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ボス・ナス

ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード1 ファントム・メナス(Star Wars: Episode I – The Phantom Menace)』1999年7月10日日本公開(米国1999年5月19日公開)で初登場する惑星ナブー(Naboo)の水中都市オトー・ガンガ(Otoh Gunga)を統治するオトラ・ガンガン種族(Otolla Gungan)の男性ガンガン族族長(Rep Boss/ガンガン高等評議会代表)。前半ではクワイ=ガン・ジン(Qui-Gon Jinn/演リーアム・ニーソン)とオビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi/演ユアン・マクレガー)をオトー・ガンガ議場で引見し、ジャー・ジャー・ビンクス(Jar Jar Binks/声・モーションキャプチャ アーメッド・ベスト)を町から追放する厳格な統治者として登場する。物語中盤、通商連合(Trade Federation)のナブー侵攻を受けたパドメ・アミダラ(Padmé Amidala/演ナタリー・ポートマン)が女王として身分を明かしひざまずいて援軍を懇願する場面で、ガンガン族と地上のナブー王国側との歴史的同盟を承認し、ナブーの戦い(Battle of Naboo)で通商連合のドロイド軍と地上決戦に挑むガンガン大軍(Gungan Grand Army)を提供する役回りを担う。終盤の戦勝パレード場面では平和の象徴である球体『平和の宝珠(Globe of Peace)』を頭上に掲げ、長年相互不信が続いてきた地下と地上の和解を惑星規模で宣言する象徴的な場面で物語を締めくくる。ジョージ・ルーカス監督『エピソード3 シスの復讐』2005年7月9日日本公開のラスト近くの惑星ナブー国葬パレード場面にも、ガンガン族代表として無台詞の短いカットで再登場する。声・モーションキャプチャは英国の俳優ブライアン・ブレッスド(Brian Blessed/1936年10月9日英国ヨークシャー州メックスバラ出身/マイク・ホッジス監督『フラッシュ・ゴードン』1980年米国公開のヴァルタン王子役、ケネス・ブラナー監督『ハムレット』1996年米国公開の亡霊役、ディズニー長編アニメ『ターザン』1999年米国公開のカーチャク役で知られる英国の舞台・テレビ・映画俳優)。

人物メモ

役割
ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード1 ファントム・メナス』1999年7月10日日本公開で初登場するオトラ・ガンガン種族(Otolla Gungan)の男性ガンガン族族長/惑星ナブー水中都市オトー・ガンガを統治するガンガン高等評議会代表ボス/ナブーの戦いでガンガン大軍最高指揮官/声・モーションキャプチャ ブライアン・ブレッスド(Brian Blessed/英国の俳優)
時代
32 BBY(ジョージ・ルーカス監督『ファントム・メナス』1999年7月10日日本公開の時系列=銀河共和国末期、ナブー危機の年)
初登場
スター・ウォーズ/エピソード1 ファントム・メナス(1999年7月10日日本公開/米国1999年5月19日公開)

ボス・ナスを追う順番

関連作品は整理中です。

ボス・ナスの補助ガイド

登場・関連作品

ファントム・メナス

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シスの復讐

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プロフィール詳細

声・モーションキャプチャ
英国の俳優ブライアン・ブレッスド(Brian Blessed/1936年10月9日英国ヨークシャー州メックスバラ出身/マイク・ホッジス監督『フラッシュ・ゴードン』1980年米国公開のヴァルタン王子役、ケネス・ブラナー監督『ハムレット』1996年米国公開の亡霊役、BBCドラマ『Z-CARS』1962〜1965年BBC放送のパーシー・ウィリアム・ジョーンズ巡査役で知られる英国の舞台・テレビ・映画俳優)
種族・性別
オトラ・ガンガン種族(Otolla Gungan/オトラ亜種のガンガン)の男性。両生類的特徴を持つ大柄な体格と長く垂れ下がる耳冠(haillu)が特徴で、同種族のジャー・ジャー・ビンクス(演アーメッド・ベスト)と比較して特に体格が大きい指導者層の典型として造形されている
立場
惑星ナブー(Naboo)の水中都市オトー・ガンガ(Otoh Gunga)を統治するガンガン高等評議会(Gungan High Council)の代表ボス(Rep Boss/族長)。劇中ではガンガン大軍(Gungan Grand Army)の最高指揮官として、ナブーの戦い(Battle of Naboo)で通商連合(Trade Federation)のドロイド軍と地上決戦に挑む役回りを担う
初登場
ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード1 ファントム・メナス(Star Wars: Episode I – The Phantom Menace)』1999年7月10日日本公開(米国1999年5月19日公開)の前半、水中都市オトー・ガンガでクワイ=ガン・ジン(Qui-Gon Jinn/演リーアム・ニーソン)とオビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi/演ユアン・マクレガー)を引見し、ジャー・ジャー・ビンクスを町から追放する判断を下す場面
拠点
惑星ナブー(Naboo)の湖底に築かれた水中都市オトー・ガンガ(Otoh Gunga)。バブル状の建造物群で構成されるガンガン族の主要都市で、ガンガン高等評議会の議場が置かれる
時代設定
32 BBY(ジョージ・ルーカス監督『ファントム・メナス』1999年7月10日日本公開の時系列=銀河共和国末期、ナブー危機の年)
本名(拡張正史)
ルゴール・ナス(Rugor Nass)。Wookieepedia 等の参考資料では本名 Rugor Nass、役職名 Rep Boss として記載されており、劇中で『ボス・ナス』と呼ばれるのは族長としての通称・敬称にあたる
監督・脚本
ジョージ・ルーカス(George Lucas/1944年5月14日米国カリフォルニア州モデスト出身)監督・脚本。ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード1 ファントム・メナス』1999年7月10日日本公開はルーカス監督復帰作(1977年『新たなる希望』以来22年ぶりの監督業)として製作された
音楽
ジョン・ウィリアムズ(John Williams/1932年2月8日米国ニューヨーク州フラッシング出身)作曲。ボス・ナスのパレード場面は『平和の宝珠(Globe of Peace)』を含むエンディング『The End Credits』前のフィナーレ・スコア『Augie's Great Municipal Band』で締めくくられ、後に『The Phantom Menace』サウンドトラック盤の最終トラックに収録されている
撮影監督・特殊効果
撮影監督デビッド・タッタソール(David Tattersall/1960年5月23日英国レスターシャー州出身)/ヴィジュアル・エフェクト・スーパーバイザー ジョン・ノル(John Knoll/1962年10月6日米国ミシガン州アナーバー出身)/ILM(Industrial Light & Magic/ジョージ・ルーカス1975年設立)。ボス・ナス本人とオトー・ガンガ議場場面はILMによるCGアニメーションと俳優ブライアン・ブレッスドのモーション・キャプチャ/音声収録を組み合わせて構築された
デザイン・モデリング
クリーチャー・コンセプトデザインはルーカスフィルムのコンセプトアーティスト テリル・ウィットラッチ(Terryl Whitlatch)/イアン・マッケイグ(Iain McCaig)を含むコンセプト・チームが担当し、ILMのCGクリーチャー部門がデジタル造形を担当した。長く垂れ下がる耳冠(haillu)は身分階層を視覚的に示すデザイン要素として設計された
編集
編集 ベン・バート(Ben Burtt/1948年7月12日米国ニュージャージー州ジャージーシティ出身)/ポール・マーティン・スミス(Paul Martin Smith)。ベン・バートは音響デザイナーとしてシリーズ全作に参加するルーカスフィルムの古参で、『ファントム・メナス』では編集と音響を兼任した
製作
製作 リック・マッカラム(Rick McCallum/1954年1月10日米国カリフォルニア州ヘイワード出身)/製作会社 ルーカスフィルム(Lucasfilm Ltd./ジョージ・ルーカス1971年設立)/配給 20世紀フォックス(20th Century Fox/米国/英国)
再登場
ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード3 シスの復讐(Star Wars: Episode III – Revenge of the Sith)』2005年7月9日日本公開(米国2005年5月19日公開)のラスト近く、惑星ナブーでのパドメ・アミダラ国葬パレード場面に、ガンガン族代表として隊列に並ぶ無台詞の短いカットでのみ再登場する。シークエル三部作およびDisney+配信実写ドラマ群には登場しない

来歴(時系列)

ファントム・メナス前半 1999年7月10日日本公開:オトー・ガンガでの引見とジャー・ジャー・ビンクス追放

ボス・ナス(Boss Nass)は、ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード1 ファントム・メナス(Star Wars: Episode I – The Phantom Menace)』1999年7月10日日本公開で初登場する惑星ナブー(Naboo)の水中都市オトー・ガンガ(Otoh Gunga)を統治するオトラ・ガンガン種族(Otolla Gungan)の男性ガンガン族族長。物語前半、通商連合(Trade Federation)のナブー侵攻から逃れてきたジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジン(Qui-Gon Jinn/演リーアム・ニーソン)とパダワンのオビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi/演ユアン・マクレガー)をオトー・ガンガ議場で引見し、ジャー・ジャー・ビンクス(Jar Jar Binks/声アーメッド・ベスト)に対しては町への侵入を理由に追放を申し渡す厳格な統治者として描かれる。最終的にクワイ=ガン・ジンの説得を受け、地上の人類側ナブー王国へ向かう一行に潜水艇(ボンゴ/Bongo)の貸与を認める形で物語を前進させる役回りを担う。

ファントム・メナス終盤 1999年7月10日日本公開:ナブー人類側との同盟承認とガンガン大軍提供

ボス・ナス(Boss Nass)は、ジョージ・ルーカス監督『ファントム・メナス』1999年7月10日日本公開の終盤、通商連合のドロイド軍に首都シード(Theed)を占拠された惑星ナブー人類側の代表として戻ってきたパドメ・アミダラ(Padmé Amidala/演ナタリー・ポートマン)が、ナブー女王としての身分を明かしてガンガン族の前にひざまずき援軍を懇願する場面で、ナブー人類側との歴史的同盟を承認する役回りを担う。これによりガンガン高等評議会はガンガン大軍(Gungan Grand Army)を編成し、通商連合のドロイド軍をナブー草原地帯(Naboo Plains)の地上決戦『ナブーの戦い(Battle of Naboo)』へ誘引する作戦に参加する。ジャー・ジャー・ビンクスはこの場面で『ブラッシュ・ジェネラル(Bombad General)』の階級を与えられガンガン大軍の指揮側に加えられる。

ファントム・メナス戦勝場面 1999年7月10日日本公開:『平和の宝珠』を掲げる和解の象徴的シーン

ボス・ナス(Boss Nass)は、ジョージ・ルーカス監督『ファントム・メナス』1999年7月10日日本公開のクライマックス後、シード王宮前広場で行われるナブー戦勝パレード場面に登場し、ナブー女王パドメ・アミダラから手渡された平和の象徴である球体『平和の宝珠(Globe of Peace)』を頭上に掲げる場面で物語を締めくくる。長年地上の人類側ナブー王国と地下のガンガン族との間に存在していた相互不信を解消し、ナブー惑星規模での和解を視覚的に成立させる象徴的な場面として、シリーズ全体の中でも『地下と地上の二文化が対等に並ぶ』数少ない場面として位置付けられる。なお、ジョージ・ルーカス監督『エピソード3 シスの復讐』2005年7月9日日本公開のラスト近く、パドメ・アミダラの惑星ナブーでの国葬パレード場面では、ガンガン族代表として隊列に並ぶ姿が短い無台詞カットで確認できる。

シスの復讐 2005年7月9日日本公開:パドメ・アミダラ国葬パレード場面の短い再登場

ボス・ナス(Boss Nass)は、ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード3 シスの復讐(Star Wars: Episode III – Revenge of the Sith)』2005年7月9日日本公開(米国2005年5月19日公開)のラスト近く、暗殺されたパドメ・アミダラ(演ナタリー・ポートマン)の惑星ナブー国葬パレード場面に、ガンガン族代表として隊列に並ぶ無台詞の短いカットで再登場する。プリクエル三部作におけるボス・ナスの最終登場場面で、台詞はなく隊列の一員として無言で歩む短いショットで描かれ、『ファントム・メナス』終盤で平和の宝珠を掲げた指導者が、6年後の物語内時間軸(19 BBY)でナブー惑星規模の弔意を担う構図に置き換わる対比演出として位置付けられる。

製作・公開・批評受容の歴史 1999〜:プリクエル期と現在

ボス・ナス(Boss Nass)が登場するジョージ・ルーカス監督『ファントム・メナス』は、米国1999年5月19日公開/日本1999年7月10日公開で、1977年『新たなる希望』以来22年ぶりのスター・ウォーズ実写新作・ルーカス監督復帰作として世界的に注目を集めた。全世界興行収入は約10.27億ドル(公開当時の歴代3位/2012年3D再公開含む)に達した一方、ジャー・ジャー・ビンクス周辺キャラクターの造形・コメディ演出への評価は当時から批評家・ファン双方で賛否が分かれ、ボス・ナスを含むガンガン族描写も議論の的になった。その後、デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)監修のアニメシリーズ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(Star Wars: The Clone Wars)』2008年10月3日Cartoon Network放送開始以降、ガンガン族の文化的位置付けは再評価が進み、惑星ナブーと地下水中都市オトー・ガンガの二文化共存というテーマとして拡張されている。

拡張正史・派生メディア:The Clone Wars 周辺と Wookieepedia 上の本名

ボス・ナス(Boss Nass)の本名は拡張正史(Wookieepedia 等の参考資料)で『ルゴール・ナス(Rugor Nass)』と記載され、役職名『Rep Boss(代表ボス)』を持つ。ボス・ナス本人はジョージ・ルーカス/デイヴ・フィローニ製作総指揮『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』2008年10月3日Cartoon Network放送開始のいくつかのエピソードで言及・短い登場機会を持ちつつ、主要登場ガンガンはジャー・ジャー・ビンクス中心に切り替えられている。シークエル三部作(J・J・エイブラムス監督『フォースの覚醒』2015年12月18日日本公開、ライアン・ジョンソン監督『最後のジェダイ』2017年12月15日日本公開、J・J・エイブラムス監督『スカイウォーカーの夜明け』2019年12月20日日本公開)およびDisney+配信実写ドラマ群(『マンダロリアン』『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』『オビ=ワン・ケノービ』『アソーカ』『アンドー』等)には登場しない。

能力・装備

関係相関

ジャー・ジャー・ビンクス(Jar Jar Binks/声・モーションキャプチャ アーメッド・ベスト)
ジャー・ジャー・ビンクスはオトー・ガンガから追放処分を受けたガンガン族下層出身の男性で、ボス・ナスにとっては『町への侵入を繰り返す厄介者』として最初は冷遇される人物。しかし物語終盤、ジャー・ジャー・ビンクスがクワイ=ガン・ジン/パドメ・アミダラとボス・ナスを引き合わせる仲介役を担うことで、ジャー・ジャー・ビンクスにガンガン大軍内の『ブラッシュ・ジェネラル(Bombad General)』の階級を与え、ナブーの戦いの指揮側に加える展開を可能にする上下関係を取り戻す。
パドメ・アミダラ(Padmé Amidala/演ナタリー・ポートマン)
惑星ナブー王国の14歳女王(Queen Amidala/後の銀河元老院議員)で、通商連合のナブー侵攻に対する救援を求めてオトー・ガンガに直接降り立ち、ガンガン族の前で身分を明かしひざまずいて援軍を懇願する人物。ボス・ナスにとっては、長年相互不信が続いてきた地上のナブー王国側と同盟を結ぶ歴史的判断を促す最重要の交渉相手として描かれる。終盤の戦勝パレードでは女王パドメから『平和の宝珠(Globe of Peace)』を直接受け取り頭上に掲げる場面で物語を締めくくる。
クワイ=ガン・ジン(Qui-Gon Jinn/演リーアム・ニーソン)
ジェダイ・オーダー所属のジェダイ・マスターで、通商連合のナブー侵攻から逃れてきた女王パドメ・アミダラを伴ってオトー・ガンガに到着しボス・ナスに引見される人物。ボス・ナスにとっては最初の外部交渉相手として、ジャー・ジャー・ビンクスの命を救うフォース技法『Mind Trick』に近い説得術でガンガン議場の決定を覆させ、地上のナブー王国側へ向かう一行への潜水艇(ボンゴ)貸与を認めさせる役回りを担う。
オビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi/演ユアン・マクレガー)
クワイ=ガン・ジンのパダワン(弟子)として同行する若いジェダイ騎士見習い。オトー・ガンガでのボス・ナス引見場面では発言機会を多くは持たないが、師の交渉を補佐する役回りで同席する。後にジョージ・ルーカス監督『エピソード3 シスの復讐』2005年7月9日日本公開のラスト近くの惑星ナブー国葬パレード場面で、ガンガン族代表として隊列に並ぶボス・ナスと再び同じ画面に並ぶ構図が用意される。
ブライアン・ブレッスド(Brian Blessed/1936年10月9日英国ヨークシャー州メックスバラ出身)
ボス・ナスの声・モーションキャプチャを担当した英国の舞台・テレビ・映画俳優本人。マイク・ホッジス監督『フラッシュ・ゴードン』1980年米国公開のヴァルタン王子役、ケネス・ブラナー監督『ハムレット』1996年米国公開の亡霊役、ディズニー長編アニメ『ターザン』1999年米国公開のカーチャク役で世界的に知られ、野太い大声と威厳ある族長/父親像の演技を持ち芸とする。ボス・ナスの『地下都市の長』としての様式美はブレッスドの俳優としての個性と直結する造形になっている。
ジョージ・ルーカス(George Lucas/監督・脚本・1944年5月14日米国カリフォルニア州モデスト出身)
ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード1 ファントム・メナス』1999年7月10日日本公開の監督・脚本・原案、ジョージ・ルーカス監督『シスの復讐』2005年7月9日日本公開の監督・脚本としてボス・ナスのキャラクター造形と劇中での役割を設計した人物。ガンガン族と人類側ナブー王国の二文化対立/和解構造を、銀河共和国末期の縮図として惑星ナブー単位で描く構想の中で、ボス・ナスは地下側指導者として配置されている。
リック・マッカラム(Rick McCallum/製作・1954年1月10日米国カリフォルニア州ヘイワード出身)
ジョージ・ルーカス監督『ファントム・メナス』1999年7月10日日本公開/『クローンの攻撃』2002年7月13日日本公開/『シスの復讐』2005年7月9日日本公開のプリクエル三部作製作者で、ボス・ナスを含むCGクリーチャー造形と俳優収録(ブライアン・ブレッスドの音声収録/モーション・キャプチャ)の進行管理を担当した。ルーカスフィルム製作部門の中核として、プリクエル期のCG中心製作体制を統括した。
ジョン・ノル(John Knoll/ヴィジュアル・エフェクト・スーパーバイザー・1962年10月6日米国ミシガン州アナーバー出身)
ILM(Industrial Light & Magic)のヴィジュアル・エフェクト・スーパーバイザーとして、ジョージ・ルーカス監督『ファントム・メナス』1999年7月10日日本公開のCGクリーチャー(ボス・ナス本人/ガンガン族/ナブー水中都市オトー・ガンガ/ナブーの戦い場面のドロイド軍)描写を統括した人物。ボス・ナスのフルCG造形と俳優ブレッスドのモーション・キャプチャ/音声の合成プロセスを設計した。Photoshop の共同開発者としても知られる映像技術者。
ジョン・ウィリアムズ(John Williams/音楽・1932年2月8日米国ニューヨーク州フラッシング出身)
ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ』シリーズ全実写映画の音楽担当作曲家。ボス・ナスが平和の宝珠を掲げる『ファントム・メナス』フィナーレ場面の楽曲『Augie's Great Municipal Band』はサウンドトラック盤の最終トラックに収録され、メインテーマと『Duel of the Fates』モチーフを祝祭的に変奏する構成でナブーの和解を音楽的に締めくくる。
デイヴ・フィローニ(Dave Filoni/製作総指揮・監督・1974年6月7日米国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身)
ジョージ・ルーカス/デイヴ・フィローニ製作総指揮のアニメシリーズ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(Star Wars: The Clone Wars)』2008年10月3日Cartoon Network放送開始でガンガン族とジャー・ジャー・ビンクスの文化的位置付けを再評価・拡張した人物。ボス・ナス本人はクローン・ウォーズ期のいくつかのエピソードで言及・短い登場機会を持ちつつ、ガンガン族の主要登場はジャー・ジャー・ビンクス中心に切り替えられている。
ガンガン高等評議会(Gungan High Council)
ボス・ナスが代表ボス(Rep Boss)として議長を務めるオトー・ガンガの統治機関。ボス・ナスに準じた太く長い耳冠を持つ評議員たちが議場後方に着席する構図で、ガンガン族内の身分階層を視覚的に示すデザイン要素として描かれる。ガンガン大軍の編成承認・追放処分・地上のナブー王国側との同盟締結など、ガンガン族の最終意思決定権限を保有する組織。

登場作品(俳優クレジット)

ファントム・メナス

1999/ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード1 ファントム・メナス(Star Wars: Episode I – The Phantom Menace)』1999年7月10日日本公開(米国1999年5月19日公開)で初登場する惑星ナブー水中都市オトー・ガンガを統治するガンガン高等評議会代表。前半でクワイ=ガン・ジン/オビ=ワン・ケノービを引見しジャー・ジャー・ビンクスを追放する場面、終盤でパドメ・アミダラの懇願を受けナブー人類側との同盟を承認しガンガン大軍を提供する場面、戦勝パレードで『平和の宝珠』を頭上に掲げる場面の三幕構成で物語を担う

シスの復讐

2005/ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード3 シスの復讐(Star Wars: Episode III – Revenge of the Sith)』2005年7月9日日本公開(米国2005年5月19日公開)のラスト近く、暗殺されたパドメ・アミダラの惑星ナブーでの国葬パレード場面に、ガンガン族代表として隊列に並ぶ無台詞の短いカットで再登場する。プリクエル三部作におけるボス・ナスの最終登場場面として、ナブー惑星規模の弔意を担う構図で描かれる

名場面・名台詞

考察

トリビア

より詳しいFAQ

ボス・ナス(Boss Nass)はどの作品に登場しますか?

主にジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード1 ファントム・メナス(Star Wars: Episode I – The Phantom Menace)』1999年7月10日日本公開(米国1999年5月19日公開)に主要キャラクターとして登場します。加えてジョージ・ルーカス監督『エピソード3 シスの復讐』2005年7月9日日本公開(米国2005年5月19日公開)のラスト近くの惑星ナブー国葬パレード場面に、ガンガン族代表として隊列に並ぶ無台詞の短いカットで再登場します。シークエル三部作およびDisney+配信実写ドラマ群(『マンダロリアン』『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』『オビ=ワン・ケノービ』『アソーカ』『アンドー』等)には登場しません。

ボス・ナスの声・モーションキャプチャは誰が担当しましたか?

英国の俳優ブライアン・ブレッスド(Brian Blessed/1936年10月9日英国ヨークシャー州メックスバラ出身)が担当しています。マイク・ホッジス監督『フラッシュ・ゴードン』1980年米国公開のヴァルタン王子役、ケネス・ブラナー監督『ハムレット』1996年米国公開の亡霊役、ディズニー長編アニメ『ターザン』1999年米国公開のカーチャク役(ターザンの育ての父)など、大柄で野太い声を活かした族長/父親像の演技で世界的に知られる英国の舞台・テレビ・映画俳優です。

ボス・ナスとジャー・ジャー・ビンクスの関係は?

ボス・ナスはガンガン族族長(ガンガン高等評議会代表ボス)として、ジャー・ジャー・ビンクスを水中都市オトー・ガンガから追放処分にした上司格の人物です。物語前半ではジャー・ジャー・ビンクスに対して『町への侵入を繰り返す厄介者』として冷淡に振る舞いますが、物語終盤、ジャー・ジャー・ビンクスがクワイ=ガン・ジンとパドメ・アミダラをボス・ナスに引き合わせる仲介役を果たしたことで、ガンガン大軍内の『ブラッシュ・ジェネラル(Bombad General)』の階級を与えて指揮側に加える展開で関係を取り戻します。

ボス・ナスはどの種族ですか?

オトラ・ガンガン種族(Otolla Gungan/ガンガン族のオトラ亜種)の男性です。両生類的特徴を持つ大柄な体格と長く垂れ下がる耳冠(haillu)が特徴で、惑星ナブー(Naboo)の水中都市オトー・ガンガ(Otoh Gunga)を統治するガンガン高等評議会(Gungan High Council)の代表ボス(Rep Boss/族長)を務めます。ジャー・ジャー・ビンクスと同じガンガン族ですが、ガンガン族内の身分階層を視覚的に示すデザイン要素として、ボス・ナスの耳冠はジャー・ジャー・ビンクスの細く短い耳冠よりも太く長く造形されており、指導者層の典型として位置付けられています。

終盤の『平和の宝珠(Globe of Peace)』場面の意味は?

シード王宮前広場で行われるナブー戦勝パレード場面で、ボス・ナスがナブー女王パドメ・アミダラ(演ナタリー・ポートマン)から平和の象徴である球体『平和の宝珠(Globe of Peace)』を受け取り頭上に高々と掲げる場面は、長年相互不信が続いてきた地下の水中都市オトー・ガンガのガンガン族と地上のナブー王国側との和解を惑星規模で宣言する象徴的な場面です。プリクエル三部作で描かれる『銀河共和国末期の二文化対立』というテーマを、惑星ナブー単位の縮図として成立させる重要な演出として、シリーズ屈指の祝祭的フィナーレに位置付けられます。

ボス・ナスは『シスの復讐』2005年7月9日日本公開のどこに登場しますか?

ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード3 シスの復讐(Star Wars: Episode III – Revenge of the Sith)』2005年7月9日日本公開(米国2005年5月19日公開)のラスト近く、暗殺されたパドメ・アミダラの惑星ナブーでの国葬パレード場面に、ガンガン族代表として隊列に並ぶ無台詞の短いカットで再登場します。プリクエル三部作におけるボス・ナスの最終登場場面として、ナブー惑星規模の弔意を担う構図で描かれます。台詞は無く、隊列の一員として無言で歩む短いショットでの登場のみです。

ボス・ナスの本名は?

Wookieepedia 等の参考資料では本名『ルゴール・ナス(Rugor Nass)』、役職名『Rep Boss(代表ボス)』として記載されています。劇中では『ボス・ナス(Boss Nass)』としか呼ばれませんが、これはガンガン族における族長称号『Boss』と本名『Nass』の組み合わせで、後年の拡張正史資料でも本名表記として『Rugor Nass』が採用されています。

ボス・ナスのフィナーレ場面で流れる楽曲は?

ジョン・ウィリアムズ(John Williams/1932年2月8日米国ニューヨーク州フラッシング出身)作曲『Augie's Great Municipal Band』です。サウンドトラック盤『Star Wars Episode I: The Phantom Menace - Original Motion Picture Soundtrack』1999年5月4日米国Sony Classical発売の最終トラック(13曲目)に収録されており、子供合唱団による歌唱パートと、メインテーマ/『Duel of the Fates』モチーフの祝祭的変奏が組み合わされる構成で、ナブーの和解を音楽的に締めくくります。

出典

ボス・ナスはどの作品から見る?

関連作品を人物ページ内で確認できます。

ボス・ナスの関連人物は?

ジャー・ジャー、パドメ、クワイ=ガン、オビ=ワン。

ボス・ナスと一緒に覚える用語は?

シス、ダークサイド、ルール・オブ・ツー、フォース・ライトニング。