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マダンの書
ゲーム『HUNTER×HUNTER それぞれの決意』に登場するマダンの書を解説。凝で読める医学書、ハリとドナル、暗闇花、レオリオ編での役割を整理する。
マダンの書は、ワンダースワンカラー用ゲーム『HUNTER×HUNTER それぞれの決意』のレオリオ編に登場するゲーム独自アイテムである。漫画本編およびアニメ本編の出来事ではない。
外見は茶色い医学書だが、通常の視線では白紙に見える。眼へオーラを集める凝を使うと、医療手順、薬草、地図を読める仕組みが物語と念修行を結ぶ。

ゲーム『それぞれの決意』でマダンの書を読めるハリ 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

マダンの書と治療をめぐって関わるハリとレオリオ 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

書の医療情報から採取へ向かう暗闇花 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

書を支配しようとする施設長ドナル 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

ハリの所持品として物語の鍵になるマダンの書 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
基本情報
| 媒体 | ワンダースワンカラー用ゲーム |
|---|---|
| 分類 | 医学書・ゲーム独自アイテム |
| 名称 | マダンの書 |
| 閲覧条件 | 凝の使用 |
| 登場ルート | レオリオ編 |
茶色い医学書の外見
マダンの書は茶色い表紙と、頁の側面に花を思わせる装飾を持つ。携帯できる通常の本に見え、外形だけから念能力に関わる品とは分からない。
念を使わない者が開くと内容は白紙に見える。印刷が消えているのではなく、凝で視認することを前提に文字と図が隠されている。
記される内容は医療手順と薬草の知識であり、攻撃技や秘宝の一覧ではない。レオリオの医師志望と直接結び付く情報媒体である。
希少本図書館からの持ち出し
ハリは希少本を集める地域の図書館でマダンの書を見つける。施設を率いるドナルは本を自分の利益へ使うと考え、彼女は先に持ち出して逃げる。
窃盗という手段には問題があるが、ハリは所有権を得て売却したいのではない。医学知識を独占し、人体実験へ使う疑いから本を遠ざけようとする。
逃走先として無札で飛行船へ乗り、レオリオの部屋へ隠れる。希少本をめぐる対立が、試験へ向かう船内の人物関係へ入り込む。
レオリオが拾った白紙
レオリオは自室にいたハリを追ううち、本を見つけて保管する。開いても読めず、最初は何の価値があるか判断できない。
倉庫で再会したハリは、ドナルから聞いた医学書だと説明する。しかし本人も短時間しか内容を見ておらず、全ての治療法を記憶しているわけではない。
二人は部屋で詳しく話す約束をするが、ドナル側の追跡者が現れる。本を読む条件を調べる前に、所有と逃走の問題が先へ進む。
視力を失ったハリ
ドナルの実験体はハリを見つけ、目を傷つけて本の場所を聞き出そうとする。レオリオが介入して救うが、彼女は発熱し入院する。
視力を失ったように見えるハリが病室で本を読む姿を看護師が目撃する。通常の眼で文字を見るという前提では説明できず、レオリオは別の知覚方法を疑う。
ハリ自身は念の名称を知らず、意識的な技として凝を学んでいない。必要に迫られ、眼へオーラを集める行為を無自覚に使っている。
凝へたどり着くレオリオ
ザバン市で二人のハンターが凝について話すのを聞き、レオリオは病室の現象と結び付ける。白紙と読める頁の差は、本の状態ではなく読み手のオーラ操作にある。
念を学んだ翌日、レオリオも凝でマダンの書を読めるようになる。医療知識を得るための修行が、裏ハンター試験とは別のゲーム独自経路で描かれる。
凝を使えば誰でも全内容を即座に理解できるわけではない。隠された文字が見える条件を満たすだけで、医学知識の解釈と治療判断は読み手へ残る。
暗闇花の地図
二人は本から、ハリの治療に必要な暗闇花がミルシ湿地にあると知る。薬草の効能だけでなく、生育場所へ向かう地図も記載されている。
レオリオは試験経路上の危険な湿地へ入り、花を探す。医学書が病室内の診断だけで終わらず、採取の冒険へ目的を作る。
暗闇花は本を持つだけで得られない。位置情報を読み、現地の危険を越え、適切な植物を持ち帰る行動までそろって治療へつながる。
マチとの取引
ハリは本をマチへ渡し、五年前から知るドナルの情報と交換する。レオリオへ相談せず手放したため、治療手掛かりと安全確保の優先順位が衝突する。
マチはドナルへハリの居場所も教えており、完全な味方ではない。情報を売る相手ごとに条件を変え、本と人の両方を取引材料へする。
レオリオは本を渡す代わりにハリを守るよう交渉する。旅団員との力の差があっても、目的を本の所有から患者の安全へ戻す。
ドナルとの対決
暗闇花を得たレオリオは本を持ち、ドナルの隠れ家へ入る。ドナルは返還を要求するが、人体実験とハリへの加害を知るレオリオは拒む。
戦闘に勝つとドナルは施設の自爆装置を作動させる。本を取り戻せないなら証拠と相手ごと消す選択であり、医学知識を人命より下へ置く。
レオリオは崩壊から脱出し、最終的に本をマチへ渡す。所有者になる結末ではなく、必要な治療情報を使い、患者を守る条件を残して手放す。
本編設定と分ける理由
マダンの書、ハリ、ドナル、暗闇花をめぐる事件はゲーム独自の物語である。漫画本編のレオリオが同じ本で凝を習得した事実にはならない。
ゲーム内ではマチやマジタニに似た存在も関わり、本編人物を別の筋書きへ配置する。共通の名前が出ても、年代記や所有履歴を漫画へ自動的に統合しない。
アイテム記事では登場媒体、ルート、閲覧条件を明示すると、念の一般設定とゲーム固有事件を同時に説明できる。白紙が凝で読める機能だけを本編公式アイテムへ広げない。
所有者と使用者の違い
マダンの書はドナル、レオリオ、ハリ、マチの手を移るが、持った全員が内容を読めるわけではない。所有と閲覧条件が分かれ、凝を使えるかどうかが医学知識への入口になる。
ドナルは施設の長として本を確保し、ハリは利用目的を疑って持ち出す。どちらも正式な所有権の証明は示されず、希少本を誰が安全に管理できるかという対立が先にある。
レオリオは拾得後に白紙を見ても捨てない。ハリの行動と追跡者の存在から価値があると判断し、内容を理解する前に保全する。医療への関心だけでなく状況観察が働く。
ハリが無自覚に凝を使えることは、念の名称を知らなくてもオーラ操作が発現し得る例になる。ただしゲーム独自人物の事例を、漫画本編の全ての天才へ一般化できない。
看護師の証言は、失明した患者が読書していたという矛盾をレオリオへ渡す。本人へ直接凝を見せてもらう前に、第三者の観察が能力の存在を推理させる。
ザバン市で聞いた会話だけでレオリオが完全な念能力者になるわけではない。凝という名称と操作を知り、翌日の学習を経て、初めて隠された文字を視認する。
本に記された医療手順が常に正しいか、誰が書いたか、マダンが人物名かは詳しく示されない。作中で確認できるのは、暗闇花の情報が実際の採取へ役立つ範囲である。
暗闇花はハリの治療に必要でも、採取して持ち帰るだけで全症状が自動的に治る魔法の品ではない。医学知識と処置を組み合わせる材料として扱われる。
ミルシ湿地の地図は、試験の危険地帯と医師志望の目的を重ねる。レオリオは合格競争だけでなく、目の前の患者へ必要な物を得るため同じ場所へ入る。
マチとの取引では、本の価値が医学から情報へ変わる。ハリはドナルの所在を知るため渡し、マチは複数相手へ情報を売る。頁の内容を読めなくても希少品として交渉力を持つ。
レオリオがマチへ保護を求める時、相手の善意を信じたのではない。本という対価とドナルへの利害を使い、ハリへ手を出さない条件を作ろうとする。
ドナルの自爆は、本を守る行動ではなく自分の支配から外れる知識を消す行動である。医学書の目的と正反対に、人命と施設を破壊して所有を終わらせようとする。
最終的にレオリオが本を手放しても、凝の知識と暗闇花の情報は残る。物を永久所有することより、必要な患者へ内容を使ったことがレオリオ編の成果になる。
本編のレオリオは別の経路で念を学ぶため、このゲーム事件を公式経歴へ加えると矛盾が生じる。能力解説ではゲーム名を必ず添え、共通する凝の一般原理だけを区別する。
マダンの書の記事へ漫画の医療設定を無制限に集めない。登場人物、移動経路、暗闇花、ドナルとの戦いは『それぞれの決意』内で相互に関係する閉じた情報群である。
ゲーム資料としての扱い
『それぞれの決意』は原作漫画の連載話ではなく、ワンダースワン向けゲーム独自の物語である。マダンの書に関する人物関係や事件を、本編の年表へ無条件に挿入しないことが必要になる。
一方で凝を用いて隠された文字を見る仕掛けは、本編で示される念の基本技術と共通する。共通原理があることと、個別事件が本編正史であることは別であり、記事では両者を明示して区別する。
書物の外見、全文、著者の履歴は資料から十分に確定しない。説明を豊かにするために未知の章題や治療法を補うとゲーム内情報を越えるため、確認できる暗闇花と凝の使用へ範囲を限る。
本をめぐる争奪は、レオリオが医師を志す理由をゲーム独自の事件へ結び直す。高価な宝ではなく患者を助ける知識として価値を測る点が、他の登場人物による所有欲との差になる。
項目名から断定しないこと
名称に『書』が含まれても、一般流通する医学教科書なのか、一点物の写本なのかは確定しない。作中で争奪対象になった希少性と、凝で読める性質までは示されるが、発行部数や制作年代を設定として補うことはできない。
また、隠し文字が読める人物全員を医療の専門家とみなすこともできない。凝は閲覧の鍵にすぎず、内容を患者へ適用するにはレオリオやハリが持つ医学的な目的と判断が別に必要になる。
マダンの書が残したもの
マダンの書は、凝でのみ文字が見えるゲーム独自の医学書であり、レオリオ編の念修行とハリの治療をつなぐ。
暗闇花の情報を得るだけでなく、ドナルとマチの取引を通じて知識を誰が使うかが争われる。
漫画およびアニメ本編の所持品ではないため、『それぞれの決意』内の設定として区別する。