人物メモ
- 役割
- ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー指揮官
- 時代
- 続三部作期(紀元後34年)
- 初登場
- エピソード7 / フォースの覚醒
関連人物
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キャプテン・ファズマの関連用語
関係する時代
キャプテン・ファズマの補助ガイド
登場・関連作品
プロフィール詳細
- 種族/所属
- 人間。ファースト・オーダー(First Order)所属の精鋭ストームトルーパー部隊指揮官。エピソード7『フォースの覚醒』および8『最後のジェダイ』時点で、ファースト・オーダー旗艦級艦内および基地配備の精鋭ストームトルーパー部隊を統括する立場として描かれる
- 肩書き
- キャプテン(Captain)。階級としてはファースト・オーダー軍内のストームトルーパー部隊指揮官(First Order Stormtrooper Captain)で、ハックス将軍(演ドーナル・グリーソン/Domhnall Gleeson)/スノーク最高指導者(演アンディ・サーキス/Andy Serkis)配下の指揮系統に組み込まれる
- 本拠地
- エピソード7『フォースの覚醒』時点ではファースト・オーダーのスターキラー基地(Starkiller Base)の精鋭部隊配備所、エピソード8『最後のジェダイ』時点ではメガ級スター・ドレッドノート『スプレマシー(Supremacy)』艦内のストームトルーパー指揮区画が活動拠点として描かれる
- 初登場(実写)
- J・J・エイブラムス監督『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(The Force Awakens)』(2015年12月18日米国公開)の前半ジャクー(Jakku)村襲撃〜スターキラー基地配備パートで実写本編初登場。続三部作の女性指揮官像の象徴として導入された
- 出演メディア
- 実写映画では『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年12月18日米国公開)と『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017年12月15日米国公開)の続三部作前2作に登場。短編コミック『Captain Phasma』全4号(Marvel Comics、2017年9月〜12月刊行)でエピソード7とエピソード8の間の脱出経緯が補完されている
- 演者/声
- 英国出身の俳優グウェンドリン・クリスティー(Gwendoline Christie、1978年10月28日生)が実写エピソード7・エピソード8で本キャラクターを演じる。身長191cmの長身を活かしたフルアーマー姿の存在感が起用理由として公表されている。HBOドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』2012-2019 ブライエニー・オブ・タース役で国際的に認知された俳優
- 装備(主要)
- 銀色クロミウム調コーティング装甲のフルボディ・ストームトルーパー・アーマー(旧共和国時代のナブー王室宇宙船船体クロミウムを再利用したと公開設定)、黒マント、F-11D ブラスター・ライフル、対人クォータースタッフ(伸縮式槍/エピソード8『最後のジェダイ』クライマックスでフィンと一騎打ち時に使用)
- クリエイター/起用経緯
- J・J・エイブラムス監督が続三部作開発時に『シリーズ初の実写本編精鋭ストームトルーパー指揮官の女性キャラクター』として設計した役で、長身の存在感を活かすためグウェンドリン・クリスティーが起用された。マイケル・カプラン(Michael Kaplan)デザインのクロミウム装甲とマントは続三部作のファースト・オーダー側ビジュアルを代表するデザインのひとつ
- 重要性/影響
- ストームトルーパーFN-2187(後のフィン)の直接的上官として描かれ、フィンのファースト・オーダー脱走(エピソード7冒頭ジャクー村襲撃時の発砲拒否)の心理的起点に位置づけられる。続三部作前2作を通じてフィンの『元 stormtrooper』アイデンティティ・アークの直接的対称軸として機能する
来歴(時系列)
前史:ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー指揮官就任(エピソード7以前)
ファースト・オーダー軍内で精鋭ストームトルーパー部隊指揮官に昇格した経緯について、続三部作映画本編では明示的な前史は描かれない。続三部作公開と並行して刊行された短編コミック『Captain Phasma』全4号(Marvel Comics 2017)と公式書籍『Phasma』(Delilah S. Dawson 著、Del Rey/2017年9月1日刊行)で、出身惑星パーノン(Parnassos)からファースト・オーダーへ加入した経緯が補完設定として整理されている。
エピソード7『フォースの覚醒』ジャクー村襲撃(紀元後34年/2015年12月18日米国公開)
ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー部隊を率いて惑星ジャクー(Jakku)のトゥアナル村(Tuanul Village)にローア・サン・テッカ(演マックス・フォン・シドー/Max von Sydow)所有のホロマップ捜索のため強襲する。本作戦中、ストームトルーパーFN-2187(後のフィン/演ジョン・ボイエガ)が初任務で発砲を拒否し、本キャラクターがこの異常をハックス将軍配下のシステムでマーキングするカットが描かれる。本キャラクター本人の実写本編初登場シーン。
エピソード7 スターキラー基地(紀元後34年/2015年12月18日米国公開)
ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー指揮官としてスターキラー基地(Starkiller Base)に配備される。基地内通路でフィンと再会した際、フィンに『FN-2187』と呼びかけて素性を確認する。クライマックスのスターキラー基地潜入戦では、ハン・ソロ(演ハリソン・フォード)/チューバッカ/フィンの3名に脅迫されて惑星級スーパーレーザー砲のシールド発生装置を停止させた後、ゴミ圧縮機(trash compactor)に放り込まれる。本場面は本キャラクターのエピソード7における退場シーン。
エピソード8『最後のジェダイ』『スプレマシー』艦内(紀元後34年/2017年12月15日米国公開)
ファースト・オーダー旗艦級メガ・スター・ドレッドノート『スプレマシー(Supremacy)』艦内で再登場し、潜入したフィンおよびローズ・ティコ(演ケリー・マリー・トラン/Kelly Marie Tran)と対峙する。本キャラクター直率の精鋭ストームトルーパー部隊(黒装甲のエクセキューショナー・トルーパー含む)に2名を捕縛させ、艦内の処刑場でフィンの公開処刑を取り仕切る場面に立ち会う。
エピソード8 フィンとの一騎打ち・最期(紀元後34年/2017年12月15日米国公開)
BB-8 が操縦する AT-ST 型ウォーカーの強行突入により処刑場が崩壊し、本キャラクターはフィンと一対一の白兵戦に突入する。伸縮式クォータースタッフを用いた一騎打ちの末にフィンの F-11D ブラスター直撃を受けて装甲右目部分が損壊、艦内火災で崩落した艦内構造体に落下する形でエピソード8における本キャラクター・アークが閉じる。最期の台詞は『元 stormtrooper の屑め(You were always scum.)』。映画本編では明確な死亡描写は与えられず、公式書籍『Phasma』および短編コミック側で生存・退場の解釈差が許容される演出となった。
エピソード9『スカイウォーカーの夜明け』以降の処遇(2019年12月20日米国公開)
本キャラクターはエピソード9『スカイウォーカーの夜明け(The Rise of Skywalker)』(2019年12月20日米国公開)には本編登場せず、ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー指揮官の系譜は『最後のジェダイ』の本キャラクター退場をもって続三部作の物語線から離脱する。グウェンドリン・クリスティーは『最後のジェダイ』公開後のインタビューで『キャプテン・ファズマがあの瞬間に死んだとは思っていない』旨を公言しているが、実写本編での再登場は実現していない。
後世への影響
本キャラクターは続三部作以降のシリーズ全体での『精鋭ストームトルーパー指揮官』像、特に銀色/反射素材の装甲を持つ高位指揮官のビジュアル原型として、後続のメディアミックス(短編コミック『Captain Phasma』全4号 Marvel Comics 2017/Delilah S. Dawson 著小説『Phasma』 Del Rey 2017/『Resistance Reborn』 Rebecca Roanhorse 2019 等)で繰り返し参照される存在となった。フィンの脱走アークの心理的対称軸として、続三部作以降の『元ストームトルーパー』描写の参照点としても機能する。
能力・装備
- 精鋭ストームトルーパー指揮:ファースト・オーダー軍内で精鋭ストームトルーパー部隊を統括するキャプテン階級として、ジャクー村襲撃作戦(エピソード7『フォースの覚醒』冒頭)、スターキラー基地シールド管制(エピソード7後半)、『スプレマシー』艦内警備(エピソード8『最後のジェダイ』中盤〜終盤)まで一貫して大規模ストームトルーパー部隊を直接指揮する作戦級指揮能力。
- 白兵戦闘技術:エピソード8『最後のジェダイ』クライマックスで使用する伸縮式クォータースタッフ(quicksilver baton/quarterstaff)を用いた近接戦闘技術。フィン(演ジョン・ボイエガ)との一騎打ちで実演される、長身(演者グウェンドリン・クリスティー身長191cm)を活かしたリーチ重視の打撃格闘スタイル。
- クロミウム装甲運用:旧共和国時代のナブー王室宇宙船船体クロミウムを再利用したと公開設定されている銀色クロミウム調コーティング装甲を、ファースト・オーダー軍内で唯一フルボディ装備として運用する技能。鏡面反射する装甲は心理的威圧と部隊統率上のシンボル機能を兼ねる装備として描かれる。
- F-11D ブラスター・ライフル運用:ファースト・オーダー標準装備の F-11D ブラスター・ライフルを長距離射撃から近接掃射まで使い分ける訓練を受けた精鋭ストームトルーパー指揮官としての射撃技能。エピソード7『フォースの覚醒』ジャクー村襲撃シーン〜エピソード8『最後のジェダイ』艦内戦闘で実演される。
- 個体識別管理:ファースト・オーダー軍内のストームトルーパー個体管理システムを直接運用する権限を持ち、エピソード7冒頭ジャクー村襲撃でストームトルーパーFN-2187(後のフィン)の発砲拒否を即座に検知してマーキングする場面、エピソード7後半のスターキラー基地通路で本人を『FN-2187』と直接呼ぶ場面で実演される運用能力。
関係相関
- フィン(FN-2187)
- 本キャラクター直率の精鋭ストームトルーパー部隊に所属していたファースト・オーダー脱走兵(演ジョン・ボイエガ/John Boyega)。エピソード7『フォースの覚醒』ジャクー村襲撃で発砲を拒否したFN-2187を本キャラクターが識別マーキングしたことが、フィン本人のファースト・オーダー脱走の直接的契機となる。エピソード8『最後のジェダイ』『スプレマシー』艦内で一騎打ちの末、本キャラクター・アークの直接的退場の引き金となる対戦相手。
- ハックス将軍
- ファースト・オーダー軍最年少将官(演ドーナル・グリーソン/Domhnall Gleeson)。本キャラクターの直接的指揮系統上位にあたり、スターキラー基地配備およびジャクー村襲撃作戦の最終承認者として描かれる。エピソード7『フォースの覚醒』スターキラー基地スーパーレーザー砲発射演説シーン以降、本キャラクターはハックス配下の精鋭ストームトルーパー部隊指揮官として一貫して描かれる。
- カイロ・レン
- ファースト・オーダー側のフォース使い(演アダム・ドライバー/Adam Driver)。本キャラクターと指揮系統上は並列の最高指導者スノーク直属の幹部で、エピソード7『フォースの覚醒』ジャクー村襲撃シーンおよびエピソード8『最後のジェダイ』『スプレマシー』艦内処刑場で同席する場面が描かれる。フィンに対する『FN-2187』呼びかけはカイロ・レン側と本キャラクター側の双方で確認される台詞。
- ハン・ソロ
- 反乱同盟軍/レジスタンスの密輸業者出身将軍(演ハリソン・フォード/Harrison Ford)。エピソード7『フォースの覚醒』スターキラー基地潜入時にチューバッカ/フィンと共に本キャラクターをブラスター脅迫し、惑星級スーパーレーザー砲のシールド発生装置を停止させた後ゴミ圧縮機に放り込む側として、本キャラクターのエピソード7における退場シーンを直接執行する立場。
- ローズ・ティコ
- レジスタンスのメンテナンス担当兵(演ケリー・マリー・トラン/Kelly Marie Tran)。エピソード8『最後のジェダイ』『スプレマシー』艦内潜入でフィンと共に本キャラクター率いる精鋭ストームトルーパー部隊に捕縛され、艦内処刑場で本キャラクターと対峙する。BB-8 操縦の AT-ST 突入で処刑場が崩壊した直後の混戦から脱出する立場の人物。
登場作品(俳優クレジット)
スター・ウォーズ/フォースの覚醒
2015/ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー指揮官として実写本編初登場。ジャクー村襲撃でフィンの発砲拒否を識別→スターキラー基地通路でフィンに『FN-2187』と呼びかけ→ハン・ソロ/チューバッカ/フィンの3名にブラスター脅迫されて惑星級スーパーレーザー砲のシールド発生装置を停止させた後ゴミ圧縮機に放り込まれる退場まで
スター・ウォーズ/最後のジェダイ
2017/ファースト・オーダー旗艦『スプレマシー』艦内で再登場。フィン/ローズ・ティコ捕縛→艦内処刑場でフィンの公開処刑取り仕切り→BB-8 操縦 AT-ST 強行突入による処刑場崩壊→フィンと伸縮式クォータースタッフでの一騎打ち→F-11D ブラスター直撃で装甲右目部分損壊→艦内火災で崩落構造体に落下する本キャラクター・アークの直接的退場まで
名場面・名台詞
- エピソード7『フォースの覚醒』ジャクー村襲撃(2015年12月18日米国公開/冒頭):ファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー部隊を率いて惑星ジャクーのトゥアナル村に強襲し、ストームトルーパーFN-2187(後のフィン)の発砲拒否を識別マーキングする本キャラクターの実写本編初登場シーン。
- エピソード7 スターキラー基地通路 FN-2187 呼びかけ(2015年12月18日米国公開):スターキラー基地内通路でフィンと再会した本キャラクターがフィン本人を『FN-2187』と直接呼びかけ、ファースト・オーダー側からフィンの脱走を確定的に認識する場面。本キャラクターとフィンの個人的因縁が初めて画面上で明示されるカット。
- エピソード7 スターキラー基地 シールド発生装置停止(2015年12月18日米国公開):ハン・ソロ/チューバッカ/フィンの3名にブラスター脅迫された本キャラクターが、惑星級スーパーレーザー砲のシールド発生装置を停止させる場面。直後にゴミ圧縮機(trash compactor)に放り込まれる本キャラクターのエピソード7における退場カット。
- エピソード8『最後のジェダイ』『スプレマシー』艦内処刑場(2017年12月15日米国公開):ファースト・オーダー旗艦級メガ・スター・ドレッドノート『スプレマシー』艦内処刑場で、本キャラクターが捕縛したフィンの公開処刑を取り仕切る場面。直後の BB-8 操縦 AT-ST 強行突入で処刑場が崩壊し、本キャラクター・アーク終盤のクライマックスへつながる。
- エピソード8 フィンとの一騎打ち(2017年12月15日米国公開):処刑場崩壊後の艦内で、本キャラクターが伸縮式クォータースタッフを用いてフィンと一対一の白兵戦に突入する場面。続三部作で最も長尺の対人格闘戦のひとつで、本キャラクターの長身を活かしたリーチ重視の格闘スタイルが実演される。
- エピソード8 装甲右目部分損壊・最期の台詞(2017年12月15日米国公開):フィンの F-11D ブラスター直撃で本キャラクターの銀色クロミウム装甲の右目部分が損壊し、装甲下の素顔の一部が初めて画面上で露出する場面。直後に本キャラクターは『元 stormtrooper の屑め(You were always scum.)』の台詞を残し、艦内火災で崩落した構造体に落下する。
考察
- キャプテン・ファズマは、続三部作のファースト・オーダー側ビジュアル設計における『銀色クロミウム装甲+黒マント』の象徴性を担うキャラクターとして、ストームトルーパー軍団の没個性性と精鋭指揮官の固有性を一体で表現する役割を担っている。長身俳優グウェンドリン・クリスティーをフルアーマー姿で起用した点は、続三部作のキャスティング原則(HBO『ゲーム・オブ・スローンズ』ブライエニー役の威厳ある女性戦士像をシリーズ側に取り込む)を象徴する判断とも読まれる。
- 本キャラクターはフィン(FN-2187)の脱走を識別マーキングした直接的上官として描かれ、続三部作前2作を通じてフィンの『元 stormtrooper』アイデンティティ・アークの直接的対称軸として機能する。エピソード7ジャクー村襲撃の識別場面〜エピソード7スターキラー基地通路『FN-2187』呼びかけ場面〜エピソード8『スプレマシー』艦内一騎打ちまで、フィンのアークの三つの節目に本キャラクターが必ず立ち合う構造は、続三部作の脱走兵テーマの中核を成している。
- 本キャラクターのエピソード8における退場シーンは映画本編では明確な死亡描写を与えられず、装甲下の素顔の一部だけが画面上で露出する形で曖昧に処理された。グウェンドリン・クリスティー本人が公開後インタビューで生存解釈を公言している点と合わせて、本キャラクターは続三部作の主要悪役の中でも珍しい『退場演出の曖昧さ』を残したキャラクターとして位置づけられる。短編コミック『Captain Phasma』全4号(Marvel Comics 2017)と小説『Phasma』(Delilah S. Dawson 著 Del Rey 2017)でエピソード7『フォースの覚醒』ゴミ圧縮機脱出経緯が補完設定として整理されている点も特徴的である。
トリビア
- 本キャラクターを演じたグウェンドリン・クリスティー(Gwendoline Christie、1978年10月28日生、英国サセックス州出身)は身長191cm。HBOドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』2012-2019 のブライエニー・オブ・タース役で国際的に認知された後、J・J・エイブラムス監督が続三部作のファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー指揮官役にその長身と存在感を活かして起用した経緯がある。Netflix オリジナルシリーズ『ウェンズデー(Wednesday)』2022〜 ラリッサ・ウィームズ役、ティム・バートン監督起用の有名長身俳優として知られる。
- 本キャラクターの銀色クロミウム装甲は、設定上『旧共和国時代のナブー王室宇宙船船体クロミウムを再利用した』装甲とされる公式設定が、続三部作公開時に StarWars.com 公式データベースで公開された。ナブー王室宇宙船はエピソード1『ファントム・メナス』(1999年5月19日米国公開)冒頭でパドメ・アミダラが脱出に用いた銀色機体で、続三部作のファースト・オーダー側装備にプリクエル時代のナブー側装備の再利用設定を仕込む形でシリーズ全体の物語的連続性が補強された経緯がある。
- 本キャラクターのキャラクター名『ファズマ(Phasma)』は、ジョン・カーペンター監督1979年ホラー映画『ファンタズム(Phantasm)』のシルバー・スフィア(銀色球体兵器)の語感に由来するとJ・J・エイブラムス監督が公開後インタビューで言及している。続三部作の主要悪役のうち、本キャラクターは唯一の女性精鋭ストームトルーパー指揮官として設計され、ファースト・オーダー軍内の階級・性別構成の多様性を象徴する役として導入された。
より詳しいFAQ
キャプテン・ファズマはどの作品で初登場しましたか?
実写本編での初登場はJ・J・エイブラムス監督『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(The Force Awakens)』(2015年12月18日米国公開)の前半ジャクー(Jakku)村襲撃〜スターキラー基地配備パートです。本作で本キャラクターはファースト・オーダー精鋭ストームトルーパー部隊指揮官として登場し、ストームトルーパーFN-2187(後のフィン/演ジョン・ボイエガ)の発砲拒否を識別マーキングし、後のフィンのファースト・オーダー脱走の直接的契機となる役回りで描かれます。
キャプテン・ファズマを演じている俳優は誰ですか?
英国サセックス州出身の俳優グウェンドリン・クリスティー(Gwendoline Christie、1978年10月28日生)が実写エピソード7『フォースの覚醒』(2015年12月18日米国公開)およびエピソード8『最後のジェダイ』(2017年12月15日米国公開)で本キャラクターを演じています。身長191cmの長身を活かしたフルアーマー姿の存在感が起用理由として公表されており、HBOドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』2012-2019 のブライエニー・オブ・タース役で国際的に認知された俳優です。
キャプテン・ファズマはどうやって死にましたか?
ライアン・ジョンソン監督『スター・ウォーズ/最後のジェダイ(The Last Jedi)』(2017年12月15日米国公開)終盤、ファースト・オーダー旗艦『スプレマシー(Supremacy)』艦内の処刑場崩壊後にフィン(演ジョン・ボイエガ)と伸縮式クォータースタッフでの一騎打ちを展開し、フィンの F-11D ブラスター直撃で装甲右目部分が損壊した後、艦内火災で崩落した構造体に落下する形で本キャラクター・アークが閉じます。映画本編では明確な死亡描写は与えられず、最期の台詞『元 stormtrooper の屑め(You were always scum.)』を残して退場する曖昧な演出となっています。
キャプテン・ファズマの銀色アーマーは何でできていますか?
本キャラクターの銀色クロミウム調コーティング装甲は、StarWars.com 公式データベースおよび続三部作公開時の公式設定で『旧共和国時代のナブー王室宇宙船船体クロミウムを再利用した装甲』とされています。ナブー王室宇宙船はエピソード1『ファントム・メナス』(1999年5月19日米国公開)冒頭でパドメ・アミダラが脱出に用いた銀色機体で、続三部作のファースト・オーダー側装備にプリクエル時代のナブー側装備の再利用設定を仕込む形でシリーズ全体の物語的連続性が補強された経緯があります。鏡面反射する装甲はファースト・オーダー軍内で本キャラクター唯一の装備として描かれます。
キャプテン・ファズマとフィンの関係は?
フィン(FN-2187/演ジョン・ボイエガ)は本キャラクター直率の精鋭ストームトルーパー部隊に所属していたファースト・オーダー脱走兵で、本キャラクターはその直接的上官にあたります。エピソード7『フォースの覚醒』ジャクー村襲撃でFN-2187の発砲拒否を本キャラクターが識別マーキングしたことがフィンのファースト・オーダー脱走の直接的契機となり、エピソード7後半のスターキラー基地通路で本キャラクターはフィンを『FN-2187』と直接呼んで素性を確認します。エピソード8『最後のジェダイ』『スプレマシー』艦内では一騎打ちの末に本キャラクター・アークの直接的退場の引き金となる対戦相手として再対決します。
キャプテン・ファズマはエピソード9に登場しますか?
本キャラクターはJ・J・エイブラムス監督『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(The Rise of Skywalker)』(2019年12月20日米国公開)には本編登場しません。続三部作の精鋭ストームトルーパー指揮官の系譜は『最後のジェダイ』(2017年12月15日米国公開)の本キャラクター退場をもって続三部作の物語線から離脱します。演者のグウェンドリン・クリスティーは『最後のジェダイ』公開後のインタビューで『キャプテン・ファズマがあの瞬間に死んだとは思っていない』旨を公言していますが、実写本編での再登場は実現していません。
キャプテン・ファズマはどの順番で観るのが良いですか?
公開順(製作順)で観る場合はエピソード7『フォースの覚醒』(2015年12月18日米国公開)→エピソード8『最後のジェダイ』(2017年12月15日米国公開)の2作で本キャラクター本編アークは完結します。続三部作全体の物語との関係でフォローしたい場合は、続けてエピソード9『スカイウォーカーの夜明け』(2019年12月20日米国公開/本キャラクターは本編不登場)を視聴することで、フィン(演ジョン・ボイエガ)の『元 stormtrooper』アークがどのように決着するかまで確認できます。補完メディアまで追う場合は短編コミック『Captain Phasma』全4号(Marvel Comics 2017)と小説『Phasma』(Delilah S. Dawson 著 Del Rey 2017)でエピソード7とエピソード8の間の脱出経緯が補完設定として整理されています。
出典
キャプテン・ファズマはどの作品から見る?
エピソード7 / フォースの覚醒が最初の登場作品です。
キャプテン・ファズマの関連人物は?
フィン、ハックス、カイロ・レン、ハン・ソロ、ローズ。
キャプテン・ファズマと一緒に覚える用語は?
ジェダイ、フォース、パダワン、ジェダイ・マスター。