エヴァンゲリオン百科事典

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ゲーム・体験型作品索引

家庭用・PCゲーム、アプリ、コラボ、VR、ライドを遊び方と作品系列から探す

エヴァンゲリオンのゲームは、アニメの戦闘を再現する作品だけではありません。物語の選択肢を変えるアドベンチャー、NERVでの日常をシミュレートする作品、パイロットを育てるゲーム、機体戦に特化したアクション、他作品との期間限定コラボ、VRやライドまで形を変えてきました。本索引は、原作アニメの出来事を補う資料と決めつけず、各ゲームがどの世界を前提にし、プレイヤーへ何を任せる作品なのかを区別して探すための入口です。

ネタバレ:ゲーム独自の人物、分岐、結末と、TV版・旧劇場版・新劇場版の展開に触れます。原作と異なる結果はゲーム固有のルートとして記述します。

PlayStation 2用ゲーム新世紀エヴァンゲリオン2の公式タイトル画像
開発元アルファ・システムの公式製品ページに掲載された『新世紀エヴァンゲリオン2』のタイトル画像。

ゲームで変わったエヴァの体験

映像作品では、シンジが選び、ためらい、逃げ、戻る姿を観客として見ます。ゲームでは、その選択の一部をプレイヤーが引き受けます。誰に会うか、どの訓練を選ぶか、使徒戦でどの機体を動かすかによって、アニメと同じ場面へ至る場合も、ゲームだけの人物関係や結末へ進む場合もあります。原作の筋書きを再生するだけでなく、選択可能にするために世界を組み直すことが、ゲーム化の特徴です。

そのため、ゲームで示された設定をTV版・旧劇場版新劇場版の確定事項として使うことはできません。『新世紀エヴァンゲリオン2』のように作品世界を広くシミュレートするゲームも、『鋼鉄のガールフレンド』のようにアニメの傍らへ独自事件を置く作品も、プレイヤーの選択とゲームシステムに合わせた世界です。本百科事典では、原作との共通点を示しながら、ゲーム固有の人物、機体、事件、ルートを独立して記録します。

ゲーム記事を読む基準
  • 同じタイトルでも対応機種、移植版、特別編、追加要素を区別する。
  • ゲーム内ルートは原作アニメの歴史へ自動的に組み込まない。
  • 配信終了作品や期間限定コラボは、遊べるかどうかと作品内容を分けて記録する。

セガサターン期の物語ゲーム

TV放送期から旧劇場版期にかけて、セガサターンでは『新世紀エヴァンゲリオン』『新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression』『新世紀エヴァンゲリオン デジタル・カード・ライブラリ』などが展開されました。アニメの映像、声、人物関係を家庭用ゲームへ移しながら、選択肢や新規場面を加える形式です。放送中の作品を別媒体で追体験する時期だったため、後年の総括的なゲームとは異なり、当時の人物像とデザインを色濃く残します。

最初期のゲームを調べるときは、発売順と物語内の位置を同じ線に置かないことが重要です。アニメの特定話数を下敷きにしていても、ゲーム独自の使徒、出来事、分岐が加わります。ゲームでだけ会える人物や戦う敵は、その作品の魅力である一方、TV本編で省略された事件の公式回答とは限りません。各記事では、どのアニメ状況から分岐し、プレイヤーの選択で何が変わるかを先に示します。

新世紀エヴァンゲリオンTV版の世界と人物を用いた家庭用アドベンチャー。映像作品との共通部分とゲーム独自展開を分ける。
2nd Impression転校生・山岸マユミを軸にした独自物語。人物記事ではゲーム内の出来事だけを経歴として扱う。
デジタル・カード・ライブラリ映像・音声・カード収集を中心とするソフト。物語ゲームと資料閲覧型ソフトの中間に位置する。

『鋼鉄のガールフレンド』と分岐する青春劇

『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』は、使徒戦とは異なる爆撃事件と、シンジのクラスへ転校してくる霧島マナを軸にしたアドベンチャーです。GAMECITYの特別編商品ページは、アニメ本編のサイドストーリーとして制作された独自物語であり、選択によって展開が変わるマルチシナリオ作品だと説明しています。シンジ、アスカ、レイの関係へ新人物を置くことで、戦闘の外側にある疑念と親密さを選択肢へ変えます。

後年の『特別編』は、初出時の作品をそのまま別OSへ載せただけではありません。新規シナリオ、追加エンディング、新規音声、アルバム機能、高解像度表示などが加えられています。PC版、家庭用移植、特別編を一つの発売日と仕様で説明すると、どの版で何を見られるかが分からなくなります。記事では初出作品の物語と、各移植・改訂版の追加要素を別表にします。

『鋼鉄のガールフレンド2nd』は名称が似ていますが、単純な続編として同じ事件の後日談を描く作品ではありません。学園生活と人物関係を別の前提で組み直し、のちに漫画展開も行われました。タイトル内の2ndを『特別編』の次という版番号と解釈せず、独立した作品名として探す必要があります。

世界シミュレーターとしての『新世紀エヴァンゲリオン2』

『新世紀エヴァンゲリオン2』は、開発元アルファ・システムがジャンルを『ワールドシミュレーター』と表記するPlayStation 2用作品です。プレイヤーが一人の主人公だけを台詞選択で導くのではなく、複数の登場人物が日常と作戦の中で行動し、関係や状況が変化する世界を遊ぶことに重点があります。原作の出来事を順番に正解するゲームではなく、エヴァの人物群が置かれた環境そのものを動かす試みです。

この形式では、アニメと異なる人物の組み合わせ、行動、戦闘結果が自然に発生します。それらは『本当はこうなるはずだった』という未公開の正史ではなく、ゲームが許す可能性です。一方で、組織、用語、人物の背景へ広く触れるため、設定を知る入口として参照されやすい作品でもあります。本百科事典では、ゲーム内で閲覧・進行できる情報であることを明示し、アニメ側の根拠と混ぜません。

同作には別機種向け展開もあり、対応機種によって操作、収録要素、追加シナリオなどの確認が必要です。検索結果で『エヴァ2』とだけ表示された場合は、アニメ第2話、新劇場版第2作、パチンコ機種など別の対象と混同しやすいため、正式タイトルと機種を併記します。

育成・推理・アクションへ広がった作品群

ゲーム展開は、綾波レイや碇シンジを育成するシミュレーション、事件を追う『名探偵エヴァンゲリオン』、機体同士の戦闘を中心にする『バトルオーケストラ』、新たな秘密へ迫る『シークレット オブ エヴァンゲリオン』などへ広がりました。同じ人物と機体を使っていても、育成では日々の予定、推理では手掛かり、アクションでは操作技術が中心になります。

育成シミュレーション予定、能力、会話を通じて人物の生活と結末を変える。原作で描かれない日常をゲーム独自の分岐として楽しむ。
アドベンチャー・ビジュアルノベル選択肢と文章、音声、映像で事件や関係を追う。独自人物・独自事件の有無を記事冒頭で示す。
アクション・対戦エヴァや使徒の戦闘を操作対象にする。原作の強さ序列ではなく、ゲーム内性能とルールとして記録する。
カード・収集カード、画像、音声、キャラクターを集める。配信期間や入手条件が作品体験の一部になる。
パチンコ・パチスロ移植遊技機の演出やシステムを家庭用で再現する。原作ゲームと遊技機シミュレーターを区別する。

作品名に『新世紀エヴァンゲリオン』が付いていても、題材範囲がTV版全体とは限りません。新劇場版公開後の作品では機体デザインや人物表記が新劇場版へ移り、旧作と新作を同時に扱う場合もあります。発売年だけで系列を推測せず、パッケージ、公式紹介、登場人物名、著作権表記を確認します。

モバイルゲームと期間限定コラボ

スマートフォンとオンラインゲームの時代には、エヴァンゲリオン単独のアプリだけでなく、既存ゲームへ人物、機体、使徒、イベントストーリーが参加するコラボレーションが増えました。30周年公式サイトは、『グランブルーファンタジー』『にゃんこ大戦争』『鋼嵐 - メタルストーム』『レーシングマスター』『勝利の女神:NIKKE』『ポコロンダンジョンズ』などの企画をゲーム情報として掲載しています。

コラボ記事では、開催期間、参加条件、登場人物、入手可能なキャラクター・機体、イベント物語、復刻の有無を記録します。外部作品の世界へシンジや初号機が現れても、その出来事を新劇場版後の経歴に加えません。コラボは双方のルールを接続する期間限定作品であり、本編の時系列とは別の分類です。

配信終了後は、アプリを新規に遊べない、イベントへ入れない、権利表記や公式ページだけが残ることがあります。『現在遊べる』という説明は更新時点に依存するため、記事本文の普遍的な内容と、開催・配信状況を示す更新欄を分けます。復刻時には初回開催と追加内容を上書きせず、回ごとの履歴を残します。

VR・XR・ライドで世界へ入る

体験型作品では、画面内の人物を操作するだけでなく、プレイヤー自身がNERVの一員や戦闘の目撃者として空間へ置かれます。30周年イベントで紹介されたPIXELITYの没入型XRゲームは、第3新東京市とNERV本部を舞台に、プレイヤーをNERV士官候補生の一人として物語へ参加させます。ストーリーモードと戦闘に特化したバトルモードを持ち、視点と身体動作を含む体験として設計されています。

VRアトラクションやライドでは、上映映像だけでなく、ヘッドセット、座席、振動、移動感覚、会場そのものが作品の構成要素になります。ハウステンボスの『エヴァンゲリオン・ザ・ライド -8K-』は、8K映像とライドモーションを同期し、施設を迎撃要塞都市とする独自ストーリーを掲げています。これは映画の一場面を上映するだけの展示ではなく、その場所で体験するために新しい舞台と観客の位置を設計した作品です。

会場型コンテンツは、開催地、運営期間、年齢・身長・健康上の利用条件、使用機材によって体験可能性が変わります。物語の記録と利用案内は役割が異なるため、記事では内容、技術、開催情報を分けます。終了した体験も存在しなかったことにせず、当時の公式案内と確認日を保存します。

目的別に作品を探す

アニメにない物語を読みたい『鋼鉄のガールフレンド』『2nd Impression』『シークレット オブ エヴァンゲリオン』など、独自事件を持つアドベンチャーから探す。
人物関係を変えたい育成計画系、ワールドシミュレーター、マルチシナリオ作品から選ぶ。
エヴァを操作して戦いたいバトルオーケストラ、使徒迎撃系、VR・XRのバトルモードを確認する。
携帯端末で遊びたい携帯機移植、スマートフォン向け単独作品、現行コラボを配信状況とともに調べる。
会場で体験したいVR、XR、ライド、イベント限定コンテンツを開催地と利用条件から探す。
古い作品を調べたい初出機種、移植先、特別編、発売元を確認し、現在の入手可能性と作品内容を分けて読む。

個別記事は、正式タイトル、初出、対応機種、発売・配信主体、ジャンル、原作との関係、物語、主要人物、システム、分岐、版の違い、現在の提供状況を基本項目にします。攻略手順の網羅を目的にするのではなく、そのゲームがエヴァンゲリオンの人物・世界・戦闘をどう遊びへ変換したかを解説します。

よくある疑問

ゲームの物語はアニメの正史ですか

一括して正史とは扱いません。アニメの設定や場面を使う作品でも、選択肢、独自人物、別結末はゲーム固有です。どのアニメ系列を前提にするか、公式紹介がどの位置づけを示すかを作品ごとに記述します。

『新世紀エヴァンゲリオン2』の設定は公式ですか

公式ライセンス作品のゲーム内情報ですが、そこで提示・選択できる内容をTV版映像そのものの確定描写へ置き換えることはできません。ゲーム内設定として出典と場面を示し、アニメ側の資料と区別します。

配信が終わったゲームも記事にしますか

記事にします。遊べるかどうかと、作品が存在し何を描いたかは別です。公式告知、開催期間、対応端末、終了情報、画像を保存し、現在利用できない場合は日付とともに明示します。

パチンコ・パチスロはこの索引に含みますか

遊技機そのものと、家庭用・モバイル向けのシミュレーターを区別して扱います。演出史や機種情報は遊技機索引、ゲームとして発売された再現ソフトは双方からたどれるようにします。