Chronology Guide

Character File

キャプテン・ファズマ

ファースト・オーダー(First Order)の精鋭ストームトルーパー部隊指揮官。銀色クロミウム調コーティング装甲(旧共和国時代のナブー王室宇宙船船体クロミウムを再利用したとの公式設定)と黒マントを身に纏う長身の女性キャプテンで、英国出身の俳優グウェンドリン・クリスティー(Gwendoline Christie、身長191cm/HBO『ゲーム・オブ・スローンズ』ブライエニー役)が実写エピソード7『フォースの覚醒』(2015年)とエピソード8『最後のジェダイ』(2017年)で演じる。フィン(FN-2187/演ジョン・ボイエガ)の直接的上官として描かれ、ジャクー村襲撃でフィンの発砲拒否を識別マーキングしたことがフィンの脱走の直接的契機となる。エピソード8『最後のジェダイ』クライマックスではファースト・オーダー旗艦『スプレマシー』艦内でフィンと伸縮式クォータースタッフによる一騎打ちの末に最期を迎える。

人物メモ

役割
ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー指揮官
時代
続三部作期(紀元後34年)
初登場
エピソード7 / フォースの覚醒

関連人物

キャプテン・ファズマを追う順番

キャプテン・ファズマの補助ガイド

登場・関連作品

プロフィール詳細

種族/所属
人間。ファースト・オーダー(First Order)所属の精鋭ストームトルーパー部隊指揮官。エピソード7『フォースの覚醒』および8『最後のジェダイ』時点で、ファースト・オーダー旗艦級艦内および基地配備の精鋭ストームトルーパー部隊を統括する立場として描かれる
肩書き
キャプテン(Captain)。階級としてはファースト・オーダー軍内のストームトルーパー部隊指揮官(First Order Stormtrooper Captain)で、ハックス将軍(演ドーナル・グリーソン/Domhnall Gleeson)/スノーク最高指導者(演アンディ・サーキス/Andy Serkis)配下の指揮系統に組み込まれる
本拠地
エピソード7『フォースの覚醒』時点ではファースト・オーダーのスターキラー基地(Starkiller Base)の精鋭部隊配備所、エピソード8『最後のジェダイ』時点ではメガ級スター・ドレッドノート『スプレマシー(Supremacy)』艦内のストームトルーパー指揮区画が活動拠点として描かれる
初登場(実写)
J・J・エイブラムス監督『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(The Force Awakens)』(2015年12月18日米国公開)の前半ジャクー(Jakku)村襲撃〜スターキラー基地配備パートで実写本編初登場。続三部作の女性指揮官像の象徴として導入された
出演メディア
実写映画では『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年12月18日米国公開)と『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017年12月15日米国公開)の続三部作前2作に登場。短編コミック『Captain Phasma』全4号(Marvel Comics、2017年9月〜12月刊行)でエピソード7とエピソード8の間の脱出経緯が補完されている
演者/声
英国出身の俳優グウェンドリン・クリスティー(Gwendoline Christie、1978年10月28日生)が実写エピソード7・エピソード8で本キャラクターを演じる。身長191cmの長身を活かしたフルアーマー姿の存在感が起用理由として公表されている。HBOドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』2012-2019 ブライエニー・オブ・タース役で国際的に認知された俳優
装備(主要)
銀色クロミウム調コーティング装甲のフルボディ・ストームトルーパー・アーマー(旧共和国時代のナブー王室宇宙船船体クロミウムを再利用したと公開設定)、黒マント、F-11D ブラスター・ライフル、対人クォータースタッフ(伸縮式槍/エピソード8『最後のジェダイ』クライマックスでフィンと一騎打ち時に使用)
クリエイター/起用経緯
J・J・エイブラムス監督が続三部作開発時に『シリーズ初の実写本編精鋭ストームトルーパー指揮官の女性キャラクター』として設計した役で、長身の存在感を活かすためグウェンドリン・クリスティーが起用された。マイケル・カプラン(Michael Kaplan)デザインのクロミウム装甲とマントは続三部作のファースト・オーダー側ビジュアルを代表するデザインのひとつ
重要性/影響
ストームトルーパーFN-2187(後のフィン)の直接的上官として描かれ、フィンのファースト・オーダー脱走(エピソード7冒頭ジャクー村襲撃時の発砲拒否)の心理的起点に位置づけられる。続三部作前2作を通じてフィンの『元 stormtrooper』アイデンティティ・アークの直接的対称軸として機能する

来歴(時系列)

前史:ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー指揮官就任(エピソード7以前)

ファースト・オーダー軍内で精鋭ストームトルーパー部隊指揮官に昇格した経緯について、続三部作映画本編では明示的な前史は描かれない。続三部作公開と並行して刊行された短編コミック『Captain Phasma』全4号(Marvel Comics 2017)と公式書籍『Phasma』(Delilah S. Dawson 著、Del Rey/2017年9月1日刊行)で、出身惑星パーノン(Parnassos)からファースト・オーダーへ加入した経緯が補完設定として整理されている。

エピソード7『フォースの覚醒』ジャクー村襲撃(紀元後34年/2015年12月18日米国公開)

ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー部隊を率いて惑星ジャクー(Jakku)のトゥアナル村(Tuanul Village)にローア・サン・テッカ(演マックス・フォン・シドー/Max von Sydow)所有のホロマップ捜索のため強襲する。本作戦中、ストームトルーパーFN-2187(後のフィン/演ジョン・ボイエガ)が初任務で発砲を拒否し、本キャラクターがこの異常をハックス将軍配下のシステムでマーキングするカットが描かれる。本キャラクター本人の実写本編初登場シーン。

エピソード7 スターキラー基地(紀元後34年/2015年12月18日米国公開)

ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー指揮官としてスターキラー基地(Starkiller Base)に配備される。基地内通路でフィンと再会した際、フィンに『FN-2187』と呼びかけて素性を確認する。クライマックスのスターキラー基地潜入戦では、ハン・ソロ(演ハリソン・フォード)/チューバッカ/フィンの3名に脅迫されて惑星級スーパーレーザー砲のシールド発生装置を停止させた後、ゴミ圧縮機(trash compactor)に放り込まれる。本場面は本キャラクターのエピソード7における退場シーン。

エピソード8『最後のジェダイ』『スプレマシー』艦内(紀元後34年/2017年12月15日米国公開)

ファースト・オーダー旗艦級メガ・スター・ドレッドノート『スプレマシー(Supremacy)』艦内で再登場し、潜入したフィンおよびローズ・ティコ(演ケリー・マリー・トラン/Kelly Marie Tran)と対峙する。本キャラクター直率の精鋭ストームトルーパー部隊(黒装甲のエクセキューショナー・トルーパー含む)に2名を捕縛させ、艦内の処刑場でフィンの公開処刑を取り仕切る場面に立ち会う。

エピソード8 フィンとの一騎打ち・最期(紀元後34年/2017年12月15日米国公開)

BB-8 が操縦する AT-ST 型ウォーカーの強行突入により処刑場が崩壊し、本キャラクターはフィンと一対一の白兵戦に突入する。伸縮式クォータースタッフを用いた一騎打ちの末にフィンの F-11D ブラスター直撃を受けて装甲右目部分が損壊、艦内火災で崩落した艦内構造体に落下する形でエピソード8における本キャラクター・アークが閉じる。最期の台詞は『元 stormtrooper の屑め(You were always scum.)』。映画本編では明確な死亡描写は与えられず、公式書籍『Phasma』および短編コミック側で生存・退場の解釈差が許容される演出となった。

エピソード9『スカイウォーカーの夜明け』以降の処遇(2019年12月20日米国公開)

本キャラクターはエピソード9『スカイウォーカーの夜明け(The Rise of Skywalker)』(2019年12月20日米国公開)には本編登場せず、ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー指揮官の系譜は『最後のジェダイ』の本キャラクター退場をもって続三部作の物語線から離脱する。グウェンドリン・クリスティーは『最後のジェダイ』公開後のインタビューで『キャプテン・ファズマがあの瞬間に死んだとは思っていない』旨を公言しているが、実写本編での再登場は実現していない。

後世への影響

本キャラクターは続三部作以降のシリーズ全体での『精鋭ストームトルーパー指揮官』像、特に銀色/反射素材の装甲を持つ高位指揮官のビジュアル原型として、後続のメディアミックス(短編コミック『Captain Phasma』全4号 Marvel Comics 2017/Delilah S. Dawson 著小説『Phasma』 Del Rey 2017/『Resistance Reborn』 Rebecca Roanhorse 2019 等)で繰り返し参照される存在となった。フィンの脱走アークの心理的対称軸として、続三部作以降の『元ストームトルーパー』描写の参照点としても機能する。

能力・装備

関係相関

フィン(FN-2187)
本キャラクター直率の精鋭ストームトルーパー部隊に所属していたファースト・オーダー脱走兵(演ジョン・ボイエガ/John Boyega)。エピソード7『フォースの覚醒』ジャクー村襲撃で発砲を拒否したFN-2187を本キャラクターが識別マーキングしたことが、フィン本人のファースト・オーダー脱走の直接的契機となる。エピソード8『最後のジェダイ』『スプレマシー』艦内で一騎打ちの末、本キャラクター・アークの直接的退場の引き金となる対戦相手。
ハックス将軍
ファースト・オーダー軍最年少将官(演ドーナル・グリーソン/Domhnall Gleeson)。本キャラクターの直接的指揮系統上位にあたり、スターキラー基地配備およびジャクー村襲撃作戦の最終承認者として描かれる。エピソード7『フォースの覚醒』スターキラー基地スーパーレーザー砲発射演説シーン以降、本キャラクターはハックス配下の精鋭ストームトルーパー部隊指揮官として一貫して描かれる。
カイロ・レン
ファースト・オーダー側のフォース使い(演アダム・ドライバー/Adam Driver)。本キャラクターと指揮系統上は並列の最高指導者スノーク直属の幹部で、エピソード7『フォースの覚醒』ジャクー村襲撃シーンおよびエピソード8『最後のジェダイ』『スプレマシー』艦内処刑場で同席する場面が描かれる。フィンに対する『FN-2187』呼びかけはカイロ・レン側と本キャラクター側の双方で確認される台詞。
ハン・ソロ
反乱同盟軍/レジスタンスの密輸業者出身将軍(演ハリソン・フォード/Harrison Ford)。エピソード7『フォースの覚醒』スターキラー基地潜入時にチューバッカ/フィンと共に本キャラクターをブラスター脅迫し、惑星級スーパーレーザー砲のシールド発生装置を停止させた後ゴミ圧縮機に放り込む側として、本キャラクターのエピソード7における退場シーンを直接執行する立場。
ローズ・ティコ
レジスタンスのメンテナンス担当兵(演ケリー・マリー・トラン/Kelly Marie Tran)。エピソード8『最後のジェダイ』『スプレマシー』艦内潜入でフィンと共に本キャラクター率いる精鋭ストームトルーパー部隊に捕縛され、艦内処刑場で本キャラクターと対峙する。BB-8 操縦の AT-ST 突入で処刑場が崩壊した直後の混戦から脱出する立場の人物。

登場作品(俳優クレジット)

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

2015/ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー指揮官として実写本編初登場。ジャクー村襲撃でフィンの発砲拒否を識別→スターキラー基地通路でフィンに『FN-2187』と呼びかけ→ハン・ソロ/チューバッカ/フィンの3名にブラスター脅迫されて惑星級スーパーレーザー砲のシールド発生装置を停止させた後ゴミ圧縮機に放り込まれる退場まで

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

2017/ファースト・オーダー旗艦『スプレマシー』艦内で再登場。フィン/ローズ・ティコ捕縛→艦内処刑場でフィンの公開処刑取り仕切り→BB-8 操縦 AT-ST 強行突入による処刑場崩壊→フィンと伸縮式クォータースタッフでの一騎打ち→F-11D ブラスター直撃で装甲右目部分損壊→艦内火災で崩落構造体に落下する本キャラクター・アークの直接的退場まで

名場面・名台詞

考察

トリビア

より詳しいFAQ

キャプテン・ファズマはどの作品で初登場しましたか?

実写本編での初登場はJ・J・エイブラムス監督『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(The Force Awakens)』(2015年12月18日米国公開)の前半ジャクー(Jakku)村襲撃〜スターキラー基地配備パートです。本作で本キャラクターはファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー部隊指揮官として登場し、ストームトルーパーFN-2187(後のフィン/演ジョン・ボイエガ)の発砲拒否を識別マーキングし、後のフィンのファースト・オーダー脱走の直接的契機となる役回りで描かれます。

キャプテン・ファズマを演じている俳優は誰ですか?

英国サセックス州出身の俳優グウェンドリン・クリスティー(Gwendoline Christie、1978年10月28日生)が実写エピソード7『フォースの覚醒』(2015年12月18日米国公開)およびエピソード8『最後のジェダイ』(2017年12月15日米国公開)で本キャラクターを演じています。身長191cmの長身を活かしたフルアーマー姿の存在感が起用理由として公表されており、HBOドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』2012-2019 のブライエニー・オブ・タース役で国際的に認知された俳優です。

キャプテン・ファズマはどうやって死にましたか?

ライアン・ジョンソン監督『スター・ウォーズ/最後のジェダイ(The Last Jedi)』(2017年12月15日米国公開)終盤、ファースト・オーダー旗艦『スプレマシー(Supremacy)』艦内の処刑場崩壊後にフィン(演ジョン・ボイエガ)と伸縮式クォータースタッフでの一騎打ちを展開し、フィンの F-11D ブラスター直撃で装甲右目部分が損壊した後、艦内火災で崩落した構造体に落下する形で本キャラクター・アークが閉じます。映画本編では明確な死亡描写は与えられず、最期の台詞『元 stormtrooper の屑め(You were always scum.)』を残して退場する曖昧な演出となっています。

キャプテン・ファズマの銀色アーマーは何でできていますか?

本キャラクターの銀色クロミウム調コーティング装甲は、StarWars.com 公式データベースおよび続三部作公開時の公式設定で『旧共和国時代のナブー王室宇宙船船体クロミウムを再利用した装甲』とされています。ナブー王室宇宙船はエピソード1『ファントム・メナス』(1999年5月19日米国公開)冒頭でパドメ・アミダラが脱出に用いた銀色機体で、続三部作のファースト・オーダー側装備にプリクエル時代のナブー側装備の再利用設定を仕込む形でシリーズ全体の物語的連続性が補強された経緯があります。鏡面反射する装甲はファースト・オーダー軍内で本キャラクター唯一の装備として描かれます。

キャプテン・ファズマとフィンの関係は?

フィン(FN-2187/演ジョン・ボイエガ)は本キャラクター直率の精鋭ストームトルーパー部隊に所属していたファースト・オーダー脱走兵で、本キャラクターはその直接的上官にあたります。エピソード7『フォースの覚醒』ジャクー村襲撃でFN-2187の発砲拒否を本キャラクターが識別マーキングしたことがフィンのファースト・オーダー脱走の直接的契機となり、エピソード7後半のスターキラー基地通路で本キャラクターはフィンを『FN-2187』と直接呼んで素性を確認します。エピソード8『最後のジェダイ』『スプレマシー』艦内では一騎打ちの末に本キャラクター・アークの直接的退場の引き金となる対戦相手として再対決します。

キャプテン・ファズマはエピソード9に登場しますか?

本キャラクターはJ・J・エイブラムス監督『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(The Rise of Skywalker)』(2019年12月20日米国公開)には本編登場しません。続三部作の精鋭ストームトルーパー指揮官の系譜は『最後のジェダイ』(2017年12月15日米国公開)の本キャラクター退場をもって続三部作の物語線から離脱します。演者のグウェンドリン・クリスティーは『最後のジェダイ』公開後のインタビューで『キャプテン・ファズマがあの瞬間に死んだとは思っていない』旨を公言していますが、実写本編での再登場は実現していません。

キャプテン・ファズマはどの順番で観るのが良いですか?

公開順(製作順)で観る場合はエピソード7『フォースの覚醒』(2015年12月18日米国公開)→エピソード8『最後のジェダイ』(2017年12月15日米国公開)の2作で本キャラクター本編アークは完結します。続三部作全体の物語との関係でフォローしたい場合は、続けてエピソード9『スカイウォーカーの夜明け』(2019年12月20日米国公開/本キャラクターは本編不登場)を視聴することで、フィン(演ジョン・ボイエガ)の『元 stormtrooper』アークがどのように決着するかまで確認できます。補完メディアまで追う場合は短編コミック『Captain Phasma』全4号(Marvel Comics 2017)と小説『Phasma』(Delilah S. Dawson 著 Del Rey 2017)でエピソード7とエピソード8の間の脱出経緯が補完設定として整理されています。

出典

キャプテン・ファズマはどの作品から見る?

エピソード7 / フォースの覚醒が最初の登場作品です。

キャプテン・ファズマの関連人物は?

フィン、ハックス、カイロ・レン、ハン・ソロ、ローズ。

キャプテン・ファズマと一緒に覚える用語は?

ジェダイ、フォース、パダワン、ジェダイ・マスター。