』に登場するダーク・ジェダイの剣士で、モーガンと協働してスラーン帰還計画を進める共謀者。演は故レイ・スティーヴンソン(Ray Stevenson)。
- シン・ハティ(Shin Hati)
- 『アソーカ』に登場するベイラン・スコールの弟子で、モーガン側に立つ若い剣士。演はアイヴァナ・サクノ(Ivanna Sakhno)。
- ダソミアのナイトシスター長老(『三姉妹(the Great Mothers)』)
- 『アソーカ』本編でモーガンが接触するダソミアのナイトシスター長老。儀式を介してナイトシスターの剣を授与し、モーガンの『生存者から後継者へ』の通過儀礼を演出する。
- サビーヌ・レン(Sabine Wren)
- 『アソーカ』でアソーカと共にモーガン勢力を追う元反乱同盟の戦士。モーガン側との衝突に巻き込まれる主要登場人物。演はナターシャ・リュー・ボルディッツォ(Natasha Liu Bordizzo)。
- ヘラ・シンドゥーラ(Hera Syndulla)
- 『アソーカ』で新共和国側の指揮官として登場する反乱同盟出身のパイロットで、モーガン側のスラーン帰還計画の阻止行動に関与する。演はメアリー・エリザベス・ウィンステッド(Mary Elizabeth Winstead)。
- ダイアナ・リー・イノサント(Diana Lee Inosanto)
- 本人。『マンダロリアン』第2シーズン第5話で実写初登場以来、『アソーカ』全8話、『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』モーガン担当3話を一貫して演じる役者。武術指導者ダン・イノサントの娘で、ブルース・リー直系門下の武術系譜を持ち、本作のベスカー槍・白兵剣の立ち回りもこの背景を反映している。
- デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)
- 『マンダロリアン』第2シーズン第5話『チャプター13:ジェダイ』の脚本・監督であり、『アソーカ』のクリエイター・ショーランナー・総括ライターであり、『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』の製作総指揮でもある人物。モーガン・エルズベスを実写スター・ウォーズ世界に導入し、スラーン帰還大筋の中核として設計した張本人。
- ジョン・ファヴロー(Jon Favreau)
- 『マンダロリアン』のクリエイター/ショーランナーであり、モーガン・エルズベスが実写デビューを果たした本作の全体設計を担う人物。フィローニとの共同企画によりDisney+スター・ウォーズ実写群の枠組みを構築した。
- ケヴィン・キナー(Kevin Kiner)
- 『アソーカ』『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』の音楽担当(共同作曲にショーン・キナー/ディーナ・キナー)。『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』『スター・ウォーズ 反乱者たち』からフィローニ作品に一貫して関与し、モーガン関連エピソードのスコアを担当する。
- バリス・オフィー(Barriss Offee)
- 『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』全6話のうち3話の主役を務める対照人物。モーガン3話+バリス3話の2人主役構成で、両者ともクローン・ウォーズ期出自から帝国期に異なる道を歩んだ女性人物として並べられている。
登場作品(俳優クレジット)
マンダロリアン
2020〜/第2シーズン第5話『チャプター13:ジェダイ』(2020年11月27日Disney+配信/脚本・監督デイヴ・フィローニ)でカロダンの執政官として初登場。演ダイアナ・リー・イノサント
アソーカ
2023/Disney+実写ドラマ全8話(2023年8月22日配信開始/クリエイター・ショーランナー デイヴ・フィローニ)の主敵勢力中核としてスラーン帰還計画を主導。演ダイアナ・リー・イノサント
テイルズ・オブ・ジ・エンパイア
2024/Disney+アンソロジー・アニメ全6話(2024年5月4日配信/デイヴ・フィローニ製作総指揮)のうちモーガン担当3エピソードで、ダソミア虐殺の生存から帝国軍幹部となる前史を描く。声ダイアナ・リー・イノサント
名場面・名台詞
- 『マンダロリアン』第2シーズン第5話『チャプター13:ジェダイ』(2020年11月27日Disney+配信):モーガンが外縁部の都市カロダンを封鎖し、住民を人質に取りながらアソーカ・タノに対峙する場面で初登場する。
- 同話:ディン・ジャリン(マンダロリアン)がモーガンの私兵団と街路で戦闘を繰り広げる場面。
- 同話クライマックス:モーガンがベスカー製の槍を構えてディン・ジャリンと白兵戦を演じ、最終的に敗れる場面。
- 同話末尾:アソーカ・タノが敗れたモーガンに対し『Where is your master? Where is Grand Admiral Thrawn?』と問いかけ、Disney+スター・ウォーズ実写ドラマ群におけるスラーン帰還計画の最初の手掛かりが提示される場面。
- 『アソーカ』第1話(2023年8月22日Disney+配信):モーガン・エルズベスが新共和国の囚人として登場し、ベイラン・スコールとシン・ハティの介入で奪還される場面。
- 『アソーカ』中盤:モーガン側勢力が銀河系内のスター・マップを巡る一連の作戦を進め、アソーカとサビーヌ・レンの追跡を撒く場面。
- 『アソーカ』中盤〜終盤:モーガンがダソミアのナイトシスター長老(『三姉妹』)と接触し、儀式を経てナイトシスター由来の剣を授かる場面。
- 『アソーカ』終盤:モーガンが既知宇宙圏外(系外銀河)でスラーン帰還計画を遂行する場面。
- 『アソーカ』最終章:モーガン・エルズベスがアソーカ・タノと白兵剣同士で直接対決し、敗れる場面。
- 『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』モーガン担当エピソード(2024年5月4日Disney+配信):クローン・ウォーズ期のダソミア虐殺を逃れた幼少/若年期のモーガンが、後に帝国軍下でスラーンに仕える幹部へと変貌していく前史を描く一連の場面。
考察
- モーガン・エルズベスは、Disney+のスター・ウォーズ実写ドラマ群(『マンダロリアン』〜『アソーカ』)を一本の大きな『スラーン帰還』物語として束ねる接続的アンタゴニストである。『マンダロリアン』第2シーズン第5話末尾でアソーカが彼女に向けた『Where is your master? Where is Grand Admiral Thrawn?』の一行は、以後数年にわたるDisney+スター・ウォーズ群の中心軸を投げ込んだ重要な台詞で、モーガンは『スラーンという固有名詞を実写ドラマ世界へ持ち込む装置』として機能している。
- ナイトシスターという旧アニメ正史の固有要素を、実写主軸ドラマ『アソーカ』の主敵設定として再導入した点でも、モーガン・エルズベスは重要な接続点である。クローン・ウォーズ期のダソミア虐殺生存者という前史は『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』モーガン担当3エピソードで正式に描かれ、シリーズ群全体で旧アニメ世界観と新Disney+実写世界観を橋渡しする役割を一貫して担う。
- ベスカー槍を構える白兵戦闘員(『マンダロリアン』第2シーズン第5話)から、ナイトシスターの剣を授かる『継承者』(『アソーカ』)へという武装の変化は、彼女が単なる地方軍閥ではなく、信仰的・血統的な決意を伴う長期計画の中核であることを示す演出として設計されている。最終戦でアソーカと剣を交えて敗れる結末は、シスやジェダイのフォース剣士同士の戦いとは異なる『同じ剣で渡り合う剣士』対決として演出されている。
- 脚本/監督/製作面から見ても、モーガン・エルズベスはデイヴ・フィローニ系制作チームが『マンダロリアン』第2シーズン第5話(脚本・監督フィローニ)から『アソーカ』(クリエイター・ショーランナー フィローニ)、『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』(製作総指揮フィローニ)まで一貫した管轄で設計し続けた稀有な接続キャラクターである。同一作家/同一音楽家(ケヴィン・キナー)/同一役者(ダイアナ・リー・イノサント)の3点が3作品にわたり保持されることで、Disney+スター・ウォーズ実写/アニメ群の『中心軸の現存性』を観客に対し一貫して示す機能を担う。
- 2度の白兵戦(『マンダロリアン』第2シーズン第5話のディン・ジャリン戦と『アソーカ』最終章のアソーカ・タノ戦)の対比は、モーガン・エルズベスというキャラクターの位置価値を端的に示している。前者ではベスカー製の槍を用いる地方軍閥の長として描かれ、敗北後にその槍がアソーカへ受け渡されることで以後の主敵シリーズへバトンを繋ぐ役割を担う。後者ではナイトシスター長老『三姉妹』から授かったナイトシスター由来の剣を用いて主役アソーカと直接対決し、敗れる。武装の変化(ベスカー槍→ナイトシスターの剣)と相手の格上化(マンダロリアン→アソーカ・タノ)の双方が、彼女がDisney+スター・ウォーズ実写群を3年かけてエスカレートさせた『接続装置』であることを設計面から裏付ける。
トリビア
- 演じるダイアナ・リー・イノサント(Diana Lee Inosanto)は武術指導者ダン・イノサント(Dan Inosanto)の娘で、武術指導者・スタント・コーディネーター・俳優としての経歴を持つ。ブルース・リーの直系門下である父の流れをくむ武術キャリアが、ベスカー槍を構えた『マンダロリアン』第2シーズン第5話の白兵戦演出にも反映されている。
- 『マンダロリアン』第2シーズン第5話『チャプター13:ジェダイ』は、デイヴ・フィローニ自身が脚本・監督を務めるエピソードで、アソーカ・タノの実写初登場回でもある。モーガン・エルズベスはこの同じエピソードで実写スター・ウォーズ世界に持ち込まれた人物で、アソーカ/スラーン/ナイトシスターという3つの長期テーマを一気に実写軸へ接続する役割を担った。
- Disney+アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』全6話(2024年5月4日配信)は、モーガン・エルズベス3話+バリス・オフィー3話の2人主役構成で、両者ともクローン・ウォーズ期の出自を持ちながら帝国期に異なる道を歩んだ女性人物として対比的に並べられている。
- Disney+アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』の配信日2024年5月4日は米国時間の『スター・ウォーズの日(Star Wars Day)』であり、Disney+の本シリーズ群(『バッド・バッチ』第1シーズン2021年5月4日/『テイルズ・オブ・ジェダイ』2022年10月/『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』2024年5月4日)の年次マーケティング枠と同一の枠で公開された。
- 『アソーカ』『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』の音楽はケヴィン・キナー(共同作曲にショーン・キナー/ディーナ・キナーの家族共作)が担当。『クローン・ウォーズ』2008〜2020年・『反乱者たち』2014〜2018年からフィローニ系アニメ/実写群に継続的に関与する一貫した音楽家としてモーガン関連エピソードのスコアにも携わる。
- ダイアナ・リー・イノサントは『マンダロリアン』第2シーズン第5話の実写白兵戦をスタント・スタジオ訓練を経て自身で演じきった経緯がスター・ウォーズ公式メディア(StarWars.com 特集・The Disney Gallery: The Mandalorian の関連エピソード)で複数回紹介されている。スタント・コーディネーター経歴を持つ演者がスタント置換なしで自演する近年の実例の一つ。
- 『マンダロリアン』第2シーズン第5話の舞台『カロダン』は、ジョージ・ルーカス『隠し砦の三悪人』を含む黒澤明監督作品の村落シーンを参照したと、デイヴ・フィローニ自身が公式メイキング『Disney Gallery: The Mandalorian』で発言している。モーガン・エルズベスはその参照を体現する『執政官』として配置されている。
- 『アソーカ』全8話は2023年8月22日Disney+で第1〜2話同時配信されて以降、第3話8月29日/第4話9月5日/第5話9月12日/第6話9月19日/第7話9月26日/第8話10月3日(いずれも米国太平洋時間 火曜深夜=日本時間水曜午後)の週次配信スケジュールで提供された。モーガン・エルズベスは第1話の冒頭から登場し、最終第8話まで一貫して主敵勢力の中核を担う8話通しの長期登場キャラクターである。
- Disney+アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』全6話(2024年5月4日一括配信)はモーガン・エルズベス3話+バリス・オフィー3話の前後半対構成で提供され、放送順では前半がモーガン担当(ダソミア虐殺の生存〜帝国合流〜スラーン下での出世)、後半がバリス担当となる時系列で並べられている。Lucasfilm Animation 制作で、フィローニ系アニメ作品の絵柄・声優起用方針が継承されている。
より詳しいFAQ
モーガン・エルズベス(Morgan Elsbeth)はどの作品に登場しますか?
Disney+実写ドラマ『マンダロリアン』第2シーズン第5話『チャプター13:ジェダイ』(2020年11月27日配信)で初登場し、Disney+実写ドラマ『アソーカ』全8話(2023年8月22日配信開始)の主敵勢力中核として活躍。Disney+アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』全6話(2024年5月4日配信)のモーガン担当3エピソードでは、クローン・ウォーズ期のダソミア虐殺を生き延びてから帝国軍幹部となる前史が描かれます。
モーガン・エルズベスを演じているのは誰ですか?
ダイアナ・リー・イノサント(Diana Lee Inosanto)です。『マンダロリアン』第2シーズン第5話、『アソーカ』全8話、『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』のモーガン担当3エピソード(声)を一貫して担当しています。武術指導者ダン・イノサントの娘で、武術指導/スタント/俳優として活動してきた経歴の持ち主です。
モーガン・エルズベスはどの作品から見るのがおすすめですか?
初見の入口としては、Disney+実写ドラマ『マンダロリアン』第2シーズン第5話『チャプター13:ジェダイ』(2020年11月27日配信)が分かりやすい起点です。スラーンとの関係や本格的な主敵としての活躍を追うなら続く『アソーカ』全8話(2023年8月22日配信開始)へ進み、出自・前史を補完したい場合はDisney+アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』全6話(2024年5月4日配信)のモーガン担当エピソードへ進む順番が分かりやすい流れです。
モーガン・エルズベスとグランド・アドミラル・スラーンの関係は?
モーガン・エルズベスはグランド・アドミラル・スラーン(Grand Admiral Thrawn)に仕える幹部で、Disney+実写スター・ウォーズ群を貫くスラーン帰還計画の中核を担う人物です。『マンダロリアン』第2シーズン第5話末尾でアソーカ・タノが『Where is your master? Where is Grand Admiral Thrawn?』と彼女に問いかける一行が両者の関係を初めて公にし、続く『アソーカ』で既知宇宙圏外(系外銀河)に追放されたスラーンの帰還を企てる動機が明確化されます。
モーガン・エルズベスはナイトシスターですか?
はい。Disney+実写ドラマ『アソーカ』本編およびDisney+アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』のモーガン担当エピソードで、彼女はダソミア(Dathomir)のナイトシスター氏族の生存者として描かれます。クローン・ウォーズ期のダソミア虐殺を生き延び、後にナイトシスター長老『三姉妹』との接触を経て儀式によりナイトシスター由来の剣を授かる流れが本編で示されます。
モーガン・エルズベスはどのように退場しますか?
Disney+実写ドラマ『アソーカ』全8話(2023年8月22日配信開始)の最終章で、モーガン・エルズベスは主役アソーカ・タノとの白兵剣同士の直接対決に敗れて退場します。なおそれ以前の『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』のモーガン担当エピソード(2024年5月4日Disney+配信)は時系列上の前史を描く構成で、本編退場後に公開された前日譚的アンソロジーの位置にあります。
モーガン・エルズベスの初登場エピソードを設計したのは誰ですか?
Disney+実写ドラマ『マンダロリアン』第2シーズン第5話『チャプター13:ジェダイ』(2020年11月27日配信)は脚本・監督ともにデイヴ・フィローニ(Dave Filoni)が自ら担当した回で、モーガン・エルズベスはこの同じエピソードで実写スター・ウォーズ世界に持ち込まれました。フィローニはその後『アソーカ』のクリエイター/ショーランナー、『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』の製作総指揮として、3作品にまたがるモーガン・エルズベス像を一貫した管轄で設計しています。
モーガン・エルズベス関連エピソードの音楽は誰が担当しますか?
ケヴィン・キナー(Kevin Kiner/共同作曲にショーン・キナー/ディーナ・キナー)です。『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』2008〜2020年・『スター・ウォーズ 反乱者たち』2014〜2018年からデイヴ・フィローニ系作品に継続的に関与し、本人物の主活躍作である『アソーカ』『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』のスコアを担当しています。
モーガン・エルズベスのベスカー槍はその後どうなりましたか?
Disney+実写ドラマ『マンダロリアン』第2シーズン第5話『チャプター13:ジェダイ』(2020年11月27日配信)の白兵戦でディン・ジャリンに敗れた後、ベスカー製の槍はディンからアソーカ・タノへと譲渡されます。同武器はその後の『マンダロリアン』『ボバ・フェット/ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』を含むDisney+実写スター・ウォーズ群の登場武器として継承され、ベスカーがマンダロリアンとジェダイ/元ジェダイの双方の物語線を繋ぐ象徴的なオブジェとして機能していきます。
『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』ではモーガン・エルズベス以外に誰が主役を務めますか?
Disney+アンソロジー・アニメ『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』全6話(2024年5月4日Disney+一括配信)は、モーガン・エルズベス担当3話とバリス・オフィー(Barriss Offee)担当3話による2人主役構成です。両者ともクローン・ウォーズ期に出自を持ちつつ、帝国期に異なる道を歩んだ女性人物として対照的に並べられています。前半でモーガンがダソミア虐殺の生存から帝国軍へ転じる過程が描かれ、後半でバリスが帝国宗教審問官化を経て分岐する物語が描かれます。
出典
- StarWars.com 公式テレビページ: The Mandalorian
- StarWars.com 公式テレビページ: Ahsoka
- StarWars.com 公式テレビページ: Tales of the Empire
- IMDb: Ahsoka (TV Series 2023- )
- IMDb: Diana Lee Inosanto
- IMDb: Dave Filoni
- IMDb: Jon Favreau
- IMDb: Kevin Kiner
- Wookieepedia: Morgan Elsbeth
- Wookieepedia: Chapter 13: The Jedi
- Wookieepedia: Ahsoka (TV series)
- Wookieepedia: Tales of the Empire
- Wookieepedia: Dathomir
- Wookieepedia: Nightsisters
- Wookieepedia: Grand Admiral Thrawn
モーガン・エルズベスはどの作品から見る?
初見の入口は「マンダロリアン」です。時系列上の登場順としては「テイルズ・オブ・ジ・エンパイア」が最初です。
モーガン・エルズベスの関連人物は?
アソーカ、ヘラ、サビーヌ。
モーガン・エルズベスと一緒に覚える用語は?
フォース、ジェダイ、ライトサイド、パダワン。