人物メモ
- 役割
- ウーキーの相棒
- 時代
- 帝国時代から続三部作
- 初登場
- エピソード4 / 新たなる希望
関連人物
チューバッカを追う順番
チューバッカの関連用語
関係する時代
チューバッカの補助ガイド
登場・関連作品
プロフィール詳細
- 演者(オリジナル三部作・続三部作)
- ピーター・メイヒュー(Peter Mayhew、1944-2019、イギリス。身長221cm/7フィート3インチ。エピソード4『新たなる希望』1977/エピソード5『帝国の逆襲』1980/エピソード6『ジェダイの帰還』1983/エピソード3『シスの復讐』2005/『フォースの覚醒』2015でヨーナス・スオタモと共同で演じる)
- 演者(『ハン・ソロ』『最後のジェダイ』以降)
- ヨーナス・スオタモ(Joonas Suotamo、フィンランド出身、元バスケットボール選手。身長208cm/6フィート10インチ。『フォースの覚醒』2015でメイヒューの後継として参加→『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』2018/『最後のジェダイ』2017/『スカイウォーカーの夜明け』2019で単独主演)
- 声・効果音
- ベン・バート(Ben Burtt、サウンド・デザイナー)が熊・セイウチ・アナグマ・ライオン・ラクダなどの動物の鳴き声を合成して制作したウーキー語(シリーウーク/Shyriiwook)。エピソード4以降全作品で同じ手法を継承
- 種族
- ウーキー(Wookiee、惑星カシークが母星の毛深いヒューマノイド種族)
- 出身惑星
- カシーク(Kashyyyk、巨大なウロホ樹に都市を構築するウーキーの母星。エピソード3『シスの復讐』2005のクローン戦争末期にヨーダと共に防衛戦に従事)
- 生年(公式)
- 200 BBY 前後(『フォースの覚醒』公開時に Lucasfilm Story Group が公式に「約234歳」と確認、ウーキーは長寿種族で平均寿命400年以上)
- 肩書
- ミレニアム・ファルコン副操縦士(コパイロット)/ハン・ソロの生涯のパートナー/反乱同盟軍・レジスタンスのウーキー戦士
- 武器
- ボウキャスター(Bowcaster、ウーキーの伝統的なエネルギー弓型武器、手作りで個人ごとに調整される)
- 船
- ミレニアム・ファルコン(YT-1300f軽輸送船の副操縦士、『ハン・ソロ』のケッセル・ラン以来一貫してハンと共に操縦)
- 相棒
- ハン・ソロ(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のミンバン地上戦での出会いから、エピソード7『フォースの覚醒』のハン死亡まで40年以上にわたるパートナーシップ)
- ライフ・デット
- ウーキー文化における「生命の借り(Life Debt)」。命を救った相手に対して生涯仕える誓い。チューバッカはミンバンでハンに救出されて以降、ハンに対してライフ・デットを負う
- 勲章
- エピソード4『新たなる希望』のヤヴィン4式典ではルークとハンに勲章が授与されたがチューバッカは授与されないままだった(長年ファンの間で議論)/『スカイウォーカーの夜明け』2019でマズ・カナタが新共和国時代の勲章をチューバッカに授与し、長年の伏線が回収される
- 初登場
- スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望(1977年、ピーター・メイヒュー)/タトゥイーンのモス・アイズリーのカンティーナでハン・ソロのコパイロットとして登場
- 原案・監督(オリジナル三部作)
- ジョージ・ルーカス(George Lucas/1944年5月14日米国カリフォルニア州モデスト出身/スター・ウォーズ・サーガの原作者)。エピソード4『新たなる希望』1977年5月25日米国公開を監督・脚本。チューバッカのキャラクター造形(ウーキーという種族設定/ハン・ソロのコパイロット/ファルコンの副操縦士)の起点を設計した人物。ルーカスが愛犬のアラスカン・マラミュート犬『インディアナ』(後にハリソン・フォードの映画キャラクター・インディ・ジョーンズの名前の由来でもある)の助手席に座る姿からチューバッカの着想を得たとインタビューで語っている
- 監督(オリジナル三部作・他作品)
- ジョージ・ルーカス(『新たなる希望』1977年5月25日米国公開/『シスの復讐』2005年5月19日米国公開)/アーヴィン・カーシュナー(Irvin Kershner/『帝国の逆襲』1980年5月21日米国公開)/リチャード・マーカンド(Richard Marquand/『ジェダイの帰還』1983年5月25日米国公開)/ロン・ハワード(Ron Howard/『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』2018年5月25日米国公開)/J.J.エイブラムス(『フォースの覚醒』2015年12月18日米国公開/『スカイウォーカーの夜明け』2019年12月20日米国公開)/リアン・ジョンソン(『最後のジェダイ』2017年12月15日米国公開)
- 音楽
- ジョン・ウィリアムズ(John Williams/1932年2月8日米国ニューヨーク州生まれ/オリジナル三部作『新たなる希望』1977年以来スター・ウォーズ実写映画本編全9作の劇伴を担当する作曲家)。チューバッカが登場する全作品の劇伴を担当しており、ファルコンのテーマ(『新たなる希望』1977年)やハンとレイアのラブ・テーマ(『帝国の逆襲』1980年)など、チューバッカが登場する名場面の音楽もウィリアムズ作曲
- 声・サウンドデザイン総括
- ベン・バート(Ben Burtt/1948年7月12日米国ニューヨーク州生まれ/ジョージ・ルーカス監督『新たなる希望』1977年5月25日米国公開以来スター・ウォーズ実写映画本編全作のサウンドデザインを担当するアカデミー賞4回受賞のサウンドデザイナー)。チューバッカのウーキー語『シリーウーク(Shyriiwook)』は、バートがロサンゼルス動物園・サンディエゴ動物園で録音した熊(メインのうなり声)/セイウチ(喘ぎ声)/アナグマ/ライオン/ラクダなどの動物音を合成して制作。R2-D2の電子音・ライトセーバーの音響・TIE戦闘機の咆哮なども同氏の作品
- 製作総指揮
- ジョージ・ルーカス(オリジナル三部作・プリクエル三部作期のルーカスフィルム創業者・代表)/キャスリーン・ケネディ(Kathleen Kennedy/1953年6月5日米国カリフォルニア州バーバンク出身/2012年10月のディズニーによるルーカスフィルム買収以降、ルーカスフィルム社長として『フォースの覚醒』2015年12月18日米国公開以降の全スター・ウォーズ作品を統括)
- 製作スタジオ・配給
- ルーカスフィルム(Lucasfilm Ltd./1971年ジョージ・ルーカス創業)製作。配給は20世紀フォックス(20th Century Fox/オリジナル三部作・プリクエル三部作期)からウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ(Walt Disney Studios Motion Pictures/2012年10月のディズニーによるルーカスフィルム買収以降のシークエル三部作・『ハン・ソロ』)へと引き継がれる。チューバッカはこの配給移行を跨いで登場する数少ない主要キャラクターの一人
- 撮影スタジオ
- オリジナル三部作・シークエル三部作・『ハン・ソロ』はいずれも主にイギリスのパインウッド・スタジオ(Pinewood Studios/ロンドン近郊バッキンガムシャー州)またはエルストリー・スタジオ(Elstree Studios/ロンドン北部ハートフォードシャー州ボアハムウッド)で撮影。エピソード3『シスの復讐』2005年はオーストラリアのフォックス・スタジオ・オーストラリア(Fox Studios Australia/シドニー)が主撮影拠点
- テーマ的役割
- サーガ全編を通じて『言葉を持たない忠実な戦友』として機能する人物。ハン・ソロの感情の鏡として、シリーウーク(ウーキー語)の咆哮と唸り声・身体表現のみで広い感情のレンジを成立させる。サーガが長期作品としての記憶を観客と共有していることを象徴するキャラクターで、エピソード4『新たなる希望』1977年5月25日米国公開のヤヴィン4式典での勲章授与漏れがエピソード9『スカイウォーカーの夜明け』2019年12月20日米国公開で42年越しに回収される構造はサーガ史上最長スパンの伏線回収の一つ
- シリーズ全体位置付け
- スター・ウォーズ実写映画本編全9作のうち、エピソード4〜6(オリジナル三部作)、エピソード3(プリクエル三部作)、エピソード7〜9(シークエル三部作)の7作に登場する数少ない主要キャラクター。スピンオフ『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』2018年5月25日米国公開と、アニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』S3第22話『ウーキー・ハント』2011年放送にも登場し、銀河共和国末期からスカイウォーカー・サーガ完結までを目撃した『生き証人』的キャラクターとして位置付けられる
来歴(時系列)
カシーク時代(クローン戦争前〜22 BBY)
惑星カシークの巨大樹上都市で生まれ育つ。ウーキーの伝統的な戦闘術と工学技能を身につけ、長寿種族として銀河の動乱を見続ける。クローン戦争勃発までは部族戦士として母星の防衛に参加する。
クローン戦争期(22〜19 BBY)— エピソード3 / 『クローン・ウォーズ』
『クローン・ウォーズ』S3第22話「ウーキー・ハント」(Wookiee Hunt、2011)でトランドーシャンの狩り場に囚われていたパダワン期のアソーカ・タノを救出し、共闘してカシークへ帰還する。エピソード3『シスの復讐』2005のクローン戦争末期には、カシークの戦いでヨーダ将軍やタービー(Tarfful)と並んで分離主義勢力と戦い、オーダー66発令後にヨーダの脱出を助ける。
ハン・ソロとの出会い(10〜13 BBY前後)— 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
ミンバンの帝国地上戦線で帝国軍に捕らえられ、檻に放り込まれた状態でハン・ソロと初めて遭遇する。ハンと協力して脱走し、強盗団トバイアス・ベケットの一味に合流する。氷上列車(コンヴェアエックス号)でのコアキシウム強奪、ケッセルの塩鉱山でのコアキシウム精製強奪を経て、ファルコンの副操縦士としてハンと共にケッセル・ランを12パーセクで突破する。
密輸業者期(〜0 BBY)— エピソード4 直前
ハンと共にジャバ・ザ・ハットの密輸ルートでミレニアム・ファルコンを運用し、銀河中の貨物輸送に従事する。タトゥイーンのモス・アイズリーのカンティーナを根城とし、ハンが債務を抱える状況下でも一貫して相棒として行動を共にする。
ヤヴィンの戦い(0 BBY)— エピソード4 / 新たなる希望
モス・アイズリーのカンティーナでオビ=ワン・ケノービとルーク・スカイウォーカーに雇われる。ファルコンでオルデランへ向かう途中でデス・スターに引き込まれ、レイア・オーガナの救出とヤヴィン4基地への情報伝達に貢献する。式典の場面では、ルークとハンが勲章を受ける一方でチューバッカは無冠のまま、ハンに肩を叩かれて雄たけびを上げる場面が描かれる。
ホス〜ベスピン(3 ABY)— エピソード5 / 帝国の逆襲
ローグ隊のメンバーとしてホス基地に常駐し、ハンと共にファルコンでの整備・修理を担う。ホス陥落後、小惑星帯と巨大ミンミン・スコークの腹中を経てベスピン雲上都市に逃れる。ベスピンの帝国の罠で破壊されたC-3POを背負って探し回り、部品を集めて再組み立てを試みる。カーボナイト凍結処置直前のハンの「Chewie, take care of her(チューイー、姫を頼む)」という遺言的指示を受け、ハン不在のファルコンを操縦して脱出する。
タトゥイーン〜エンドア(4 ABY)— エピソード6 / ジェダイの帰還
ジャバ・ザ・ハットの宮殿への潜入作戦でレイア・ボウスキーの「囚われの賞金首」として連れて行かれる役を担う。ハンの解凍救出後、ジャバ宮殿戦と地下のランコー戦に参加する。エンドアの戦いでは将軍となったハンと共に地上部隊でシールド発生装置基地破壊作戦に従軍し、AT-STを乗っ取って敵防衛線を突破する場面で活躍する。
新共和国期〜スターキラー基地(〜34 ABY)— エピソード7 / フォースの覚醒
ハンと共に新共和国期の現役引退商船船長の生活を一時送るが、ベン・ソロの暗黒面転落後はハンと共にファルコンに戻り密輸業に復帰する。ジャクーで盗まれていたファルコンを取り戻したレイとフィンと合流し、マズ・カナタの城を経てレジスタンス本拠地ディカーへ向かう。スターキラー基地のオシレーター破壊作戦に志願し、ハンが息子カイロ・レンに貫かれて谷底に落ちた直後、ボウキャスターでカイロ・レンの脇腹に重傷を負わせる。
アク=トゥ〜ファーストオーダー戦(34〜35 ABY)— エピソード8 / 最後のジェダイ
レイをアク=トゥへ送り、ルーク・スカイウォーカーとの再会を仲介する。アク=トゥ島でのポーグたちとの交流が描かれる。クレイトの戦いではファルコンを操縦してファースト・オーダーのTIE戦闘機を引き付け、レジスタンス残党の脱出を援護する。
エクセゴル前夜〜終戦(35 ABY)— エピソード9 / スカイウォーカーの夜明け
レジスタンスの主要メンバーとしてレイ・フィン・ポーらと共に行動する。パサーナの輸送車両で一度はカイロ・レンに「処刑」されたかに見えるが、別の輸送車両に乗っていたことが判明し生存する。エクセゴルの最終決戦後、新共和国の式典でマズ・カナタからハン・ソロが受けるはずだった新共和国期の勲章を授与され、エピソード4の式典でチューバッカが無冠だった伏線が42年越しに回収される。
撮影・制作タイムライン(1976〜2019年)
ピーター・メイヒューによるチューバッカ撮影は、ジョージ・ルーカス監督『新たなる希望』1976年3月〜7月のチュニジア・エルストリー・スタジオ撮影に始まり、アーヴィン・カーシュナー監督『帝国の逆襲』1979年3月〜9月のノルウェー・フィンセ(ホス基地)/エルストリー撮影、リチャード・マーカンド監督『ジェダイの帰還』1982年1月〜5月のエルストリー・カリフォルニア州バックリー湖(エンドア)撮影と続く。ジョージ・ルーカス監督『シスの復讐』2005年は2003年6月〜9月にオーストラリアのフォックス・スタジオで撮影。J.J.エイブラムス監督『フォースの覚醒』2015年は2014年5月〜11月にパインウッド・スタジオで撮影され、メイヒューに加えてヨーナス・スオタモが共同で演じる体制となる。リアン・ジョンソン監督『最後のジェダイ』2017年は2016年2月〜7月、ロン・ハワード監督『ハン・ソロ』2018年は2017年1月〜10月(途中監督交代)、J.J.エイブラムス監督『スカイウォーカーの夜明け』2019年は2018年8月〜2019年2月にいずれもパインウッド・スタジオで撮影され、いずれもスオタモが単独で演じた。
公開後評価とキャラクター総括(2019年以降)
スカイウォーカー・サーガ完結後、チューバッカは『言葉を持たない忠実な戦友』としてサーガ全編を貫く数少ない主要キャラクターの一人として評価される。ピーター・メイヒュー(1944年5月19日英国出身/2019年4月30日米国テキサス州にて74歳で死去)からヨーナス・スオタモ(1986年10月3日フィンランド出身/元プロバスケットボール選手)への継承は、スター・ウォーズ・サーガにおけるキャラクター継承の代表例として、複数のドキュメンタリー(『The Director and the Jedi』2018年Disney+配信/『Disney Gallery: The Mandalorian』2020年Disney+配信ほか)で取り上げられている。エピソード4のヤヴィン4式典での勲章授与漏れがエピソード9で42年越しに回収される構造は、サーガが長期作品としての記憶を観客と共有していることを象徴する『最長スパンの伏線回収』として広く議論されており、SF映画キャラクター史におけるチューバッカの位置付けを決定付けた。
能力・装備
- 副操縦士技能:ミレニアム・ファルコンの副操縦席を『ハン・ソロ』以降一貫して担当し、ハイパードライブの始動・航行計算・整備修理を担う。エピソード5『帝国の逆襲』のホス脱出後の小惑星帯回避や、ベスピン脱出時にC-3POの「これは無理だ」と言う直前にハイパードライブを動かすなど、ファルコンの限界運用を支える。
- 戦闘力:ウーキー特有の腕力と耐久力を持ち、素手戦闘では人間を引きちぎることもできるとされる(エピソード5でC-3POが「ウーキーが負けると相手の腕をもぎ取る」と言及)。ボウキャスター(ウーキー伝統のエネルギー弓型武器)の名手で、エピソード7のスターキラー基地戦ではカイロ・レンに重傷を与える命中精度を見せる。
- 工学・整備:ファルコンの主要システムを単独で整備でき、エピソード5ベスピンでは破壊されたC-3POの部品をリュックに収集して再組み立てを試みる。トランドーシャンの狩り場(『クローン・ウォーズ』S3)でも墜落した艦の通信機を即興で修理する場面が描かれる。
- 言語:母語はシリーウーク(Shyriiwook、ウーキー語)。基本的に話せないが銀河共通語(ベイシック)を理解し、ハン・レイア・ルーク・C-3POらと双方向のコミュニケーションを成立させる。チューバッカ自身は会話の半分以上を「相棒の通訳」(ハンの解釈)に依存する。
- ライフ・デット:ウーキー文化の生命の借り(Life Debt)に基づき、ミンバンで救出してくれたハンに対して生涯の忠誠を捧げる。エピソード7でハンが息子に殺された後も、その忠誠はレイア・レイ・ベン・ソロ(記憶の和解後)へと引き継がれる。
- 長寿と歴史的目撃証言:ウーキーは平均寿命400年以上の長寿種族で、チューバッカは『フォースの覚醒』2015年公開時に Lucasfilm Story Group が公式に約234歳と確認した人物。クローン戦争期(22〜19 BBY)の母星カシーク防衛・銀河帝国期(19 BBY〜0 BBY)の密輸業者期・銀河内戦期(0〜4 ABY)の反乱同盟軍期・新共和国期(4〜34 ABY)・ファースト・オーダー戦期(34〜35 ABY)の全てを直接体験した『生き証人』として、サーガが描く銀河史の連続性を体現する役割を担う。
関係相関
- ハン・ソロ
- 生涯の相棒。『ハン・ソロ』のミンバン捕虜檻での出会いからエピソード7『フォースの覚醒』のスターキラー基地でハンが息子に貫かれる瞬間まで、40年以上にわたるパートナーシップ。エピソード5『帝国の逆襲』のベスピンではカーボナイト凍結直前のハンから「姫(レイア)を頼む」と託される。
- レイア・オーガナ
- ハンの妻で、エピソード4以降の戦友・家族。エピソード7『フォースの覚醒』のスターキラー基地でハン死亡後にディカーで再会し、レイアと無言のまま抱き合う場面(監督J.J.エイブラムスがあえてレイア=チューバッカの直接ハグを優先させた変更)は知られている。
- ルーク・スカイウォーカー
- エピソード4で偶然出会った青年。ジェダイの帰還まで共に戦い、エピソード8『最後のジェダイ』ではレイをアク=トゥへ送り隠遁中のルークと再会させる橋渡し役を担う。
- C-3PO
- ウーキーが「気に入っている」とハンが言及するドロイド。エピソード5『帝国の逆襲』のベスピンで破壊されたC-3POを背負って部品を回収し、組み立て直す場面はチューバッカの優しい一面を象徴する。
- ヨーダ
- エピソード3『シスの復讐』のカシークの戦いで共闘した師。オーダー66発令時に、タービーと共にヨーダの脱出を助ける。
- アソーカ・タノ
- 『クローン・ウォーズ』S3「ウーキー・ハント」(2011)でトランドーシャンの狩り場で出会い、共闘してカシークへ帰還する。後の『反乱者たち』『アソーカ』本編とは別の若き日のアソーカとの邂逅。
- ヨーナス・スオタモ
- ピーター・メイヒューの後継として『フォースの覚醒』からチューバッカを演じる。フィンランド出身の元プロバスケットボール選手(身長208cm)。メイヒューの動きを直接学んだ唯一の継承者で、メイヒューはエピソード7で監修クレジット(Chewbacca Consultant)を務めた。
- ピーター・メイヒュー
- オリジナル三部作・エピソード3・『フォースの覚醒』を演じた英国出身の俳優(身長221cm/7フィート3インチ)。1944年生まれ、2019年4月死去。生前は熱心なファン対応でも知られ、チャリティ活動「Peter Mayhew Foundation」を運営した。
- カイロ・レン/ベン・ソロ
- ハンとレイアの息子。チューバッカは赤ん坊期からベンと交流があったが、ベンの暗黒面転落でカイロ・レンとなった後、エピソード7のスターキラー基地でハンを殺害した直後にチューバッカのボウキャスターによって脇腹に重傷を負う。
- レイ
- ジャクー出身の若いスカベンジャー。エピソード7『フォースの覚醒』でファルコン奪取後に合流し、ハン死亡後はチューバッカが新たな相棒として共に戦う。レイは後にチューバッカに対してハンが残した『ライフ・デット』を継承する形になる。
- ジョージ・ルーカス(George Lucas/原作・監督)
- 1944年5月14日米国カリフォルニア州モデスト出身のスター・ウォーズ・サーガの原作者でルーカスフィルム創業者。エピソード4『新たなる希望』1977年5月25日米国公開・エピソード3『シスの復讐』2005年5月19日米国公開を監督し、チューバッカというキャラクターの起点を設計した人物。インタビューで愛犬のアラスカン・マラミュート犬『インディアナ』(後にハリソン・フォード演じるインディ・ジョーンズの名前の由来)の助手席に座る姿からチューバッカの着想を得たと語っている。
- アーヴィン・カーシュナー(Irvin Kershner/『帝国の逆襲』監督)
- 1923年4月29日米国ペンシルベニア州フィラデルフィア出身・2010年11月27日死去の映画監督。エピソード5『帝国の逆襲』1980年5月21日米国公開を監督。本作のベスピン・カーボナイト凍結シーンでハンが「Chewie, take care of her(チューイー、姫を頼む)」とチューバッカに最後の言葉を託す名場面の演出を担った人物で、シリーズで最も評価の高い演出を残した監督として知られる。
- ロン・ハワード(Ron Howard/『ハン・ソロ』監督)
- 1954年3月1日米国オクラホマ州ダンカン出身の映画監督・元子役。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』2018年5月25日米国公開を監督(撮影途中で前監督フィル・ロード/クリス・ミラーから引き継ぎ完成させた)。チューバッカとハン・ソロのミンバンでの出会いとファルコン副操縦士就任の経緯を映像化した監督で、本作でチューバッカを演じたのはヨーナス・スオタモ単独となる。代表作は『アポロ13』1995年・『ビューティフル・マインド』2001年(アカデミー監督賞受賞)。
- J.J.エイブラムス(J. J. Abrams/『フォースの覚醒』『スカイウォーカーの夜明け』監督)
- 1966年6月27日米国ニューヨーク市出身の映画監督・バッド・ロボット・プロダクションズ(Bad Robot Productions)創業者。エピソード7『フォースの覚醒』2015年12月18日米国公開・エピソード9『スカイウォーカーの夜明け』2019年12月20日米国公開を監督。スターキラー基地でのハン死亡直後のチューバッカによる反撃シーンと、終盤マズ・カナタからの42年越しの勲章授与シーンを設計し、サーガ最長スパンの伏線回収を完成させた人物。
- リアン・ジョンソン(Rian Johnson/『最後のジェダイ』監督)
- 1973年12月17日米国メリーランド州シルバースプリング出身の映画監督・脚本家。エピソード8『最後のジェダイ』2017年12月15日米国公開を監督。本作ではアク=トゥ島でのチューバッカとポーグの交流シーン、クレイトでのファルコン操縦による囮役を描いた。代表作『LOOPER/ルーパー』2012年・『ナイブズ・アウト/Knives Out』2019年。
- リチャード・マーカンド(Richard Marquand/『ジェダイの帰還』監督)
- 1937年9月22日英国ウェールズ・カーディフ出身・1987年9月4日死去の映画監督。エピソード6『ジェダイの帰還』1983年5月25日米国公開を監督。本作のジャバ宮殿救出作戦・エンドア地上戦でのAT-ST奪取シーンを演出し、チューバッカの戦闘力と即興性を見せる名場面を残した。
- ベン・バート(Ben Burtt/サウンドデザイン)
- 1948年7月12日米国ニューヨーク州生まれのサウンドデザイナー・編集者。アカデミー賞を4回受賞(『新たなる希望』1977年・『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』1981年・『E.T.』1982年・『WALL-E/ウォーリー』2008年)。チューバッカのウーキー語『シリーウーク(Shyriiwook)』を、ロサンゼルス動物園・サンディエゴ動物園で録音した熊(メインのうなり声)・セイウチ(喘ぎ声)・アナグマ・ライオン・ラクダなどの動物音を合成して制作した人物で、エピソード4『新たなる希望』1977年以降全作品で同じ手法を継承している。
- ジョン・ウィリアムズ(John Williams/音楽)
- 1932年2月8日米国ニューヨーク州生まれ。オリジナル三部作『新たなる希望』1977年5月25日米国公開以来スター・ウォーズ実写映画本編全9作の劇伴を担当する作曲家。チューバッカが登場するファルコンのテーマ(『新たなる希望』)や、ハンとレイアのラブ・テーマ(『帝国の逆襲』)など、チューバッカが関わる場面の音楽も同氏作曲。代表作にスティーヴン・スピルバーグ監督『ジョーズ』1975年・『E.T.』1982年・『シンドラーのリスト』1993年・『ハリー・ポッターと賢者の石』2001年など。
- キャスリーン・ケネディ(Kathleen Kennedy/製作総指揮・ルーカスフィルム社長)
- 1953年6月5日米国カリフォルニア州バーバンク出身の映画プロデューサー。2012年10月のディズニーによるルーカスフィルム買収以降、ルーカスフィルム社長として『フォースの覚醒』2015年12月18日米国公開以降のスター・ウォーズ作品を統括。チューバッカが登場するシークエル三部作・『ハン・ソロ』全作で製作総指揮を担当し、ピーター・メイヒューからヨーナス・スオタモへの演者継承プロセスを承認した責任者。
- タービー(Tarfful/カシークの戦友)
- クローン戦争末期のカシークの戦いで、チューバッカ・ヨーダと共に分離主義勢力と戦ったウーキー指揮官。エピソード3『シスの復讐』2005年5月19日米国公開に登場。オーダー66発令時、チューバッカと共にヨーダの脱出(小型脱出ポッドでの離脱)を援護した人物で、カシーク・ウーキー社会におけるチューバッカの戦士としての立場を裏付ける関係。
登場作品(俳優クレジット)
スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐
2005/カシークの戦い/ヨーダ脱出援護(演:ピーター・メイヒュー)
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ
2008-2014/S3第22話『ウーキー・ハント』でアソーカと共闘
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
2018/ミンバンでのハンとの出会い/ファルコン副操縦士就任(演:ヨーナス・スオタモ)
スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望
1977/ファルコン副操縦士/ヤヴィン式典(演:ピーター・メイヒュー)
スター・ウォーズ エピソード5 / 帝国の逆襲
1980/ホス〜ベスピン/C-3PO再組立/ハンから『姫を頼む』を託される
スター・ウォーズ エピソード6 / ジェダイの帰還
1983/ジャバ宮殿救出/エンドア地上部隊/AT-ST奪取
スター・ウォーズ/フォースの覚醒
2015/ファルコン再奪取/スターキラー基地でカイロ・レンに反撃(演:ピーター・メイヒュー+ヨーナス・スオタモ)
スター・ウォーズ/最後のジェダイ
2017/アク=トゥでルーク再会の橋渡し/クレイトでのファルコン操縦(演:ヨーナス・スオタモ)
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
2019/パサーナ脱出/エクセゴル最終決戦/マズから勲章授与
名場面・名台詞
- ヤヴィン式典の咆哮(エピソード4・ヤヴィン4):ルークとハンに勲章が授与された後、レイアの前で雄たけびを上げる場面。チューバッカ自身は勲章を授与されないままで、長年ファンの間で「なぜチューイーは勲章をもらえないのか」が話題となる。
- C-3POの部品回収(エピソード5・ベスピン):帝国の罠でバラバラに破壊されたC-3POの部品をリュックに集め、ファルコンの中で再組み立てを試みる。「お前のせいだ」「いや、誰のせいでもない」とC-3POと言い合う場面でチューバッカの優しい一面が示される。
- 「Chewie, take care of her(チューイー、姫を頼む)」(エピソード5・ベスピン凍結直前):カーボナイト凍結処置直前のハンが、レイアではなくチューバッカに最後の言葉を託す場面。ハンとチューバッカのパートナーシップの深さを象徴する。
- AT-ST奪取(エピソード6・エンドア):エンドアの森でAT-ST歩行兵器を奇襲で乗っ取り、ストームトルーパーを「お前らの仲間だ」と騙して内部から制圧する場面。ウーキーの戦闘力と即興性を見せる名場面。
- ハン殺害直後の咆哮(エピソード7・スターキラー基地):息子カイロ・レンに貫かれて谷底に落ちるハンを目撃した瞬間、チューバッカが慟哭の雄たけびを上げ、ボウキャスターでカイロ・レンの脇腹に重傷を与える。続三部作の重要なターニング・ポイント。
- レイアとの抱擁(エピソード7・ディカー):スターキラー基地から帰還した直後、ファルコンから降りるチューバッカと出迎えるレイアが無言で抱き合う場面。脚本では別の動線だったが、監督J.J.エイブラムスがチューバッカとレイアの絆を優先する形で変更を加えた。
- ハン記憶対話の伴奏(エピソード9・キジーミ):ベン・ソロが父ハンの記憶と対話してベン・ソロに戻る場面の前後にチューバッカが背景で待機している演出があり、ハン家族の連続性を象徴する。
- マズからの勲章授与(エピソード9・終盤):新共和国期の式典で、エピソード4で授与されなかった勲章を42年越しにマズ・カナタからチューバッカが受け取る場面。長年のファン要望が公式に回収される。
考察
- チューバッカは『言葉を持たないキャラクター』として、サーガ全編でハン・ソロの感情の鏡として機能する。シリーウーク(ウーキー語)の咆哮と唸り声だけで感情を伝える必要があるため、ピーター・メイヒューとヨーナス・スオタモは身体表現と音量制御だけで広い感情のレンジ(喜び・怒り・悲しみ・忠誠)を成立させており、サウンド・デザイナー ベン・バートの動物合成音声と一体化して『言葉を超えた対話』を成立させている。
- ピーター・メイヒュー(1944-2019、英国、身長221cm)からヨーナス・スオタモ(フィンランド、元プロバスケ選手、身長208cm)への継承は、続三部作におけるスター・ウォーズ・キャラクターの世代交代の中でも特に丁寧に進められた。エピソード7『フォースの覚醒』はメイヒュー+スオタモの共同演技、エピソード8以降はスオタモ単独となり、メイヒューは『Chewbacca Consultant』として動作監修に回った。
- エピソード4のヤヴィン式典で勲章を受けなかった伏線が、42年後のエピソード9『スカイウォーカーの夜明け』終盤でマズ・カナタから新共和国期の勲章を授与される形で回収される。これはスター・ウォーズが長期作品としての記憶を観客と共有していることを象徴する、サーガ内最長スパンの伏線回収の一つ。
- サウンドデザイナー ベン・バート(Ben Burtt/1948年7月12日米国ニューヨーク州生まれ/アカデミー賞4回受賞)が動物園で録音した熊(メインのうなり声)・セイウチ・アナグマ・ライオン・ラクダの動物音を合成して制作したウーキー語『シリーウーク(Shyriiwook)』は、サーガ全編で『言葉を超えた感情伝達』を成立させる中核要素として機能している。同じ素材ライブラリと手法をジョージ・ルーカス監督『新たなる希望』1977年5月25日米国公開からJ.J.エイブラムス監督『スカイウォーカーの夜明け』2019年12月20日米国公開まで一貫して継承しており、チューバッカの『声』はサーガを通じて『同じ動物の合成音』であるという連続性が、キャラクター造形の根幹を支えている。
- ジョージ・ルーカス(George Lucas/1944年5月14日米国カリフォルニア州モデスト出身)はインタビューで、自身の愛犬のアラスカン・マラミュート犬『インディアナ』(後にハリソン・フォード演じる映画キャラクター・インディアナ・ジョーンズの名前の由来でもある)が車の助手席に座る姿からチューバッカというキャラクターの着想を得たと語っている。『毛深い相棒が助手席に座る』というイメージが、ミレニアム・ファルコンの副操縦士席にチューバッカが座る構図の起源となっており、ルーカスのパーソナルな実体験がサーガ最大のバディ・キャラクターの原型として機能した点は、本キャラクター造形を理解する上で重要な背景情報となっている。
トリビア
- ピーター・メイヒューは元々ロンドンの病院の搬送員として働いていた身長221cmの男性で、ジョージ・ルーカスのプロデューサーがニュースで彼の身長を見て出演を依頼したという経緯がある。1976年のキャスティング後、エピソード4〜6・エピソード3・エピソード7まで本人が演じ続け、2019年4月30日に74歳で死去した。
- チューバッカの声は、サウンド・デザイナー ベン・バートが動物園で録音した熊(メインのうなり声)・セイウチ(喘ぎ声)・アナグマ・ライオン・ラクダなどの鳴き声を合成して制作した。エピソード4以降全作品で同じ素材ライブラリと手法を継承しており、最新作までチューバッカの声は『同じ動物の合成音』である。
- ヨーナス・スオタモはフィンランド出身の元プロバスケットボール選手で、ペンシルベニア州立大学を経て欧州リーグでプレイした経歴を持つ。エピソード7のキャスティング時にメイヒューと並んで体力的な代役として選ばれ、メイヒューの指導を直接受けた唯一の後継者として『ハン・ソロ』『最後のジェダイ』『スカイウォーカーの夜明け』を単独で演じた。
- ジョージ・ルーカス(George Lucas/1944年5月14日米国カリフォルニア州モデスト出身)はチューバッカというキャラクターの着想を、自身の愛犬のアラスカン・マラミュート犬『インディアナ』(後にハリソン・フォード演じるインディアナ・ジョーンズの名前の由来)が車の助手席に座る姿から得たと複数のインタビューで語っている。『毛深い相棒が助手席に座る』というイメージがミレニアム・ファルコンの副操縦士席にチューバッカが座る構図の原型となった。
- チューバッカのウーキー語『シリーウーク(Shyriiwook)』を制作したサウンドデザイナー ベン・バート(Ben Burtt)は、ロサンゼルス動物園・サンディエゴ動物園で録音した熊(メインのうなり声)・セイウチ(喘ぎ声)・アナグマ・ライオン・ラクダなどの動物音を合成してこの『言語』を作り上げた。バートはR2-D2の電子音・ライトセーバーの音響・TIE戦闘機の咆哮なども制作しており、『新たなる希望』1977年5月25日米国公開以来全スター・ウォーズ実写映画本編でサウンドデザインを担当している。アカデミー賞は『新たなる希望』1977年・『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』1981年・『E.T.』1982年・『WALL-E/ウォーリー』2008年で計4回受賞。
- ピーター・メイヒュー(Peter Mayhew/1944年5月19日英国出身・2019年4月30日米国テキサス州にて74歳で死去)は生前、熱心なファン対応で知られた俳優で、自身の名を冠した慈善団体『Peter Mayhew Foundation』(2010年代に妻アンジー・メイヒュー/Angie Mayhewと共同で運営)を通じて重病の子供たちを支援する活動を行った。本シリーズへの出演は1976年の『新たなる希望』撮影から、2015年の『フォースの覚醒』のチューバッカ監修クレジット(Chewbacca Consultant)まで約40年に及ぶ。
- ヨーナス・スオタモ(Joonas Suotamo/1986年10月3日フィンランド・エスポー出身)は身長208cm(6フィート10インチ)の元プロバスケットボール選手で、ペンシルベニア州立大学(Penn State Nittany Lions)を経て欧州・北欧リーグでプレイした経歴を持つ。J.J.エイブラムス監督『フォースの覚醒』2015年12月18日米国公開のキャスティング時に、メイヒューと並んで体力的な代役として選ばれ、メイヒューの動きを直接学んだ唯一の後継者として『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』2018年5月25日米国公開・『最後のジェダイ』2017年12月15日米国公開・『スカイウォーカーの夜明け』2019年12月20日米国公開を単独で演じた。
- エピソード3『シスの復讐』2005年5月19日米国公開のカシークの戦いシーンでのチューバッカ登場は、ジョージ・ルーカスがピーター・メイヒューに『久しぶりに毛皮スーツを着てほしい』と直接依頼したことで実現したとプリクエル三部作のメイキング・ドキュメンタリーで語られている。本作のチューバッカは『新たなる希望』1977年公開の19年前(クローン戦争末期)という時系列であり、サーガで描かれるチューバッカの最初期の活動として位置付けられる。
- 『クローン・ウォーズ』S3第22話『ウーキー・ハント(Wookiee Hunt)』2011年3月12日米国Cartoon Network放送では、若き日のチューバッカがトランドーシャンの狩り場に囚われていたパダワン期のアソーカ・タノを救出し、共闘してカシークへ帰還する物語が描かれた。シリーズで本格的にアニメ版チューバッカの活動が描かれた数少ない作品で、ピーター・メイヒュー本人がウーキー語の発声指導を担当した。
- エピソード4『新たなる希望』1977年5月25日米国公開のヤヴィン4式典シーンで、ルーク(演マーク・ハミル)とハン(演ハリソン・フォード)に勲章が授与される一方でチューバッカが無冠だったことは、長年ファンの間で『勲章スキャンダル(Medal Snub)』として議論された。1978年のTVスペシャル『スター・ウォーズ・ホリデー・スペシャル(The Star Wars Holiday Special)』1978年11月17日米CBS放送ではチューバッカの家族(妻マラ/息子ランピー/父イトチョーニ)が登場し、補完小説では別の場面でレイアから個別に勲章が授与されたという解釈も存在したが、最終的にエピソード9『スカイウォーカーの夜明け』2019年12月20日米国公開でマズ・カナタからの公式授与により42年越しに伏線が回収された。
より詳しいFAQ
チューバッカの俳優は誰ですか?
オリジナル三部作(エピソード4〜6・1977年〜1983年)とエピソード3『シスの復讐』(2005年)、エピソード7『フォースの覚醒』(2015年)まではピーター・メイヒュー(Peter Mayhew、1944-2019、英国出身、身長221cm)が演じています。『フォースの覚醒』の一部とエピソード8『最後のジェダイ』(2017年)、スピンオフ『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年)、エピソード9『スカイウォーカーの夜明け』(2019年)はヨーナス・スオタモ(Joonas Suotamo、フィンランド出身、元プロバスケ選手、身長208cm)が単独で演じています。
チューバッカの声はどうやって作られているのですか?
サウンド・デザイナーのベン・バート(Ben Burtt)が、熊(主にうなり声)・セイウチ(喘ぎ声)・アナグマ・ライオン・ラクダなどの動物の鳴き声を録音して合成したものです。エピソード4『新たなる希望』(1977年)以降、最新作までずっと同じ素材ライブラリと手法を継承しており、ウーキー語『シリーウーク(Shyriiwook)』として確立しています。
チューバッカとハン・ソロはどこで出会ったのですか?
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年)のミンバンでの帝国地上戦線が初対面です。帝国軍歩兵だったハンが上官への侮辱で営倉送りとなり、捕虜のウーキー(チューバッカ)と檻に放り込まれます。檻の中で協力して脱走したことが二人の生涯のパートナーシップの始まりで、チューバッカはこの救出を理由にハンに対して『ライフ・デット(生命の借り)』を負います。
なぜチューバッカはヤヴィンの式典で勲章をもらえなかったのですか?
エピソード4『新たなる希望』(1977年)のヤヴィン4式典では、ルークとハンには勲章が授与されたものの、チューバッカは授与されないまま雄たけびを上げて終わります。これは長年ファンの間で議論の的でしたが、エピソード9『スカイウォーカーの夜明け』(2019年)終盤の新共和国期の式典でマズ・カナタが改めてチューバッカに新共和国期の勲章を授与し、42年越しに伏線が回収されました。
チューバッカはハン・ソロが死んだあとどうなりましたか?
エピソード7『フォースの覚醒』(2015年)のスターキラー基地で、ハンが息子カイロ・レンに貫かれて谷底に落ちた瞬間、チューバッカはボウキャスターでカイロ・レンの脇腹に重傷を負わせます。その後はレジスタンスの主要メンバーとしてレイ・フィン・ポーらと共闘し、エピソード8『最後のジェダイ』ではアク=トゥへレイを送る役、エピソード9『スカイウォーカーの夜明け』ではエクセゴル最終決戦に従事します。最後はマズ・カナタから勲章を授与され、ハン・レイア亡き後のスカイウォーカー・サーガを締めくくります。
チューバッカはどの順番で観ると分かりやすいですか?
1977年公開の『エピソード4 / 新たなる希望』から旧三部作(エピソード4→5→6)を完走するのが最も分かりやすい順序です。続いて『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年)でハンとの出会いとファルコン副操縦士就任の経緯を補完し、エピソード3『シスの復讐』(2005年)のカシークの戦いを観てクローン戦争期の活躍を確認します。最後に続三部作(『フォースの覚醒』2015→『最後のジェダイ』2017→『スカイウォーカーの夜明け』2019)で、ハンの死後の物語と勲章授与による伏線回収を観るのが、チューバッカというキャラクターの全体像を掴むのに最適なルートです。
チューバッカの登場作品はどこで観られますか?
チューバッカが登場するスター・ウォーズ実写映画本編全7作(『新たなる希望』1977年・『帝国の逆襲』1980年・『ジェダイの帰還』1983年・『シスの復讐』2005年・『フォースの覚醒』2015年・『最後のジェダイ』2017年・『スカイウォーカーの夜明け』2019年)と、スピンオフ『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』2018年5月25日米国公開、アニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』S3第22話『ウーキー・ハント』2011年3月12日米国Cartoon Network放送のいずれも、ディズニーの動画配信サービス Disney+(日本では2020年6月11日サービス開始)で見放題配信されています。本サイトの『スター・ウォーズを公開順に見る』『スター・ウォーズを時系列順に見る』ガイドからまとめて視聴順を確認できます。
チューバッカというキャラクターはどうやって誕生したのですか?
ジョージ・ルーカス(George Lucas/1944年5月14日米国カリフォルニア州モデスト出身)は、自身の愛犬のアラスカン・マラミュート犬『インディアナ』(後にハリソン・フォード演じる映画キャラクター・インディアナ・ジョーンズの名前の由来でもある)が車の助手席に座る姿からチューバッカの着想を得たと複数のインタビューで語っています。『毛深い相棒が助手席に座る』というイメージが、ミレニアム・ファルコンの副操縦士席にチューバッカが座る構図の原型となりました。種族設定としてのウーキー(Wookiee)とその母星カシーク(Kashyyyk)の設定もルーカスが原案を提供し、エピソード4『新たなる希望』1977年5月25日米国公開のキャラクター造形が完成しました。
チューバッカを担当したサウンド・声優は誰ですか?
チューバッカ自身の身体演技はピーター・メイヒュー(1977〜2015年)/ヨーナス・スオタモ(2015〜2019年)の二人が担当しましたが、いわゆる『声』に相当するウーキー語『シリーウーク(Shyriiwook)』を制作したのはサウンドデザイナーのベン・バート(Ben Burtt/1948年7月12日米国ニューヨーク州生まれ/アカデミー賞4回受賞)です。バートはロサンゼルス動物園・サンディエゴ動物園で録音した熊(メインのうなり声)・セイウチ(喘ぎ声)・アナグマ・ライオン・ラクダなどの動物音を合成してこの『言語』を作り上げ、エピソード4『新たなる希望』1977年以降全スター・ウォーズ実写映画本編で同じ手法を継承しています。R2-D2の電子音・ライトセーバーの音響・TIE戦闘機の咆哮なども同氏のサウンドデザインです。
出典
- StarWars.com 公式キャラクターデータベース: Chewbacca
- IMDb: Peter Mayhew
- IMDb: Joonas Suotamo
- Wookieepedia: Chewbacca
- IMDb: Ben Burtt
- IMDb: George Lucas
- IMDb: John Williams
- IMDb: Star Wars: Episode IV - A New Hope (1977)
- IMDb: Star Wars: Episode V - The Empire Strikes Back (1980)
- IMDb: Star Wars: Episode VI - Return of the Jedi (1983)
- IMDb: Solo: A Star Wars Story (2018)
- Wookieepedia: Peter Mayhew
- Wookieepedia: Joonas Suotamo
チューバッカはどの作品から見る?
初見の入口は「エピソード4 / 新たなる希望」です。時系列上の登場順としては「ハン・ソロ / スター・ウォーズ・ストーリー」が最初です。
チューバッカの関連人物は?
ハン、レイア、レイ。
チューバッカと一緒に覚える用語は?
ジェダイ、フォース、パダワン、ジェダイ・マスター。