人物メモ
- 役割
- ゴースト・クルー所属のラサット種族戦闘員/ラサン名誉衛兵団元伍長/声スティーヴ・ブラム
- 時代
- 銀河帝国期〜反乱者時代
- 初登場
- 反乱者たち S1『スパーク・オブ・リベリオン』(2014)
関連人物
ザブ・オーレリオスを追う順番
ザブ・オーレリオスの関連用語
関係する時代
ザブ・オーレリオスの補助ガイド
登場・関連作品
プロフィール詳細
- 種族/出身
- 種族はラサット種族(Lasat)。出身は惑星ラサン(Lasan)。Disney XDアニメ『反乱者たち』本編期(紀元前5年〜紀元前1年)に登場する銀河系外縁部の哺乳類系人型種族で、灰紫色の体毛、緑色の瞳、鋭い犬歯と長い尻尾、強靱な脚力を持つ大型のヒューマノイド。原典は1970年代後半の『スター・ウォーズ』本編構想初期にラルフ・マッカリー(Ralph McQuarrie)が描いた初期チューバッカ案の未使用デザインで、デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)がDisney XDアニメ『反乱者たち』のキャラクター・デザイン段階でこのマッカリー初期案を発掘・再利用してラサット種族のビジュアルを確立した。
- 肩書き/所属
- Disney XDアニメ『反乱者たち』本編期は『ゴースト・クルー(Ghost Crew)』所属の戦闘員・重火力担当。それ以前は惑星ラサン王家警護部隊『ラサン名誉衛兵団(Lasan Honor Guard)』の伍長(Corporal)として勤務していた。Disney XDアニメ『反乱者たち』最終話以後の時代(紀元前1年〜紀元9年)では、Disney XDアニメ『反乱者たち』S4最終話『ファミリー・リユニオン・アンド・ファレウェル(Family Reunion – and Farewell)』(2018年3月5日米国Disney XD放送)のエピローグで明かされる通り、生き残ったラサット種族の入植コロニーである惑星リラ・サン(Lira San)に渡って同胞と再会した後の動向が物語の主軸の一つとなる。
- 本拠地
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S1(2014-2015)からS4最終話(2018)まで、ヘラ・シンドゥーラ(Hera Syndulla)所有のVCX-100軽貨物船『ゴースト(Ghost)』を本拠地とする。S2E15『古代の戦士(Legends of the Lasat)』(2016年2月17日米国Disney XD放送)で同胞ラサット種族のための隠れた入植惑星リラ・サン(Lira San)を発見し、シリーズ後半では精神的な『帰る場所』として位置付けられる。
- 初登場(原典)
- 原典はDisney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebels)』シーズン1初回放送2話分連結特別編『スパーク・オブ・リベリオン(Spark of Rebellion)』(2014年10月3日米国Disney Channel本放送・2014年10月13日米国Disney XD放送、デイヴ・フィローニ/Dave Filoni 監修、スティーヴァード・リー/Steward Lee 監督、グレッグ・ウィーズマン/Greg Weisman 脚本)。VCX-100軽貨物船『ゴースト』搭乗のラサット種族戦闘員として、ヘラ・シンドゥーラ/ケイナン・ジャラス/チョッパー/サビーヌ・レンと共に登場し、新加入のエズラ・ブリッジャー(Ezra Bridger、声テイラー・グレイ/Taylor Gray)に初対面する。短編アンソロジー『スター・ウォーズ・レベルズ・ショート(Star Wars Rebels Shorts)』2014年配信分でも本キャラクター登場のショートが先行配信されている。
- 出演メディア
- アニメ:Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebels)』全4シーズン全75話(2014年10月3日〜2018年3月5日米国Disney XD放送)に主要レギュラーとして全話相当出演。Disney+ ショート『フォーセズ・オブ・デスティニー(Forces of Destiny)』(2017-2018)、Disney XDアニメ『スター・ウォーズ:レゴ・スター・ウォーズ』クロスオーバー、StarWars.com公式短編等にも継続登場。実写:Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン(The Mandalorian)』シーズン2第7話(チャプター15)『信者(The Believer)』(2020年12月11日米国Disney+配信、リック・ファムイーワ/Rick Famuyiwa 監督)のアデルファイ基地カンティーナ・シーンに実写プロップ/CGによる本格初の実写カメオ出演(声はアニメ版と同じスティーヴ・ブラム/Steve Blum 担当)。
- 声優
- Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』S1(2014年10月3日米国Disney Channel本放送)以来、米国声優・俳優のスティーヴ・ブラム(Steve Blum、本名 Steven Jay Blum、1960年4月29日米国カリフォルニア州サンタモニカ生まれ、『カウボーイビバップ』スパイク・スピーゲル英語吹替版/『ナルト』ザブザ・桃地英語吹替版/『ウルヴァリン』X-Men アニメ版 等で著名)が一貫して本キャラクターの声を担当している。Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン』S2チャプター15(2020)の実写カメオでも同じくスティーヴ・ブラムが声を担当した。日本語吹替は山路和弘(やまじ かずひろ)。
- 武器(主要)
- ラサン名誉衛兵団の制式武器であるAB-75ボー・ライフル(AB-75 bo-rifle)。両端にエレクトロスタッフ刃を持つ伸縮式の長棒と、中央部に折り畳み可能な高出力ブラスター・ライフルを兼ね備えた複合武器で、近接戦・遠距離戦の双方に対応する。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス(Droids in Distress)』(2014年10月13日米国Disney XD放送)で本武器が正式に紹介され、本キャラクターの戦闘スタイル(近距離での回転スティック格闘と中距離の連射ブラスター射撃の併用)の中核を成す。劇中ではラサン名誉衛兵団員のみに支給される神聖な武器とされ、本キャラクターは同郷の生存者として精神的な遺品としてもボー・ライフルを扱う。
- デザイン起源
- ラルフ・マッカリー(Ralph McQuarrie、1929-2012、『スター・ウォーズ』本編三部作の主要コンセプト・アーティスト)が1970年代後半の『スター・ウォーズ』本編構想初期段階で描いた、未使用のチューバッカ初期デザイン案(猿型ヒューマノイドのコンセプト・スケッチ)を、デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)がDisney XDアニメ『反乱者たち』キャラクター・デザイン段階で発掘・再解釈してラサット種族/本キャラクターのビジュアルを確立した。フィローニはStarWars.com公式およびスター・ウォーズ・セレブレーション・アナハイム2015(2015年4月16日-19日カリフォルニア州アナハイム・コンベンション・センター開催)の登壇で本キャラクターのマッカリー起源を公式に明かしている。
- 重要性/影響
- Disney XDアニメ『反乱者たち』のゴースト・クルー(Ghost Crew)の中で、本キャラクターは『力持ち/戦闘員』担当としてシリーズの戦闘描写の中核を担うと同時に、銀河帝国によるラサンの大虐殺(Siege of Lasan)の数少ない生存者として帝国の残虐性を体現する『生き証人』の役割も担う。本キャラクターを通じてシリーズは『種族の絶滅』『故郷の喪失』『同胞との再会』というテーマを物語の縦軸に取り込み、ラサット種族のための隠れた入植惑星リラ・サン(Lira San)発見回(S2E15『古代の戦士』)はシリーズ屈指の名エピソードとして広く語られる。Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン』S2チャプター15(2020)の実写カメオは、アニメ『反乱者たち』ファン層に対する明確な『継続性のシグナル』として機能した。
来歴(時系列)
前史:惑星ラサン名誉衛兵団員時代(紀元前30年前後〜紀元前9年頃)
本キャラクターは惑星ラサン(Lasan)王家警護部隊『ラサン名誉衛兵団(Lasan Honor Guard)』の伍長(Corporal)として勤務する若年戦闘員だった。ラサン名誉衛兵団は惑星ラサンの王家を守護する精鋭部隊で、その制式武器AB-75ボー・ライフル(AB-75 bo-rifle)の使用権は同団員のみに限られていた。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス(Droids in Distress)』(2014年10月13日米国Disney XD放送)等で本キャラクターの名誉衛兵団員時代の回想が短く挿入され、当時の本キャラクターは伝統と義務に従う実直な戦士だったことが示される。
ラサンの大虐殺(紀元前9年頃/本キャラクター人生の転機)
銀河帝国(Galactic Empire)がアグリパー・カラス(Agent Kallus、声デヴィッド・オイェロウォ/David Oyelowo)率いる帝国保安局(Imperial Security Bureau)の指揮で惑星ラサンへ侵攻し、ラサン名誉衛兵団を全滅させ住民を大量虐殺した事件『ラサンの大虐殺(Siege of Lasan)』が起こる。本キャラクターはわずかな同胞と共に脱出した数少ない生存者の一人で、以後この事件のトラウマと帝国/アグリパー・カラス個人への深い憎悪を抱え続けることになる。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス』(2014年10月13日米国Disney XD放送)でアグリパー・カラスと本キャラクターが再会し、虐殺の経緯と本キャラクターの個人的な恨みが初めて本格的に描かれる。
Disney XDアニメ『反乱者たち』S1(紀元前5年・2014-2015年放送)
Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebels)』シーズン1初回放送2話分連結特別編『スパーク・オブ・リベリオン(Spark of Rebellion)』(2014年10月3日米国Disney Channel本放送)で本キャラクターが本格初登場。すでに数年前からVCX-100軽貨物船『ゴースト(Ghost)』に合流し、ヘラ・シンドゥーラ/ケイナン・ジャラス/チョッパー/サビーヌ・レンと共に銀河帝国に対する小規模な抵抗活動を続けるラサット種族の戦闘員として描かれる。S1全15話(2014年10月3日〜2015年3月2日)を通じて、新加入のエズラ・ブリッジャー(Ezra Bridger)との『二段ベッドを共有する仲』としての小競り合いコメディがシリーズの定番となり、本キャラクターの戦闘員としての気質と人情味のバランスが確立される。
Disney XDアニメ『反乱者たち』S2-S4(紀元前4年〜紀元前1年・2015-2018年放送)
シーズン2(2015年6月20日〜2016年3月30日全22話)〜シーズン3(2016年9月24日〜2017年3月25日全22話)〜シーズン4最終話(2018年3月5日米国Disney XD放送)にかけて、本キャラクターはゴースト・クルーのほぼ全任務に同行する。S2E15『古代の戦士(Legends of the Lasat)』(2016年2月17日米国Disney XD放送)で同胞ラサット種族の隠れた入植惑星リラ・サン(Lira San)を発見し、種族絶滅のトラウマからの精神的解放を果たす本キャラクターの代表エピソードを担う。S3E5『リランの解放(Hera's Heroes)』(2016年10月22日米国Disney XD放送)以後、本キャラクターは旧敵アグリパー・カラスとの関係性が憎悪から相互理解へ変化していき、S3E18『太古の戦士(An Inside Man)』周辺でカラスをフルクラム(Fulcrum)情報提供者として反乱軍側に転向させる重要な役割を担う。最終シーズン4最終話『ファミリー・リユニオン・アンド・ファレウェル(Family Reunion – and Farewell)』(2018年3月5日米国Disney XD放送)のエピローグで、本キャラクターが既にラサット種族の同胞と再会済みであるカラスを伴って惑星リラ・サンへ向かう未来が明かされる。
Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン』S2チャプター15・実写カメオ(紀元9年・2020年配信)
Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン(The Mandalorian)』シーズン2第7話(チャプター15)『信者(The Believer)』(2020年12月11日米国Disney+配信、リック・ファムイーワ/Rick Famuyiwa 監督、ジョン・ファヴロー/Jon Favreau 脚本)の惑星モラック(Morak)の帝国残党基地アデルファイ(Adelphi)採掘施設近くのカンティーナ・シーンに、本キャラクターが実写プロップ/CGによる本格初の実写カメオで登場する。声はアニメ版同様スティーヴ・ブラム(Steve Blum)が担当し、Disney XDアニメ『反乱者たち』のキャラクターが実写スター・ウォーズ作品に登場した稀少な例の一つとなった。本キャラクターのマンダロリアン本人(ディン・ジャリン/演ペドロ・パスカル)との接点はなく、背景の通行人としての登場だが、Disney XDアニメ『反乱者たち』ファン層に対する明確な『継続性のシグナル』として広く受け止められた。
能力・装備
- ラサット種族の身体能力:ラサット種族(Lasat)として身長約2メートル超の大型ヒューマノイド種族特有の強靱な脚力・跳躍力・握力・耐久力を持つ。Disney XDアニメ『反乱者たち』全4シーズンを通じて、本キャラクターは帝国スターム・トルーパーや AT-DP 操縦兵を素手で投げ飛ばす描写、垂直の壁面を跳躍で駆け上がる描写が頻出する。
- AB-75ボー・ライフル戦闘:ラサン名誉衛兵団の制式武器AB-75ボー・ライフル(AB-75 bo-rifle)を熟練の域で扱う。両端のエレクトロスタッフ刃による近接スタン格闘と、中央部の高出力ブラスター・ライフル形態での中距離射撃を場面ごとに自在に切り替える戦闘スタイルが本キャラクターの個性。
- 白兵格闘:ラサン名誉衛兵団仕込みの徒手格闘術・捕縛術を持ち、Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス』(2014年10月13日米国Disney XD放送)でアグリパー・カラスのボー・ライフル使用に対して同じ武術形態を見せる場面が象徴的。
- 夜間・地下行動:ラサット種族特有の暗所視覚により、地下施設や暗夜での索敵・行動に長ける。Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日米国Disney XD放送)でアグリパー・カラスと氷の衛星バーラ=ノン(Bahryn)に不時着し、地下洞窟を共同探索するエピソードで本能力が描かれる。
- 操舵補助・機関兵装:VCX-100軽貨物船『ゴースト』の砲塔銃座(ドーサル・タレット)担当として、対戦闘機戦の高い射撃精度を発揮する。シリーズ全編を通じて本キャラクターの『ゴースト』砲塔担当としての画は定番。
- リーダーシップ:シーズン3-4で本キャラクターは反乱軍ファントム部隊(Phoenix Squadron)・後の反乱同盟軍内で部隊長格を担い、シーズン4でリラ・サン同胞の代表として動くなど、戦闘員以上の指揮的役割も果たすようになる。
関係相関
- エズラ・ブリッジャー
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E1『スパーク・オブ・リベリオン』(2014年10月3日放送)から本キャラクターと『ゴースト』艦内で二段ベッドを共有することになった少年フォース感応者(声テイラー・グレイ/Taylor Gray)。シーズン1初期は本キャラクターのいたずらと毒舌の主要対象だが、シーズンを追うごとに兄貴分/弟分のコンビとして信頼を深め、シリーズ後半では並び立つ戦闘員として共闘する関係に発展する。
- ヘラ・シンドゥーラ
- ゴースト・クルー艦長/トワイレック種族のパイロット(Disney XDアニメ『反乱者たち』2014-2018では声ヴァネッサ・マーシャル/Vanessa Marshall、Disney+ 実写ドラマ『アソーカ』2023では演メアリー・エリザベス・ウィンステッド/Mary Elizabeth Winstead)。本キャラクターは『ゴースト』乗艦時点からヘラと数年の付き合いがあり、彼女を実質的な姉貴分・指揮官として絶対の信頼を置く。
- ケイナン・ジャラス
- ゴースト・クルー所属の元ジェダイ・パダワン/本名カレブ・デューム(Caleb Dume、声フレディ・プリンゼ・Jr./Freddie Prinze Jr.)。本キャラクターと共にゴースト・クルー古参の戦闘員で、Disney XDアニメ『反乱者たち』S4E10『ジェダイ・ナイト(Jedi Night)』(2018年2月26日放送)でケイナンが惑星ロザル帝国軍燃料デポ爆発で犠牲死した際、本キャラクターは彼を見送る側のメンバーの一人として描かれる。
- サビーヌ・レン
- ゴースト・クルー所属のマンダロリアン戦士・アーティスト(Disney XDアニメ『反乱者たち』2014-2018では声ティヤ・シルカー/Tiya Sircar、Disney+ 実写ドラマ『アソーカ』2023では演ナタシャ・リュー・ボルディッゾ/Natasha Liu Bordizzo)。本キャラクターとサビーヌは『ゴースト』艦内での悪戯・賭け事・冗談の常連コンビで、両者の凸凹コンビ感はシリーズの軽快なコメディ要素を支える。
- チョッパー
- ゴースト・クルー所属のC1シリーズ・アストロメク・ドロイド(C1-10P、声デイヴ・フィローニ/Dave Filoni)。本キャラクターとは『ゴースト』艦内で頻繁に口論・賭け事をするコメディ・パートナーで、両者の不器用な友情関係はシリーズ全4シーズンを通じて描かれる定番。
- アグリパー・カラス
- 本キャラクターの最大の宿敵から最大の戦友への変化を遂げる帝国保安局(Imperial Security Bureau)エージェント(声デヴィッド・オイェロウォ/David Oyelowo、英国/ナイジェリア出身俳優)。ラサンの大虐殺(Siege of Lasan)の指揮官として本キャラクターから個人的憎悪を抱かれていたが、Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日放送)で氷の衛星バーラ=ノン(Bahryn)に共に不時着して対話し、相互理解を経て徐々に距離を縮め、最終的にフルクラム情報提供者として反乱軍側に転向させる経緯はシリーズ屈指の人物関係の変遷として語られる。
- スティーヴ・ブラム
- 本キャラクターの声優兼アニメ/実写の声優続投者(Steve Blum、本名 Steven Jay Blum、1960年4月29日米国カリフォルニア州サンタモニカ生まれ)。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1(2014年10月3日放送)以来、本キャラクターの英語版声を一貫して担当し、Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン』S2チャプター15(2020年12月11日Disney+配信)の実写カメオでも同じくスティーヴ・ブラムが声を担当した。
登場作品(俳優クレジット)
反乱者たち
2014/Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebels)』全4シーズン全75話(2014年10月3日米国Disney Channel本放送・以後Disney XD放送〜2018年3月5日米国Disney XD最終話放送、デイヴ・フィローニ/Dave Filoni 監修)に主要レギュラーとして全話相当出演。VCX-100軽貨物船『ゴースト(Ghost)』所属のラサット種族戦闘員として、ヘラ・シンドゥーラ/ケイナン・ジャラス/エズラ・ブリッジャー/サビーヌ・レン/チョッパーらゴースト・クルーと共に銀河帝国期の反乱活動を遂行する。
名場面・名台詞
- Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』S1初回放送2話分連結特別編『スパーク・オブ・リベリオン(Spark of Rebellion)』(2014年10月3日米国Disney Channel本放送、デイヴ・フィローニ/Dave Filoni 監修、スティーヴァード・リー/Steward Lee 監督):本キャラクターの実質的な原典初登場回。VCX-100軽貨物船『ゴースト(Ghost)』艦内で、惑星ロザル(Lothal)に新たに加入する人間種族の少年エズラ・ブリッジャー(声テイラー・グレイ/Taylor Gray)に対し、本キャラクターが二段ベッドの上段を奪われた事への文句と諦めを口にするシーンで両者の凸凹コンビ関係が始まる。
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス(Droids in Distress)』(2014年10月13日米国Disney XD放送):本キャラクターが旧敵アグリパー・カラス(声デヴィッド・オイェロウォ/David Oyelowo)と初対峙し、両者が共にAB-75ボー・ライフル(ラサン名誉衛兵団制式武器)を扱う場面で、ラサンの大虐殺(Siege of Lasan)の経緯と本キャラクターの個人的恨みが本格的に描かれる重要な初期エピソード。
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日米国Disney XD放送):本キャラクターとアグリパー・カラスが氷の衛星バーラ=ノン(Bahryn)に共に不時着し、地下洞窟で生き延びるために協力する象徴的エピソード。両者の長い対立関係が初めて対話によって揺らぎ始める転機回として、シリーズ屈指の名エピソードに数えられる。
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E15『古代の戦士(Legends of the Lasat)』(2016年2月17日米国Disney XD放送、デイヴ・フィローニ/Dave Filoni 監修):本キャラクターの最重要エピソード。同胞ラサット種族のための隠れた入植惑星リラ・サン(Lira San)を、神話と古代航路の手がかりを頼りに発見する物語で、ラサン虐殺後の本キャラクターの種族絶滅トラウマから一定の精神的解放を果たすシリーズを代表する名回。
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S3E1『シャドウへ踏み込む(Steps Into Shadow)』(2016年9月24日米国Disney XD放送):シーズン3冒頭、本キャラクターを含むゴースト・クルーが新興反乱軍の正規部隊『ファントム部隊(Phoenix Squadron)』に編入され、本キャラクターも公式の反乱同盟軍戦闘員として位置付け直されるシリーズの大きな転換点。
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S4最終話『ファミリー・リユニオン・アンド・ファレウェル(Family Reunion – and Farewell)』(2018年3月5日米国Disney XD放送):惑星ロザル解放戦の最終局面の後、エピローグで本キャラクターがアグリパー・カラスを伴ってラサット種族同胞の入植惑星リラ・サンへ向かう未来が明かされる。本キャラクター個人の物語に明確な救済の結末が与えられた象徴的なシリーズ終幕。
- Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン(The Mandalorian)』S2第7話(チャプター15)『信者(The Believer)』(2020年12月11日米国Disney+配信、リック・ファムイーワ/Rick Famuyiwa 監督):惑星モラック(Morak)の帝国残党アデルファイ(Adelphi)採掘施設近くのカンティーナで、本キャラクターが実写プロップ/CGによる本格初の実写カメオで一瞬登場する。Disney XDアニメ『反乱者たち』ファン層への明確な継続性のシグナルとして広く受け止められた。
考察
- 本キャラクターはDisney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』(2014-2018)のゴースト・クルー(Ghost Crew)の中で、戦闘員・重火力担当として戦闘描写の中核を担うと同時に、銀河帝国によるラサンの大虐殺(Siege of Lasan)の数少ない生存者として帝国の残虐性を物語に持ち込む重要な役割を果たした。
- 本キャラクターのデザイン起源はラルフ・マッカリー(Ralph McQuarrie、1929-2012)が1970年代後半に描いた未使用のチューバッカ初期コンセプト・スケッチで、デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)が Disney XDアニメ『反乱者たち』キャラクター・デザイン段階で発掘・再解釈してラサット種族のビジュアルを確立した。これはルーカス時代の未使用デザインを Disney XDアニメ『反乱者たち』に正統的に取り込む象徴的事例の一つ。
- 本キャラクターと旧敵アグリパー・カラスの関係性の変遷(敵→対話→相互理解→戦友→ラサン虐殺の共同贖罪)は、Disney XDアニメ『反乱者たち』が単純な勧善懲悪を超えて複雑な道徳的成熟を描いた代表例として、シリーズ研究/批評で繰り返し言及される。
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E15『古代の戦士(Legends of the Lasat)』(2016年2月17日放送)でのリラ・サン発見は、本キャラクターの種族絶滅トラウマからの一定の解放を意味し、同時に Disney XDアニメ『反乱者たち』が短期的な戦闘ドラマを超えて『種族の絶滅』『故郷の喪失』『同胞との再会』といった長尺の感情線を扱うシリーズであることを決定づけた重要な節目。
- Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン』S2チャプター15(2020年12月11日配信)の実写カメオは、Disney XDアニメ『反乱者たち』のキャラクターが実写スター・ウォーズ作品に登場した最初期の例の一つで、Disney+ 実写ドラマ『アソーカ』(2023)でのヘラ/サビーヌ/エズラの実写化に先行する『アニメ→実写の橋渡し』の象徴的事例として位置付けられる。
- 本キャラクターの声を担当するスティーヴ・ブラム(Steve Blum、本名 Steven Jay Blum、1960年4月29日米国カリフォルニア州サンタモニカ生まれ)は、『カウボーイビバップ』スパイク・スピーゲル英語吹替版/『ナルト』ザブザ・桃地英語吹替版/『ウルヴァリン』X-Men アニメ版等の大量の主演級アニメ声優実績を持つベテランで、本キャラクター特有の低音の渋い声質と人情味溢れる演技は、本キャラクターの戦闘員以上の人物造形に決定的な貢献をしている。
トリビア
- 本キャラクターの正式名はガラゼブ・オーレリオス(Garazeb Orrelios)、愛称『ザブ(Zeb)』。StarWars.com公式キャラクターデータベース/Wookieepediaにおいても綴り『Garazeb "Zeb" Orrelios』が一貫して使用されている。
- 本キャラクターのデザイン起源はラルフ・マッカリー(Ralph McQuarrie、1929-2012、『スター・ウォーズ』本編三部作の主要コンセプト・アーティスト)が1970年代後半に描いた未使用のチューバッカ初期コンセプト・スケッチで、デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)が Disney XDアニメ『反乱者たち』キャラクター・デザイン段階で発掘・採用した。スター・ウォーズ・セレブレーション・アナハイム2015(2015年4月16日-19日カリフォルニア州アナハイム・コンベンション・センター開催)の登壇でフィローニが公式に明かしている。
- 本キャラクターの愛用武器AB-75ボー・ライフル(AB-75 bo-rifle)はラサン名誉衛兵団(Lasan Honor Guard)の制式武器で、両端にエレクトロスタッフ刃を持つ伸縮式の長棒と中央部の高出力ブラスター・ライフルを兼ね備えた複合武器。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス(Droids in Distress)』(2014年10月13日米国Disney XD放送)で初登場した。
- 本キャラクターは Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン(The Mandalorian)』S2第7話(チャプター15)『信者(The Believer)』(2020年12月11日米国Disney+配信、リック・ファムイーワ/Rick Famuyiwa 監督)に実写カメオ出演しており、これは Disney XDアニメ『反乱者たち』のキャラクターが実写スター・ウォーズ作品に登場した最初期の例の一つに数えられる。
- 本キャラクターの声優スティーヴ・ブラム(Steve Blum、1960年4月29日米国カリフォルニア州サンタモニカ生まれ)は『カウボーイビバップ』スパイク・スピーゲル英語吹替版/『ナルト』ザブザ・桃地英語吹替版等の代表作で知られ、Disney XDアニメ『反乱者たち』S1(2014)以来一貫して本キャラクターの英語版声を担当している。
- 本キャラクターと旧敵アグリパー・カラス(声デヴィッド・オイェロウォ/David Oyelowo)の関係性の変遷は、Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス』(2014年10月13日放送)→S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日放送)→S4最終話エピローグ(2018年3月5日放送)の3点を結ぶ長期の人物アークとして、シリーズ全4シーズンを貫く重要な縦軸の一つになっている。
より詳しいFAQ
ザブ・オーレリオスはどの作品で初登場しましたか?
Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebels)』シーズン1初回放送2話分連結特別編『スパーク・オブ・リベリオン(Spark of Rebellion)』(2014年10月3日米国Disney Channel本放送、デイヴ・フィローニ/Dave Filoni 監修)が原典・初登場です。VCX-100軽貨物船『ゴースト(Ghost)』所属のラサット種族戦闘員として、ヘラ・シンドゥーラ/ケイナン・ジャラス/チョッパー/サビーヌ・レンと共に登場し、新加入のエズラ・ブリッジャーと初対面します。
ザブの声を演じているのは誰ですか?
Disney XDアニメ『反乱者たち』S1(2014)以来一貫して、米国声優・俳優のスティーヴ・ブラム(Steve Blum、本名 Steven Jay Blum、1960年4月29日米国カリフォルニア州サンタモニカ生まれ)が本キャラクターの英語版声を担当しています。Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン(The Mandalorian)』シーズン2第7話(チャプター15)『信者(The Believer)』(2020年12月11日米国Disney+配信)の実写カメオでも同じくスティーヴ・ブラムが声を担当しました。日本語吹替は山路和弘です。
ザブの種族『ラサット(Lasat)』とはどのような種族ですか?
ラサット種族(Lasat)は惑星ラサン(Lasan)を母星とする大型のヒューマノイド種族で、灰紫色の体毛、緑色の瞳、鋭い犬歯、長い尻尾、強靱な脚力・跳躍力・握力を特徴とします。Disney XDアニメ『反乱者たち』本編期には銀河帝国によるラサンの大虐殺(Siege of Lasan、紀元前9年頃)でほぼ絶滅状態に追い込まれていましたが、本キャラクターはDisney XDアニメ『反乱者たち』S2E15『古代の戦士(Legends of the Lasat)』(2016年2月17日米国Disney XD放送)で同胞の隠れた入植惑星リラ・サン(Lira San)を発見し、種族の存続が物語上保証されました。デザイン起源はラルフ・マッカリー(Ralph McQuarrie)が1970年代後半に描いた未使用のチューバッカ初期コンセプト・スケッチです。
ザブの武器『ボー・ライフル(bo-rifle)』はどんな武器ですか?
AB-75ボー・ライフル(AB-75 bo-rifle)と呼ばれる複合武器で、惑星ラサン王家警護部隊『ラサン名誉衛兵団(Lasan Honor Guard)』の制式武器です。両端にエレクトロスタッフ刃を持つ伸縮式の長棒と、中央部に折り畳み可能な高出力ブラスター・ライフルを兼ね備え、近接スタン格闘と中距離ブラスター射撃を場面ごとに自在に切り替えられます。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス(Droids in Distress)』(2014年10月13日米国Disney XD放送)で正式に紹介されました。
ザブとアグリパー・カラスの関係はどう変化しますか?
帝国保安局(Imperial Security Bureau)のアグリパー・カラス(Agent Kallus、声デヴィッド・オイェロウォ/David Oyelowo)は当初、ラサンの大虐殺(Siege of Lasan)の指揮官として本キャラクターから最大の憎悪を向けられる宿敵でした。Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日米国Disney XD放送)で氷の衛星バーラ=ノン(Bahryn)に共に不時着して対話を経た後、両者の関係は徐々に変化し、シーズン3後半でカラスはフルクラム(Fulcrum)情報提供者として反乱軍側に転向します。S4最終話エピローグ(2018年3月5日放送)では本キャラクターがカラスを伴って同胞ラサット種族の入植惑星リラ・サンへ向かう未来が示され、両者の長い人物アークに明確な救済が与えられました。
ザブは実写作品にも登場しますか?
Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン(The Mandalorian)』シーズン2第7話(チャプター15)『信者(The Believer)』(2020年12月11日米国Disney+配信、リック・ファムイーワ/Rick Famuyiwa 監督、ジョン・ファヴロー/Jon Favreau 脚本)の惑星モラック(Morak)の帝国残党アデルファイ(Adelphi)採掘施設近くのカンティーナ・シーンに、本キャラクターが実写プロップ/CGによる本格初の実写カメオで一瞬登場します。声はアニメ版同様スティーヴ・ブラム(Steve Blum)が担当しました。これは Disney XDアニメ『反乱者たち』のキャラクターが実写スター・ウォーズ作品に登場した最初期の例の一つに数えられます。
ザブはアソーカや今後の作品に登場しますか?
2026年5月時点では本キャラクターのDisney+ 実写ドラマ『アソーカ』シーズン2やその他の今後の作品への登場について、Lucasfilm から公式な詳細発表は出ていません。ただし本キャラクターはDisney XDアニメ『反乱者たち』ゴースト・クルーの主要レギュラーであり、Disney+ 実写ドラマ『マンダロリアン』S2チャプター15(2020)で既に実写カメオが実現していることから、今後の関連作品で再登場する可能性が指摘されています。最新情報はStarWars.com公式とLucasfilmの公式発表を参照することを推奨します。
出典
ザブ・オーレリオスはどの作品から見る?
スター・ウォーズ 反乱者たちが最初の登場作品です。
ザブ・オーレリオスの関連人物は?
ヘラ、エズラ、ケイナン、サビーヌ、チョッパー。
ザブ・オーレリオスと一緒に覚える用語は?
フォース、ジェダイ、ライトサイド、パダワン。