人物メモ
- 役割
- 元銀河帝国保安局(ISB)特別エージェント/後の反乱軍二重スパイ『フルクラム』/声デヴィッド・オイェロウォ
- 時代
- 銀河帝国期〜反乱者時代
- 初登場
- 反乱者たち S1E2『ドロイド・イン・ディストレス』(2014)
関連人物
アグリパー・カラスを追う順番
アグリパー・カラスの関連用語
関係する時代
アグリパー・カラスの補助ガイド
登場・関連作品
プロフィール詳細
- 種族/出身
- 種族は人間種族(Human)。出身は銀河系の中央世界とされ、StarWars.com公式キャラクターデータベースとWookieepediaでは銀河帝国の士官教育機関で養成された生粋の帝国エリート士官として位置付けられる。本名はアレクサンドル・カラス(Alexsandr Kallus)で、帝国保安局(Imperial Security Bureau/ISB)における階級・呼称は『エージェント(Agent)』。Disney XDアニメ『反乱者たち』本編期(紀元前5年〜紀元前1年)の劇中年齢は40代前半の設定。
- 肩書き/所属
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S1(2014)〜S3前半まで銀河帝国(Galactic Empire)保安局(Imperial Security Bureau/ISB)所属の特別エージェント。識別コード『ISB-021』。S3E18『太古の戦士(An Inside Man)』(2017年3月4日米国Disney XD放送)以降は反乱同盟軍(Rebel Alliance)情報網に内通する二重スパイ『フルクラム(Fulcrum)』として活動し、S4で正式に反乱同盟軍側へ転向する。
- 本拠地
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S1〜S2前半は惑星ロザル(Lothal)の帝国陸軍司令部および軌道上のスター・デストロイヤー級『リランダー(Relentless)』『ライバル(Lawbringer)』など複数の帝国艦艇を拠点とする。S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日米国Disney XD放送)以後は本格的なフィールド工作を縮小し、S3後半以後は反乱軍秘密基地『チョッパー・ベース(Chopper Base)』(惑星アタロン/Atollon)周辺の反乱軍情報網と接触する。S4最終話エピローグ(2018年3月5日放送)では入植惑星リラ・サン(Lira San)に向かう未来が示唆される。
- 初登場(原典)
- 原典はDisney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebels)』シーズン1エピソード2『ドロイド・イン・ディストレス(Droids in Distress)』(2014年10月13日米国Disney XD放送、デイヴ・フィローニ/Dave Filoni 監修、スティーヴァード・リー/Steward Lee 監督、グレッグ・ウィーズマン/Greg Weisman 脚本)。本キャラクターはラサン名誉衛兵団(Lasan Honor Guard)から戦利品として奪ったAB-75ボー・ライフル(AB-75 bo-rifle)を携えた帝国保安局特別エージェントとして登場し、ザブ・オーレリオス(Garazeb "Zeb" Orrelios、声スティーヴ・ブラム/Steve Blum)と初対峙する。
- 出演メディア
- アニメ:Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebels)』全4シーズン全75話(2014年10月3日〜2018年3月5日米国Disney XD放送)に主要キャラクターとして頻出登場。Disney+ ショート『フォーセズ・オブ・デスティニー(Forces of Destiny)』(2017-2018)等の関連短編にも継続登場。実写:2026年5月時点で実写スター・ウォーズ作品への登場は公式に発表されていないが、Disney+ 実写ドラマ『アソーカ(Ahsoka)』(2023)のヘラ・シンドゥーラ/サビーヌ・レン/エズラ・ブリッジャー実写化の流れの中で将来的な実写化候補として広くファンの間で言及されている。
- 声優
- Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』S1(2014年10月3日米国Disney Channel本放送)以来、英国ナイジェリア系の俳優デヴィッド・オイェロウォ(David Oyelowo、本名 David Oyetokunbo Oyelowo、1976年4月1日英国オックスフォード生まれ、『グローリー/明日への行進』2014で米国マーチン・ルーサー・キング・Jr.役、『ナイトショイア・キング 7時間後の解放』2016、『リー・ヘイヴン』、『マペッツ・マゲット・マリーンド』等で著名)が一貫して本キャラクターの英語版声を担当している。日本語吹替は岡本信彦が主に担当する。
- 武器(主要)
- ラサン名誉衛兵団(Lasan Honor Guard)の制式武器AB-75ボー・ライフル(AB-75 bo-rifle)。本キャラクターは紀元前9年頃の『ラサンの大虐殺(Siege of Lasan)』で倒したラサン名誉衛兵団員から戦利品として本武器を奪い、以後Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス』(2014年10月13日放送)でザブ・オーレリオスとの初対峙にあえて使用する。両端にエレクトロスタッフ刃を持つ伸縮式の長棒と、中央部に折り畳み可能な高出力ブラスター・ライフルを兼ね備えた複合武器で、本キャラクターはラサン名誉衛兵団仕込みのボー・ライフル武術の独学習得者でもある。S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日放送)でザブと氷の衛星バーラ=ノン(Bahryn)に共に不時着した際、本キャラクターはこのボー・ライフルをザブに返還する象徴的な行為を見せる。
- デザイン起源
- デザインは Disney XDアニメ『反乱者たち』キャラクター・デザイン段階で、シリーズ監修デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)とコンセプト・アーティスト チームによって新規創作された Disney 移行後の正典(カノン)オリジナル・キャラクター。原典 1977-2014 のレジェンズ作品群には対応する人物は存在せず、Disney XDアニメ『反乱者たち』S1(2014)が本キャラクターの初出。深い茶色の頬髭、グレーの帝国保安局制服、肩当てに ISB の徽章を備えた帝国エリート士官のシルエットが意匠の中核。
- 重要性/影響
- Disney XDアニメ『反乱者たち』のメイン敵役の一人として、シーズン1〜2前半までは帝国保安局の象徴的な追跡者を担い、シーズン2後半〜シーズン4にかけて『敵対者から戦友への変遷』というシリーズ最大規模の人物アークを通して描かれる。本キャラクターのフルクラム転向はDisney XDアニメ『反乱者たち』の道徳的深化を象徴する事件で、勧善懲悪を越えた『敵側の人間性』を描いた代表例としてシリーズ研究/批評で繰り返し言及される。
来歴(時系列)
前史:帝国保安局アカデミー時代(紀元前30年前後〜紀元前9年頃)
本キャラクターは銀河帝国保安局(Imperial Security Bureau/ISB)の士官養成課程を経て、若年期から帝国保安局特別エージェントとして頭角を現したエリート工作員だった。Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日米国Disney XD放送)でザブ・オーレリオスとの対話の中で、若い頃に帝国の理想(秩序の確立と銀河系の安定)を真に信じて入局した経緯と、帝国保安局のドクトリンに従って多くの非戦闘員を犠牲にしてきた自責を初めて吐露する。
ラサンの大虐殺(紀元前9年頃/本キャラクターのキャリアの転機)
本キャラクターは惑星ラサン(Lasan)侵攻作戦の現場指揮官として、惑星ラサン王家警護部隊『ラサン名誉衛兵団(Lasan Honor Guard)』を壊滅させた。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス(Droids in Distress)』(2014年10月13日米国Disney XD放送)でラサン名誉衛兵団員から戦利品として奪ったAB-75ボー・ライフル(AB-75 bo-rifle)を本キャラクターが携帯している描写と、ザブ・オーレリオスの個人的恨みの台詞によって、本事件の指揮官が本キャラクターであることが示される。S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス』(2016年1月13日放送)の対話で本キャラクターは『ラサンでの命令には大量殺戮の意図はなかった』『現場で部隊が暴走した』との内省を語る。
Disney XDアニメ『反乱者たち』S1〜S2前半(紀元前5年〜紀元前4年・2014-2016年放送)
Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebels)』シーズン1エピソード2『ドロイド・イン・ディストレス(Droids in Distress)』(2014年10月13日米国Disney XD放送)で本格初登場。惑星ロザル(Lothal)の T-7 イオン妨害装置強奪事件の追跡担当として、VCX-100軽貨物船『ゴースト(Ghost)』のゴースト・クルーと初対峙する。S1終盤の S1E15『ファイア・アクロス・ザ・ギャラクシー(Fire Across the Galaxy)』(2015年3月2日放送)でグランド・モフ・ターキン(Grand Moff Tarkin、声スティーヴン・スタントン/Stephen Stanton)とダース・ベイダー(Darth Vader、声ジェームズ・アール・ジョーンズ/James Earl Jones)の介入によって、本キャラクターの追跡網は新たな段階へ移行する。シーズン2前半(2015年6月20日〜2016年1月)では帝国保安局の中核工作員として継続活動する。
バーラ=ノン氷衛星の遭難(S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス』/紀元前4年・2016年1月放送)
Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日米国Disney XD放送、スティーヴァード・リー/Steward Lee 監督、グレッグ・ウィーズマン/Greg Weisman 脚本)で、本キャラクターとザブ・オーレリオスが帝国の建設プロジェクトを巡る衝突の中で氷の衛星バーラ=ノン(Bahryn)へ共に不時着する。氷点下の極寒環境で生き延びるために両者は協力を余儀なくされ、地下洞窟で対話を重ねる中で本キャラクターは初めて帝国の理想に対する個人的な疑問を吐露する。ザブはバーラ=ノンの地下洞窟でラサット種族の隠れた入植惑星リラ・サン(Lira San)の伝承を本キャラクターに語り、両者の長年の対立関係に初の亀裂が入る転機回となる。シリーズ屈指の名エピソードとして広く語られる。
Disney XDアニメ『反乱者たち』S3:フルクラム転向アーク(紀元前3年・2016-2017年放送)
シーズン3(2016年9月24日〜2017年3月25日全22話)を通じて本キャラクターは表向き帝国保安局特別エージェントの座を保ちながら、内面ではバーラ=ノンでのザブとの対話を契機に帝国に対する疑念を深めていく。S3中盤以降、本キャラクターはフルクラム(Fulcrum)の名で反乱軍へ密かに情報を流し始め、グランド・アドミラル・スローン(Grand Admiral Thrawn、声ラーズ・ミケルセン/Lars Mikkelsen、シーズン3の主要新敵役)の戦術網に内側から穴を開ける重要な役割を担う。S3E18『太古の戦士(An Inside Man)』(2017年3月4日米国Disney XD放送)で本キャラクターがフルクラムの正体である事実が劇中で確定的に示され、エズラ・ブリッジャー/ケイナン・ジャラスとの一時的な共闘が描かれる。
Disney XDアニメ『反乱者たち』S4:露見と正式転向(紀元前2年〜紀元前1年・2017-2018年放送)
シーズン4(2017年10月16日〜2018年3月5日全16話)の冒頭で、本キャラクターの二重スパイ活動がグランド・アドミラル・スローンに露見し、S4E5『リベルズ・イン・ザ・ラフト(Rebel Assault)』周辺で帝国保安局から拘束される。S4E7『キンドレッド(Kindred)』〜S4E8『クロウルズ・パーチ(Crawler Commandeers)』周辺の流れで反乱同盟軍によって救出され、以後は正式に反乱同盟軍側の情報将校として活動を続ける。最終話S4E15-16『ファミリー・リユニオン・アンド・ファレウェル(Family Reunion – and Farewell)』(2018年3月5日米国Disney XD放送)のエピローグで、本キャラクターが既にザブ・オーレリオスと共にラサット種族の隠れた入植惑星リラ・サン(Lira San)へ向かう未来が明かされ、本キャラクター個人の長期人物アークに『ラサン虐殺の指揮官が生存者を入植惑星へ送り届ける』という明確な救済の結末が与えられる。
能力・装備
- 帝国保安局工作術:銀河帝国保安局(Imperial Security Bureau/ISB)の士官養成課程で修得した尋問術/追跡術/対反乱戦術/情報分析術の総合力。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1〜S2前半を通じて、本キャラクターはゴースト・クルーの行動パターンを論理的に推察してロザル等で何度も追い詰める描写が頻出する。
- AB-75ボー・ライフル戦闘:ラサンの大虐殺(紀元前9年頃)で戦利品として奪ったラサン名誉衛兵団制式のAB-75ボー・ライフル(AB-75 bo-rifle)を、本キャラクターは独学でラサン名誉衛兵団の武術形態に則って使いこなす。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス』(2014年10月13日放送)でザブ・オーレリオスと両端エレクトロスタッフ刃の長棒形態で互角に渡り合う描写が、本キャラクターの戦闘員としての実力を最初に示す象徴的場面。
- 近接格闘:帝国保安局士官として高度な近接格闘術/徒手格闘術を備える。Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日放送)でバーラ=ノン氷衛星の地下洞窟をザブと共に脱出する場面でも、極寒環境下での戦闘・サバイバル能力の高さが描かれる。
- 戦術分析:本キャラクターの真骨頂は個人戦闘力以上に、敵対勢力の組織・行動パターン・補給ルートを多角的に分析する戦術分析力で、グランド・アドミラル・スローン旗下の対反乱戦術網の中でも特に有能な現場指揮官として位置付けられる。シリーズ後半でフルクラムとして反乱軍に情報を流す段階では、この分析力が逆に帝国の戦術網に致命的な穴を開ける。
- 二重スパイ工作:シーズン3後半〜シーズン4で本キャラクターは帝国保安局内部に潜伏したまま反乱同盟軍へ情報を流す『フルクラム(Fulcrum)』として活動する。本キャラクターのフルクラム転向は元アソーカ・タノ(Ahsoka Tano)が運用していた反乱軍情報網『フルクラム』の正統な継承で、シリーズ全体の情報戦の縦軸を成す。
関係相関
- ザブ・オーレリオス
- 本キャラクターと最大の対立/最大の和解を遂げる相手であるラサット種族(Lasat)の戦闘員(Disney XDアニメ『反乱者たち』2014-2018では声スティーヴ・ブラム/Steve Blum)。本キャラクターが指揮した『ラサンの大虐殺(Siege of Lasan)』の生存者として当初は本キャラクターから最大の憎悪を向けられていたが、Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日米国Disney XD放送)の氷の衛星バーラ=ノン(Bahryn)共同遭難回で対話による相互理解の契機が訪れ、シーズン3〜4にかけて長期の人物アークを通じて最終的に共にラサット種族の入植惑星リラ・サン(Lira San)へ向かう関係に至る。
- グランド・アドミラル・スローン
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S3〜S4の主要新敵役グランド・アドミラル・スローン(Grand Admiral Thrawn、声ラーズ・ミケルセン/Lars Mikkelsen)。シーズン3前半は本キャラクターをロザル戦線の現場指揮官の一人として重用するが、シーズン4で本キャラクターの二重スパイ活動を看破し拘束する。スローンと本キャラクターの心理戦は、戦術家としてのスローンの観察力と本キャラクターの内面の揺らぎが対照される重要なシリーズ要素。
- エズラ・ブリッジャー
- ゴースト・クルー所属のフォース感応者の少年(声テイラー・グレイ/Taylor Gray)。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1〜S2前半は本キャラクターの主要追跡対象の一人だが、シーズン3後半でフルクラム化した本キャラクターがエズラに帝国保安局内部の情報を提供する場面が複数描かれる。
- ケイナン・ジャラス
- ゴースト・クルー所属の元ジェダイ・パダワン/本名カレブ・デューム(Caleb Dume、声フレディ・プリンゼ・Jr./Freddie Prinze Jr.)。本キャラクターと敵対していたが、シーズン3後半以降は本キャラクターがフルクラムとしてケイナンに情報を流す形に変化する。
- ヘラ・シンドゥーラ
- ゴースト・クルー艦長/トワイレック種族のパイロット(声ヴァネッサ・マーシャル/Vanessa Marshall)。本キャラクターのフルクラム転向以後、ヘラは反乱同盟軍指揮官として本キャラクターを情報源として正式に運用する。
- グランド・モフ・ターキン
- オリジナル三部作と同一人物の銀河帝国オーター・リム監督官(Grand Moff Wilhuff Tarkin、声スティーヴン・スタントン/Stephen Stanton)。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1終盤 S1E15『ファイア・アクロス・ザ・ギャラクシー(Fire Across the Galaxy)』(2015年3月2日放送)で本キャラクターはターキンの指揮下に置かれ、帝国保安局の現場工作員としての立場の上限を体感する。
- デヴィッド・オイェロウォ
- 本キャラクターの声優(David Oyelowo、本名 David Oyetokunbo Oyelowo、1976年4月1日英国オックスフォード生まれ、ナイジェリア・ヨルバ族系英国俳優、『グローリー/明日への行進(Selma)』2014でマーチン・ルーサー・キング・Jr.役を演じ ゴールデングローブ賞作品賞ノミネート)。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1(2014年10月3日放送)以来、本キャラクターの英語版声を一貫担当している。
登場作品(俳優クレジット)
反乱者たち
2014/Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebels)』全4シーズン全75話(2014年10月3日米国Disney Channel本放送・以後Disney XD放送〜2018年3月5日米国Disney XD最終話放送、デイヴ・フィローニ/Dave Filoni 監修)に主要キャラクターとして頻出登場。シーズン1〜2前半は銀河帝国保安局(ISB)特別エージェントとしてゴースト・クルーを追跡する主要敵役、シーズン3後半以降は反乱同盟軍内部スパイ『フルクラム(Fulcrum)』として共闘する側に転じる長期人物アークを担う。
名場面・名台詞
- Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス(Droids in Distress)』(2014年10月13日米国Disney XD放送、スティーヴァード・リー/Steward Lee 監督、グレッグ・ウィーズマン/Greg Weisman 脚本):本キャラクターの本格初登場回。惑星ガレル(Garel)の宇宙ステーションで T-7 イオン妨害装置強奪事件の追跡担当として登場し、ラサン名誉衛兵団から奪ったAB-75ボー・ライフルを携えてザブ・オーレリオスと初対峙する。本キャラクターのラサン虐殺指揮官としての過去とザブの個人的恨みが本格的に示される重要な初期エピソード。
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E15『ファイア・アクロス・ザ・ギャラクシー(Fire Across the Galaxy)』(2015年3月2日米国Disney XD放送):シーズン1最終話。本キャラクターが指揮するスター・デストロイヤー級『ソブリン(Sovereign)』でゴースト・クルーの一斉拘束作戦が進む中、グランド・モフ・ターキン(声スティーヴン・スタントン)の介入により事態が大きく動き、ダース・ベイダーの存在が示唆されてシリーズの規模が一気に拡大する象徴的な回。
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日米国Disney XD放送、スティーヴァード・リー/Steward Lee 監督、グレッグ・ウィーズマン/Greg Weisman 脚本):本キャラクターとザブ・オーレリオスが氷の衛星バーラ=ノン(Bahryn)に共に不時着し、地下洞窟で生き延びるために協力する象徴的エピソード。両者の長い対立関係が対話によって初めて揺らぎ、本キャラクターが帝国の理想に対する個人的疑念を吐露する転機回として、シリーズ屈指の名エピソードに数えられる。
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S3E1『シャドウへ踏み込む(Steps Into Shadow)』(2016年9月24日米国Disney XD放送):シーズン3冒頭。本キャラクターの上官としてグランド・アドミラル・スローンが正式着任し、本キャラクターは新たな指揮系統の中で帝国保安局の現場工作員として継続活動する。スローンの戦術観と本キャラクターの帝国観の対比が始まる重要な開始回。
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S3E18『太古の戦士(An Inside Man)』(2017年3月4日米国Disney XD放送):本キャラクターがフルクラム(Fulcrum)の正体である事実が劇中で確定的に示される転換回。ロザルの帝国工場でエズラ・ブリッジャー/ケイナン・ジャラスと一時的に共闘し、反乱同盟軍情報網に情報を流す段階に正式に入る。
- Disney XDアニメ『反乱者たち』S4最終話『ファミリー・リユニオン・アンド・ファレウェル(Family Reunion – and Farewell)』(2018年3月5日米国Disney XD放送):惑星ロザル解放戦の最終局面の後、エピローグで本キャラクターがザブ・オーレリオスと共にラサット種族の隠れた入植惑星リラ・サン(Lira San)へ向かう未来が明かされる。本キャラクターのラサン虐殺指揮官としての過去に対する明確な救済の結末が与えられた象徴的なシリーズ終幕。
考察
- 本キャラクターはDisney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』(2014-2018)が単純な勧善懲悪を越えて『敵側の人間性』『信念の揺らぎ』『罪の自覚と贖罪』を本格的に描いた代表例で、シリーズの道徳的成熟を象徴する人物として研究/批評で繰り返し言及される。
- 本キャラクターのDisney XDアニメ『反乱者たち』S1E2(2014)→S2E10(2016)→S3E18(2017)→S4最終話(2018)を結ぶ長期人物アーク(敵対→対話→疑念→転向→贖罪)は、シリーズ4シーズン分の縦軸として機能し、Disney XDアニメ『反乱者たち』がエピソード単位のアクション物語を越えてキャラクター駆動の長編シリーズへ成熟した過程を示す重要な指標。
- 本キャラクターとザブ・オーレリオスの関係性の変遷(ラサン虐殺指揮官→宿敵→氷衛星共同遭難→相互理解→戦友→共にリラ・サンへ)は、Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』を頂点に、シリーズ最重要の二人組人物関係として確立された。
- 本キャラクターのフルクラム(Fulcrum)名義は、Disney XDアニメ『クローン・ウォーズ』〜『反乱者たち』S1〜S2でアソーカ・タノが運用していた反乱軍情報網の名称を正統に継承するもので、Disney XDアニメ『反乱者たち』はこれによってシリーズ間/時系列を跨ぐ情報戦の縦軸を構築している。
- 本キャラクターの声を担当するデヴィッド・オイェロウォ(David Oyelowo、1976年4月1日英国オックスフォード生まれ、ナイジェリア・ヨルバ族系)は、『グローリー/明日への行進(Selma)』2014で米国マーチン・ルーサー・キング・Jr.役を演じゴールデングローブ賞作品賞ノミネート作品の主演を務めた英国の主要俳優で、本キャラクターの内省的な低音と帝国エリートの威圧感を両立させた声の演技は、本キャラクターの長期人物アークの説得力を決定的に支えている。
- 本キャラクターは Disney 移行後の正典(カノン)2014-2018 の Disney XDアニメ『反乱者たち』で新規創作されたオリジナル・キャラクターで、原典 1977-2014 レジェンズには対応する人物が存在しない。Disney XDアニメ『反乱者たち』が現行カノンに刻んだ最も重要な新キャラクターの一人として位置付けられる。
トリビア
- 本キャラクターの正式名はアレクサンドル・カラス(Alexsandr Kallus)/姓 Kallus/識別コード ISB-021。Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日米国Disney XD放送)でザブ・オーレリオスとの対話で名 Alexsandr が初めて明らかにされる。
- 本キャラクターはラサン名誉衛兵団(Lasan Honor Guard)の制式武器AB-75ボー・ライフル(AB-75 bo-rifle)を、紀元前9年頃のラサンの大虐殺(Siege of Lasan)で倒したラサン名誉衛兵団員から戦利品として奪取した。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス』(2014年10月13日放送)でザブ・オーレリオスとの初対峙にあえて使用する。
- 本キャラクターの声優デヴィッド・オイェロウォ(David Oyelowo、1976年4月1日英国オックスフォード生まれ)は、『グローリー/明日への行進(Selma)』2014でマーチン・ルーサー・キング・Jr.役を演じゴールデングローブ賞作品賞ノミネート作品の主演を務めた英国主要俳優で、Disney XDアニメ『反乱者たち』S1(2014)以来一貫して本キャラクターの英語版声を担当している。
- 本キャラクターは Disney 移行後の正典(カノン)2014-2018 の Disney XDアニメ『反乱者たち』で新規創作されたオリジナル・キャラクターで、原典 1977-2014 レジェンズには対応する人物は存在しない。
- 本キャラクターのフルクラム(Fulcrum)転向アークの起点は Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日放送)の氷の衛星バーラ=ノン(Bahryn)共同遭難回で、シリーズ3〜4にわたる長期人物アークの嚆矢として位置付けられる。
- 本キャラクターと旧敵ザブ・オーレリオスの関係性の変遷(ラサン虐殺指揮官→宿敵→共同遭難→相互理解→戦友→共にラサット種族入植惑星リラ・サンへ)は、Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2(2014年10月13日放送)→S2E10(2016年1月13日放送)→S4最終話エピローグ(2018年3月5日放送)の3点を結ぶシリーズ最大規模の長期人物アークの一つ。
より詳しいFAQ
アグリパー・カラス(Agent Kallus)はどの作品で初登場しましたか?
Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebels)』シーズン1エピソード2『ドロイド・イン・ディストレス(Droids in Distress)』(2014年10月13日米国Disney XD放送、デイヴ・フィローニ/Dave Filoni 監修、スティーヴァード・リー/Steward Lee 監督、グレッグ・ウィーズマン/Greg Weisman 脚本)が原典・初登場です。本キャラクターは銀河帝国保安局(Imperial Security Bureau/ISB)特別エージェントとして、ラサン名誉衛兵団から奪ったAB-75ボー・ライフルを携えてザブ・オーレリオスと初対峙します。
アグリパー・カラスの声を演じているのは誰ですか?
Disney XDアニメ『反乱者たち』S1(2014)以来一貫して、英国ナイジェリア系の俳優デヴィッド・オイェロウォ(David Oyelowo、本名 David Oyetokunbo Oyelowo、1976年4月1日英国オックスフォード生まれ、『グローリー/明日への行進(Selma)』2014でマーチン・ルーサー・キング・Jr.役、『ナイトショイア・キング 7時間後の解放』2016等で著名)が本キャラクターの英語版声を担当しています。
アグリパー・カラスはどうやって帝国から反乱軍側に転向しましたか?
Disney XDアニメ『反乱者たち』S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日米国Disney XD放送)でザブ・オーレリオスと氷の衛星バーラ=ノン(Bahryn)に共に不時着し対話を経たことで、本キャラクターは帝国の理想に対する個人的疑念を抱き始めます。シーズン3後半 S3E18『太古の戦士(An Inside Man)』(2017年3月4日放送)でフルクラム(Fulcrum)の正体であることが確定的に示され、シーズン4 S4E5周辺で二重スパイ活動がグランド・アドミラル・スローンに看破されて拘束、その後反乱同盟軍に救出されて正式に転向します。最終話S4E15-16『ファミリー・リユニオン・アンド・ファレウェル(Family Reunion – and Farewell)』(2018年3月5日放送)のエピローグで、本キャラクターがザブ・オーレリオスと共にラサット種族入植惑星リラ・サン(Lira San)へ向かう未来が示されます。
アグリパー・カラスとザブ・オーレリオスの関係はどのように変化しますか?
Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス』(2014年10月13日放送)の初対峙では、本キャラクターは紀元前9年頃の『ラサンの大虐殺(Siege of Lasan)』を指揮したことでザブ・オーレリオスから最大の憎悪を向けられる宿敵でした。S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日放送)で氷の衛星バーラ=ノン(Bahryn)に共に不時着し地下洞窟で対話を重ねることで、両者の関係に初の亀裂が入ります。シーズン3後半〜シーズン4を通じて本キャラクターはフルクラム(Fulcrum)として反乱軍へ情報を流す側へ移行し、最終話S4E15-16エピローグ(2018年3月5日放送)で本キャラクターがザブと共にラサット種族の入植惑星リラ・サンへ向かう未来が描かれます。
アグリパー・カラスのボー・ライフル(bo-rifle)はどうやって手に入れたものですか?
本キャラクターはラサン名誉衛兵団の制式武器であるAB-75ボー・ライフル(AB-75 bo-rifle)を、紀元前9年頃の『ラサンの大虐殺(Siege of Lasan)』で倒したラサン名誉衛兵団員から戦利品として奪取しました。Disney XDアニメ『反乱者たち』S1E2『ドロイド・イン・ディストレス』(2014年10月13日米国Disney XD放送)でザブ・オーレリオスとの初対峙にあえてこのボー・ライフルを使用し、ザブの個人的憎悪を引き起こします。S2E10『ゴースト・オブ・ジオノーシス(The Honorable Ones)』(2016年1月13日放送)の氷衛星バーラ=ノン共同遭難回で、本キャラクターはこのボー・ライフルをザブに返還する象徴的な行為を見せます。
アグリパー・カラスは実写作品にも登場しますか?
2026年5月時点で実写スター・ウォーズ作品への登場は公式に発表されていません。Disney+ 実写ドラマ『アソーカ(Ahsoka)』(2023年8月23日Disney+初配信)でDisney XDアニメ『反乱者たち』のヘラ・シンドゥーラ/サビーヌ・レン/エズラ・ブリッジャーが実写化された流れから、本キャラクターの将来的な実写化候補としてファンの間では広く言及されていますが、Lucasfilm から公式な発表は出ていません。最新情報はStarWars.com公式とLucasfilmの公式発表を参照することを推奨します。
アグリパー・カラスはレジェンズ(旧EU)にも登場しますか?
本キャラクターは Disney 移行後の正典(カノン)2014-2018 の Disney XDアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebels)』S1(2014年10月3日米国Disney Channel本放送)でデイヴ・フィローニ(Dave Filoni)監修の元で新規創作されたオリジナル・キャラクターで、原典 1977-2014 のレジェンズ(旧拡張宇宙/Expanded Universe)作品群には対応する人物は存在しません。Disney XDアニメ『反乱者たち』が現行カノンに刻んだ最も重要な新キャラクターの一人として位置付けられます。
出典
アグリパー・カラスはどの作品から見る?
スター・ウォーズ 反乱者たちが最初の登場作品です。
アグリパー・カラスの関連人物は?
ザブ、ヘラ、エズラ、ケイナン、スローン、ターキン。
アグリパー・カラスと一緒に覚える用語は?
シス、ダークサイド、ルール・オブ・ツー、フォース・ライトニング。