メディア / ゲーム
『HUNTER×HUNTER グリードアドベンチャー』
スマートフォンゲーム『HUNTER×HUNTER グリードアドベンチャー』を解説。配信期間、G.I.2の独自物語、スフィカ、クエスト、戦闘、カード育成を整理する。
『HUNTER×HUNTER グリードアドベンチャー』は、バンダイナムコエンターテインメントがiOSとAndroid向けに配信した基本無料のアクションRPGである。公式略称は『グリアド』で、2018年11月の限定ベータテストを経て同年12月にサービスを開始した。
開始直後の長期メンテナンス後、2019年1月17日に再開し、2020年1月14日にサービスを終了した。ゴンとキルアが『G.I.2』のベータテスターとなり、独自人物スフィカと出会う物語を中心に据える。

グリードアドベンチャーの公式プロモーション画像 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

G.I.2でゴンとキルアに出会うスフィカ 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

ゲーム独自人物スフィカの全身デザイン 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

物語の高難度クエストへ関わるスフィカ 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

グリアド内で使用されたスフィカの人物画像 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
基本情報
| 媒体 | iOS・Android用ゲーム |
|---|---|
| ジャンル | アクションRPG |
| 配信元 | バンダイナムコエンターテインメント |
| 再開日 | 2019年1月17日 |
| 終了日 | 2020年1月14日 |
グリアドというスマートフォン作品
本作の正式名称は『HUNTER×HUNTER グリードアドベンチャー』で、略称には『グリアド』が使われた。家庭用ゲームの買い切り形式ではなく、アプリ内購入を含む基本無料の運営型作品である。
開発と配信にはバンダイナムコエンターテインメントが関わり、2011年版アニメの人物と世界観をゲームへ取り込む。ゲーム独自の立ち絵、戦闘モデル、カードを継続更新する設計だった。
サービス終了後は通常の方法でゲームへ接続できないため、現在確認できる資料は保存映像、公式告知、当時の画面記録に限られる。稼働時の全イベントを常設内容として扱わない。
開始直後に起きた長期メンテナンス
2018年12月の配信開始後、本作は突然のメンテナンスへ入り、通常プレイができない期間を迎えた。事前登録やベータテストを経ても、正式運営をそのまま継続できなかった。
2019年1月17日の再開によって、プレイヤーは改めて物語と育成を進められるようになった。配信日を一つだけ記す場合でも、初回開始と再開を分けなければ実際の運営経緯を表せない。
終了は2020年1月14日の最終メンテナンスで確定した。更新型ゲームの記事では発売日だけでなく、遊べた期間と終了状態も基本情報になる。
グリードアイランド2という舞台
独自物語の舞台は『G.I.2』で、ゴンとキルアはベータテスターとして再びゲーム世界へ入る。原作のグリードアイランドを攻略した経験が、新しい環境を読む基礎になる。
名称は続編を示すが、漫画本編でジンたちが同じゲームを正式運営した事実にはならない。本作の物語設定として、既知のカードと新しいクエストを再構成する。
以前のゲームを知る二人が初心者と出会うため、説明役と当事者の役割を同時に持つ。プレイヤーもスフィカとともにG.I.2の規則を学ぶ構成である。
謎の少女スフィカ
ゴンとキルアは初心者に見える少女スフィカと出会い、三人で冒険を始める。彼女は本作の独自人物であり、原作の指定ポケットカード収集には登場しない。
スフィカと行動する時に限って高難度のクエストが現れ、偶然では説明しにくい状況が続く。初心者という第一印象と、事件を引き寄せる立場の差が物語の疑問になる。
幻影旅団もスフィカを追い、彼女の素性とG.I.2の異常が結び付いていく。少女を守るだけでなく、なぜ狙われるのかを確かめることが進行の軸となる。
ストーリークエストの進み方
ストーリークエストでは会話場面と戦闘クエストを交互に進め、本作独自の事件を追う。文章だけを読む形式ではなく、物語上の敵を編成したチームで倒して次の場面を開く。
クエストごとに推奨戦力や敵の特徴があり、人物を集めただけでは進行しない。レベル、装備、スキルカードを整え、行動可能な内容を増やす。
期間限定イベントの会話を本編へ混ぜると順序が崩れるため、常設の物語と開催期間のある外伝を分ける。再生資料でもクエスト名と章を確認する必要がある。
追憶クエストが再現した原作
追憶クエストでは2011年版アニメの出来事を、会話と戦闘でたどる。G.I.2の独自物語とは別に、ハンター試験など既知の場面へ戻れる。
映像作品をそのまま再生するのでなく、ゲームの編成と戦闘へ置き換える。そのためプレイヤーが使う人物と、原作場面で実際に戦った人物が一致しない場合がある。
記事で物語を説明する際は、追憶クエストの再現を原作の追加事件とみなさない。原作場面をゲーム方式で体験するモードとして位置づける。
曜日で変わるイベント
イベントには降臨クエストとVSクエストがあり、戦える相手が曜日や時間帯で入れ替わった。日曜日には複数の対象が開放され、育成素材を集める機会が増える。
降臨クエストは特定人物を一定期間の中心に置き、VSクエストは一日に複数の相手を配置する。欲しい報酬に応じて挑戦日を選ぶ必要がある。
開催内容は運営中に更新されたため、特定日の編成をゲーム全期間の固定仕様として残せない。イベント名、開催期間、報酬を一組で記録する。
ジェニーと素材を集めるクエスト
ジェニーハントはゲーム内通貨ジェニーを集めるための周回場所である。人物やカードの強化に通貨を使うため、物語攻略だけでは育成費用が不足する。
チャレンジクエストでは欠片を集め、所持人物の成長や解放へつなげる。戦力を上げる作業が複数の通貨と素材へ分かれている。
ファントムハンティングアリーナもスキルカードや報酬の獲得手段となる。各モードは同じ敵を倒すだけでなく、育成資源の入口を分担する。
階層ごとに条件が変わる塔
タワークエストは一人用の階層型モードで、上へ進むほど敵の編成と対策が変わる。同じ高火力チームを繰り返すだけでは、特殊条件に止められる。
各階の敵属性、攻撃範囲、状態変化を見て、操作人物とスキルカードを入れ替える。育成済み人物の数が、対応できる戦術の幅になる。
クリア報酬は次の強化へ使えるが、未育成のまま無理に進めば操作だけで差を埋められない。アクションと数値育成の両方を要求するモードである。
天空闘技場の対人編成
天空闘技場は、ほかのプレイヤーが組んだチームと順位を競うモードである。物語クエストの固定敵と違い、流行する人物とカードの組み合わせが変化する。
相手の編成を見て弱点を突き、行動順とスキル発動を調整する。単体の最高レアリティより、役割が重ならないチーム構成が勝敗へ影響する。
順位は運営期間中の環境へ依存するため、終了後に一つの最強編成を固定できない。実装時期と調整内容を伴う記録が必要になる。
スキルカードが補う人物の能力
人物の通常攻撃や必殺技に加え、スキルカードを装備して戦闘能力を補う。カードには攻撃、支援、回復など異なる働きがあり、クエストへ合わせて入れ替える。
カード絵は作品の場面や人物を題材にし、収集物としても機能する。ただし絵に描かれた人物が、そのカードを装備できる人物と常に一致するとは限らない。
ゲーム内の数値効果は原作の念能力をそのまま測定したものではない。戦闘バランスのために設定された効果として扱う。
操作で避けるアクション戦闘
戦闘では操作人物を移動させ、敵の攻撃範囲を見て回避しながら攻撃する。自動計算だけのRPGではなく、発動時機と位置取りが被害を変える。
敵が予備動作を見せた時に距離を取り、攻撃後の隙へ技を入れる。育成値が十分でも範囲攻撃を受け続ければ、回復資源を失う。
複数人物の役割を切り替え、スキルカードの再使用時間を管理する。原作の共闘を、操作と編成の二段階で再現する設計である。
ゆるっとグリアドの役割
公式Twitterでは、デフォルメ人物を使った『ゆるっとグリアド』の漫画が公開された。機能、モード、独自物語の導入を短い会話で説明する。
告知画像にも同じ絵柄が使われ、更新情報をゲーム画面の説明より親しみやすく伝えた。作品内の本編ストーリーと、運営告知の漫画は掲載場所と目的が異なる。
サービス終了後に漫画を参照する場合、投稿順と告知対象を保つ必要がある。宣伝上の短い冗談をG.I.2の確定設定へ加えない。
サービス終了後に残る作品範囲
本作の独自物語、スフィカ、期間イベントは、アプリの運営終了によって新規プレイが困難になった。百科事典では存在した内容を、現在も入手可能な商品として案内しない。
復元には公式告知、画面録画、カード一覧、クエスト順の複数資料が必要になる。一つのプレイ動画だけでは分岐、全カード、開催期間を覆えない。
漫画やアニメの記事からリンクする際も、G.I.2を本編の年代記へ直接挿入しない。ゲーム独自作品として区分すれば、原作との差を保ったまま情報を接続できる。
ベータテスターというゴンたちの立場
ゴンとキルアは完成後の一般プレイヤーとして招かれるのではなく、G.I.2を試すベータテスターである。不具合や高難度の異常も、攻略対象と運営上の問題の両面を持つ。
以前のグリードアイランドを知る二人には、通常の規則と違う点へ気づく役割がある。初心者スフィカが疑問を出し、経験者二人が比較することで、新しいゲームの説明が進む。
テスト中の事件を漫画本編の正式なゲーム運営へ加えることはできない。本作独自の前提が、原作人物を再び同じ舞台へ集める。
旅団がスフィカを追う緊張
幻影旅団は単なるイベントボスとして現れるのでなく、スフィカの背景を知る側として追跡する。ゴンたちは少女を守りながら、相手が持つ情報も必要になる。
旅団員ごとに目的や戦い方が異なるため、組織名だけで一つの敵AIとしてまとめられない。会話場面と戦闘クエストをつなぎ、誰が何を狙うかを追う。
高難度クエストと追跡が同時に起きることで、スフィカ本人が知らない事情へ疑いが向く。初心者という自己認識と周囲の扱いの差が、独自物語を進める。
『HUNTER×HUNTER グリードアドベンチャー』が残したもの
『グリードアドベンチャー』は、G.I.2とスフィカを中心に独自物語を展開したスマートフォン向けアクションRPGである。
物語、追憶、曜日イベント、塔、天空闘技場を、人物育成とスキルカード編成で攻略する。
2019年1月の再開から2020年1月の終了まで運営された内容は、漫画本編と区別したゲーム固有情報として残る。