百科事典索引
人物・家系
人物、家系、役職、関係性から調べる。
- アーガス・フィルチ人物・家系
ホグワーツを巡回し、校則違反を追う管理人。スクイブとしての疎外感と、規則を監視へ寄せすぎた判断が、生徒との深い対立を生む。
- アーサー・ウィーズリー人物
マグルの暮らしを好奇心から学び、家族と不死鳥の騎士団を支える魔法省職員。
- アバーフォース・ダンブルドア人物・家系
名高い兄アルバスとは違う場所で、家族の痛みと戦争を引き受けたホッグズ・ヘッドの店主。危機では見捨てられた若者を逃がし、戦いへ戻る。
- アラスター・ムーディ人物
第一次魔法戦争を生き抜いた伝説的な闇祓い。不屈の警戒心で仲間を守る一方、四年目の『ムーディ』の大半は別人だったという複雑な人物。
- アルバス・ダンブルドア人物
ホグワーツ校長であり、ヴォルデモートとグリンデルバルドの時代を知る魔法使い。強さと同時に、権力を持つことへの恐れを抱える。
- ヴィンセント・クラッブ人物・家系
ドラコ・マルフォイの取り巻きとして知られるスリザリン生。死喰い人の家系と学校内の同調を背負い、最後は必要の部屋で制御不能な悪霊の火を放つ。
- ヴォルデモート人物
トム・リドルの名を捨て、不死と支配を求めた闇の魔法使い。分霊箱で死を遠ざけた行為が、ハリーとの対立を長く決定づける。
- オリンプ・マクシーム人物・家系
ボーバトンの校長として対抗試合に来校した魔女。優雅な学校代表であると同時に、出自をめぐる偏見へ向き合う人物でもある。
- ギャリック・オリバンダー人物・家系
「杖が魔法使いを選ぶ」と語る杖職人。ハリーとヴォルデモートの兄弟杖、ニワトコの杖の忠誠を理解するための重要な証言者。
- ギルデロイ・ロックハート人物・家系
英雄の逸話を盗み、記憶術で痕跡を消して名声を築いた作家兼教師。華やかな自己演出と、秘密の部屋で崩れる虚像が対照をなす。
- キングズリー・シャックルボルト人物
魔法省の内外で真実を守り、戦後には制度の再建を担った闇祓い。
- クィリナス・クィレル人物
気弱な防衛術教授を装いながら、ヴォルデモートを宿して賢者の石を狙った、第一巻の二重の敵。
- クリーチャー人物・家系
ブラック家への忠誠とレギュラスの遺志を抱える屋敷しもべ妖精。侮辱と命令だけの関係から、記憶を尊重する協力へと行動を変えていく。
- グリップフック人物・家系
グリンゴッツのゴブリン。ハリーを最初に金庫へ案内し、七年後には侵入計画を助けるが、ゴブリン製の品をめぐる不信と取引は、ハリーたちの正義にも問いを投げる。
- クルックシャンクス人物・家系
ハーマイオニーが飼う、ニーズルの血を引く猫。スキャバーズの異常とシリウスの正体を人間たちより早く察し、誤解の中で真相へ近付く。
- グレゴリー・ゴイル人物・家系
死喰い人の息子で、クラッブとともにドラコ・マルフォイの周囲にいるスリザリン生。力と家名を頼りに他者を威圧するが、原作と映画ではホグワーツの戦いでの結末が異なる。
- ゲラート・グリンデルバルド人物・家系
「より大きな善」を掲げて魔法使いの支配を求めた闇の魔法使い。ダンブルドアとの友情、決闘、制度の正当性を利用する政治活動を通じて、その危険を描く。
- コーネリウス・ファッジ人物・家系
危機の現実より魔法界の平穏と自らの地位を守ろうとした魔法大臣。警告を否定する政治判断が、行政と学校をどのように変えたかを追う。
- ゴドリック・グリフィンドール人物・家系
勇気と出自を問わない教育を重んじたホグワーツ創設者。組分け帽子と剣を通じ、後の生徒が危機で自ら選ぶための仕組みを残した。
- サラザール・スリザリン人物・家系
スリザリン寮の創設者。純血の生徒を優先し、後継者だけが開けられる秘密の部屋を残した遺産は、出自による排除と後世の選択を問う。
- ジェームズ・ポッター人物
才能と未熟さを併せ持つマローダーズの中心人物で、父となり第一次魔法戦争で家族を守ろうとしたハリーの父。
- ジニー・ウィーズリー人物
ウィーズリー家の末娘。日記に心を支配された経験を抱えながら、クィディッチと抵抗運動で自分の声と強さを獲得する魔女。
- シビル・トレローニー人物
日常の占いでは揺らぎながら、本人も記憶しない予言によってハリーの人生を動かした占い学教師。
- ジョージ・ウィーズリー人物
双子フレッドと発明と笑いを共有し、喪失の後も店と家族の時間を生きたウィーズリー家の一員。
- シリウス・ブラック人物
ハリーの名付け親。親友の死の責任を着せられてアズカバンに収監され、脱獄後は自由を得きれないまま、ハリーへ家族の選択肢を示した。
- スキャバーズ人物・家系
ロンが飼うネズミとして十二年間潜伏していたピーター・ペティグリュー。ポッター夫妻への裏切りとシリウスへの冤罪を隠し、復活したヴォルデモートへ再び近付く。
- スタン・シャンパイク人物・家系
夜の騎士バスで働く若い車掌。乗客へ賑やかに話し掛ける一方、軽率な自慢話が戦時下では危険な容疑として扱われ、日常の仕事が政治に傷付けられる。
- セドリック・ディゴリー人物
努力と公平さを大切にするハッフルパフの代表生徒。三大魔法学校対抗試合でハリーと同時に優勝杯へ触れ、戦争の最初の犠牲者の一人となる。
- ゼノフィリウス・ラブグッド人物・家系
『クィブラー』を編集し、主流の報道が閉ざしたハリーの証言を載せたルーナの父。娘を奪われた後、恐怖の中でハリーを売ろうともする。
- セブルス・スネイプ人物
嫌悪と信頼、悔恨と忠誠のあいだで二重の役割を引き受け、ハリーの生存を陰から支え続けたホグワーツ教師。
- ダドリー・ダーズリー人物・家系
ハリーの従兄で、両親に甘やかされながら幼少期のハリーを苦しめた人物。吸魂鬼の襲撃を経て、過去を消せないままでもハリーを人として見る最小限の変化を見せる。
- チョウ・チャン人物
レイブンクローのクィディッチ選手で、セドリックを失った悲しみを抱えながらダンブルドア軍団で抵抗した魔女。ハリーとの関係は喪失の扱い方の違いも映す。
- デルフィー・ディゴリー人物・家系
舞台『呪いの子』でアルバスとスコーピウスを時間旅行へ導く女性。親切な案内人に見える役割の裏で、過去を変えようとする意図を隠す。
- ドビー人物
自分の名を三人称で呼び、自由のために靴下を受け取った屋敷しもべ妖精。従属を当然とする魔法界で、助けることを自ら選び続けた。
- ドラコ・マルフォイ人物
純血主義の家に生まれ、ハリーの宿敵として振る舞いながら、家の期待と恐怖のなかで殺人を強いられる少年。
- トレバー人物・家系
ネビルのペットで、ホグワーツ特急で逃げ出す姿から彼の物語に登場するヒキガエル。やがて湖の仲間のもとで暮らし、ネビルが手放し方を学ぶ時間にも関わる。
- ドローレス・アンブリッジ人物
魔法省の権威と規則を使い、ホグワーツの教育と生徒の発言を統制した上級次官・高等尋問官。
- ナルシッサ・マルフォイ人物
ブラック家に生まれマルフォイ家へ入った魔女。純血主義の世界に属しながら、息子ドラコを守るためにヴォルデモートを欺く選択をする。
- ニコラス・フラメル人物・家系
賢者の石を作ったフランスの錬金術師。長寿を得ながらも、石が危険になった時には自らの延命より安全を選び、強大な魔法を手放す責任を示した。
- ニュート・スキャマンダー人物・家系
魔法生物を収集品でなく環境を必要とする命として扱う魔法動物学者。保護、記録、回収の実践がグリンデルバルドへの対抗にもつながる。
- ニンファドーラ・トンクス人物
変身能力と軽やかなユーモアを持ちながら、闇祓いと騎士団の任務を最後まで引き受けた若い魔女。
- ネビル・ロングボトム人物
自信のない生徒として始まりながら、家族の傷を抱え、学校に残って抵抗を続け、最終決戦でヴォルデモートの分霊箱を破壊したグリフィンドール生。
- パーシー・ウィーズリー人物
制度を信じるあまり家族と離れ、誤りを認めて戦場へ戻ったウィーズリー家の三男。
- バーティ・クラウチ・ジュニア人物・家系
ムーディに化けてホグワーツへ入り、ハリーの成功を墓地への罠へ変えた死喰い人。父子関係と偽装の手順から、その危険性を追う。
- ハーマイオニー・グレンジャー人物
マグル生まれの優秀な魔女。知識と準備で三人組を支え、魔法界の偏見や制度へ自分の言葉で向き合う。
- バチルダ・バグショット人物・家系
『魔法史』を書いた歴史家で、ゴドリックの谷に暮らしたダンブルドア家の旧友。多くの過去を知る一方、死後にはナギニを使った罠に利用される。
- ハリー・ポッター人物
生き残った男の子として魔法界へ迎え入れられ、ホグワーツで仲間と出会いながら、ヴォルデモートとの因縁へ向き合う主人公。
- ピーター・ペティグリュー人物
友情で得た信頼を裏切り、鼠スキャバーズとして身を隠しながらヴォルデモート復活を助けた元マローダーズの一人。
- ピーブス人物・家系
ホグワーツに棲む騒がしいポルターガイスト。無責任な悪戯と、抑圧的な秩序を揺らす働きの両面が、学校の自由さと危うさを映す。
- ビクトール・クラム人物・家系
ブルガリア代表の名シーカーであり、ダームストラングのトライウィザード代表。名声とは対照的な寡黙さと、試合で自分の敗北を引き受ける判断を持つ。
- ビル・ウィーズリー人物
ウィーズリー家の長男で、エジプトのグリンゴッツ銀行に勤めた呪い破り。家族を支える実務家であり、戦いの傷を負った後もフラーとともに危険な局面を引き受ける。
- ファング人物・家系
ハグリッドが飼う大きなボアハウンド。見た目に反して臆病で甘えん坊だが、危険な森や戦いの中でも主人の生活とハリーたちの日常に寄り添う。
- フィリウス・フリットウィック人物
呪文学とレイブンクローを支え、精度ある魔法を教室とホグワーツ防衛の両方で示す教授。
- フェンリール・グレイバック人物・家系
狼男であり、感染と恐怖を支配の手段にしたヴォルデモート陣営の人物。同じ呪いを抱えながら他者を守ろうとするルーピンとの対照が、属性と選択の違いを示す。
- フォークス人物
ダンブルドアと結ばれた不死鳥。ハリーを救い、戦いへ飛び、校長の死後には歌を残して去るという選択をする。
- フラー・デラクール人物・家系
ボーバトン校から来たトライウィザードの代表。第一印象だけでは見えない判断力と忠誠心を持ち、戦時には避難者を迎え入れる側へ回る。
- フレッド・ウィーズリー人物
笑いと発明で学校と社会の空気を変え、戦いの中で命を落としたウィーズリー家の双子の兄。
- ヘドウィグ人物・家系
ハリーが十一歳の誕生日に迎えたシロフクロウ。手紙を届けるだけでなく、学校と外の世界を結び、孤独な少年のそばにいた相棒として、戦争が奪う日常を示す。
- ベラトリックス・レストレンジ人物
ヴォルデモートへの忠誠を暴力で示し続けた死喰い人。名家の出身と狂信を、支配や責任から免れる理由にしないための人物でもある。
- ヘルガ・ハッフルパフ人物・家系
勤勉さ、公平さ、忠誠心を重んじるハッフルパフ寮の創設者。誰を学びの場へ迎え入れるかという理念と、日常を支える仕事の価値をホグワーツへ残した。
- ヘレナ・レイブンクロー(灰色の貴婦人)人物・家系
ロウェナ・レイブンクローの娘であり、死後は灰色の貴婦人としてホグワーツに残る幽霊。髪飾りを盗んだ秘密と、長く語られなかった死の記憶が、最後の分霊箱探索を動かす。
- ほとんど首なしニック人物・家系
グリフィンドール寮の幽霊。本名はニコラス・ド・ミムジー=ポーピントンで、完全には切れなかった首への屈辱を抱えながら、死と孤独に悩む生徒へ誠実に向き合う。
- ポモーナ・スプラウト人物
植物を育てる技術で生徒と傷ついた人を支え、戦時には温室の知識で城を守る薬草学教授。
- ホラス・スラグホーン人物・家系
才覚ある人材を集める癖と、過去への恐れを抱えた魔法薬学教授。誤りを隠す弱さから目を背けず、最後には戦場へ戻る。
- マンダンガス・フレッチャー人物・家系
騎士団に属しながら、危険になると逃げてしまう小悪党。ハリーの護衛放棄、分霊箱ロケットの盗難、ムーディを残した逃走が物語へ残した影響を追う。
- ミネルバ・マクゴナガル人物
厳格な変身術教授として生徒へ規律を求めながら、危険な時には学校と生徒を守るために前へ出る魔女。ホグワーツの良心と実務を担う。
- モリー・ウィーズリー人物
七人の子を育てる母であり、ハリーを条件なく迎え入れた魔女。家庭を守る力と、戦場で加害へ立ち向かう力を同時に持つ。
- リータ・スキーター人物・家系
事実の断片を刺激的な物語へ変える記者。取材力と速記羽根ペンを武器にする一方、他者の尊厳と記憶を見出しのために切り取る。
- リーマス・ルーピン人物
狼人間への偏見のなかで生き、ホグワーツではハリーに防衛術を教え、不死鳥の騎士団で戦った魔法使い。優しさと自己否定の両方を抱える。
- リリー・ポッター人物
偏見を拒み、戦時下で息子を守る選択をしたことで、ハリーの生存と物語の倫理を支えるマグル生まれの魔女。
- ルーナ・ラブグッド人物
周囲から変わり者と呼ばれながら、自分の見方を手放さず、喪失を知る者としてハリーへ寄り添い、抵抗の場にも残り続けたレイブンクロー生。
- ルーファス・スクリムジョール人物・家系
闇祓い出身で、第二次魔法戦争の危機に魔法大臣となった人物。強硬策を掲げながら信頼と組織の浸透に苦しみ、最後はハリーの居場所を明かさずに死亡する。
- ルシウス・マルフォイ人物
家名、資産、人脈を使って差別と支配を広げたマルフォイ家の当主。ヴォルデモートへの従属は、やがて息子をも危険へ追い込む。
- ルビウス・ハグリッド人物
ホグワーツの森番であり、ハリーを魔法界へ迎え入れた最初の大人。規則をはみ出すほど魔法生物を愛し、偏見のなかでも学校を故郷として守る半巨人の魔法使い。
- レギュラス・ブラック人物・家系
死喰い人から離反し、ヴォルデモートの分霊箱を奪ったシリウスの弟。誰にも知られない洞窟で残したR.A.B.の手紙が、後の探索を動かす。
- ロウェナ・レイブンクロー人物・家系
知恵と独創性を大切にするレイブンクロー寮の創設者。娘ヘレナとの断絶と失われた髪飾りの物語は、知識、名声、親子の関係を複雑に結び付ける。
- ロン・ウィーズリー人物
ウィーズリー家で育ち、魔法界の生活感をハリーへ伝える親友。劣等感と恐怖を抱えながら、危機のたびに仲間のもとへ戻る。
- 血みどろ男爵人物・家系
血に染まった姿でホグワーツに残るスリザリン寮の幽霊。ヘレナを追って殺害し、自らも命を絶った過去は、髪飾りの伝説に暴力と悔恨を刻んでいる。
- 嘆きのマートル人物・家系
秘密の部屋が最初に開かれた時に殺され、女子用浴室に留まる幽霊。泣き虫として避けられる一方、五十年前の事件を聞き直すための重要な証人でもある。