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REASON
2011年版アニメ第3エンディング曲『REASON』を解説。ゆずの歌唱、第59〜75話、劇場版『緋色の幻影』主題歌、二種類の映像を整理する。
『REASON』は、ゆずが歌う2011年版『HUNTER×HUNTER』の第3エンディング曲。第59〜75話で使用され、グリードアイランド編を中心とする二種類の映像を持つ。
2013年の劇場版第1作『緋色の幻影』のエンディング主題歌にも採用された。北川悠仁、岩沢厚治、前山田健一が作曲し、2013年1月9日に1枚7トラックの作品として発売された。

REASON第一版に登場するバブルホース 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

REASONが主題歌となった劇場版・緋色の幻影 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

劇場版・緋色の幻影の関連書影 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

REASONが使用されたグリードアイランド編 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
基本情報
| 媒体 | 2011年版アニメ・劇場版第1作 |
|---|---|
| 歌唱 | ゆず |
| 用途 | ED3/映画エンディング |
| 使用話数 | 第59〜75話 |
| 発売日 | 2013年1月9日 |
第59〜75話
グリードアイランドへの入場から修行と攻略が進む期間のエンディングを担う。
話数帯の全出来事を一つの映像が時系列順に再現するわけではない。
第一版の映像
キルア、ゴン、ビスケ、バブルホース、バッテラの恋人の写真が登場する。
修行対象とゲームへ参加する動機を短い人物列で示す。
第二版の映像
レオリオ、キルア、ゴン、ウイング、ズシ、旅団員、ビスケ、レイザー、ヒソカから、カイト、ナックル、ピトー、コムギまで広がる。
後の物語の人物が映ることと、その話数で既に本編へ登場したことを同一視しない。
劇場版での使用
『緋色の幻影』のエンディング主題歌として、テレビシリーズ外でも使われた。
映画版の編集尺とテレビEDの音源が完全に同じかは別資料で確認する。
チャート記録
2013年1月第2週のオリコンチャートで3位を記録した。
週間以外の順位、売上枚数、集計期間は提示資料だけでは補えない。
前後曲
前のEDは『Hunting For Your Dream』、次は『流れ星キラリ』である。
主題歌の交代は物語の章区分と近いが、公式な編区分そのものではない。
三形態で発売されたシングル
ゆずの通算37枚目のシングルとして2013年1月9日に発売され、通常盤、初回盤ゆずVer.、初回盤HUNTER×HUNTER Ver.の三形態が用意された。表題曲の作詞・作曲には北川悠仁、岩沢厚治、前山田健一が参加し、三人が持ち寄った部分を組曲のようにつないでいる。ゆずの二人以外が作詞へ参加した初のシングルでもある。
HUNTER×HUNTER Ver.には『流れ星☆キラリ』と、潘めぐみ、伊瀬茉莉也、平野綾の収録風景を追った映像などが収められた。形態名が違うだけでなく、カップリングと付属映像が異なるため、中古盤や配信で確認する際は版を区別する必要がある。
テレビ版と『緋色の幻影』をつなぐ
2011年版テレビアニメでは第59話から第75話までエンディングに使用され、グリードアイランド編の開始から攻略終盤を担当した。同時に、2013年公開の劇場版 緋色の幻影の主題歌でもある。テレビではゴンとキルアの修行とゲーム攻略、映画ではクラピカと仲間の絆へ接続し、異なる物語を一つの楽曲が橋渡しした。
映画の内容を知らなければテレビ版の歌詞が理解できない構造ではない。曲が複数媒体に使われた事実と、それぞれの映像で強調される人物を分けることで、タイアップ情報と物語解釈の境界を保てる。
チャートと次作への連続
発売初週はオリコン週間シングルランキング3位を記録し、翌週もトップ10に残った。数字は作品内設定ではないが、劇場版公開期の楽曲が音楽作品としても広く流通したことを示す。主題歌を作品の添え物としてだけでなく、ゆずのシングル史の中に置くための情報である。
ゆずと前山田健一の共同制作は、次の劇場版とテレビアニメ後半に使われる『表裏一体』へ続く。『REASON』、『流れ星☆キラリ』、『表裏一体』を順にたどると、グリードアイランドからキメラ=アント、会長選挙までの主題歌の移行と、劇場版二作の関係をまとめて確認できる。
三人の作曲部分を一曲へつなぐ
制作では北川悠仁が原曲を作り、岩沢厚治と前山田健一もそれを基にした部分を持ち寄った。北川、岩沢、前山田が担った旋律と歌詞の区間を接続し、曲調が展開していく構成へ仕上げている。共同名義は名目上のものではなく、異なる発想を一曲の中で切り替える制作方法を反映する。
この構造は、ゴンとキルアだけで完結しないグリードアイランド編にも重なる。ビスケの指導、レイザー戦でのヒソカとの共闘、ゲンスルー組との分断戦のように、役割の違う人物が同じ目的へ一時的に組み合わさる。楽曲が物語の各場面を逐語的に説明するわけではないが、複数の声部を束ねる形式がタイアップ映像の群像と響き合う。
二種類のエンディング映像
第59話からの使用中も、映像は固定された一種類ではない。グリードアイランドへの入場、ビスケとの修行、カードをめぐる対立が進むにつれて、読者が注目すべき人物と場面が更新される。曲が同じ期間でも映像版を区別すると、どの放送回で見たカットかを探しやすい。
同時期の劇場版『緋色の幻影』では、クラピカとパイロ、オモカゲによる人形、四人の仲間の再集結が中心になる。テレビ版の映像を映画のダイジェストとみなすことはできず、映画の主題歌使用をグリードアイランド編の出来事へ結び付けることもできない。同一曲を二媒体が別々の文脈で用いた例として整理する。
初回盤の付属物を見分ける
初回盤ゆずVer.にはライブとドキュメント映像、HUNTER×HUNTER Ver.には声優陣のアフレコ・レコーディング密着映像や劇場予告が付く。どちらも初回盤だが、DVDの内容とブックレット、外装の意匠は同じではない。作品関連の映像を目的にする場合はHUNTER×HUNTER Ver.を確認する必要がある。
通常盤は音源を中心とする形態で、初回盤の映像特典をすべて含むわけではない。配信では物理盤のブックレットやDVDが付かないため、「REASONを聴ける」と「発売当時の作品版一式を確認できる」を分ける。本記事の収録情報はその違いを判断するために置いている。
カップリング『時刻表』が入るゆずVer.と、『流れ星☆キラリ』が入る作品Ver.では、表題曲以外から見えるシングルの性格も異なる。ゆずの作品史を追うか、アニメ関連音源をまとめて聞くかによって選ぶ版が変わる。商品番号と曲目、付属DVDまで照合すれば、ジャケットの違いだけに頼らず目的の版を選べる。
グリードアイランドの出口を予告する映像
後期映像には、当時の攻略参加者だけでなくカイトやキメラ=アント編の人物も現れる。これは第59話時点で彼らがゲーム内にいたことを示すのではなく、グリードアイランドを出た先までシリーズが続くことを予告する編集である。現在の放送回と将来の人物を同じ画面へ置くため、登場順を作中時系列へ変換しない。
ゴンがクリア報酬のカードを使って到達する相手がジンではなくカイトだったことを知ると、この映像の先取りが次編への橋として機能していたことが分かる。曲の使用終了とゲームの決着、映画公開期を一つの年表に置けば、テレビと劇場の双方で『REASON』が選ばれた時期を把握できる。
作品内での要点
『REASON』は、ゆずのシングルであること、2011年版第59話から第75話のエンディングであること、劇場版『緋色の幻影』の主題歌であることの三層を持つ。どれか一つだけでは検索意図を満たさない。楽曲制作、テレビ使用、映画使用を別節に置き、必要な情報へ直接移れる構成にした。
