人物メモ
- 役割
- ジェダイ・マスター
- 時代
- ジェダイの終焉から帝国時代
- 初登場
- エピソード1 / ファントム・メナス
関連人物
オビ=ワン・ケノービを追う順番
オビ=ワン・ケノービの関連用語
関係する時代
オビ=ワン・ケノービの補助ガイド
登場・関連作品
プロフィール詳細
- 演者(旧三部作)
- アレック・ギネス(Alec Guinness、1914-04-02 英国ロンドン出身/2000-08-05 没、エピソード4〜6・1977年〜1983年)。1978年のアカデミー賞では本作で助演男優賞・名誉賞双方にノミネートされた数少ない俳優として知られる。
- 演者(プリクエル/オビ=ワン・ケノービ)
- ユアン・マクレガー(Ewan McGregor、1971-03-31 英国スコットランド・パース出身、エピソード1〜3・『オビ=ワン・ケノービ』2022・『スカイウォーカーの夜明け』音声・『クローン・ウォーズ』2008劇場版音声)。
- 声(『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』『テイルズ・オブ・ザ・ジェダイ』)
- ジェームズ・アーノルド・テイラー(James Arnold Taylor、2008年以降のアニメシリーズで一貫してオビ=ワン役を担当)。
- 種族
- ヒューマン
- 出身惑星
- ステュージョン(公式設定の出身地。幼少期からジェダイ・オーダーに帰属)
- 師
- クワイ=ガン・ジン(直属の師)/ヨーダ(高等学習)/パドメ・アミダラ亡き後はヨーダと共にタトゥイーンで隠遁
- パダワン
- アナキン・スカイウォーカー(エピソード1終盤〜エピソード3まで)/影響を受けた次世代としてルーク・スカイウォーカーを導く。
- 肩書
- ジェダイ・ナイト(エピソード1終盤)/ジェダイ・マスター(エピソード2以降)/ジェダイ評議会メンバー(クローン大戦期)/クローン大戦のジェダイ将軍/タトゥイーンの隠者「ベン・ケノービ」
- 通称
- 「ベン・ケノービ」(タトゥイーン隠遁期に名乗る偽名)/「将軍ケノービ」(クローン大戦期)/「ニゴータ・コ・ジン(高潔の交渉人)」と呼ばれる外交手腕
- 武器
- 青いライトセーバー(第3型ソレス/第4型アタル/第1型シャイ・チョを使い分け、エピソード3以降はアナキンに敬意を表すように第5型を排した精密な型を主体とする)
- 拠点
- コルサントのジェダイ聖堂(共和国期)/タトゥイーンのジャンドランドの荒野(19 BBY〜0 BBY 隠遁期)
- 初登場
- スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望(1977年、アレック・ギネス)
- 監督(旧三部作)
- 『新たなる希望』(1977年)ジョージ・ルーカス(George Lucas、1944-05-14 米国カリフォルニア州モデスト出身、ルーカスフィルム創設者)/『帝国の逆襲』(1980年)アーヴィン・カーシュナー(Irvin Kershner、1923-04-29 米国フィラデルフィア出身、2010-11-27 没)/『ジェダイの帰還』(1983年)リチャード・マーカンド(Richard Marquand、1937-09-22 英国ウェールズ出身、1987-09-04 没)。
- 監督(プリクエル/配信ドラマ)
- エピソード1〜3(1999/2002/2005)ジョージ・ルーカス/配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)デボラ・チョウ(Deborah Chow、カナダ出身、『マンダロアン』S1第3・7話を演出した経歴を持ち、本シリーズで全6話を演出)。
- 音楽
- ジョン・ウィリアムズ(John Williams、1932-02-08 米国ニューヨーク出身、エピソード1〜6 +『オビ=ワン・ケノービ』メインテーマ「Obi-Wan」を担当)/配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』2022年のスコア本体はナタリー・ホルト(Natalie Holt、英国出身、Marvel『ロキ』2021年スコアでも知られる)。
- 製作
- ルーカスフィルム(エピソード1〜6 はジョージ・ルーカス時代のルーカスフィルム/2012年以降の『オビ=ワン・ケノービ』『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』『テイルズ・オブ・ザ・ジェダイ』はウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のルーカスフィルム)。
- 配信プラットフォーム
- Disney+(『オビ=ワン・ケノービ』2022年5月27日〜6月22日 全6話/『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』『テイルズ・オブ・ザ・ジェダイ』いずれも独占配信)。
来歴(時系列)
パダワン期(〜32 BBY)— エピソード1 / ファントム・メナス
ジェダイ・マスター、クワイ=ガン・ジンのパダワンとしてナブー危機に派遣される。ナブー宮殿の発電シャフトでダース・モールと師弟で戦い、クワイ=ガンが討たれた直後にモールを真っ二つに斬って勝利する。葬儀の場でヨーダから瀕死のクワイ=ガンの遺志を継いでアナキン・スカイウォーカーを「選ばれし者」としてパダワンに迎える誓いを立て、終盤にジェダイ・ナイトに昇格する。
ジェダイ・ナイト〜クローン大戦勃発(32〜22 BBY)— エピソード2 / クローンの攻撃
10年後、暗殺者ザム・ウェセルを追ってカミーノに到達し、クローン軍が共和国の発注として極秘裏に量産されていた事実を発見する。ジオノーシスで賞金稼ぎジャンゴ・フェットと交戦し、捕縛されたパドメとアナキンの救援に向かう。ジオノーシスの戦いで初めて「ジェダイの将軍」としてクローン大隊を率いる。
クローン大戦期(22〜19 BBY)— クローン・ウォーズ/クローン大戦
ジェダイ評議会のメンバーであり、第7空挺軍団(212 Attack Battalion)を率いる将軍として銀河中の戦場を渡り歩く。指揮官コーディや配下のクローン兵から絶対の信頼を寄せられる。アナキンとは「兄弟」のような関係を築き、パダワンのアソーカ・タノを共に育てる。シリーズ全7シーズンを通じて、アシャラドの戦い、サテーン・クライズとの恋慕、サイファ・ディアスの陰謀の調査、モンドス内戦、シージ・オブ・マンダロアなど、数多くのアークの中心人物を務める。
ジェダイ・オーダー崩壊〜ムスタファー(19 BBY)— エピソード3 / シスの復讐
ウータパウでサイボーグのシス、ジェネラル・グリーヴァスを討伐し終えた直後にオーダー66が発令され、指揮官コーディの突然の砲撃で崖から落とされるも生還する。コルサントへ戻りパドメと共にムスタファーへ向かい、暗黒面に堕ちた愛弟子アナキンと溶岩の岸辺で対決する。「You were the Chosen One! It was said that you would destroy the Sith, not join them!」と叫び、両足と左腕を切断して致命傷を与える。アナキンを「兄弟だった」と言って炎の中に置き去り、ヨーダの指示によりルークをタトゥイーンのラーズ家へ届けて自身もそこに隠遁する。
タトゥイーン隠遁前期〜オビ=ワン・ケノービ(10 BBY〜9 BBY)— オビ=ワン・ケノービ/2022年配信ドラマ
「ベン」と名乗りジャンドランドの荒野に庵を結ぶ。ジェダイ狩りインクィジトリウスの第三姉妹レヴァが少女時代のレイア・オーガナをオルデランから誘拐する事件で、ベイル・オーガナの依頼を受け10年ぶりに惑星外へ出る。ダイユーで賞金稼ぎから少女レイアを取り戻し、惑星マプーゾ路上でダース・ベイダーと再会、いったんは敗北する。フォートレス・インクィジトリウスからレイアを救出した後、終盤の砂漠惑星でダース・ベイダーと最終決戦を行い、兜を割って「I'm sorry, Anakin. For all of it.」と告げて立ち去る。タトゥイーンに戻る前にクワイ=ガンのフォース・ゴーストとの最初の対面を果たす。
タトゥイーン隠遁後期(〜0 BBY)— エピソード4 / 新たなる希望直前
再びジャンドランドの隠者として若きルーク・スカイウォーカーを遠くから見守る。ルーク少年がタスケンに襲われた際に駆けつけて救う場面はエピソード4序盤で描かれる。R2-D2に隠された王女レイアの救援メッセージを契機に、ルーク/ハン・ソロ/チューバッカと共にミレニアム・ファルコンでオルデランを目指す。
ヤヴィンの戦い前夜(0 BBY)— エピソード4 / 新たなる希望
オルデラン破壊を目撃した後、デス・スター内部に潜入してトラクター・ビームを停止する。中央格納庫前でかつての弟子ダース・ベイダーと再会し、最後の決闘でセーバーを下ろして消滅する。フォースの中に入ってルークに「Run, Luke! Run!」と呼びかけ、以後フォース・ゴーストとして登場する。
ホス・ダゴバ〜エンドア(3〜4 ABY)— エピソード5・6 / 帝国の逆襲・ジェダイの帰還
エピソード5ではホスでルークの幻視に現れ、ダゴバへの旅とヨーダへの師事を促す。エピソード6ではダゴバでヨーダ亡き後にフォース・ゴーストとして再び現れ、ルークに「アナキンは父であると同時にダース・ベイダーである」事実を確認し、レイアが双子の妹であることを告げる。エンドアの祝宴ではヨーダ/アナキンと並ぶフォース・ゴーストとして現れる。
シリーズ全体での位置付け(公開後評価)
オビ=ワン・ケノービは1977年〜2022年の45年間にわたり、旧三部作(アレック・ギネス)・プリクエル三部作(ユアン・マクレガー)・配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年・ユアン・マクレガー再演)の3つの実写ステージに登場した、サーガで最長寿の主要キャラクターである。アニメ三部作(『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』『テイルズ・オブ・ザ・ジェダイ』)ではジェームズ・アーノルド・テイラーが2008年以降一貫して声を担当し、共和国期から帝国期までの空白を全方位から埋めている。1977年公開当時すでにアカデミー賞主演男優賞受賞俳優だったアレック・ギネスの「老ベン」のたたずまいが、ユアン・マクレガーによる若き日の演技と接続されることで、サーガ全体の連続性を担う特異なキャラクターとなった。
派生作品・関連書籍
オビ=ワン・ケノービの隠遁期を深く掘り下げる派生作品として、ジョン・ジャクソン・ミラーによる小説『Kenobi』(2013年・米Del Rey刊)が、19 BBY のムスタファー直後からタトゥイーン隠遁初期にかけてのオビ=ワンを描いている。Marvel Comics の『Star Wars』(2015年〜)にもタトゥイーン期のオビ=ワンの日記を語り部とするアーク(『Obi-Wan and Anakin』全5号、2016年、チャールズ・ソウル脚本)が存在し、エピソード1〜2の空白期のオビ=ワンとアナキンを描いている。配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)のノベライゼーション(ジョー・シュレイバー著、2023年)でも劇場版より深い内面描写が補完されている。
配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』制作経緯(2017〜2022)
本シリーズの原型は2017年に脚本家スチュアート・ビーティ(『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』2003年原案)が執筆していた長編映画3部作の脚本に遡る。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年)の興行不振を受けてルーカスフィルムが単独実写スピンオフ映画路線を凍結したため、本企画も劇場公開からDisney+配信シリーズへと再構成された。2019年8月のD23 Expoでルーカスフィルム社長キャスリーン・ケネディとユアン・マクレガー本人が登壇し、Disney+シリーズ化と本人続投が公式発表された。当初は脚本担当としてホセイン・アミニ(『ドライヴ』2011年脚本)が発表されたが2020年1月に降板、後任としてジョビー・ハロルド(『キング・アーサー』2017年共同脚本)が脚本リード兼エグゼクティブ・プロデューサーに就任し、長編3部作として組まれていた構成を全6話の配信ドラマ用に再設計した。主撮影はロサンゼルス Manhattan Beach Studios の StageCraft(『マンダロアン』と同じLEDボリューム撮影設備)を中心に行われた。初回配信は2022年5月27日(金)にEp1〜Ep2同時、最終回Ep6は2022年6月22日(水)配信の全6話で、Ep1〜Ep2同時配信回は当時のDisney+シリーズ初日視聴者数で自社最多記録を更新したと The Hollywood Reporter/Variety/Deadline 等の業界紙が報じている。
能力・装備
- ライトセーバー戦闘:第3型「ソレス」を主体とする防御特化の戦闘術の達人で、銀河随一の使い手とされる。エピソード1のダース・モール戦、エピソード2のドゥークー戦、エピソード3のグリーヴァス戦・アナキン戦、エピソード4のベイダー戦、『オビ=ワン・ケノービ』終盤のベイダー戦と、生涯にわたり対シス/対サイボーグ戦の経験を積む。
- 外交・交渉:ジェダイ評議会から「ニゴータ・コ・ジン(高潔の交渉人)」と呼ばれ、エピソード2のカミーノ/ジオノーシス潜入、クローン大戦期のクライズ/マンダロア外交、エピソード4のモス・アイズリーでの調停など、武力以前に対話で問題を解決する場面が多い。
- フォースの活用:マインド・トリック(モス・アイズリーの帝国軍砂漠戦闘員シーン「これらは探しているドロイドではない」)に代表される説得・誘導系のフォース、戦闘中の予知(バトル・メディテーション)、フォース・ジャンプによる立体機動が得意。
- 操縦技術:エピソード2のジオノーシス/カミーノ追跡、エピソード3の対グリーヴァス艦上戦などでスタファイター操縦を見せるが、本人は「私は操縦が嫌いだ」と公言しており、得意というよりは必要に応じて使う器用さの一例とされる。
- 教育能力:アナキン・スカイウォーカー、ルーク・スカイウォーカー、若き日のレイア・オーガナ、間接的にはアソーカ・タノに至るまで、3世代のスカイウォーカー/オーガナを導いたジェダイ最後の教育者。
- 観察者代理視点としての世代の橋渡し:旧三部作のルークに対する「最後の師」、プリクエルのアナキンに対する「兄弟のような師」、『オビ=ワン・ケノービ』の少女レイアに対する「フォース感応の最初の証人」と、サーガ各時代で観客側に立って「ジェダイの哲学」「選ばれし者の予言」「フォースの倫理」を言語化する役割を一貫して担う。これは戦闘・操縦・交渉に並ぶ、彼独自の物語機能上の能力である。
関係相関
- クワイ=ガン・ジン
- 直属の師。エピソード1ナブーの戦いで失うが、エピソード3末でヨーダがクワイ=ガンの霊体と接触する方法を教え、『オビ=ワン・ケノービ』終盤と『クローン・ウォーズ』アシャラドの戦いで再会する。
- アナキン・スカイウォーカー
- パダワン。エピソード1終盤で師事を誓い、エピソード3ムスタファーで斬る。10年後の『オビ=ワン・ケノービ』でダース・ベイダーとなった彼と再戦し、続三部作後の世代であるルークまで導いて贖罪する関係が完結する。
- ルーク・スカイウォーカー
- アナキンの息子。エピソード3末でラーズ家へ届け、エピソード4〜6で「最後の師」として導く。エピソード6のダゴバではフォース・ゴーストとして「アナキンは父であり、同時にベイダーである」事実をルークに確定させる。
- レイア・オーガナ
- アナキンの娘。『オビ=ワン・ケノービ』で10歳のレイアを誘拐犯から救い、彼女の鋭い頭脳と母パドメ譲りの政治家気質に最初に気づく。エピソード4の冒頭メッセージは彼女からの救援要請である。
- ヨーダ
- 高等学習の師、評議会の同僚、隠遁期の方針共有者。エピソード3末でヨーダがダゴバへ、オビ=ワンがタトゥイーンへ別れる場面でルークとレイアを別々に隠す決定をする。
- メイス・ウィンドゥ
- ジェダイ評議会の同僚。エピソード3でメイスがパルパティーン捕縛に向かう際に、オビ=ワンはウータパウでグリーヴァスを討つ別働隊として動く。
- アソーカ・タノ
- アナキンのパダワン。『クローン・ウォーズ』では「アナキンの問題児」として時に窘めつつ、3人で銀河中の戦線を共に渡り歩く。シージ・オブ・マンダロアではアソーカに正規軍を貸し出す決断を下す。
- サテーン・クライズ
- マンダロアの公爵で、若き日にオビ=ワンが長期にわたり警護任務に就いた相手。ジェダイ・パスを取らずに彼女と所帯を持つことも検討するほどの相互愛情を持つが、最終的にオビ=ワンはジェダイの道を選ぶ。『クローン・ウォーズ』S5でモールに殺害される。
- ダース・モール
- 宿敵。エピソード1で師クワイ=ガンを殺害された相手であり、『クローン・ウォーズ』〜『反乱者たち』にかけて執拗に追われる。最終的に『反乱者たち』S3でタトゥイーンの砂漠で短い決着をつける。
- コーディ司令官(CC-2224)
- クローン大戦中の第7空挺軍団の指揮官。深い信頼関係にあったが、オーダー66により短時間で敵となる。指揮官個人としては誇り高い軍人であり、後年の物語で「オビ=ワンを撃った」事実への葛藤が描かれる。
- アレック・ギネス(演者・旧三部作)
- 1914-04-02 英国ロンドン出身、2000-08-05 没。1958年『戦場にかける橋』でアカデミー賞主演男優賞、1957年に同作で英国アカデミー賞主演男優賞、1980年にアカデミー名誉賞を獲得した英国を代表する性格俳優。1977年『新たなる希望』では出演料に加えて世界興行収入の2.25%を分配する契約を結び、これが彼の生涯で最も高額な所得をもたらしたとされる。同年のアカデミー賞では同作で助演男優賞にノミネートされた。
- ユアン・マクレガー(演者・プリクエル/配信ドラマ)
- 1971-03-31 英国スコットランド・パース出身。エピソード1〜3(1999/2002/2005)、配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)、『スカイウォーカーの夜明け』(2019年)音声、『クローン・ウォーズ』2008年劇場版音声とオビ=ワン役を23年にわたり継続している。『トレインスポッティング』(1996年)『ムーラン・ルージュ』(2001年)『ファーゴ』S3(2017年・ゴールデングローブ主演男優賞テレビ部門受賞)など幅広い経歴を持つ。
- ジェームズ・アーノルド・テイラー(声・アニメシリーズ)
- 米国出身の声優。2008年『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』劇場版以降、『クローン・ウォーズ』(2008-2014・2020)、『反乱者たち』(2014-2018)、『テイルズ・オブ・ザ・ジェダイ』(2022)と17年以上にわたりオビ=ワン役を一貫して担当している。ユアン・マクレガーの声色を模倣しつつ、若年・壮年・隠遁期の各段階で声質を変える演技で知られる。
- ジョージ・ルーカス(監督・原案・脚本)
- 1944-05-14 米国カリフォルニア州モデスト出身、ルーカスフィルム創設者。エピソード4『新たなる希望』(1977年)の監督・脚本としてオビ=ワン・ケノービ像を原案、エピソード1〜3(1999/2002/2005)でも監督・脚本を務め、ユアン・マクレガー版オビ=ワンを設計した。
- デボラ・チョウ(監督・配信ドラマ)
- カナダ出身の映画監督。配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)全6話を演出した。本作以前に『マンダロアン』S1第3話「The Sin」と第7話「The Reckoning」(2019年)の演出を担当しており、スター・ウォーズ世界での実写演出経験を持ったうえで本作を任された。
- ジョン・ウィリアムズ(音楽)
- 1932-02-08 米国ニューヨーク出身、サーガ本編エピソード1〜9 +『オビ=ワン・ケノービ』メインテーマ「Obi-Wan」を担当する。1977年『新たなる希望』のメインテーマでアカデミー賞作曲賞を受賞しており、配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』でも本人がメインテーマ単独を書き下ろした(劇伴本体はナタリー・ホルト)。サーガを通じて50年近くオビ=ワン関連スコアの設計を担い続けている。
- ヘイデン・クリステンセン(演者・ダース・ベイダー/『オビ=ワン・ケノービ』2022・『アソーカ』2023)
- 1981-04-19 カナダ・バンクーバー出身。エピソード2・3(2002/2005)でアナキン・スカイウォーカーを演じた後、配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)にダース・ベイダー役で17年ぶりに復帰した。2022年5月のStar Wars Celebration Anaheim 2022(2022-05-26〜29)のパネルにユアン・マクレガーと共に登壇し、二人の再共演が公式発表された。続いて『アソーカ』S1E5『Shadow Warrior』(2023-09-12 Disney+ 配信/監督デイヴ・フィローニ)でフォースの世界の狭間に現れるアナキン/ベイダーを演じている。
- リーアム・ニーソン(演者・クワイ=ガン・ジン/『オビ=ワン・ケノービ』2022 最終話)
- 1952-06-07 北アイルランド・バリーミナ出身。エピソード1『ファントム・メナス』(1999年)でクワイ=ガン・ジンを演じた本人が、配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』Ep6(2022-06-22 Disney+ 配信)でフォース・ゴーストとして23年ぶりに実写復帰した。本人のクワイ=ガン声優としての復帰は2020年『クローン・ウォーズ』S7E12『Shattered』(2020-04-17 配信)にも先行しており、本シリーズ最終話のフォース・ゴースト場面は実写と声の両方で本人による継続を完成させる形になった。
- モーゼス・イングラム(演者・第三姉妹レヴァ/『オビ=ワン・ケノービ』2022)
- 1993-06-22 米国メリーランド州ボルチモア出身。Netflix『クイーンズ・ギャンビット』(2020年)のジョリーン役で注目され、配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』全6話で本作オリジナル悪役のインクィジトリウス第三姉妹レヴァ・セヴァンダーを演じた。レヴァは幼少期にオーダー66下のジェダイ聖堂襲撃を生き延びてアナキン/ベイダーへの復讐を志す設定で、本シリーズで初めて実写化された生存ユース・リング出身のインクィジターとしてサーガに加わった。
登場作品(俳優クレジット)
スター・ウォーズ エピソード1 / ファントム・メナス
1999/クワイ=ガンのパダワン/ジェダイ・ナイト昇格
スター・ウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃
2002/ジェダイ・マスター/カミーノ&ジオノーシス調査
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(劇場版)
2008/ジェダイ将軍(声:ジェームズ・アーノルド・テイラー)
スター・ウォーズ クローン・ウォーズ(TVシリーズ)
2008/ジェダイ将軍/評議会メンバー
テイルズ・オブ・ザ・ジェダイ
2022/若き日のオビ=ワン回想(声:ジェームズ・アーノルド・テイラー)
スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐
2005/ジェダイ将軍/ムスタファーでのアナキン討伐
スター・ウォーズ 反乱者たち
2014/タトゥイーン隠者(S3 タトゥイーン編、対モール最終決着)
オビ=ワン・ケノービ(配信ドラマ)
2022/タトゥイーン隠者「ベン」(10 BBY〜9 BBY)
スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望
1977/ベン・ケノービ/ルークの最後の師
スター・ウォーズ エピソード5 / 帝国の逆襲
1980/フォース・ゴースト(ホスの幻視/ダゴバ)
スター・ウォーズ エピソード6 / ジェダイの帰還
1983/フォース・ゴースト(ダゴバ/エンドア祝宴)
名場面・名台詞
- 「私は探しているドロイドではない」と帝国軍砂漠戦闘員に告げる場面(エピソード4 中盤):マインド・トリックの最も有名な実演で、フォースの説得術を一発で観客に理解させる屈指のシーン。
- 「You were the Chosen One!」(エピソード3 終盤):ムスタファーの溶岩の岸辺で、両足と左腕を失ったアナキンに向かって絶叫する。「お前はシスを滅ぼすはずだった、加わるためにではなく!」とサーガ全体の予言を一気に呼び戻す名台詞。
- クワイ=ガンの遺志(エピソード1 終盤):ナブー宮殿の発電シャフトでダース・モールに師を斬られた直後、フォース・ジャンプで反撃しモールを真っ二つに斬る。終盤の葬儀で師の遺志を継いでアナキンを弟子にする誓いを立てる。
- ダース・モールとの最終決着(『反乱者たち』S3 タトゥイーン):『クローン・ウォーズ』から長らく続いたモールとの因縁が、タトゥイーンの砂漠で僅か数手で決着する短い決闘として描かれる。剣戟の長さと宿命の重さが反比例する屈指のシーン。
- ダース・ベイダーとの再戦(『オビ=ワン・ケノービ』終盤):砂漠惑星でベイダーの兜を割って素顔をのぞかせ、「I'm sorry, Anakin. For all of it.」と告げて立ち去る。10年ぶりに「アナキン」の名で語りかける場面。
- デス・スター内での犠牲(エピソード4 中盤):かつての弟子ベイダーとの最後の決闘でセーバーを下ろして消滅し、ルークに「Run, Luke! Run!」と呼びかける。物理的な死がフォースとの一体化に直結する宗教的な瞬間。
- 「You can't win, Darth. If you strike me down, I shall become more powerful than you can possibly imagine.(私を斬っても勝てない。私を斬れば、お前が想像できないほど強くなる)」(エピソード4 中盤):デス・スター内の決闘冒頭でベイダーに向ける宣言。直後にセーバーを下ろして自ら消滅し、エピソード5・6でフォース・ゴーストとして帰還する伏線として機能する。
- ジェネラル・グリーヴァス討伐(エピソード3 中盤・ウータパウ):ボガに騎乗してウータパウの井戸状の都市を駆け降り、四本腕のサイボーグ・シスであるグリーヴァスをブラスター(自身が「下品な武器」と呼ぶ)の一撃で討つ。直後にオーダー66が発令されコーディの砲撃で崖から落とされる、サーガ屈指の場面転換が起きる。
- ベン・ケノービがルーク少年を救う(エピソード4 序盤・タトゥイーン):タスケン・レイダーに襲われた若きルーク・スカイウォーカーをジャンドランドの荒野で救い、自身の正体(「ベン」ではなくオビ=ワン)と父アナキンの過去(「お前の父は優れたパイロットだった」)を初めて明かす場面。サーガ全体の起点となる導入。
- クワイ=ガンのフォース・ゴーストとの初対面(『オビ=ワン・ケノービ』Ep6 終盤・タトゥイーン):ベイダーとの最終決戦後、タトゥイーンへ戻る道中の砂漠で23年ぶりに師クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン本人実写復帰)のフォース・ゴーストと対面する。エピソード3末でヨーダがオビ=ワンに告げた「私はあなたの古い師に会う技術を教える」という示唆と、エピソード4の老ベン・ケノービの諦観の間の空白を、本シリーズ最終話のこの一場面で結ぶ位置にある。
考察
- オビ=ワン・ケノービはサーガの「観客側の視点」を最も多く担うキャラクターで、エピソード4ではルークに、プリクエルではアナキンに、続三部作では声でレイに呼びかけることで、世代をまたぐ説明役として機能する。ジェダイの哲学・歴史・選ばれし者の予言を語る役は常に彼が中心にある。
- アレック・ギネスとユアン・マクレガーの二人の演者がそれぞれ「老ベン」と「若きオビ=ワン」を演じ分け、ユアン版はギネス版の声色・所作・名台詞のリズムを丹念に再現することでサーガ全体の連続性を担保している。『オビ=ワン・ケノービ』2022年の演出はその橋渡し作業を完成させた位置づけにある。
- 「交渉人としてのジェダイ」というキャラクター類型を完成させた人物であり、エピソード2の冒頭「I hate flying」、エピソード3冒頭の「ジェダイの仕事は交渉だ」、『オビ=ワン・ケノービ』のレイアとのやり取りなど、武力よりも会話と倫理で問題を解決するジェダイ像はオビ=ワンを原型とする。
- ジョージ・ルーカス(実写本編)/デイヴ・フィローニ(アニメシリーズ)/デボラ・チョウ(2022年配信ドラマ)と、3つの異なるクリエイティブ世代が同一キャラクターを描き継いだ稀有な例である。実写プリクエル期のユアン・マクレガーが2022年配信ドラマで再演する形で連続性を成立させ、その間の空白をアニメ三部作(ジェームズ・アーノルド・テイラー声)が埋めることで、銀河共和国末期〜帝国成立〜ヤヴィン前夜の20年以上のオビ=ワン像が、複数メディアで矛盾なく描き継がれている。サーガ全体で見ても、これほど一貫したマルチメディア展開を持つ主要キャラクターは少ない。
トリビア
- アレック・ギネスは1977年公開当時すでに『戦場にかける橋』(1957年・デヴィッド・リーン監督)でアカデミー賞主演男優賞を獲得していたベテランで、『新たなる希望』の出演料に加えて全世界興行収入の2.25%を分配する契約を結んでいた。これは彼の生涯で最も高額な所得をもたらしたとされ、続編出演料の交渉モデルとしてしばしば引用される。
- ユアン・マクレガーは『ファントム・メナス』出演時に「ヴォーン」と呼ばれるアレック・ギネスの声色・所作を完全に研究し、エピソード3末から『オビ=ワン・ケノービ』終盤にかけて意図的に「アレック・ギネスの老ベン」へ寄せていく演出が施されている。
- ライトセーバー第3型「ソレス」は、オビ=ワンの戦闘哲学と一致する「待ちの剣術」として『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』のスタッフ陣によって視覚言語が整理された型で、後にカナンやエズラの剣術の参照軸にもなった。
- 配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)はジョン・ウィリアムズが新規にメインテーマ「Obi-Wan」のみを書き下ろした作品で、劇伴本体は Marvel『ロキ』(2021年)のスコアで知られるナタリー・ホルトが担当している。本人テーマと別作曲家の劇伴という分業は、続三部作以降のスター・ウォーズ実写シリーズで定着した手法のひとつ。
- 監督デボラ・チョウは『オビ=ワン・ケノービ』全6話を一人で演出した、スター・ウォーズ実写ドラマ史上初の単独監督起用の事例として記録されている。先行する『マンダロアン』『アンドー』『アソーカ』が複数監督体制を取っていたのに対し、本作は単独演出による作家性を選んだ。
- アレック・ギネスは生前、『新たなる希望』のファンレターを「Star Wars 以外の自分の仕事をほとんど知らない若年層からのもの」と冷淡に受け止めていたことで知られるが、晩年の自伝『My Name Escapes Me』(1996年)ではオビ=ワン役そのものへの愛着と、若いファンへの礼を欠かさなかった姿勢が記録されている。
- オビ=ワン・ケノービの隠遁期を中心に描く公式正史小説『Kenobi』(ジョン・ジャクソン・ミラー著、2013年・米Del Rey刊)は、19 BBY のムスタファー直後からタトゥイーン隠遁初期にかけてのオビ=ワンを描いた数少ない長編で、2022年の配信ドラマ前史としてしばしば参照される。
- 配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』は2022年5月27日(金)にEp1〜Ep2を同時配信し、当時のDisney+シリーズプレミア初日視聴者数で自社最多記録を更新したと The Hollywood Reporter/Variety/Deadline 等の業界紙が報じている。
- 本シリーズの原型は2017年にスチュアート・ビーティ(『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』2003年原案)が脚本を執筆していた長編映画3部作だった。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年)の興行不振を受け、ルーカスフィルムは単独実写スピンオフ映画路線を凍結し、本企画もDisney+配信シリーズへ再構成された。2019年8月のD23 Expoでキャスリーン・ケネディとユアン・マクレガー本人が登壇してシリーズ化と続投を公式発表している。
- クワイ=ガン・ジンを演じたリーアム・ニーソンは『ファントム・メナス』(1999年)以来23年ぶりに本シリーズEp6(2022-06-22配信)の最終話で実写復帰し、フォース・ゴーストとして登場した。本人は2020年『クローン・ウォーズ』S7E12『Shattered』(2020-04-17配信)で声優としては先行復帰しており、本シリーズで実写と声の両方による継続が完成した。
より詳しいFAQ
オビ=ワン・ケノービの俳優は誰ですか?
旧三部作(エピソード4〜6・1977年〜1983年)の老ベン・ケノービは英国の俳優アレック・ギネス、プリクエル三部作(エピソード1〜3・1999年〜2005年)と配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)の若きオビ=ワンはユアン・マクレガーが演じています。アニメシリーズの『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』『テイルズ・オブ・ザ・ジェダイ』ではジェームズ・アーノルド・テイラーが声を担当しています。
オビ=ワンの師とパダワンは誰ですか?
オビ=ワン本人の師はジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジン(エピソード1)で、ナブーの戦いでダース・モールに殺された直後にジェダイ・ナイトに昇格しました。自身のパダワンはアナキン・スカイウォーカー(エピソード1終盤〜エピソード3)で、後にダース・ベイダーとなる彼を導きました。さらに『新たなる希望』以降は息子ルーク・スカイウォーカーを最後の弟子として導いています。
オビ=ワンはなぜタトゥイーンに隠遁したのですか?
エピソード3『シスの復讐』終盤、ジェダイ・オーダー崩壊後にヨーダと協議し、アナキンの双子(ルークとレイア)を別々に隠す決定をします。ルークはアナキンの異父弟妹であるラーズ家(オーウェンとベルー)に預けられ、オビ=ワンはそのルークを遠くから見守るためにタトゥイーンのジャンドランドの荒野に庵を結びます。10年後を描く配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)はその隠遁期の出来事を描いた本編です。
エピソード4でなぜオビ=ワンはベイダー戦でわざとセーバーを下ろしたのですか?
デス・スター内の決闘でルーク・ハン・チューバッカら一行が脱出する時間を稼ぐためであると同時に、エピソード5〜6で描かれる「フォース・ゴーストとして導く存在になる」ためでもあります。エピソード4の劇中台詞「You can't win, Darth. If you strike me down, I shall become more powerful than you can possibly imagine.(私を斬っても勝てない。私を斬れば、お前が想像できないほど強くなる)」がその意図を端的に示しています。
オビ=ワン・ケノービのライトセーバーの型と色は?
ライトセーバーの色は青で、第3型「ソレス」(防御特化型)を主体に、相手や状況によって第4型「アタル」(機動戦型)や第1型「シャイ・チョ」(基礎型)を使い分けます。エピソード3以降は愛弟子アナキンを意識して、アグレッシブな第5型を避ける精密で抑制された剣術が演出として徹底されています。
オビ=ワンはどの作品から見るのが分かりやすいですか?
1977年の『エピソード4 / 新たなる希望』から見始めると、まず「老ベン・ケノービ」のアレック・ギネス像に触れられます。その後『エピソード1 / ファントム・メナス』〜『エピソード3 / シスの復讐』でユアン・マクレガーが演じる若き日のオビ=ワンを観て、配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)でエピソード3とエピソード4の間(10年後)を補完し、最後に『エピソード5 / 帝国の逆襲』『エピソード6 / ジェダイの帰還』でフォース・ゴーストとしての導きを観るのが、サーガ全体の中での彼の役割を最も理解しやすい順序です。
オビ=ワン・ケノービの監督は誰ですか?
実写本編の監督は4人います。エピソード4『新たなる希望』(1977年)はジョージ・ルーカス、エピソード5『帝国の逆襲』(1980年)はアーヴィン・カーシュナー、エピソード6『ジェダイの帰還』(1983年)はリチャード・マーカンド、プリクエル三部作(エピソード1〜3・1999/2002/2005)は再度ジョージ・ルーカスが監督しています。配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)はカナダ出身のデボラ・チョウが全6話を単独で演出しました。アニメシリーズ『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』『テイルズ・オブ・ザ・ジェダイ』はデイヴ・フィローニが企画・統括しています。
オビ=ワン・ケノービを掘り下げる公式の派生作品はありますか?
あります。代表的なものとして、隠遁期初期を描いた公式正史小説『Kenobi』(ジョン・ジャクソン・ミラー著、2013年・米Del Rey刊)、エピソード1〜2の空白期を描くMarvel Comics『Obi-Wan and Anakin』全5号(2016年、チャールズ・ソウル脚本)、配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022年)のノベライゼーション(ジョー・シュレイバー著、2023年)などがあります。また、アニメ三部作(『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』『テイルズ・オブ・ザ・ジェダイ』)はジェームズ・アーノルド・テイラーの声で2008年以降一貫したオビ=ワン像を描いており、実写本編の空白を補完する正史扱いの作品群です。
配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』はもともと映画として企画されていたのですか?
はい。本シリーズの原型は2017年にスチュアート・ビーティ(『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』2003年原案)が脚本を執筆していた長編映画3部作でした。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年)の興行不振を受けてルーカスフィルムが単独実写スピンオフ映画路線を凍結したため、本企画も劇場公開からDisney+配信シリーズへと再構成され、2019年8月のD23 Expoでキャスリーン・ケネディとユアン・マクレガー本人が登壇してシリーズ化と続投を公式発表しました。脚本リード兼EPは前任のホセイン・アミニ(『ドライヴ』2011年脚本)から2020年1月にジョビー・ハロルド(『キング・アーサー』2017年共同脚本)へ交代し、長編3部作から全6話の配信ドラマ用に再設計しました。
『オビ=ワン・ケノービ』にダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセンは復帰しましたか?
はい。ヘイデン・クリステンセン(1981-04-19 カナダ・バンクーバー出身)は『シスの復讐』(2005年)以来17年ぶりにダース・ベイダー役で本シリーズに復帰しました。2022年5月のStar Wars Celebration Anaheim 2022(2022-05-26〜29)のパネルにユアン・マクレガーと共に登壇し、二人の再共演が公式発表されています。続いて『アソーカ』S1E5『Shadow Warrior』(2023-09-12配信/監督デイヴ・フィローニ)でも世界の狭間に現れるアナキン/ベイダーを演じています。
『オビ=ワン・ケノービ』Ep6 にクワイ=ガン・ジンのリーアム・ニーソンは出ていますか?
はい。リーアム・ニーソン(1952-06-07 北アイルランド・バリーミナ出身)は『ファントム・メナス』(1999年)以来23年ぶりに本シリーズ最終話Ep6(2022-06-22配信)でクワイ=ガン・ジンのフォース・ゴーストとして実写復帰しました。最終話の砂漠での対面場面は、エピソード3末のヨーダの示唆(「私はあなたの古い師に会う技術を教える」)とエピソード4の老ベン・ケノービの諦観をつなぐ位置にあります。本人は2020年『クローン・ウォーズ』S7E12『Shattered』(2020-04-17配信)で声優としては先行復帰しています。
出典
- StarWars.com 公式キャラクターデータベース: Obi-Wan Kenobi
- IMDb: Alec Guinness
- IMDb: Ewan McGregor
- IMDb: James Arnold Taylor
- IMDb: George Lucas
- IMDb: Deborah Chow
- IMDb: Obi-Wan Kenobi (TV Mini Series 2022)
- IMDb: Star Wars: Episode IV - A New Hope
- IMDb: Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith
- Wookieepedia: Obi-Wan Kenobi
- StarWars.com: Obi-Wan Kenobi (Disney+ Series)
- IMDb: Hayden Christensen
- IMDb: Liam Neeson
- IMDb: Moses Ingram
オビ=ワン・ケノービはどの作品から見る?
エピソード1 / ファントム・メナスが最初の登場作品です。
オビ=ワン・ケノービの関連人物は?
アナキン、クワイ=ガン、レイア。
オビ=ワン・ケノービと一緒に覚える用語は?
ジェダイ、フォース、パダワン、ジェダイ・マスター。