Anna Movies

スター・ウォーズ / 登場人物

ポー・ダメロン

Poe Dameron

種族:人間
🪐 時系列ガイド 👤 登場人物一覧 🎬 全作品一覧 📚 出典

ポー・ダメロンは、ヤヴィン4出身の人間であり、レジスタンス最高の戦闘機パイロットである。続三部作とCGアニメに登場し、BB-8を相棒にブラック・スコードロンを率いる。独断専行による失敗を経て将軍へ成長し、ファースト・オーダーおよびシス艦隊との戦いで重要な役割を担う。

01来歴

来歴

ヤヴィン4での幼少期

ポーはヤヴィンの戦い直後、両親が駐留していたヤヴィン4で生まれた。父ケス・ダメロンは反乱同盟軍のパスファインダー部隊兵、母シャラ・ベイはグリーン3としてエンドアの戦いに参加したA-wing戦闘機パイロットである。幼少期から母のRZ-1 A-wingの操縦席で飛行を学んだが、母を病で早くに失った。

新共和国海軍時代

成人後は新共和国海軍に入隊し、T-85 X-wing戦闘機の現役パイロットとなった。指揮系統との衝突を経て、レイア・オーガナ将軍が率いる私的な軍事組織レジスタンスへ転属した。ブラック・スコードロン隊長として、黒塗りのT-70 X-wingであるブラック・ワンと副操縦士ドロイドBB-8を任された。

ジャクー任務と脱出

34 ABY、レイアの命令でジャクーのトゥアナル村を訪れ、ロー・サン・テッカからルーク・スカイウォーカーの居所を示す銀河地図の断片を受け取った。カイロ・レンの強襲を受けると、地図をBB-8に格納して逃がし、自身は捕縛されてフォースによる尋問を受けた。FN-2187とスペシャル・フォース型TIE戦闘機を奪い、彼を「フィン」と名付けて脱出した。

スターキラー基地攻撃

脱出機は艦砲で撃墜され、ポーはフライト・ジャケットを残してジャクー砂漠から姿を消したが、後にタコダナのマズ・カナタの城付近でフィンと再会した。ブラック・スコードロンを率いてスターキラー基地を攻撃し、地上部隊がシールド発生器を破壊した後、サーマル発生口へ精密射撃を加えた。これにより基地は崩壊した。

空爆強行と降格

ディカー基地撤退戦では、レイアの撤退命令を無視し、ドレッドノート級超大型戦艦フルミナトリックスへの爆撃を強行した。ペイジ・ティコを含む爆撃機隊の壊滅と引き換えに同艦を撃沈したが、甚大な損失を招いた。レイアから直接平手打ちで叱責され、コマンダーからキャプテンである大尉へ降格された。

ホルドとの対立

レイアの負傷後、指揮を継いだエイミリン・ホルドの燃料節約戦略を消極的と判断した。フィン、ローズ・ティコと共謀し、DJを雇うカント・バイト潜入作戦を独断で進めた。小型輸送艇でクレイト旧基地へ脱出する真の計画を察知できず、最終的にホルドは旗艦ラダスをライトスピード突撃させて残存兵を救った。

クレイトでの指揮

クレイトの旧反乱同盟軍基地では、塩平原でジャガーノート級攻城歩行機を迎え撃つ地上戦を指揮した。ルーク・スカイウォーカーのフォース投影による陽動を生かし、残存兵をミレニアム・ファルコンへ収容して脱出した。戦闘後はレイアから事実上の指揮を継承し、レジスタンスの中核指揮官となった。

パサーナとキジーミ

35 ABY、皇帝復活の証拠を追い、レイ、フィン、チューバッカ、C-3POとパサーナへ向かった。フェスティバル・オブ・ザ・アンセスターズの最中に流砂へ沈み、地下遺跡へ落下した。キジーミでは旧知のゾーリ・ブリスと再会し、新共和国海軍以前に彼女のギルドでスパイス密輸業者として暮らしていた過去を明かした。

エクセゴル決戦

エクセゴル決戦では、ランド・カルリジアンが招集した市民艦隊と協調し、レジスタンス全艦隊を指揮した。フィンとジャナの地上騎兵部隊によるナビゲーション・タワー破壊と並行して空中戦を勝利へ導いた。レイア亡き後に将軍へ昇進してフィンと並ぶ最高指揮官級となり、アジャン・クロスの祝勝が続三部作での最終登場となった。

02能力・特徴

能力・特徴
  • 戦闘機操縦:T-70 X-wingのブラック・ワンを駆る最高のパイロットである。「I can fly anything.」の言葉どおり、TIE戦闘機やミレニアム・ファルコンも操る。
  • 指揮統率:ブラック・スコードロン隊長からレジスタンス全艦隊を率いる将軍へ成長する。局地戦、地上戦、艦隊戦で指揮を執る。
  • 尋問抵抗:カイロ・レンによるフォースを使った直接尋問に耐え、地図をBB-8へ託した事実を守ろうとしたが、最終的に位置情報を引き出された。
  • 操縦士直感:危機に即応して攻撃を決断し、ライトスピード・スキッピングも行う。一方、短期的判断と独断専行が戦力消耗を招くこともある。
  • 密輸業の経験:新共和国海軍以前、キジーミでゾーリ・ブリスのギルドに所属した。「I'm a spice runner.」と自ら過去を明かす。

03関連人物

関連人物
レイア・オーガナ
レジスタンス創設者で直属の上官である。独断を厳しく叱責する一方、ポーを後継の指揮官として育てる。
フィン
拘束艦から共に脱出した元FN-2187であり、ポーが「フィン」と名付けた。後に最高指揮官級として並び立つ盟友である。
レイ
クレイト戦後に合流した友人である。パサーナからエクセゴルまで行動を共にし、彼女の戦いを支える。
BB-8
ブラック・ワンの副操縦士を務める相棒である。銀河地図の断片を託され、ジャクーから単独で脱出した。
ゾーリ・ブリス
キジーミのスパイス密輸ギルドに属する旧知である。再会を通じてポーの密輸業時代が明らかになる。
ケス・ダメロン
父であり、エンドアの戦いで活動した反乱同盟軍パスファインダー部隊兵である。ヤヴィン4でポーを育てた。
シャラ・ベイ
母であり、グリーン3として戦ったA-wing戦闘機パイロットである。幼少期のポーに飛行を教えた。
エイミリン・ホルド
レイア負傷後に指揮を継いだ副司令官である。ポーと対立した後、ラダスを犠牲にして残存兵を救った。
ハン・ソロ
直接の長い対話は限られるが、コミックでは浅からぬ関係が描かれ、操縦士気質の源流に位置付けられる。

04登場・関連作品

05名場面

名場面
ジャクーでロー・サン・テッカから「これでバランスが戻る」と地図を受領し、直後にカイロ・レンの強襲を受ける初登場場面。

FN-2187とTIE戦闘機を奪い、「俺はどんな機体でも飛ばせる」と語る。脱出中に彼を「フィン」と名付ける。

スターキラー基地のサーマル発生口へブラック・スコードロンを率いて精密射撃を加え、超大型兵器を崩壊させる。

撤退命令を無視してフルミナトリックスを撃沈する。「They blew it up. They blew up the bridge.」の直後、降格される。

ランド・カルリジアンの市民艦隊と協調してエクセゴルの空中戦を指揮し、シス艦隊への勝利を収める。

06制作背景

制作背景

オスカー・アイザック(Oscar Isaac、本名オスカル・アイザック・エルナンデス・エストラーダ/Óscar Isaac Hernández Estrada)は1979年3月9日、グアテマラ共和国グアテマラシティ生まれである。生後5か月で米国へ移り、キューバ系医師の父とグアテマラ出身の母のもと、フロリダ州マイアミで育った。ジュリアード音楽院演劇部門を2005年卒業し、続三部作全作とCGアニメでポーを演じた。

『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』2013でゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされ、『エクス・マキナ』2014、『X-MEN: アポカリプス』2016、『ナイト・オブ・ザ・サン』2017、『デューン 砂の惑星』2021、Marvelドラマ『ムーンナイト』2022にも出演した。第7作ではジョン・ボイエガ、デイジー・リドリーと主要トリオを構成した。本人は2024年のインタビューで復帰意向を語っている。

J.J.エイブラムス(J.J. Abrams)とローレンス・カスダン(Lawrence Kasdan)が人物の基礎を作り、ライアン・ジョンソン(Rian Johnson)が独断専行、降格、ホルドとの対立を軸とする人物的アークを設計した。ルーカスフィルム、バッド・ロボット、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが、ボブ・アイガーとキャスリーン・ケネディの体制下で製作・配給した。衣装はマイケル・カプランが担当し、オレンジ/ブラウンのフライト・スーツと革ジャケットを定着させた。

ジョン・ウィリアムズ(John Williams)は米国アカデミー賞5回受賞の全9作の作曲家であり、『Scherzo for X-Wings』『The Resistance March』『The Force Is with You』『Reunion』を戦闘や指揮場面に用いた。専用のソロ・ライトモチーフは設けず、レジスタンス全体のテーマと連動させた。スカイウォーカー・サウンドのマシュー・ウッドとデイヴィッド・アクロードが音響を担当し、ブラック・ワンのエンジン音やTIE戦闘機奪取場面を設計した。

07評価・考察

評価・考察

ポーの人物的アークは、優れた操縦士が優れた指揮官へ成長する過程にある。スターキラー基地では成功した「撃つしかない瞬間」の判断が、フルミナトリックスへの空爆とホルドへの反乱では損失と失敗を招く。クレイトで撤退を選び、エクセゴルで仲間と協調する姿は、戦果だけでなく人員を守る指揮官への成熟を示す。

父ケス・ダメロンと母シャラ・ベイから受け継いだ反乱同盟軍の系譜は、ポーの飛行技術と使命感の基盤である。一方、新共和国海軍以前のスパイス密輸業という経歴は、模範的な軍人だけではない複雑さを与える。フィンを名付け、BB-8へ地図を託す行動からは、階級や種別を越えて相手を仲間として信頼する人物像も読み取れる。

本編では両親の名前やブラック・ワンの入手経緯が直接詳述されず、出版作品が背景を補完する構成である。反乱同盟軍の二世としての過去と、独断専行を改めて将軍になる現在が結び付き、続三部作における世代継承を担う。レイアとの関係はその主題を最も明確に示し、叱責、対立、指揮継承の段階を経て完成する。

08トリビア

  • Marvelコミック『Poe Dameron』2016-2018は全31号+年次号2号で、チャールズ・ソウルがジャクー任務以前を描いた。
  • 『Star Wars: Shattered Empire』2015は全4号の限定シリーズで、グレッグ・ルッカがケス・ダメロンとシャラ・ベイの活動を描いた。
  • ブラック・ワンは旧帝国残党の襲撃後に鹵獲され、レジスタンス・エンジニアが改修した機体である。機首と主翼にレジスタンス章を持つ。
  • 父はパスファインダー、母はA-wing戦闘機パイロットであり、ポー自身もスターキラー基地を破壊して二代の戦功を重ねた。
  • 「FN-2187は覚えにくい」としてポーが与えた「フィン」という名は、元ストームトルーパーが新たなアイデンティティを得る契機となる。

09よくある質問

ポー・ダメロンを演じている俳優は誰ですか?

オスカー・アイザックである。続三部作全作に出演し、CGアニメでも本人が声を担当した。

ポー・ダメロンの出身惑星はどこですか?

旧反乱同盟軍の基地が置かれたヤヴィン4である。ヤヴィンの戦い直後、両親が同地に駐留していた時期に生まれた。

ブラック・ワンはどんな機体ですか?

黒塗りに改装されたT-70 X-wing戦闘機である。レジスタンス章とBB-8専用ソケットを備える。

なぜポー・ダメロンは降格されたのですか?

レイアの撤退命令を無視し、フルミナトリックスへの爆撃を強行したためである。撃沈には成功したが、ペイジ・ティコを含む爆撃機隊が壊滅した。

ポー・ダメロンは密輸業者だったのですか?

新共和国海軍に入る以前、キジーミでスパイス密輸業者としてゾーリ・ブリスのギルドに所属していた。本人が35 ABYの再会時に明かした。

10出典

  1. StarWars.com 公式キャラクターデータベース: Poe Dameron
  2. StarWars.com 公式: The Force Awakens
  3. StarWars.com 公式: The Last Jedi
  4. StarWars.com 公式: The Rise of Skywalker
  5. StarWars.com 公式キャラクターデータベース: BB-8
  6. StarWars.com 公式キャラクターデータベース: Finn
  7. StarWars.com 公式キャラクターデータベース: Rey
  8. StarWars.com 公式キャラクターデータベース: Leia Organa
  9. StarWars.com 公式キャラクターデータベース: Zorii Bliss
  10. StarWars.com 公式作品ページ: Star Wars Resistance
  11. IMDb: Oscar Isaac
  12. IMDb: Star Wars: The Force Awakens (2015)
  13. IMDb: Star Wars: The Last Jedi (2017)
  14. IMDb: Star Wars: The Rise of Skywalker (2019)
  15. IMDb: J.J. Abrams
  16. IMDb: Rian Johnson
  17. IMDb: Lawrence Kasdan
  18. IMDb: John Williams
  19. IMDb: Keri Russell
  20. Wookieepedia: Poe Dameron
  21. Wookieepedia: Black One (T-70 X-wing)