念 / 念能力
一握りの火薬
グリードアイランドのプレイヤー、ゲンスルーが掌で小さな爆発を起こす念能力。掴んだ相手を回復不能に傷つける威力と、自分の手を守るためのオーラ配分の制約を持つ。
一握りの火薬は、グリードアイランドのプレイヤーであるゲンスルーが使う念能力である。ゲンスルーは自分のオーラに爆発する性質を与え、掌の中で小規模ながら致命的な爆発を起こす。使い方は単純で、相手の体を掴み、掴んだその場で爆発させる。能力名と使用者は明記されている一方、この能力がどの念系統に属するかは資料に記載がない。
最大の弱点は、爆発を起こす手を自分で守らなければならない点にある。ゲンスルーは爆発に回す量を上回るオーラを手の防御に充てる必要があり、そのぶん威力はもう一つの能力である命の音に大きく及ばない。接触の瞬間に凝を使われれば、本当に爆発させるのか、掴んだだけのはったりなのかも見抜かれる。両手から同時に放つ選択肢は残るが、その場合は胴体や脚に回るオーラが極端に薄くなる。
基本情報
| 使用者 | ゲンスルー。グリードアイランドのプレイヤーで、爆弾魔の異名を持ち、同名のグループを率いた。 |
|---|---|
| 念系統 | この能力単体の系統は判明していない。使用者のゲンスルーは具現化系の能力者である。 |
| 効果・作用 | オーラに爆発する性質を与え、掌の中で小規模かつ致命的な爆発を起こす。顔に受けた側が防ぎきれなければ口と鼻と目が回復不能な形で吹き飛び、指の近くでの爆発は指を奪う。それ以外の部位でも、皮膚の下にある筋肉と神経が回復の見込みのない損傷を負う。 |
| 発動条件 | 相手を掴んで押さえ、掴んだ箇所で爆発を起こす。戦闘以外では、他のプレイヤーを威嚇し、自分に触れさせないための抑止としても用いる。 |
| 制約・弱点 | 爆発に使う量より多いオーラで自分の手を守る必要があり、威力は命の音に大きく及ばない。接触の瞬間に凝を使われると、爆発させるつもりのないはったりを見抜かれる。 |
| 両手使用時のオーラ配分 | 両手から放つ場合、爆発が片手あたり20%、手の防御が片手あたり25%、残る全身の防御が10%となる。 |
能力の概要
ゲンスルーは爆弾魔の異名でグリードアイランドのプレイヤーに知られた人物で、ニックス連合に加わりながら構成員全員に時限爆弾を仕掛けた。一握りの火薬は、その計画を支える近距離用の手段である。オーラそのものに爆発する性質を与える能力で、掌に生じる爆発は規模こそ小さいが、人体には致命的な威力を持つ。
能力名と使用者は明示されている一方、一握りの火薬そのものの念系統は判明していない。ゲンスルーは具現化系の能力者で、別の能力では具現化系に放出系と操作系を組み合わせている。
仕組みと効果
発動の手順は、相手を掴んで動きを止め、掴んだ箇所でオーラを爆発させるというものである。効果は掴んだ相手へ直接及ぶため、ゲンスルーは組み付きや不意打ちの延長としてこの能力を使う。爆発そのものは掌に収まる規模で、外から見て派手な予備動作を伴わない。
損傷の内容は部位ごとに書き分けられている。顔に受けた側が十分に防御できなければ、口と鼻と目が回復不能な形で吹き飛ぶ。指の近くで爆発が起きれば指そのものを失い、それ以外の部位でも皮膚の下にある筋肉と神経が回復の見込みのない損傷を受ける。威力の目安として、オーラの20%を乗せた爆発が、30%のオーラを集めて防いだゴン=フリークスの腕から皮膚を剥ぎ取っている。
発動条件・制約・弱点
最大の制約は、爆発を起こす手そのものを守らなければならない点にある。ゲンスルーは爆発に使う量を上回るオーラを手の防御に割く必要があり、その結果、一握りの火薬の威力は命の音に大きく届かない。防御へ厚くオーラを回した状態は凝で読み取れるため、接触の瞬間に凝を使われると、本当に爆発させるのか、掴んだだけのはったりなのかを見抜かれる。
凝で読んでくる相手に対しては、両手から同時に一握りの火薬を放つ手が残る。ただしこの場合、オーラの配分は片手ごとの爆発に20%、それぞれの手の防御に25%、残る全身の防御にわずか10%となり、胴体や脚の守りが極端に薄くなる。全身に回るオーラが10%まで下がった状態でも、ゲンスルーは70%のオーラを乗せたゴンの蹴りを受けて意識を保った。
爆発という性質そのものを逆手に取る対策も成立する。ゴンはゲンスルーにガソリンを浴びせ、掌で爆発を起こせば自分が炎に包まれる状況を作り、この能力の使用を封じた。ゲンスルーは手順が崩れることを嫌う性格で、能力を先読みされた場面では冷静さを失っている。
作中での使用
ゲンスルーは五年以上にわたってニックス連合の全員を欺き、その間に一人ずつ爆弾を仕掛けていった。指定ポケットのカード90種がそろった場面で、自分が爆弾魔であることと全員に時限爆弾を仕掛けたことを明かす。取り押さえようとしたジスパーは、この能力で顔面を吹き飛ばされた。実力を隠し通していたゲンスルーは、連合で最も強い構成員を一撃で瀕死に追い込んでいる。
その後ゲンスルーはバッテラの城で待ち受け、訪れたプーハットにカードを渡すよう命じた。プーハットが単独での交渉を持ちかけると、ゲンスルーはこの能力で彼を殺害している。戦闘以外でも一握りの火薬は抑止力として働き、他のプレイヤーを威嚇し、自分に触れようとする動きをあらかじめ思いとどまらせた。掴まれた側が即座に致命傷を負うため、能力の存在を知らせるだけで相手の接近を制限できる。
発動条件・効果・制約をつなぐ
一握りの火薬を詳しく読むときの軸は一つではない。念能力は名称や威力だけで評価せず、使用者、系統、発動条件、対象、代価、解除条件を一続きの仕組みとして読む必要がある。
基本情報のうち「使用者」は、ゲンスルー。グリードアイランドのプレイヤーで、爆弾魔の異名を持ち、同名のグループを率いた。これに対して「念系統」は、この能力単体の系統は判明していない。使用者のゲンスルーは具現化系の能力者である。二つを同じ表へ置くことで、前提と結果を取り違えずに読める。
基本情報のうち「念系統」は、この能力単体の系統は判明していない。使用者のゲンスルーは具現化系の能力者である。これに対して「効果・作用」は、オーラに爆発する性質を与え、掌の中で小規模かつ致命的な爆発を起こす。顔に受けた側が防ぎきれなければ口と鼻と目が回復不能な形で吹き飛び、指の近くでの爆発は指を奪う。それ以外の部位でも、皮膚の下にある筋肉と神経が回復の見込みのない損傷を負う。ここを切り分けると、作中で明示された範囲と読者が解釈できる範囲の境界が見えやすい。
基本情報のうち「効果・作用」は、オーラに爆発する性質を与え、掌の中で小規模かつ致命的な爆発を起こす。顔に受けた側が防ぎきれなければ口と鼻と目が回復不能な形で吹き飛び、指の近くでの爆発は指を奪う。それ以外の部位でも、皮膚の下にある筋肉と神経が回復の見込みのない損傷を負う。これに対して「発動条件」は、相手を掴んで押さえ、掴んだ箇所で爆発を起こす。戦闘以外では、他のプレイヤーを威嚇し、自分に触れさせないための抑止としても用いる。二つを同じ表へ置くことで、前提と結果を取り違えずに読める。
基本情報のうち「発動条件」は、相手を掴んで押さえ、掴んだ箇所で爆発を起こす。戦闘以外では、他のプレイヤーを威嚇し、自分に触れさせないための抑止としても用いる。これに対して「制約・弱点」は、爆発に使う量より多いオーラで自分の手を守る必要があり、威力は命の音に大きく及ばない。接触の瞬間に凝を使われると、爆発させるつもりのないはったりを見抜かれる。ここを切り分けると、作中で明示された範囲と読者が解釈できる範囲の境界が見えやすい。


