世界 / 脅威・厄災
ブリオン
暗黒大陸の五大厄災、ブリオンを解説。迷宮都市を守る植物兵器、サヘルタ合衆国遠征隊の被害、危険度B+と未解明の生態を整理する。
ブリオンは、暗黒大陸の古代迷宮都市で遭遇した『植物兵器』であり、五大厄災の一つである。人間の身体の頭部へ巨大な球体を載せたような姿を持ち、都市へ侵入したサヘルタ合衆国の精鋭部隊を壊滅させた。
遠征隊はメビウス湖北方の樹海を約400キロメートル進み、万病に効く香草がある遺跡へ到達した。ブリオンとの遭遇後に帰還できたのは二人だけで、危険生物評価はキメラ=アントを上回るB+とされる。

人型の身体へ巨大な球体を載せたブリオン 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

ブリオンを含む暗黒大陸の五大厄災 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

迷宮都市へ精鋭部隊を送ったサヘルタ合衆国 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

ブリオンの迷宮都市があるメビウス湖北方 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

古代迷宮都市と樹海を含む暗黒大陸 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
基本情報
| 媒体 | 漫画本編 |
|---|---|
| 分類 | 五大厄災、植物兵器 |
| 生息地 | 暗黒大陸北方の古代迷宮都市 |
| 遠征目的 | 万病に効く香草 |
| 危険度 | B+ |
人型の身体と巨大な球体
ブリオンは人間に近い胴体と四肢を持つが、頭がある位置には身体より大きな球体が載る。球体に目、口、鼻は見えず、通常の感覚器官がどこにあるか分からない。
描かれた人型部分がブリオン本体なのか、乗っ取られた人間なのか、植物が作った擬態なのかは確定していない。球体だけを本体、胴体を犠牲者と決めると、作中で示されていない生態を補うことになる。
『植物兵器』という分類
人類側はブリオンを『植物兵器』と記録する。動物型のヘルベルや人型の犠牲者を残すパプとは異なり、植物としての性質と攻撃手段が結び付いた厄災である。
誰が兵器として作ったか、古代都市の住民が設計したか、自然に進化した植物を人類が兵器と呼んだだけかは不明である。『兵器』という語から製造者と命令系統まで確定できない。
メビウス湖北方の樹海
サヘルタ合衆国の遠征隊はメビウス湖の北側から暗黒大陸へ入り、広大な樹海を進んだ。約400キロメートル奥で古代の迷宮都市を発見している。
400キロメートルは森林の縁から都市までの目安であり、ブリオンの行動範囲を示す半径ではない。樹海全体へ個体が分布するか、都市の周囲だけを守るかは記録が不足している。
万病に効く香草を求めた遠征
遠征の目的は、万病に効くとされる香草の確保だった。一種類で一万種類の病へ効くと伝えられ、人類にとって医療を大きく変える可能性を持つ。
香草の効果は遠征の目的として示されるが、持ち帰った標本を用いた臨床結果は確認できない。ブリオンの記事では、利益の約束と実際に得られた成果を分けて記録する必要がある。
古代都市の迷宮を守る存在
ブリオンは香草がある古代都市の迷宮で遠征隊と遭遇したため、『謎の遺跡を守る球体』とも呼ばれる。結果として侵入者を排除し、都市と植物への接近を阻んだ。
守る行動が自律的な縄張り防衛か、古代の命令を実行する警備機構かは分からない。都市の外から来た者だけを攻撃するか、内部の別生物も排除するかも未確認である。
精鋭部隊を容易に壊滅させた力
サヘルタ合衆国は一般の旅行者ではなく精鋭部隊を送り込んだ。それでもブリオンは部隊を壊滅させ、生存者を二人だけにした。
戦闘の手順、使用した武器、攻撃の速度は描かれない。球体で打撃を与える、植物を増殖させる、相手へ寄生するなどの可能性を一つへ決めず、判明している被害結果を基準にする。
二人だけが持ち帰った遭遇記録
迷宮都市から帰還できたのは二人である。ブリオンの外見と被害は、ほぼ全滅した部隊のわずかな生存者が持ち帰った情報を基に整理されている。
生存者が逃げ切れた理由、負傷や感染の有無、その後の状態は示されない。二人が生きた事実から安全地帯や確実な回避法が判明したとは言えない。記録の薄さは危険度を下げる材料にならない。
危険度B+が示す評価
ハンター協会の危険生物評価表で、ブリオンはB+に分類される。危険度Bのキメラ=アントより高く、人類が対処法を確立していない厄災として扱われる。
B+は五大厄災の中で一律の順位を示すものではなく、数、繁殖、攻撃性、総数、対処難度など複数の項目をまとめた評価である。球体一つとメルエムの決闘を想定するための数値ではない。
単一個体ではなく分類群の可能性
五大厄災の評価資料では、ブリオンは単一の固有個体だけでなく、種または分類群として扱われる可能性が示される。図に一体しか描かれなくても、同じ存在が複数いる余地がある。
何体が都市にいるか、球体が増殖するか、世代交代するかは不明である。『種である』という評価から繁殖方法を花粉、種子、寄生のどれかへ推定することはできない。
香草と兵器を切り離せない探索条件
万病に効く香草を得るには、ブリオンが守る迷宮都市へ近づかなければならない。利益だけを回収し、厄災との接触を完全に避ける経路は、既知の遠征では見つかっていない。
ブリオンを倒す以外にも、都市の構造を解析する、警備条件を外す、別経路から植物を採る方法は考えられる。しかしいずれも作中で成功しておらず、現時点では攻略案と実績を分ける必要がある。
暗黒大陸の文明を示す手掛かり
ブリオンがいる場所は単なる野生の森ではなく、古代の迷宮都市である。植物兵器と都市が同時に残るため、暗黒大陸に人類の理解を超える文明または管理機構が存在した可能性を示す。
その都市を建てた者が現在もいるか、ブリオンと同じ種族かは分からない。遺跡の年代、文字、建築者を球体の外見だけから決めず、厄災の記録と文明史の仮説を分離しておく。
ブリオンが残したもの
ブリオンの要点は、暗黒大陸北方の古代迷宮都市を守る植物兵器で、五大厄災に数えられることだ。
サヘルタ合衆国の精鋭部隊は万病に効く香草を求め、樹海を約400キロメートル進んで都市へ到達した。
ブリオンとの遭遇後に帰還できたのは二人だけで、戦闘方法と脱出経路は十分に明らかでない。
人型の胴体と巨大な球体を持つ姿が描かれるが、どちらが本体か、感覚器官がどこにあるかは未解明である。
危険度B+はキメラ=アントのBより高いが、一対一の腕力だけを表す順位ではない。
『植物兵器』という名から人工物の可能性は考えられても、製造者、命令系統、動力は確定していない。
単一個体より種または分類群として扱われる余地があり、図に一体しかいないことを生息数の証拠にできない。
香草とブリオンは同じ迷宮都市に存在するが、植物兵器が香草そのものから生まれたという設定はない。
都市、香草、植物兵器の関係を解けるかが、利益を持ち帰りながら過去の壊滅を繰り返さないための課題となる。
ブリオンの球体が植物の実、種子、花のどれに当たるかは分からない。植物兵器という分類だけで器官名を決めることはできない。
人型部分に衣服や装備があるように見えても、それが遠征隊員の身体を利用した結果か、最初から同じ姿かは確認されない。
古代都市へ侵入する前にブリオンが警告を出したか、即座に攻撃したかも記録がない。交渉や退避の猶予がある存在とは限らない。
二人の生存者が香草を持ち帰れたかは明確でなく、遠征を医療上の成功例として扱えない。情報を持ち帰ったことと目的物の回収は別である。
サヘルタ合衆国の精鋭という表現から訓練水準は高いと分かるが、念能力者の人数、武器、支援体制は公表されない。
迷宮都市の通路そのものが損耗へ影響した可能性もある。狭い経路や分岐があれば、巨大な球体を避けながら部隊で退却するのは難しい。
ブリオンが都市から離れないなら封鎖で管理できる余地はあるが、追跡距離は不明である。守護者という通称だけで安全境界を設定できない。
植物兵器を焼却する案は周囲の香草と遺跡まで失う危険を伴う。目的物の保全と厄災への攻撃が同じ場所で衝突する。
危険度B+は、人類側に対処の余地が全くない絶対評価ではない。それでも既知の精鋭部隊がほぼ全滅した実績から、未検証の方法へ命を賭けられない。
五大厄災として持ち帰られたものが、ブリオン本体、被害、別の媒介物のどれかは明示されない。人間世界での所在も現時点では不明である。
球体へ触れた者が同じ姿へ変化する描写はなく、感染や寄生を確定できない。パプやゾバエ病の作用をブリオンへ混ぜない。
古代都市を作った文明が香草を栽培し、ブリオンを警備へ置いたという仮説は整合的でも、作中で証明されていない。三者の同時存在だけを確定事項とする。
ブリオンが遠征隊の武器を学習または無効化したかは不明である。壊滅結果だけから知性の高さや適応速度を設定できない。
都市を守るという記録は行動の結果を示し、本人の意思を証明しない。命令に従う兵器と縄張りを守る生物は外から同じに見える。
万病に効く香草の価値が高いほど再遠征の圧力も強まる。ブリオンの情報不足は、利益を求める国家に同じ失敗を繰り返させる危険を残す。
球体の表面に開口部が見えないため、食物の摂取と呼吸の方法も不明である。植物なら光合成すると決める根拠もない。
人型部分の歩行速度と球体の重量の関係は描かれない。遠征隊を追い詰めた結果から、外見ほど鈍重とは限らない。
迷宮都市に一体だけいたとしても、ほかの都市や樹海へ別個体がいる可能性は残る。既知の遭遇地点を種の全分布へ拡張しない。
香草を採るため都市を破壊すれば、治療資源の栽培環境まで失われる。兵器の排除と目的物の保全を両立する手段が必要になる。
古代の管理規則が残っているなら、正しい通行条件を満たす方法も考えられる。しかし言語、鍵、許可者の存在は何も確認されていない。
帰還者二人の情報が危険度評価へ反映されたとしても、戦闘の全容を再現できるとは限らない。極度の損耗は記録精度も下げる。
ブリオンは、暗黒大陸の利益が自然物だけでなく遺跡の防衛機構と結び付く例である。採取計画には考古学と危険生物対策の双方が要る。