人類補完計画
- ゼーレ版/ゲンドウ版で目的が異なる
- 個の壁(A.T.F)を消滅させ単一存在化
- 旧劇/新劇で結末が分岐
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エヴァンゲリオンの主題を4テーマ(人類補完計画・A.T.フィールド・親子関係・パイロットの選択)で整理。シリーズ通底の問いを掴むための観方ガイド。
Details
検索意図ごとに、迷いやすい判断だけを先に整理します。
ゼーレ版は『不完全な人類を単一存在に統合し神に贖罪する』計画。ゲンドウ版は『人類補完を通じて消滅した妻ユイと再会する』私的計画。旧劇では計画発動後シンジが『他者を望む』ことで失敗。新劇『シン・エヴァ』ではゲンドウ自身が補完を受けユイの幻と再会し消滅します。
Absolute Terror Field の略で、もともとは使徒/エヴァの絶対防御壁を指す技術用語ですが、終盤で『誰もが持つ心の壁』のメタファーとして展開。他者との接触を恐れる/求める心理描写と直結します。
シンジとゲンドウ、アスカとキョウコ、レイとナオコ、ミサトと加持リョウジJr. など、各キャラの行動原理に必ず親子関係があります。新劇『シン・エヴァ』マイナス宇宙のゲンドウ独白『私は他人とどう接していいのかわからない』が一連の総括。
『逃げちゃダメだ』で始まり、旧劇『気持ち悪い』(アスカからの拒絶を含んだ他者承認)で終わり、新劇『シン・エヴァ』では『ネオン・ジェネシス』(エヴァのいない世界選択)で結ばれます。各シリーズの結論はパイロットの選択に集約されます。
FAQ
旧シリーズではゼーレ版が発動するもシンジの選択で個の境界が再形成。新シリーズでは『シン・エヴァ』でゲンドウのアディショナルインパクト計画が完遂直前にシンジが『ネオン・ジェネシス』を発動し、エヴァのいない別の世界へ移行します。
TV版第拾話以降『他者と自分を分け隔てる絶対の領域』として説明され、第弐拾参話・終盤・旧劇 EoE で『誰もが持つ心の境界』として展開します。物理的な防御壁が心理的な比喩へ拡張された設定です。
旧劇場版は『気持ち悪い』のアスカの拒絶を受け止めつつ生き残ることで救済を選んだ解釈。新劇場版『シン・エヴァ』ではマリと第3村で大人になる青年期シンジが描かれ、明確に救われたエンディング。
庵野秀明監督自身の家庭・人間関係への内省が反映されているとされます。『プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル』(2021)等のドキュメンタリーで本人が言及。
明確に救いのある結末です。マイナス宇宙でゲンドウとシンジが本音で対話し、レイ・アスカ・カヲルがそれぞれの場所を得て、シンジは大人になりマリと駅で再会するシーンで完結します。
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