念 / 念能力
神の左手悪魔の右手(コルトピ=タノフメールの能力)
幻影旅団のコルトピ=タノフメールが用いた具現化系能力。左手で触れた物を右手から複製し、写しは大きさを問わず24時間で消える。
神の左手悪魔の右手は、幻影旅団の団員コルトピ=タノフメールが用いた具現化系の念能力である。左手で対象に触れ、右手からその対象とまったく同じ複製を作り出す。生まれるのは動かない物体で、生き物を写した場合も死体と見誤るほど精巧に再現される。触れた物をその場で具現化できる点は、対象との長い接触を必要とする多くの具現化系能力者と対照的である。
複製は永続しない。大きさにかかわらず、作られてから24時間で消滅する。消えるまでの間、コルトピが元の物体に触れると、そこから生まれた複製一つ一つの位置と動きを追えた。複製が円として働くためである。相手を正面から倒す性質は薄く、盗み、目くらまし、追跡に向いた能力だった。クロロ=ルシルフルも天空闘技場でのヒソカ=モロとの死闘でこれを使っている。

神の左手悪魔の右手(コルトピ=タノフメールの能力)の使い手 コルトピ=タノフメール 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

コルトピを含む幻影旅団

複製品が使われた地下オークション

ヨークシンで活動する幻影旅団
基本情報
| 使用者・能力者 | コルトピ=タノフメール(幻影旅団の団員番号12)。クロロ=ルシルフルも天空闘技場でのヒソカ=モロ戦で用いた。 |
|---|---|
| 念系統 | 具現化系。コルトピは触れた対象をその場で具現化できた。 |
| 効果・作用 | 左手で触れた物と同一の複製を右手から具現化する。複製は無生物であり、生き物を写した場合は死体と扱えるほど本物に近い。 |
| 発動条件・制約 | 左手で対象へ直接触れることが起点となる。作られた複製は大きさを問わず24時間で消滅する。 |
| 複製を通じた探知 | 複製が消えるまでの間、元の物体に触れることで、複製それぞれの位置と移動を把握できる。複製が円の役目を果たす。 |
| 複製できる規模 | コルトピは第108話で、旅団のアジトである多階建ての廃ビルを50個は作れるとクロロ=ルシルフルへ述べた。 |
能力の概要
能力を担ったコルトピは、幻影旅団で12番の番号を与えられた団員である。腕力は団内で最も低かった一方、具現化の技量は高く、建物をまるごと生み出す腕前にクラピカは強い印象を受けた。旅団は素人の加入を認めないため、念の習熟度は一般の能力者を大きく上回る。
オーラの総量も大きい。第108話でコルトピは、旅団のアジトなら50個は作れるとクロロへ告げた。アジトは多階建ての廃ビルであり、その規模の建物を並べて生み出せる出力を備えていたことになる。同じ場面では、複製に誰かが足を踏み入れれば分かるとも語っている。
仕組みと効果
発動では左右の手が別の役割を担う。左手を対象へ当て、右手からその対象と同じ物を取り出す。写しは無生物として現れるので人間を模しても動かないが、遺体と取り違えるほど再現度は高い。旅団はこの性質を利用し、団員が討たれたように見せる偽の遺体を用意した。
複製の把握は原本を介して行う。コルトピが元の物体へ触れると、そこから生まれた写しそれぞれの居場所と移動を追える。写し自体が円の役目を果たすため、離れた場所へ置いた複製がそのまま監視の網になる。念系統は具現化系で、第103話がその記載箇所として挙げられている。
発動条件・制約・弱点
最も明確な制限は持続時間である。作られた写しは、大きさにも数にもかかわらず24時間で消える。ビルほどの建物でも手に持てる品でも扱いは同じで、期限が来れば跡形も残らない。盗んだ品を複製とすり替える使い方では、この時間が発覚までの猶予そのものになる。
発動には対象へ直接手を触れる必要があり、触れられない物は写せない。追跡も原本に手を当てる動作を前提とする。能力そのものに敵を打ち倒す力は乏しく、旅団内では支援と工作を担った。誓約や有効範囲、対象の種別といった細部について、資料に記述はない。
作中での運用
使い所として最も大きいのはヨークシンシティでの一連の事件である。九月三日の夜、旅団はクロロの指示でセメタリービル周辺のマフィアと警察を襲い、コルトピはボノレノフ=ンドンゴと組んで戦った。十老頭の死後に旅団は地下オークションを制圧し、コルトピは第100話で競売品すべての複製を作っている。
能力はコルトピ以外の手にも渡った。クロロは天空闘技場でのヒソカとの死闘でこれを用いており、戦いの前にコルトピと会って借り受けた経緯がうかがえる。決着後には、コルトピ、シャルナーク=リュウセイ、マチ=コマチネがヒソカの遺体を囲んで死亡を確かめた。
発動条件・効果・制約をつなぐ
神の左手悪魔の右手(コルトピ=タノフメールの能力)は単独の名称として読むより、周囲の条件とつなぐと輪郭がはっきりする。念能力は名称や威力だけで評価せず、使用者、系統、発動条件、対象、代価、解除条件を一続きの仕組みとして読む必要がある。
基本情報のうち「使用者・能力者」は、コルトピ=タノフメール(幻影旅団の団員番号12)。クロロ=ルシルフルも天空闘技場でのヒソカ=モロ戦で用いた。これに対して「念系統」は、具現化系。コルトピは触れた対象をその場で具現化できた。ここを切り分けると、作中で明示された範囲と読者が解釈できる範囲の境界が見えやすい。
基本情報のうち「念系統」は、具現化系。コルトピは触れた対象をその場で具現化できた。これに対して「効果・作用」は、左手で触れた物と同一の複製を右手から具現化する。複製は無生物であり、生き物を写した場合は死体と扱えるほど本物に近い。この組み合わせは、名称だけでは分からない作中での役割を捉える手掛かりになる。
基本情報のうち「効果・作用」は、左手で触れた物と同一の複製を右手から具現化する。複製は無生物であり、生き物を写した場合は死体と扱えるほど本物に近い。これに対して「発動条件・制約」は、左手で対象へ直接触れることが起点となる。作られた複製は大きさを問わず24時間で消滅する。二つを同じ表へ置くことで、前提と結果を取り違えずに読める。
基本情報のうち「発動条件・制約」は、左手で対象へ直接触れることが起点となる。作られた複製は大きさを問わず24時間で消滅する。これに対して「複製を通じた探知」は、複製が消えるまでの間、元の物体に触れることで、複製それぞれの位置と移動を把握できる。複製が円の役目を果たす。一方だけを強調すると項目の働きを過大または過小に評価しやすいため、両方を照合したい。
基本情報のうち「複製を通じた探知」は、複製が消えるまでの間、元の物体に触れることで、複製それぞれの位置と移動を把握できる。複製が円の役目を果たす。これに対して「複製できる規模」は、コルトピは第108話で、旅団のアジトである多階建ての廃ビルを50個は作れるとクロロ=ルシルフルへ述べた。ここを切り分けると、作中で明示された範囲と読者が解釈できる範囲の境界が見えやすい。
基本情報のうち「複製できる規模」は、コルトピは第108話で、旅団のアジトである多階建ての廃ビルを50個は作れるとクロロ=ルシルフルへ述べた。これに対して「使用者・能力者」は、コルトピ=タノフメール(幻影旅団の団員番号12)。クロロ=ルシルフルも天空闘技場でのヒソカ=モロ戦で用いた。二つを同じ表へ置くことで、前提と結果を取り違えずに読める。