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ONE PIECE百科事典ANNA MOVIES

人物

センゴク

センゴクは、海軍本部の元元帥であり、現在は大目付を務める海兵である。通称は“仏のセンゴク”。動物系悪魔の実「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル“大仏”」の能力者で、巨大な大仏へ変身し、掌から衝撃波を放つ。

センゴクは、海軍本部の元元帥であり、現在は大目付を務める海兵である。 通称は“仏のセンゴク”。 動物系悪魔の実「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル“大仏”」の能力者で、巨大な大仏へ変身し、掌から衝撃波を放つ。

元帥時代は世界各地の海兵を指揮し、マリンフォード頂上戦争ではポートガス・D・エースの公開処刑を統括した。 同時に、世界政府がインペルダウンからの脱獄を隠蔽しようとした際には激しく反発している。 政府の秩序を守る立場にありながら、その情報操作すべてを正義として受け入れる人物ではない。

基本情報

  • 所属:海軍本部
  • 現役職:大目付
  • 旧役職:元帥、大将
  • 通称:“仏のセンゴク”
  • 悪魔の実:ヒトヒトの実 幻獣種 モデル“大仏”
  • 誕生日:5月9日
  • 覇気:覇王色、武装色、見聞色
  • 声優:石森達幸、大川透

ONE PIECE.comは、海軍本部元元帥であり、世界の平和を考えて正義を貫こうとする人物として紹介している。 公式プロフィール上の現在の役職は大目付である。

ガープ、つると歩んだ時代

センゴクは、モンキー・D・ガープ、つると同じ世代の海兵である。 大海賊時代が始まる前から前線へ立ち、ロジャー、白ひげ、金獅子のシキらと対峙してきた。 ガープとは性格が大きく異なり、自由に動くガープを叱りながら組織の指揮を執る。

ガープが大将への昇進を拒み続ける一方、センゴクは大将から元帥へ進んだ。 天竜人の直属となる地位を避けたガープと、組織の最高責任者を引き受けたセンゴクは、別の位置から海軍を支えた。

二人は衝突しても互いの力と判断を理解している。 ロジャーが処刑前に子どものことをガープへ託したように、海賊側から見てもガープは個人として信用される。 センゴクはその自由さに悩まされながら、最も重要な戦力として扱った。

ロジャー時代の海軍

センゴクは、大将時代からロジャー海賊団や白ひげ海賊団を追う立場にあった。 ロジャーと金獅子のシキが激突したエッド・ウォーの情報を受けると、ガープとともに出動する。 嵐によって戦いが終わった後も、二つの大海賊勢力を警戒した。

ロジャー処刑後、シキが単身マリンフォードへ襲来すると、センゴクとガープが迎え撃つ。 戦闘で海軍本部の半分が破壊され、シキはインペルダウンへ送られた。 映画『STRONG WORLD』の物語全体は映像作品の展開を含むが、シキの過去、脱獄、ロジャーとの関係は原作側にも設定されている。

オハラとバスターコール

22年前、センゴクはオハラの考古学者を危険視する政府の作戦に関わった。 ハグワール・D・サウロへバスターコールの参加を伝え、考古学者ニコ・オルビアの身柄を扱う。 サウロは命令へ疑問を持ち、オルビアを逃がして海軍を離れた。

バスターコールはオハラを滅ぼし、ニコ・ロビンだけが生き残る。 センゴクが避難船砲撃を直接命じたわけではないが、元帥候補の将校として政府の作戦を支える側にいた。 後に政府の情報隠蔽へ怒る人物であっても、過去の海軍作戦による犠牲と無関係ではない。

ドンキホーテ・ロシナンテ

センゴクは、ドフラミンゴの弟ドンキホーテ・ロシナンテを保護し、海兵として育てた。 ロシナンテは海軍本部中佐となり、コードネーム「コラソン」でドンキホーテファミリーへ潜入する。 センゴクへ定期的に情報を送り、兄の犯罪を止めようとした。

センゴクにとってロシナンテは、単なる潜入要員ではなかった。 幼い彼を引き取り、実の息子のように思っていた。 連絡が途絶え、死亡を知った後も、その最期に何があったのかを長く知らないまま抱える。

ロシナンテは珀鉛病のローを救うため、オペオペの実を奪い、命を落とした。 その判断は海軍の作戦より一人の子どもの命を優先したものだった。 センゴクは後にローから事情を聞き、ロシナンテが愛したから救ったのであり、行動の理由を別の使命へ置き換えるなと伝える。

元帥としての指揮

物語開始時点のセンゴクは海軍本部元帥として、王下七武海、大将、中将を含む戦力を統括する。 アラバスタでクロコダイルが倒れると後任選定を進め、白ひげとシャンクスの接触、エースの捕縛といった世界規模の事件へ対応する。

元帥は前線の戦闘だけでなく、情報、兵力、政治的な影響を管理する。 エースがロジャーの息子である事実を公開したのも、海賊王の血を断ったと世界へ示すためだった。 処刑は一人の海賊への刑罰であると同時に、海賊時代へ海軍の力を示す作戦だった。

マリンフォード頂上戦争

白ひげ海賊団がエース救出へ来ると、センゴクは処刑台から戦況を指揮する。 湾内へ海賊を誘い込み、包囲壁と赤犬の攻撃で退路を断つ計画を進めた。 白ひげ側の動きを予測し、パシフィスタや七武海を配置する。

ルフィとエースが処刑台へ到達すると、センゴクは大仏へ変身して二人を攻撃する。 ルフィはギア3で衝撃を受け止め、処刑台が崩れた隙にエースを解放した。 指揮官であっても、要所では自ら最高戦力として戦う。

エースと白ひげの死後、黒ひげ海賊団が現れる。 ティーチがグラグラの実まで手に入れ、マリンフォードを沈めようとすると、センゴクはガープとともに迎撃した。 戦争の当初目標を達成した後も、新たな脅威へ即座に対応する。

シャンクスが戦争の終結を求めると、センゴクは責任を自分が取るとして受け入れた。 遺体を海軍の戦果として晒さず、エースと白ひげを赤髪海賊団へ引き渡す。 敵への敬意と戦争を止める判断を、元帥の権限で実行した。

インペルダウン脱獄の隠蔽

頂上戦争と同時期、インペルダウンから多数の囚人が脱獄した。 世界政府は人々の不安と威信の低下を避けるため、危険な脱獄囚の存在を隠すよう命じる。 センゴクは、市民が危険を知らされなければ被害を防げないとして激昂した。

オハラでは政府の機密を守る作戦へ加わったが、現在は隠蔽が市民を危険にすると正面から反発する。 海軍の面目ではなく、現実の安全に必要な情報を優先した判断である。

退任と大目付

頂上戦争後、センゴクは元帥を退く意向をコングへ伝える。 後任にはクザンを推薦したが、政府上層部はサカズキを支持した。 二人の決闘を経てサカズキが元帥となり、クザンは海軍を去る。

センゴク自身は海軍を辞めず、大目付として後進の育成や組織の監察へ回った。 前線の最高責任者から離れると表情と態度は柔らかくなり、菓子を食べながら話す場面が増える。 責任の重さが人物の振る舞いへ与えていた影響が見える。

ただし、海軍の事件から完全に離れたわけではない。 ドレスローザへ赴き、ロシナンテの最期を知るローと会話し、海軍と世界の動向を見守る。

ヒトヒトの実 幻獣種 モデル“大仏”

センゴクの能力は、巨大な金色の大仏へ変身する動物系幻獣種である。 変身すると身体が大きくなり、掌から強力な衝撃波を放つ。 衝撃は複数の黒ひげ海賊団員をまとめて吹き飛ばし、広い範囲へ届く。

動物系の身体強化と、幻獣種固有の衝撃波を併せ持つ。 黒ひげがグラグラの実で起こす破壊へ対抗できるため、元帥の役職を離れても戦闘力は高い。

覇気と知略

センゴクは覇王色、武装色、見聞色の覇気を使用できる。 海軍で覇王色の所持が確認されている数少ない人物である。 ただし、覇王色を攻撃へまとわせる場面は原作で明示されていない。

戦闘力だけでなく、海賊団の関係、世界への情報効果、敵の進路を読む知略を持つ。 頂上戦争の包囲作戦は白ひげの介入やルフィたちの乱入で崩れた部分もあるが、海軍が大兵力を一つの目的へ動かせたのはセンゴクの指揮による。

ロシナンテとローへ残した言葉

ドレスローザ事件後、センゴクはローからロシナンテの最期を聞く。 ローは、自分がDの名を持つことに救出の意味があったのかと尋ねた。 センゴクは、ロシナンテがローを救ったのは愛していたからだと答える。

世界政府、海軍、D、オペオペの実という大きな事情があっても、ロシナンテの行動を制度の目的へ回収しない。 元帥時代のセンゴクは人間を戦略の一部として配置したが、養子の最期については一人の愛情として受け止めた。 組織人としての厳しさだけでは測れない人物像が、この会話に表れている。

元帥退任後の変化

元帥時代のセンゴクは、机に積まれる報告、ガープの勝手な行動、七武海の欠席へ絶えず怒っていた。 傍らには書類を食べる山羊がいても、本人が肩の力を抜く場面は少ない。 世界規模の事件について最終責任を負う立場が、慎重さと苛立ちの両方を強めていた。

退任後は髪が白くなり、つると菓子を食べ、ドレスローザの出来事を笑って受け止める。 正義への関心を失ったのではなく、自分が全軍の決定を下す必要がなくなったことで、以前から持っていた人間的な感情を表へ出せるようになった。

ローとの会話でも、海軍の尋問として情報を奪おうとはしない。 ロシナンテが守った相手の話を聞き、本人が残した愛情だけを伝える。 大目付という現在の立場は、命令を出す元帥より一歩離れた位置から、海軍と次の世代を見守る役割になっている。

関連項目