念 / 念能力
携帯する他人の運命(シャルナーク=リュウセイの能力)
携帯する他人の運命は、幻影旅団のシャルナーク=リュウセイが使った操作系の念能力。アンテナを刺した相手を携帯電話で遠隔から操り、自動操作の状態に置くこともできる。
携帯する他人の運命(ブラックボイス)は、幻影旅団のシャルナーク=リュウセイが用いた操作系の念能力である。専用のアンテナを対象へ刺し込むと、その相手の意識と行動をそっくり掌握できる。刺す位置は首の後ろが多い。操作は距離を取ったまま専用の携帯電話で行い、支配はアンテナが抜かれるか対象が死ぬまで続いた。
運用は道具と一体になっている。シャルナークは戦いの場に実物のアンテナを携え、同時に操れる人数は2人まで、その1枠を自分自身へ充てることもできた。命令を与えて自動操作の状態に置けば、本人が直接介入しなくても対象は指示どおりに動き続ける。一方で能力の行使はコウモリ型の携帯電話を介してしか成立しない。

携帯する他人の運命(シャルナーク=リュウセイの能力)の使い手 シャルナーク=リュウセイ 引用『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

携帯する他人の運命を使うシャルナーク

幻影旅団と行動するシャルナーク

シャルナークを含む幻影旅団
基本情報
| 使用者・能力者 | シャルナーク=リュウセイ。幻影旅団の団員で、正規の手続きでハンター証を得たハンターでもある。天空闘技場でのヒソカ=モロとの死闘では、能力を預かったクロロ=ルシルフルがこれを使った。 |
|---|---|
| 念系統 | 操作系。使い手のシャルナークは放出系寄りの操作系と位置づけられ、作中で見せた念の技法は纏と発に限られる。 |
| 効果・作用 | アンテナを刺した相手の意識と行動を完全に掌握し、携帯電話越しに遠隔から操る。自動操作の状態に置いた対象は、シャルナークが直接介入しなくても命令どおりに動き続ける。アンテナを自分へ刺した場合は、身体能力が大きく上がる。 |
| 発動条件・制約 | 実物のアンテナを対象へ刺すことが前提で、操作はコウモリ型の携帯電話を介してのみ行える。同時に操れるのは2人までで、その枠には自分自身も数えられる。支配はアンテナが抜かれるか、対象が死亡した時点で終わる。 |
能力の概要
シャルナークが作中で見せた念の技法は纏と発だけで、その発にあたるのがこの能力である。表記は「携帯する他人の運命」、読みは「ブラックボイス」。手元の端末が他人の行き先を決めるという名のとおり、遠隔からの支配を主眼に置く。
使い手のシャルナークは流星街の生まれで、身元をたどれる記録がどこにも残っていない。幻影旅団の団員でありながら、正規の手続きでハンター証を取得したハンターでもあった。この能力も単騎の決闘より、旅団が集団で動く襲撃や人手の要る場面で働いている。
仕組みと効果
アンテナを刺された者は、思考も動作もシャルナークの意のままになる。本人は間合いの外に立ったまま携帯電話で指示を送れる。支配が切れるのは、アンテナを抜かれたときか対象が死んだときである。セメタリービル周辺での虐殺では、シャルナークはパクノダと組んで一人を盾に使い、別の一人をこの能力で操った。操っていた相手を倒されると、代わりを探す羽目になったとこぼしている。
もう一つの使い方が自動操作モードで、命令を受けた対象はシャルナークが直接手を下さなくても、その指示どおりに動き続ける。旅団が競売を乗っ取り、コルトピ=タノフメールの能力で作った複製品を仕切り直しの競売にかけた際は、競売人へこの能力を使い、のちに自動操作の状態へ置いたまま進行させた。自動操作モードは作中で正式な名称が示されておらず、働きを指す説明上の呼び名である。
発動条件・制約・弱点
発動には実物のアンテナが要り、シャルナークは戦いの場へそれを持参した。同時に操れるのは2人までで、この枠には自分自身も数えられる。自分にアンテナを刺したときは他者への干渉ではなく、自身の身体能力を大きく押し上げる働きに変わる。
最も大きい弱点は端末への依存である。能力の行使はコウモリ型の携帯電話を通してしか成立せず、アンテナと端末のどちらを欠いても操作は始まらない。シャルナークはクロロ=ルシルフルとヒソカ=モロの死闘に備え、能力と携帯電話、アンテナをまとめてクロロへ預けた。そのためヒソカの素早い攻撃を受けたときは念能力に手が届かず、そのまま討たれている。
作中での使用と使い手の交代
シャルナークの念系統が操作系と示される箇所として、単行本第11巻・第102話が挙げられる。あわせて展覧会の資料では、放出系へ寄った操作系という位置づけも示されている。遠隔から相手を動かす能力の性格は、この位置づけと重なる。
使い手が替わった例もある。単行本第34巻・第351話では、天空闘技場でのヒソカ=モロとの死闘でクロロ=ルシルフルがこの能力を用いる。決着後、シャルナークはコルトピ=タノフメール、マチ=コマチネとともにヒソカの死体を囲み、死亡を確かめた。
発動条件・効果・制約をつなぐ
携帯する他人の運命(シャルナーク=リュウセイの能力)の情報を整理する第一歩は、結論だけを抜き出さないことである。念能力は名称や威力だけで評価せず、使用者、系統、発動条件、対象、代価、解除条件を一続きの仕組みとして読む必要がある。
基本情報のうち「使用者・能力者」は、シャルナーク=リュウセイ。幻影旅団の団員で、正規の手続きでハンター証を得たハンターでもある。天空闘技場でのヒソカ=モロとの死闘では、能力を預かったクロロ=ルシルフルがこれを使った。これに対して「念系統」は、操作系。使い手のシャルナークは放出系寄りの操作系と位置づけられ、作中で見せた念の技法は纏と発に限られる。二つを同じ表へ置くことで、前提と結果を取り違えずに読める。
基本情報のうち「念系統」は、操作系。使い手のシャルナークは放出系寄りの操作系と位置づけられ、作中で見せた念の技法は纏と発に限られる。これに対して「効果・作用」は、アンテナを刺した相手の意識と行動を完全に掌握し、携帯電話越しに遠隔から操る。自動操作の状態に置いた対象は、シャルナークが直接介入しなくても命令どおりに動き続ける。アンテナを自分へ刺した場合は、身体能力が大きく上がる。この組み合わせは、名称だけでは分からない作中での役割を捉える手掛かりになる。
基本情報のうち「効果・作用」は、アンテナを刺した相手の意識と行動を完全に掌握し、携帯電話越しに遠隔から操る。自動操作の状態に置いた対象は、シャルナークが直接介入しなくても命令どおりに動き続ける。アンテナを自分へ刺した場合は、身体能力が大きく上がる。これに対して「発動条件・制約」は、実物のアンテナを対象へ刺すことが前提で、操作はコウモリ型の携帯電話を介してのみ行える。同時に操れるのは2人までで、その枠には自分自身も数えられる。支配はアンテナが抜かれるか、対象が死亡した時点で終わる。一方だけを強調すると項目の働きを過大または過小に評価しやすいため、両方を照合したい。
基本情報のうち「発動条件・制約」は、実物のアンテナを対象へ刺すことが前提で、操作はコウモリ型の携帯電話を介してのみ行える。同時に操れるのは2人までで、その枠には自分自身も数えられる。支配はアンテナが抜かれるか、対象が死亡した時点で終わる。これに対して「使用者・能力者」は、シャルナーク=リュウセイ。幻影旅団の団員で、正規の手続きでハンター証を得たハンターでもある。天空闘技場でのヒソカ=モロとの死闘では、能力を預かったクロロ=ルシルフルがこれを使った。一方だけを強調すると項目の働きを過大または過小に評価しやすいため、両方を照合したい。