18ストーリー解説
アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』第拾八話「命の選択を/AMBIVALENCE」のストーリー解説です。
物語は、アメリカで建造されたエヴァンゲリオン参号機を載せた輸送機が、日本へ向けて飛行する場面から始まる。NERVは参号機の起動実験を松代の第2実験場で行う準備を進めていた。基地へ向かう車中、シンジは同行していないアスカの姿がないことをミサトに尋ね、これから始まる実験に向けて物々しい空気が漂っていく。

その前日、学校の屋上ではトウジが一人思い悩んでいた。彼こそが参号機を駆る「フォースチルドレン(第4の適格者)」に選ばれた人物であり、入院中の妹の治療を有利にする条件と引き換えに搭乗を引き受けていた。かつてシンジを殴ったその手で今から自分がしようとしていることを思い、トウジは複雑な感情に揺れていた。
同じ屋上ではレイとトウジが言葉を交わし、レイは「そう……そうかもしれない」と、自分の内に芽生えた気持ちにふと気づく。その光景を見つけた委員長のヒカリは不安げな表情を浮かべる。下校時、ヒカリはアスカにトウジへの恋心を打ち明け、「どこがいいのか」と問われ「優しいところ」と答え、淡い日常が描かれる。

場面は松代の起動実験へ。参号機にパイロット(トウジ)が搭乗し、起動シークエンスは順調に進行していく。ところが機体が絶対境界線を突破した直後に異常が発生。リツコは即座に回路切断を指示するが間に合わず、参号機は暴走して大爆発を引き起こし、実験施設は壊滅。本部との通信も途絶してしまう。
NERV本部のモニターには、参号機を示すパターンが「青」=使徒の反応として表示される。ゲンドウは参号機が輸送中から第13使徒バルディエルに寄生されていたと断定し、これを使徒と認定。暴走した参号機が第3新東京市へ向かう中、ミサトは初号機・弐号機・零号機の三機にその殲滅を命じ、迎撃のため出撃させる。

先行したアスカの弐号機が果敢に交戦を挑むが、寄生体と化した参号機の異常な力の前に圧倒され、悲鳴とともに沈黙する。続くレイの零号機も組み伏せられ、機体を捕らえられて左腕の切断を余儀なくされる。次々と仲間機が無力化され、戦況は一気にNERV側の劣勢へと傾いていく。
最後に残ったシンジの初号機は参号機と対峙するが、その内部に人間のパイロットがいると察し、攻撃の手を止めてしまう。ゲンドウは「我々の敵である以上殺せ、でなければお前が死ぬ」と非情に戦闘を強要。だがシンジは「人を殺すよりは自分が死んだ方がマシだ」と拒絶し、武器を構えられないまま追い詰められていく。

シンジが命令に従わないと見るや、ゲンドウは「シンジと初号機の神経接続を全面カットせよ」と指示し、機体をダミーシステム(ダミープラグ)へと強制的に切り替える。操縦権を奪われたシンジはエントリープラグの中で身動きが取れなくなり、自分の意思とは無関係に初号機が動き出すのを見せつけられる。
ダミーシステムに支配された初号機は一転して猛烈な反撃に転じる。躊躇なく参号機の首をへし折り、地面へ叩きつけて顔面を破壊。拘束具を無理やり引き剥がし、すでに動かなくなった機体を執拗に破壊し尽くしていく。プラグ内のシンジは「やめてくれ」と絶叫し涙を流すが、その声はどこにも届かない。

そして初号機の巨大な手が参号機のエントリープラグを掴み取り、無残に握りつぶすと、飛び散ったL.C.L.が辺りを染める。回収されたプラグの中で瀕死の重傷を負っていたのは、親友のトウジだった。真実を知ったシンジは言葉を失って発狂し、自分を操った父ゲンドウへの激しい怒りを抱いたまま、物語は次回へと続いていく。 出典: - [第18話「命の選択を / AMBIVALENCE」あらすじ(36ch.com)](https://36ch.com/eva_story18) - [『新世紀エヴァンゲリオン』第18話「命の選択を」名作アニメ全話解説ブログ](https://animezenwakaisetsu.hatenablog.com/entry/2024/08/18/131149) - [新世紀エヴァンゲリオン 第18話 命の選択を(dアニメストア)](https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=25859&partId=25859018)

