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ジョジョ百科事典ANNA MOVIES
Part 7 / 人物

F・V・シュトロハイム

フリッツフォンシュトロハイム

第二世界線main_manga

ネタバレ範囲: Part 7で第1ステージ7位となり、第2ステージで義手の銃器を使ってジョニィとジャイロを襲い、鉄球の反撃でリタイアするまで

# F・V・シュトロハイムF・V・シュトロハイムは、第7部『スティール・ボール・ラン』に登場するドイツ人のレース参加者で、フルネームはフリッツ・フォン・シュトロハイムである。第1ステージを7位で通過する騎手として実力を示す一方、右腕の義手へ内蔵した銃器を使い、第2ステージでジョニィ・ジョースターとジャイロ・ツェペリを待ち伏せする。鉄球の回転を観察してジャイロの手首を狙い、ジョニィと馬を人質に降伏を迫るが、岩から回転で削り出された複数の弾を避けられず敗北した。

第2部のルドル・フォン・シュトロハイムと同じ姓や機械化された身体を持つが、世界線、時代、人物関係の異なる別人である。

基本情報

日本語名は「F・V・シュトロハイム」で、作中の完全表記はF(フリッツ)・V(フォン)・シュトロハイムとなる。英語表記はFritz von StroheimまたはF. V. Stroheimが用いられる。ドイツ国籍の成人男性で、愛馬ヨーロッパ・エクスプレスに乗って北米大陸横断レースへ参加する。スタンド使いとは明示されず、騎乗技術、銃器、機械化した右腕を戦闘手段とする。

外見

シュトロハイムは横に広い平らな髪型から長い一束を垂らし、右目へ片眼鏡を着ける。長い外套、乗馬用のズボンとブーツ、肩の羽根状装飾によって軍人を思わせる姿となる。右前腕と手は機械化され、人差し指と中指の間から伸縮式の銃身を展開できる。通常の拳銃も所持し、義手の弾幕と手持ち武器を状況に応じて使い分ける。

性格

短い登場ながら、目的のためなら警告を最小限にして発砲する冷酷な人物として描かれる。ジャイロの技術を観察して対処法を組み立てる慎重さを持つ一方、ジョニィや馬を撃つと脅して優位を得ようとする。決闘の形式やレースの公平性より、標的が持つと考えた聖人の遺体を奪うことを優先する。自分の銃弾が鉄球より速いという計算へ自信を持ち、ジャイロが武器を落とす以外の反撃を準備している可能性を見落とした。

レース参加

シュトロハイムは愛馬ヨーロッパ・エクスプレスでサンディエゴから始まるスティール・ボール・ランへ参加する。第1ステージでは7位に入り、20ポイントを獲得するため、単なる戦闘要員ではなく上位へ入れる騎手でもある。長距離を高い速度で走りながら他の参加者と位置を競い、装備を維持する能力がなければこの順位には届かない。第2ステージ途中の襲撃によってリタイアし、最終成績へ新たなポイントを加えることはできなかった。

ヨーロッパ・エクスプレス

シュトロハイムの馬はヨーロッパ・エクスプレスという名の4歳のトラケナー種である。第1ステージ7位という結果は、騎手だけでなく馬の速度と持久力が競争水準に達していることを示す。戦闘ではシュトロハイムが下馬して銃撃するため、馬自身にスタンド能力や攻撃能力がある描写はない。人物と馬の情報を分けることで、機械化された腕の特徴を愛馬の能力へ誤って移さずに済む。

右腕の義手

右腕は前腕から手にかけて機械化され、内部へ連射可能な銃器が組み込まれている。銃身は手の指の間から伸び、外見上の腕を大きく動かさずに弾幕を張れる。義手がどの経緯で装着されたか、誰が製造したか、他にどの機能を持つかは作中で説明されない。第2部の機械化兵士と似た印象があっても、技術の出所をナチスの研究と断定する根拠は第7部にはない。

銃器の扱い

シュトロハイムは義手の銃だけでなく通常のリボルバーも携帯し、連射と精密射撃を使い分ける。ジャイロの腹部へ弾丸を当て、岩陰へ追い込み、鉄球を持つ手首を狙って武装解除を試みる。標的の技術を戦闘中に観察し、回転が皮膚と筋肉へ作用して弾丸の損傷を軽減していると見抜く。単純に撃ち続けるだけでなく、鉄球を投げられない部位へ照準を変える点に射手としての判断が現れる。

第2ステージでの待ち伏せ

シュトロハイムは第2ステージのゴールまで約25キロメートルの地点で、ジョニィとジャイロの進路へ現れる。挨拶やレース上の競争を経ずに発砲し、二人を馬から降ろして岩場へ追い込む。後にジョニィは、シュトロハイムが聖人の遺体を探す勢力の一員で、二人の左腕を狙った可能性を考える。本人が任務の依頼主と条件を詳しく語らないため、ヴァレンタインとの関係は示唆と結果を分けて扱う。

ジャイロへの銃撃

最初の弾丸はジャイロの腹部へ届くが、ジャイロは鉄球の回転で筋肉と皮膚へ作用し、致命傷を避ける。シュトロハイムは防御方法を理解し、鉄球を握る手首へ照準を移して投擲を封じようとする。ジャイロが岩を背にして動けないように見える状況を作り、武器を落とすよう要求する。相手の既知の手段を一つずつ潰す攻撃は合理的だが、回転が周囲の岩へも作用する応用を予測できなかった。

ジョニィと馬を人質にする

シュトロハイムはジャイロが鉄球を捨てなければ、ジョニィと馬ヴァルキリーを撃つと宣告する。弾丸の速度なら鉄球の投擲より先に人質へ届くと考え、ジャイロへ選択の余地がない状況を作る。この脅迫は直接対決で優位を確定するための戦術だが、相手の仲間意識も利用する卑劣な手段である。ジャイロは表面上追い込まれながら、すでに背後の岩へ回転を加えて別の弾を準備している。

岩から作られた弾

ジャイロは鉄球の回転で背後の岩を削り、複数の小片へ回転を与える。鉄球を手放す動作に合わせて岩の弾を飛ばし、一方向の投擲だけを警戒するシュトロハイムの計算を崩す。多数の小片は異なる軌道から届き、義手の銃器で全てを撃ち落とす時間を与えない。既存の武器を捨てても周囲の素材を回転の攻撃へ変えられることが、ジャイロの技術の幅を示す。

敗北とリタイア

回転を帯びた岩片を受けたシュトロハイムは倒れ、ジョニィとジャイロへの攻撃を継続できなくなる。この敗北により第2ステージでレースから退き、獲得ポイントは第1ステージの20点で止まる。死亡したとは明示されず、公式な状態はリタイアとして扱われるため、敗北を死亡と断定しない。短い戦闘はジョニィが聖人の遺体を狙う別勢力の存在を考えるきっかけにもなる。

戦闘能力の評価

義手の連射、リボルバー、騎乗技術を持ち、スタンドを使わない人物としては高い遠距離攻撃力を備える。相手の防御を観察して狙う部位を変えるため、初見の能力へ対応する思考も速い。一方、銃器は弾道と発射方向を読まれやすく、鉄球のように環境へ作用する技術への対策が限られる。人質と速度差で勝利を確信した時に周囲への注意を失い、岩から来る複数の攻撃を避けられなかった。

ルドル・フォン・シュトロハイムとの区別

第2部『戦闘潮流』のルドル・フォン・シュトロハイムは、1930年代の第一世界線に登場するドイツ軍人である。F・V・シュトロハイムは1890年の第二世界線で北米横断レースへ参加する別人で、ジョセフ・ジョースターとの関係もない。機械化された身体、ドイツ人、姓という共通点は対応人物を連想させるが、同一人物の若年期や祖先だとは明示されない。事典では部と世界線をタイトル付近へ表示し、二人の経歴、時代、所属を混在させない。

名称

第1ステージの順位表ではF. V. Stroheimの略記が現れ、後にフルネームが示される。「フォン」を含む姓は第2部の人物と共通するため、検索結果では名のフリッツと部番号が識別に役立つ。名称の元には俳優・映画監督エリッヒ・フォン・シュトロハイムとの関連も挙げられるが、実在人物の伝記と作中経歴は別である。日本語記事名は初出表記を尊重しつつ、読みと英語名を別名欄へ登録する。

原作と映像化情報

原作漫画では順位表で先に名前が示され、「TUSK」編の待ち伏せで人物と装備が描かれる。2026年時点で映像版情報を追加する場合は公式に公開された人物設定と登場範囲を確認し、原作場面へ未発表の声優や演出を補わない。原作のカラーは固定されず、衣装や義手の色を人物の能力設定として扱う必要はない。ゲームや宣伝素材に登場した場合も、戦績とリタイア理由は漫画本編の出来事を基準に整理する。

物語上の役割

F・V・シュトロハイムは、レース上位の参加者が純粋な競争だけでなく遺体争奪へ関わっていることを示す。ジャイロの回転が人体の防御だけでなく岩を加工し、即席の複数弾を作れることを実戦で見せる相手となる。第2部の人物を思わせる名前と機械化を第二世界線へ配置し、過去作との対応と差を同時に意識させる。死亡ではなくリタイアへ終わるため、レースの順位と戦闘上の敗北を別の記録として扱う例でもある。

関連人物・能力

対戦したジョニィ、ジャイロ、回転、鉄球の記事から待ち伏せの攻略を追える。狙われた聖人の遺体とヴァレンタインの記事は、襲撃の背景を理解する関連先となる。愛馬ヨーロッパ・エクスプレスは馬・レース資料で扱い、シュトロハイム本人の武装と区別する。第2部のルドル・フォン・シュトロハイムとは別世界の対応人物として相互リンクし、同名混同を防ぐ。