ワルプルギスの夜は本作で暁美ほむらの時間遡行が指向するシリーズ最強の魔女で、見滝原市を襲来する終末的存在として描かれる。性質は『舞台装置の魔女』で『この世の全てを戯曲(劇)に変えるまで世界を回り続ける』と設定される。結界を持たず実空間に逆さまの巨人として降臨する例外的な魔女で、第12話「わたしの、最高の友達」で見滝原市を破壊する圧倒的脅威として登場する。第10話「もう誰にも頼らない」でほむらが何度も時間遡行を繰り返してきた真の目的が『この魔女からまどかを守ること』だったと開示されることで、シリーズの構造そのものを書き換える鍵となる。
性質と能力 — 舞台装置の魔女
公式設定では『性質=舞台装置の魔女』『本名=不明』とされ、ヨーロッパの春祭り『ヴァルプルギスの夜(4月30日〜5月1日)』に由来する名前が通称として与えられている。結界を持たず実空間に逆さまの巨人として降臨し、笑い声と共に都市を破壊する。圧倒的なエネルギー量を持ち、第10話のほむら独白では『1人で挑むには絶望的すぎる相手』として描かれる。
ほむらの動機 — 時間遡行の終着点
第10話「もう誰にも頼らない」で、ほむらが何度も時間遡行を繰り返してきた真の目的が『ワルプルギスの夜からまどかを守ること』だったと開示される。1周目では病弱だったほむらが眼鏡を外したまどかにマミと共に救われ、最終的に2人が魔女化する未来を見たことが契約の原点。以降ほむらは何度も時間軸を遡り、最強の魔女を倒し、なおまどかをキュゥべえと契約させない世界を求め続けるが、その努力自体がまどかの因果率を膨張させ最強の魔法少女に育て上げてしまうという皮肉な構造になっている。
最終話での決着 — まどかの願い
第12話でほむらは限界に近いまま単独でワルプルギスの夜と戦い、決定打を与えられず瀕死に陥る。そこでまどかが『すべての魔女を、生まれる前に消し去りたい。全ての宇宙、過去と未来の全ての魔女を、この手で』と願って契約。円環の理が誕生し、ワルプルギスの夜を含むすべての魔女がそもそも存在しない歴史へと世界が書き換えられる。
新作劇場版『[ワルプルギスの廻天]』との関係
2025-2026年公開予定の新作劇場版『魔法少女まどか☆マギカ [ワルプルギスの廻天]』のタイトルは、TV版のこの魔女の名を冠している。[新編]叛逆の物語のラストでほむらが書き換えた世界を起点に、ワルプルギスの夜と『廻天』が再びシリーズ正史を動かすと公式から告知されている。具体的内容・公開状況は2026-05時点で流動的のため、最新は公式サイトを参照のこと。
関連ページ
魔女(分類)、暁美ほむら(時間遡行で挑む者)、円環の理(これによって魔女自体が歴史から消去される)、[ワルプルギスの廻天](新作劇場版) を併読。
ワルプルギスの夜 のよくある質問
本ページに頻出する質問とその回答を Q&A 形式でまとめる。各回答は本文の該当セクションをコンパクトに再述したもの。
『舞台装置の魔女』とは?
公式設定上の性質。世界を戯曲(劇)に変えるまで回り続けるという設定で、結界を持たず実空間に降臨する例外的な魔女。
本名は?
公式設定で『不明』。『ワルプルギスの夜』はあくまで通称。
なぜほむらは1人で挑む?
杏子は第9話でさやかと心中、マミは第3話で死亡、さやかは第8話で魔女化済みで、戦力がほむら1人しか残らないため。
元ネタは?
ヨーロッパの春祭り『ヴァルプルギスの夜(Walpurgisnacht)』。4月30日〜5月1日の夜に魔女たちがブロッケン山に集まって祝祭を開く伝承から。
新作劇場版『[ワルプルギスの廻天]』との関係は?
タイトルにこの魔女の名を冠し、[新編]叛逆以降の世界での再襲来を扱うと公式から告知されている。公開状況は2026-05時点で流動的。最新は公式サイトを参照。
本ページの主な参考資料
本ページに記載した事実は、以下の一次情報および ja.wikipedia 各エントリを WebSearch / WebFetch で参照して記述している。記述の現状は2026年5月時点。