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『HUNTER×HUNTER 龍脈の祭壇』
PS2用ゲーム『HUNTER×HUNTER 龍脈の祭壇』を解説。発売情報、探索と戦闘、ネテロの飛行船、操作キャラクター、舞台ミドナイト、収集物を整理する。
『HUNTER×HUNTER 龍脈の祭壇』はKCE Japanが開発し、コナミから2001年8月30日に発売されたPlayStation 2用アクションアドベンチャーRPGである。『HUNTER×HUNTER』のゲーム作品としては七作目に当たる。
プレイヤーはゴンたちから操作キャラクターと同行者を選び、ミドナイト各地を探索する。ネテロの飛行船を拠点に物語と依頼を進め、通常攻撃、回避、ロックオン、必殺技を使って敵と戦う。

PS2用ゲーム『龍脈の祭壇』の作品画像 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

物語の目的地となる龍脈の祭壇 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

ゼギンの身体を操るゲーム独自人物アマネ 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

祭壇をめぐる収集品のティアラ 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

探索中に現れる動植物マンドラゴラ 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
基本情報
| 媒体 | PlayStation 2用ゲーム |
|---|---|
| ジャンル | アクションアドベンチャーRPG |
| 発売日 | 2001年8月30日 |
| 開発 | KCE Japan |
| 発売 | コナミ |
PS2で発売された七作目
本作は『ハンター×ハンター〜龍脈の祭壇〜』の名称で、日本国内向けに発売された。携帯機やカードゲームではなく、三次元空間を移動して戦うPlayStation 2作品である。
開発はコナミコンピュータエンタテインメントジャパン、発売元はコナミ、プロデューサーは下村聡と記録される。発売時期は1999年版テレビアニメの展開期と重なる。
ゲーム独自の場所、人物、アイテムが多く登場するため、漫画本編の出来事と同一の物語として扱わない。媒体固有の設定を分けることが内容理解の前提になる。
二人一組で進む探索
プレイヤーは一人のキャラクターを直接操作し、もう一人をAI同行者として連れて各エリアへ入る。左スティックで移動し、敵と地形を見ながら目的地点を探す。
同行者は完全な飾りではなく戦闘へ参加する。右スティックで一部の行動へ指示できるため、操作役だけで突撃するより位置と攻撃対象をそろえる必要がある。
二人を組ませる仕組みは、ゴンとキルアだけに固定されない。使用できる人物を変えることで、接近方法や必殺技の違いを同じマップで試せる。
戦うか通り抜けるか
探索中には各所で敵が現れるが、脚本上の強制戦闘でなければ、全てを倒す必要はない。走り抜けて目的を優先する選択もできる。
敵を倒せば必殺技に使うマーカーを得られる一方、攻撃にはオーラゲージを消費する。寄り道の戦闘は資源を増やす機会にも、消耗を招く危険にもなる。
マップ攻略では討伐数だけが成果ではない。依頼品の回収、次の区域への到達、同行者の状態を考え、戦闘の必要性をその場で選ぶ。
通常攻撃とオーラゲージ
三角ボタンと四角ボタンが通常攻撃、丸ボタンがダッシュ攻撃に割り当てられる。複数の入力を使い分け、敵との距離を詰めながら連続攻撃を組み立てる。
攻撃するとオーラゲージが減り、使い切ると一時的な待ち時間が生じる。ボタンを連打し続けるだけでは攻撃が途切れ、敵の反撃を受けやすい。
『HUNTER×HUNTER』の念を、ゲームでは攻撃可能時間の資源として表現する。原作の系統や総オーラ量を完全に再現する数値ではなく、操作上の制約である。
回避とロックオンの役割
×ボタンは横移動や回避に使い、敵の攻撃範囲から外れる。正面から打ち合うだけでなく、予備動作を見て攻撃を止める判断が必要になる。
R1ボタンで敵をロックオンすると、対象を見失いにくくなる。特にボス戦では一体の動きを追い、回避後に向きを直すために有効である。
敵が複数いる場面では、固定した相手だけを見続けると別方向から攻撃される。ロックオンは自動勝利の補助ではなく、注視対象を管理する機能として使う。
必殺技に必要なマーカー
L1ボタンを押すと操作キャラクター固有の必殺技を使用でき、通常攻撃より大きな損害を与える。ただし生命ゲージ上部のマーカーが一つ以上必要となる。
マーカーは敵との戦闘を通じて獲得するため、ボスまで一切戦わず進めば大技の準備が不足する可能性がある。回避主体の探索にも資源管理が残る。
必殺技は人物の特徴を見せる見せ場であると同時に、使用回数が限られた切り札である。雑魚敵へ使うか、強敵へ温存するかで戦闘の流れが変わる。
ネテロの飛行船という拠点
物語の中心拠点はネテロの個人用飛行船である。ここから主目的を進めるほか、登場人物から副次的な依頼を受ける。
エリアを攻略して戻る往復構造により、飛行船は単なる移動画面でなく、次の行動を選ぶ準備場所となる。人物や依頼の変化を確認してから再出発する。
ハンター試験で使われた飛行船の印象を利用しながら、本作独自の冒険全体をまとめる司令部へ役割を広げる。原作の同じ船内でこの事件が起きたと断定はできない。
副依頼と再訪の意味
副依頼では、既に訪れた場所へ戻り、NPCが求める品を集める形式が多い。主筋を進めるだけでは見落とす区域や敵へ再び向かう理由になる。
同じ地図でも操作人物、同行者、保持する資源が変われば進み方は同一にならない。最短経路だけでなく、収集と育成を含めて探索範囲を広げる。
依頼品は物語上の重要品と日常的な材料を区別して管理する必要がある。収集物を見つけても、誰へ渡すかを確認して飛行船へ戻る。
十人の操作キャラクター
操作可能人物としてゴン、キルア、クラピカ、レオリオ、ヒソカ、ポンズ、サトツ、メンチ、ハンゾー、オギュウが挙げられる。主要四人以外も自分で動かせる。
ネテロ、ロマリア、ブハラは操作外の登場人物として物語や拠点に関わる。登場することと、任意の編成へ加えられることを分けて確認する必要がある。
原作では同時期に長く共闘しない人物も、ゲームでは同じ冒険の戦力として選択できる。編成の自由はゲームシステム上の拡張である。
ミドナイトと龍脈の祭壇
舞台ミドナイトには、ウォロウの森、森林遺跡、地下遺跡、ゼギン邸、クリスタル洞窟、龍脈の祭壇などの区域がある。自然地形と人工遺構を連続して探索する。
キリコ、サバキ、ゼギン・ハイライン、オギュウなどがボスとして立ちはだかるほか、名のない操り人形や人型の蛙も戦闘対象になる。
女神像、聖杯、ティアラ、宝剣といった品は、龍脈と祭壇をめぐる冒険の収集対象になる。題名の祭壇へ至るまで、複数地域の情報と品をつなぐ構成である。
動植物と食材の収集
飛行トカゲ、マンドラゴラ、奇妙な鶏、グレイトスタンプが動物として登場し、それぞれの肉が食材項目にも含まれる。敵、動物、収集資源という役割が重なる。
アマミ草、ヒソボリ草、ミツホシ草、ツキヨミ草などの植物も探索対象となる。地面や景観を調べる行動が、戦闘とは別の進行を支える。
名称が漫画本編と似る生物も、本作内での配置や用途まで本編設定へ広げられない。ゲームの図鑑・依頼・調理に使う要素として整理する。
体験版で異なった範囲
『PurePure 2 Volume 2』には本作の体験版が収録され、キリコ戦までを遊べる。製品版の全体を短く切っただけでなく、選択や拠点機能に制限がある。
体験版で切り替えられる操作人物はゴンとキルアに限られ、画面にレオリオがいても変更メニューから選べない。飛行船ではネテロの部屋から出られない。
副依頼とアイテムもなく、室内の植物を通り抜けられる差異が報告される。開発途中の挙動を製品版の正式仕様として混同しないための比較材料になる。
操作人物の交代が変える攻略
十人の操作人物は攻撃の間合いと必殺技が同じではない。近くで連続攻撃する人物と、距離を取って安全を作る人物では、同じ敵配置でも進路が変わる。
同行者との組み合わせも、攻撃役を二人にするか、弱点を補うかで意味が異なる。右スティックの部分指示を使い、AIの位置を自分の回避と合わせる。
原作の強さ順をそのままゲームの使いやすさへ置き換えられない。操作感、ゲージ消費、ステージ構造を含めた性能として見る必要がある。
龍脈をめぐる品の役割
女神降臨カード、遊戯カード、女神像、聖杯、ティアラ、宝剣など、祭壇や伝承を連想させる品が登場する。収集は単なる所持率でなく物語の進行へ結び付く。
同じ名称のカードが別媒体にあっても、本作内の入手方法と効果を優先する。ゲーム固有の目的物をグリードアイランドの指定ポケットカードと混同しない。
アイテムを得るには探索、依頼、戦闘が連続する。見つけた場所だけでなく、依頼者と使用場面を追うことで役割が分かる。
本作を今から確認する際の注意
発売媒体がPlayStation 2であるため、現在の紹介では実機版、体験版、映像記録を区別する必要がある。動画だけでは操作レスポンスや分岐を全て確認できない。
表記は日本語版の画面と説明書を基準にし、英語圏の便宜的な訳名を公式英題と断定しない。人名と地名にも媒体固有の表記差があり得る。
攻略情報を追記する場合は、製品版の章、使用人物、依頼名を伴わせる。体験版の制限や不具合を製品版全体の仕様として広げない。
アクションとRPGが交わる設計
敵の攻撃をその場で避け、通常攻撃と必殺技を入力する部分はアクションゲームとして進む。一方、拠点で依頼を受け、仲間を選び、品を集めて地域を再訪する流れはRPGの蓄積を持つ。
瞬間的な操作が上手くても、ゲージとマーカーを使い切ればボス戦で選択肢が減る。反対に収集だけ進めても、強制戦闘では回避と距離管理が必要になる。
本作がアクションアドベンチャーRPGとされるのは、二つの要素が別メニューにあるためだけではない。探索で作った準備が戦闘へ入り、戦闘で得た資源が次の探索を助ける循環にある。
『HUNTER×HUNTER 龍脈の祭壇』が残したもの
『龍脈の祭壇』は、二人一組の探索とゲージ制のアクションを組み合わせたPS2用ゲームである。
ネテロの飛行船からミドナイト各地へ出発し、主目的、副依頼、収集、ボス戦を進める。
操作人物、独自の場所、龍脈に関わる品はゲーム固有の構成であり、漫画本編とは媒体を分けて理解する必要がある。