人物メモ
- 役割
- アルデラーン王家の王子/銀河元老院議員/レイア・オーガナ姫の養父/反乱同盟軍の創設者のひとり/演ジミー・スミッツ(Jimmy Smits/米国TVドラマ『L.A.ロー』『NYPDブルー』『ザ・ウェスト・ウィング』で知られる)
- 時代
- クローン戦争期〜銀河帝国成立期〜銀河内戦勃発期(22 BBY〜0 BBY)
- 初登場
- エピソード2 クローンの攻撃(2002)
関連人物
ベイル・オーガナを追う順番
ベイル・オーガナの関連用語
関係する時代
ベイル・オーガナの補助ガイド
登場・関連作品
プロフィール詳細
- 正式名
- ベイル・プレスター・オーガナ(Bail Prestor Organa)。本シリーズ実写映画群本編内ではアルデラーン王家オーガナ家(House Organa)の王子として、銀河元老院に派遣された議員でもある設定で描かれる。
- 演者(実写)
- ジミー・スミッツ(Jimmy Smits/1955年7月9日米国ニューヨーク州ブルックリン区出身の俳優/ABC『L.A.ロー(L.A. Law)』1986〜1992年ヴィクター・シファントスJr.役で第48回ゴールデングローブ賞テレビ部門男優賞受賞・複数回のエミー賞ノミネート/ABC『NYPDブルー(NYPD Blue)』1994〜1998年ボビー・シモーン刑事役/NBC『ザ・ウェスト・ウィング(The West Wing)』2004〜2006年マシュー・サントス役で米国TVドラマを代表する俳優のひとり)。プリクエル三部作の2作品から『ローグ・ワン』2016年12月16日米国公開、Disney+配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』2022年5月27日配信開始まで一貫して同役を実演する。
- 種族
- ヒューマン(Human/人間)。本シリーズ実写映画群本編内ではアルデラーン王家オーガナ家の王子として描かれる。
- 出身惑星
- アルデラーン(Alderaan/銀河共和国でも最古参の文明惑星のひとつで、平和主義・教育・芸術を国是とする王制惑星。首都はアルデラーン市(Aldera)。ベイルは王家オーガナ家の王子として銀河元老院に派遣された設定)
- 称号・立場
- アルデラーン王家オーガナ家の王子・第一議長兼副王(First Chairman and Viceroy of Alderaan)/銀河元老院議員(Senator)/パドメ・アミダラ(Padmé Amidala)/モン・モスマ(Mon Mothma)と並ぶ共和国擁護派『デレゲーション・オブ・トゥウー・サウザンド(Delegation of 2,000/2000人の代表団)』中心人物/反乱同盟軍(Rebel Alliance)の創設者のひとり/レイア・オーガナ姫の養父
- 妻
- ブレア・アンタイレス・オーガナ女王(Queen Breha Antilles-Organa/演レベッカ・ジャクソン・ミーンドル Rebecca Jackson Mendoza/『シスの復讐』2005年公開でアルデラーン王宮の終盤場面に登場するアルデラーン女王。ベイルと共に養女レイア・オーガナを育てる)
- 主装備・専用機
- 公式・外交儀礼で活動する銀河元老院議員であり戦闘員ではない。アルデラーン王家の宇宙船タンティブ4世号(Tantive IV/コレリアン社CR90コルベット型・登録番号 CCR-1990)が銀河共和国/反乱同盟軍創設期に密使船として繰り返し使用される。本機は『新たなる希望』1977年5月25日米国公開冒頭場面でレイア姫が乗艦しデス・スター設計図一式を運搬する船体としても知られる。
- 初登場
- ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃(Attack of the Clones)』2002年5月16日米国公開。本作の終盤、銀河共和国軍創設承認後の元老院議場で短時間映る場面が本シリーズ実写映画群本編内における本キャラクターの初登場場面にあたる。
- 時代設定
- クローン戦争期(22 BBY〜19 BBY)/銀河帝国成立期(19 BBY〜)/Disney+『オビ=ワン・ケノービ』時点(9 BBY)/『ローグ・ワン』時点(0 BBY、『新たなる希望』の直前)/『新たなる希望』時点(0 BBY、アルデラーン破壊で命を落とす時系列に位置する)
- 信条
- 民主政治の擁護と非暴力主義。アルデラーンが国是とする平和主義・教育・芸術の伝統に基づき、銀河元老院での議論と法による解決を優先する立場で描かれる。同時に、銀河帝国成立後は表向きの議員活動の裏で反乱同盟軍創設のネットワークを構築する『静かな抵抗者』としての側面を担う。
- 結末
- ジョージ・ルーカス監督『新たなる希望』1977年5月25日米国公開(日本1978年6月24日公開)本編冒頭のタンティヴ4号場面の直後、第一デス・スター(First Death Star/DS-1 Orbital Battle Station)によるアルデラーン惑星破壊(0 BBY)でアルデラーン王宮ごと命を落とす時系列に位置する。本キャラクター自身の死は本編内で直接描写されないが、アルデラーン破壊シーンによって暗示される造形が成立する。
来歴(時系列)
クローン戦争勃発:『エピソード2/クローンの攻撃』2002年5月16日米国公開
ベイル・オーガナ(Bail Organa/演ジミー・スミッツ Jimmy Smits)は、ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃(Attack of the Clones)』2002年5月16日米国公開で初登場する。本作中盤までは銀河元老院議場の場面でアルデラーン代表として議席に座る短い背景キャラクターとして映るに留まるが、本作終盤のジオノーシスの戦い(Battle of Geonosis)直後の元老院議場場面で、緊急権限を拡大する議長パルパティーン(Palpatine/演イアン・マクダーミド Ian McDiarmid)が共和国軍創設を承認する流れに対し、共和国擁護派の側に明確に位置付けられる議員として描写が成立する。本キャラクターの正式名はベイル・プレスター・オーガナ(Bail Prestor Organa)で、アルデラーン王家オーガナ家(House Organa)の王子・第一議長兼副王(First Chairman and Viceroy of Alderaan)の称号を持つ設定が、本作以後のシリーズ全体で継承される。
共和国の終焉:『エピソード3/シスの復讐』2005年5月19日米国公開
ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード3 シスの復讐(Revenge of the Sith)』2005年5月19日米国公開で、本キャラクターは銀河元老院議員として本格的な活動を見せる中心人物のひとりに昇格する。パルパティーン最高議長が緊急権限を拡大していく過程で、パドメ・アミダラ(Padmé Amidala/演ナタリー・ポートマン Natalie Portman)/モン・モスマ(Mon Mothma/演ジェネヴィーヴ・オライリー Genevieve O'Reilly)と共に共和国擁護派の議員グループ『デレゲーション・オブ・トゥウー・サウザンド(Delegation of 2,000/2000人の代表団)』を結成し、議長権限の縮小を求める請願書を提出する場面が成立する(モン・モスマの実写出演場面は劇場公開版から削除され、初公開時には残されていない)。クライマックスのオーダー66(Order 66)発令直後、本キャラクターはコルサント(Coruscant)のジェダイ聖堂(Jedi Temple)の状況を確認するため聖堂を訪れ、若手ジェダイ・パダワンのザット・ジューカッサ(Zett Jukassa/演ジェット・ルーカス Jett Lucas/ジョージ・ルーカス監督の実子)がクローン・トルーパー部隊に斬り捨てられる場面に立ち会い、自身もエアスピーダー(airspeeder)で脱出する緊迫場面が成立する。本作終盤、生き残ったオビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi/演ユアン・マクレガー Ewan McGregor)/ヨーダ(Yoda/声フランク・オズ Frank Oz)と惑星ポリス・マッサ(Polis Massa)の医療施設に集まり、パドメ・アミダラが双子を出産して死亡する場面に立ち会う。本場面でベイル/オビ=ワン/ヨーダの三者が双子分離の合意を成立させ、女児レイア(Leia)をベイルが養女として引き取りアルデラーン王家の継承者として育て、男児ルーク(Luke)はタトゥイーン(Tatooine)のオーウェン・ラーズ(Owen Lars)/ベルー・ラーズ(Beru Lars)夫妻に預ける造形が、本作以後のサーガ全体の物語的礎を作る重要場面として位置付けられる。
Disney+配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』2022年5月27日配信開始:9 BBY、養父としての再登場とレイア誘拐事件
本キャラクターはデボラ・チョウ(Deborah Chow)監督Disney+配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi)』2022年5月27日配信開始(全6話)で、『シスの復讐』2005年公開から劇中時間で約10年後の9 BBYのアルデラーン王宮を舞台に再登場する。本シリーズ実写映画群本編内で本キャラクターを実演するジミー・スミッツが約17年ぶりに同役を再演し、養女レイア・オーガナ(演ヴィヴィアン・ライラ・ブレア Vivien Lyra Blair/幼少期レイア役)の養父として描かれる。本ドラマ第1話、若き王女レイアがアルデラーン王宮から銀河帝国側勢力(実態は第三姉妹レヴァ/Third Sister Reva 演モーゼス・イングラム Moses Ingram の手配)によって誘拐される事件を機に、本キャラクターはタトゥイーンで隠棲するオビ=ワン・ケノービ(演ユアン・マクレガー Ewan McGregor)にホログラム通信で助けを求める場面が物語の発端を担う。本ドラマでは本キャラクター本人がレイア救出のため銀河を駆け回る描写は少ないが、アルデラーン王家の保護者として、また反乱の種を蒔く政治家としての側面が前景化された描写を担う。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日米国公開:0 BBY、反乱同盟軍の支援者
本キャラクターはギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日米国公開でも再登場する。物語時点は『新たなる希望』直前の0 BBYで、反乱同盟軍の前線基地ヤヴィン第4衛星基地(Yavin 4/Great Temple of Massassi の基地)の評議会場面で、モン・モスマ(Mon Mothma/演ジェネヴィーヴ・オライリー Genevieve O'Reilly)と共にデス・スター(Death Star/DS-1 Orbital Battle Station)設計図奪取作戦の判断に関わる元老院議員のひとりとして描かれる。映画終盤に直接戦闘場面はないが、養女レイアをアルデラーンへ送り、コルサント時代の旧知ジェダイ騎士オビ=ワン・ケノービへの伝言を託す『密使ミッション』を発動する直前の保護者として位置付けられる造形が成立する。映画直後の時間軸『新たなる希望』1977年5月25日米国公開冒頭場面では、レイア姫を密使として派遣した直後にアルデラーン王宮ごと第一デス・スターによる惑星破壊(0 BBY)で命を落とすことが暗示される時系列に位置する。
派生作品でのベイル:『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』2008年8月15日米国公開/CGアニメ・シリーズ『クローン・ウォーズ』2008年配信/『スター・ウォーズ/反乱者たち』2014年配信
本キャラクターはジョージ・ルーカス総指揮のCGアニメ映画『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ(Star Wars: The Clone Wars)』2008年8月15日米国公開とそれに続くカートゥーン・ネットワーク/後にDisney+配信のCGアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ/Star Wars: The Clone Wars』2008年10月3日配信開始でも声優担当の配役で登場する(声優はシリーズ全体を通じて主にフィル・ラマー/Phil LaMarrが担当し、後年のエピソードではアンドリュー・キショーノ/Andrew Kishino等の起用例もある)。クローン・ウォーズ・シリーズではクローン戦争期の銀河元老院議員として、奴隷貿易の摘発(『誘拐』S4第11〜13話 Kidnapped/Slaves of the Republic/Escape from Kadavo 2011年)等の難民・人道問題のエピソードで前景化された描写を担う。続くCGアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ/反乱者たち(Star Wars Rebels)』2014年10月3日配信開始でも反乱同盟軍の隠れた支援者として登場し、銀河帝国成立期から銀河内戦勃発期にかけてのベイルの政治活動を補強する派生描写が積み重ねられる。本キャラクターはCGアニメ作品では一貫してフィル・ラマー/Phil LaMarrを中心とした声優担当の配役で運用され、実写映画群と並列する形でサーガ全体の縦糸として機能する。
『新たなる希望』1977年5月25日米国公開:アルデラーン破壊と描写の終端
本キャラクターはジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望(Star Wars: Episode IV - A New Hope)』1977年5月25日米国公開(日本1978年6月24日公開)本編冒頭場面で直接スクリーンには登場しないものの、養女レイア・オーガナ(Princess Leia Organa/演キャリー・フィッシャー Carrie Fisher)が乗艦するアルデラーン王家のタンティヴ4号(Tantive IV/コレリアン社CR90コルベット型)が冒頭の追撃シーケンスで銀河帝国軍スター・デストロイヤー『デヴァスター(Devastator)』に拿捕される場面で、本キャラクターが密使として養女レイアを派遣した直前の保護者として位置付けられる。本作中盤のデス・スター艦内場面で、ターキン大総督(Grand Moff Tarkin/演ピーター・カッシング Peter Cushing)の命令により第一デス・スター(First Death Star/DS-1 Orbital Battle Station)の超兵器ビームが惑星アルデラーンに照射され、アルデラーン王宮ごとアルデラーン惑星全体が破壊される造形によって、本キャラクターは命を落とす時系列に位置する。本キャラクター自身の死は本作内で直接描写されないが、アルデラーン破壊シーンによって暗示される造形が成立し、本シリーズ実写映画群本編内ではこれ以後の時系列に本キャラクターの登場場面は存在しない。
能力・装備
- 外交・元老院政治:銀河元老院議員としてパドメ・アミダラ(Padmé Amidala/演ナタリー・ポートマン)/モン・モスマ(Mon Mothma/演ジェネヴィーヴ・オライリー)と共に共和国擁護派『デレゲーション・オブ・トゥウー・サウザンド(Delegation of 2,000)』を結成し、パルパティーン最高議長(Palpatine/演イアン・マクダーミド)の権限拡大を阻止する請願書を主導するなど、銀河規模の外交・政治活動を担う中心人物として描かれる。アルデラーン王家の王子・第一議長兼副王の称号を背景に、議場での演説と裏舞台での交渉を組み合わせる議員型政治家として位置付けられる。
- アルデラーン王家の継承と統治:アルデラーンの王子(First Chairman and Viceroy of Alderaan)として平和主義・教育・芸術を国是とする王制惑星の統治を担い、女王ブレア・アンタイレス・オーガナ(Queen Breha Antilles-Organa/演レベッカ・ジャクソン・ミーンドル Rebecca Jackson Mendoza)と共に養女レイア・オーガナを王家の継承者として育てる養父役を全うする。Disney+配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』2022年5月27日配信開始では9 BBY時点のアルデラーン王宮の場面で、王家の私生活と公務の双方を担う養父としての側面が前景化される。
- 反乱同盟軍創設のネットワーク構築:銀河帝国成立直後から、後の反乱同盟軍(Rebel Alliance)に発展する隠れた抵抗ネットワークの礎を築く立役者として描かれる。CGアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ/反乱者たち(Star Wars Rebels)』2014年10月3日配信開始では反乱同盟軍の隠れた支援者として登場し、ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日米国公開時点ではモン・モスマと並んで反乱同盟軍評議会の中心人物のひとりとなっている造形が成立する。
- ジェダイ/オビ=ワン・ケノービとの信頼関係:『シスの復讐』2005年5月19日米国公開終盤で生き残ったオビ=ワン・ケノービ(演ユアン・マクレガー)/ヨーダ(声フランク・オズ)を匿い、レイアの養育とルークのタトゥイーン送りを含む双子分離の合意を成立させた中心人物として描かれる。Disney+配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』2022年5月27日配信開始でもアルデラーン王宮からホログラム通信でオビ=ワンに助けを求める信頼関係が継承され、ジェダイ評議会壊滅後も実質的にジェダイ側と反帝国政治家側を繋ぐ橋渡しの役回りを担う。
- タンティヴ4号(Tantive IV)を用いた密使ミッション運用:アルデラーン王家の宇宙船タンティヴ4号(Tantive IV/コレリアン社CR90コルベット型・登録番号 CCR-1990)を、銀河共和国/反乱同盟軍創設期の密使船として繰り返し使用する造形が成立する。ジョージ・ルーカス監督『新たなる希望』1977年5月25日米国公開冒頭場面でレイア姫が乗艦しデス・スター設計図一式を運搬する船体は本機にあたり、本キャラクターの政治活動と養女レイアの密使ミッションを物理的に媒介する装備として位置付けられる。
- 倫理的判断と非暴力主義の維持:本キャラクターは銀河帝国成立後も基本的に武力衝突に直接参加せず、議場と密室の交渉を主戦場とする非暴力主義の立場を維持する造形で描かれる。CGアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ/Star Wars: The Clone Wars』2008年10月3日配信開始のS4第11〜13話『誘拐/共和国の奴隷/カダヴォからの脱出(Kidnapped/Slaves of the Republic/Escape from Kadavo)』2011年放送等の難民・人道問題エピソードでは、本キャラクターが奴隷貿易摘発の交渉と現地調査の中心人物として描かれ、アルデラーン王家の倫理的伝統と銀河政治家としての判断力が連結する造形が成立する。
関係相関
- レイア・オーガナ(Leia Organa/演キャリー・フィッシャー Carrie Fisher/Disney+『オビ=ワン・ケノービ』2022年では幼少期演ヴィヴィアン・ライラ・ブレア Vivien Lyra Blair)
- 『シスの復讐』2005年5月19日米国公開終盤でオビ=ワン・ケノービから預けられ、本キャラクターがアルデラーン王家の養女として引き取った養女。アルデラーン王家の継承者として育てられ、後の銀河元老院議員/反乱同盟軍の中心人物となる。本キャラクターはレイアの実父アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダーとの血縁を知る数少ない人物のひとりとして、レイアには真実を伏せたまま育てる造形が成立する。
- オビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi/演ユアン・マクレガー Ewan McGregor)
- 『シスの復讐』2005年公開終盤で双子分離の合意を成立させた信頼関係の盟友。ポリス・マッサ医療施設でパドメ・アミダラの死を共に看取り、レイアの養育とルークのタトゥイーン送りを合意した三者のひとり。Disney+配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』2022年5月27日配信開始では9 BBY時点で再度アルデラーン王宮からホログラム通信を送り、誘拐された養女レイアの救出を依頼する場面が物語の発端を担う。
- パドメ・アミダラ(Padmé Amidala/演ナタリー・ポートマン Natalie Portman)
- 銀河元老院議員仲間で共和国擁護派『デレゲーション・オブ・トゥウー・サウザンド(Delegation of 2,000)』の中心人物のひとり。パドメは『シスの復讐』終盤のポリス・マッサ医療施設で双子(ルーク/レイア)を出産後に死亡し、本キャラクターが養女としてレイアを引き取る造形が成立する。レイアの実母であるパドメと本キャラクター(養父)は、レイアという子の二段の親性で連結される関係にある。
- モン・モスマ(Mon Mothma/演ジェネヴィーヴ・オライリー Genevieve O'Reilly)
- 銀河元老院議員仲間で共和国擁護派の中心人物。後の反乱同盟軍(Rebel Alliance)の共同設立者として、銀河帝国成立期から銀河内戦勃発までベイルと並走する政治パートナー。ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日米国公開のヤヴィン第4衛星基地の反乱同盟軍評議会場面でも、本キャラクターと並んで作戦判断に関わる主導的立場として描かれる。
- ヨーダ(Yoda/声フランク・オズ Frank Oz)
- 『シスの復讐』2005年5月19日米国公開終盤のポリス・マッサ医療施設に共に立ち会い、双子分離の合意を成立させたジェダイ評議会の長老(Grand Master of the Jedi Order)。本キャラクターはオーダー66直後にジェダイ聖堂を確認した後、ナブー(Naboo)系の宇宙艦でオビ=ワン・ケノービ/ヨーダを匿い、アルデラーン/タトゥイーンへの双子分離を取り決める場面の主体のひとり。
- ダース・ベイダー/アナキン・スカイウォーカー(Darth Vader/Anakin Skywalker/演ヘイデン・クリステンセン Hayden Christensen/声ジェームズ・アール・ジョーンズ James Earl Jones)
- 『シスの復讐』2005年公開時点まではジェダイ騎士アナキン・スカイウォーカーとして銀河共和国軍最高司令官のひとり、シス卿転落後はベイルが匿うレイアの実父にあたる人物(レイア本人は『新たなる希望』時点で実父が誰か知らないまま育てられる)。本キャラクターはレイアの血縁の真実を知るが、養父として真実を伏せる立場を生涯維持する。
- ブレア・アンタイレス・オーガナ(Queen Breha Antilles-Organa/演レベッカ・ジャクソン・ミーンドル Rebecca Jackson Mendoza)
- アルデラーン女王で本キャラクターの妻。『シスの復讐』2005年公開終盤のアルデラーン王宮場面で、本キャラクターと共に幼いレイアを抱いて夕日に向かう場面が成立する養母として描かれる。本キャラクターと並んでレイアを養女として育てる立場を担う。
- パルパティーン最高議長/ダース・シディアス(Palpatine/Darth Sidious/演イアン・マクダーミド Ian McDiarmid)
- 銀河元老院最高議長/後の銀河帝国初代皇帝。本キャラクターは『シスの復讐』2005年公開で『デレゲーション・オブ・トゥウー・サウザンド』を結成しパルパティーンの権限拡大を阻止する請願書を主導する政治的対立者として位置付けられる。銀河帝国成立後は本キャラクターが表向きの議員活動の裏で反乱同盟軍ネットワークを構築する造形が成立する政治的最大敵対者。
- ジミー・スミッツ(Jimmy Smits)本人
- 本キャラクターを実演する米国の俳優。1955年7月9日米国ニューヨーク州ブルックリン区出身。ABC『L.A.ロー(L.A. Law)』1986〜1992年でヴィクター・シファントスJr.役を演じ、第48回ゴールデングローブ賞テレビ部門男優賞を受賞。後年ABC『NYPDブルー(NYPD Blue)』1994〜1998年/NBC『ザ・ウェスト・ウィング(The West Wing)』2004〜2006年マシュー・サントス役などで米国TVドラマを代表する俳優として活躍。プリクエル三部作の2作品から『ローグ・ワン』2016年/Disney+『オビ=ワン・ケノービ』2022年まで本キャラクターを一貫して実演しており、本シリーズ実写映画群本編内における政治家系キャラクターの中核を担う米国俳優起用例にあたる。
- ザット・ジューカッサ(Zett Jukassa/演ジェット・ルーカス Jett Lucas)
- 『シスの復讐』2005年5月19日米国公開のオーダー66直後のジェダイ聖堂前場面で、本キャラクターが状況確認に訪れた直後にクローン・トルーパー部隊に斬り捨てられる若手ジェダイ・パダワン。演者ジェット・ルーカスはジョージ・ルーカス監督の実子であり、本場面は本キャラクターがオーダー66の実態を直接目撃する場面として位置付けられる。
- ターキン大総督(Grand Moff Tarkin/演ピーター・カッシング Peter Cushing/『ローグ・ワン』2016年12月16日米国公開ではCGリブースト)
- 銀河帝国軍デス・スター指揮官。ジョージ・ルーカス監督『新たなる希望』1977年5月25日米国公開本編中盤で、デス・スター艦内場面においてアルデラーン惑星破壊を命令する人物であり、本キャラクターが命を落とす直接の原因を担う敵対者として位置付けられる(本キャラクターとターキンが本シリーズ実写映画群本編内で直接対峙する場面は成立しない)。
登場作品(俳優クレジット)
クローンの攻撃
2002/ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃(Attack of the Clones)』2002年5月16日米国公開で初登場するアルデラーン代表議員。本作中盤までは銀河元老院議場の場面で短時間映る背景キャラクターだが、本作終盤のジオノーシスの戦い直後の元老院議場場面で共和国擁護派の側に明確に位置付けられる議員として描写が成立する。演ジミー・スミッツ
シスの復讐
2005/ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード3 シスの復讐(Revenge of the Sith)』2005年5月19日米国公開で銀河元老院議員として本格的な活動を見せる中心人物。『デレゲーション・オブ・トゥウー・サウザンド(Delegation of 2,000)』を結成しパルパティーン議長権限縮小を求める請願書を提出。終盤でオビ=ワン・ケノービ/ヨーダと共に双子分離の合意を成立させ、レイアを養女として引き取る。演ジミー・スミッツ
クローン・ウォーズ(CGアニメ映画)
2008/デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)監督CGアニメ映画『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ(Star Wars: The Clone Wars)』2008年8月15日米国公開で声優担当(フィル・ラマー/Phil LaMarr)の配役で登場する銀河元老院議員。クローン戦争期のアルデラーン代表議員として位置付けられる。
クローン・ウォーズ(CGアニメ・シリーズ)
2008/デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)製作総指揮CGアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ(Star Wars: The Clone Wars)』2008年10月3日配信開始で声優担当(フィル・ラマー/Phil LaMarr 他)の配役で登場。S4第11〜13話『誘拐/共和国の奴隷/カダヴォからの脱出(Kidnapped/Slaves of the Republic/Escape from Kadavo)』2011年放送等の難民・人道問題エピソードで前景化された描写を担う銀河元老院議員。
反乱者たち
2014/デイヴ・フィローニ(Dave Filoni)製作総指揮CGアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ/反乱者たち(Star Wars Rebels)』2014年10月3日配信開始で声優担当(フィル・ラマー/Phil LaMarr)の配役で登場する反乱同盟軍の隠れた支援者。銀河帝国成立期から銀河内戦勃発期にかけてのベイルの政治活動を補強する派生描写を担う。
ローグ・ワン
2016/ギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日米国公開でヤヴィン第4衛星基地の反乱同盟軍評議会に登場し、デス・スター設計図奪取作戦に関わる元老院議員のひとりとして、養女レイアを密使に派遣する直前のアルデラーン王家の保護者として位置付けられる。演ジミー・スミッツ
オビ=ワン・ケノービ
2022/デボラ・チョウ(Deborah Chow)監督Disney+配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi)』2022年5月27日配信開始(全6話)のアルデラーン王宮で養女レイア(演ヴィヴィアン・ライラ・ブレア)の養父として描かれ、誘拐事件発生時にタトゥイーンのオビ=ワンへホログラム通信で救出を依頼する。演ジミー・スミッツが約17年ぶりに同役を再演。
新たなる希望
1977/ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望(Star Wars: Episode IV - A New Hope)』1977年5月25日米国公開(日本1978年6月24日公開)冒頭場面では直接スクリーンには登場しないが、養女レイア・オーガナ(演キャリー・フィッシャー)が乗艦するアルデラーン王家のタンティヴ4号(Tantive IV)が冒頭の追撃シーケンスで拿捕される造形上の保護者として位置付けられる。本作中盤のアルデラーン惑星破壊(0 BBY)で本キャラクターも王宮ごと命を落とす時系列に位置する。
名場面・名台詞
- 『エピソード2/クローンの攻撃』2002年5月16日米国公開 終盤 元老院議場場面:ジオノーシスの戦い直後の銀河元老院議場で、緊急権限を拡大するパルパティーン最高議長が共和国軍創設を承認する場面に立ち会い、本キャラクターが共和国擁護派の側に明確に位置付けられる議員として登場する短い場面。本シリーズ実写映画群本編内における本キャラクターの実写初登場場面にあたる。
- 『シスの復讐』2005年5月19日米国公開 中盤:銀河元老院議場でパドメ・アミダラ/モン・モスマと並びパルパティーン議長の権限拡大に反対する『デレゲーション・オブ・トゥウー・サウザンド(Delegation of 2,000)』結成場面。共和国擁護派の核がスクリーンに立ち上がる重要な政治シーンとして位置付けられる。
- 『シスの復讐』2005年公開 クライマックス:オーダー66(Order 66)発令直後、本キャラクターがコルサント(Coruscant)のジェダイ聖堂(Jedi Temple)を確認しに訪れ、若手ジェダイ・パダワンのザット・ジューカッサ(Zett Jukassa/演ジェット・ルーカス Jett Lucas)がクローン・トルーパー部隊に斬り捨てられる場面に立ち会い、自身もエアスピーダー(airspeeder)で脱出する緊迫場面。本キャラクターがオーダー66の実態を直接目撃する造形上の重要場面。
- 『シスの復讐』2005年公開 終盤 ポリス・マッサ(Polis Massa)医療施設場面:生まれたばかりの双子(ルーク/レイア)を前に、生き残ったオビ=ワン・ケノービ(演ユアン・マクレガー)/ヨーダ(声フランク・オズ)と双子分離の合意を成立させる場面。レイアを養女として引き取り、ルークはタトゥイーンのオーウェン/ベルー・ラーズ夫妻に預けるという『新たなる希望』までのサーガの礎を作る重要場面。本場面は本キャラクター・オビ=ワン・ケノービ・ヨーダの三者の合意による『隠匿された双子』という物語装置の起点として機能する。
- 『シスの復讐』2005年公開 ラスト:アルデラーン(Alderaan)王宮の場面で、本キャラクターと女王ブレア・アンタイレス・オーガナ(Queen Breha Antilles-Organa/演レベッカ・ジャクソン・ミーンドル)が幼いレイアを抱いて夕日に向かう静かな場面。プリクエル三部作の幕引きと、後年の『新たなる希望』時点のレイア姫の出自を物語上に位置付ける造形上の橋渡し場面として機能する。
- Disney+配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』2022年5月27日配信開始 第1話:アルデラーン王宮の食卓で、養女レイア・オーガナ姫(演ヴィヴィアン・ライラ・ブレア)を諫める本キャラクターの場面。誘拐事件発生後、タトゥイーンのオビ=ワン・ケノービ(演ユアン・マクレガー)にホログラム通信で助けを求める場面はシリーズの起動点として機能する。本シリーズ実写映画群本編内におけるジミー・スミッツの約17年ぶりの再演場面として位置付けられる。
- Disney+『オビ=ワン・ケノービ』2022年配信 最終第6話付近:オビ=ワン・ケノービ/レイアを送り届ける一連の場面で、本キャラクターがアルデラーン王宮で養女レイアと再会する造形が成立する。本キャラクターと養女レイアの絆を本シリーズ実写映画群本編内で改めて視覚化する場面のひとつ。
- ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日米国公開 ヤヴィン第4衛星基地評議会場面:本キャラクターがモン・モスマ(演ジェネヴィーヴ・オライリー)と並んで反乱同盟軍評議会の場で議論する場面。映画ラスト直前で本キャラクターが養女レイアを密使として派遣する判断を下す描写は、『新たなる希望』1977年5月25日米国公開冒頭のタンティヴ4号場面に直接接続する物語の橋渡しとして機能する。
- CGアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ(Star Wars: The Clone Wars)』2008年10月3日配信開始 S4第11〜13話『誘拐/共和国の奴隷/カダヴォからの脱出(Kidnapped/Slaves of the Republic/Escape from Kadavo)』2011年放送:本キャラクター(声フィル・ラマー/Phil LaMarr)がクローン戦争期に奴隷貿易摘発の交渉と現地調査の中心人物として活動する三部作エピソード。アルデラーン王家の倫理的伝統と銀河政治家としての判断力が連結する派生作品の代表場面のひとつ。
考察
- ベイル・オーガナ(Bail Organa)は、ジェダイ騎士団壊滅と銀河共和国崩壊という『シスの復讐』2005年5月19日米国公開のクライマックスを政治家/非ジェダイの側から受け止め、生き残った双子ルーク/レイアを未来へ繋ぐ橋渡し役として機能する重要キャラクター。フォース使い同士の対決として描かれるアナキン・スカイウォーカー/オビ=ワン・ケノービの『ムスタファーの決闘(Duel on Mustafar)』の傍らで、本キャラクターは『フォースを持たない政治家がサーガを救う』という別の系譜の英雄譚を担う立場として描かれる。フォース感応者ではない議員型政治家がサーガ全体の縦糸の核を担う造形は、本シリーズ実写映画群本編内における政治家系キャラクターの中核を担う一例として位置付けられる。
- 演者ジミー・スミッツ(Jimmy Smits/1955年7月9日米国ニューヨーク州ブルックリン区出身)は、米国TVドラマの最高峰『L.A.ロー(L.A. Law)』1986〜1992年ヴィクター・シファントスJr.役で第48回ゴールデングローブ賞テレビ部門男優賞を受賞、『NYPDブルー(NYPD Blue)』1994〜1998年ボビー・シモーン刑事役/NBC『ザ・ウェスト・ウィング(The West Wing)』2004〜2006年マシュー・サントス役で米国TV俳優を代表する人物として知られ、銀河共和国の終焉と反乱同盟軍の創設を担う政治家ベイル・オーガナに『冷静な政治家の重み』を加える配役として機能する。本シリーズ実写映画群本編内ではプリクエル三部作の2作品から『ローグ・ワン』2016年/Disney+『オビ=ワン・ケノービ』2022年まで一貫して同役を実演する造形上の連続性も、本キャラクターのサーガ全体での重要性を補強する要素として位置付けられる。
- ベイル・オーガナという人物像は『反乱同盟軍創設はモン・モスマだけが立役者ではない』というサーガ全体の歴史理解を補強する役割を担う。プリクエル三部作(共和国終焉)→Disney+『オビ=ワン・ケノービ』2022年(9 BBY)→『ローグ・ワン』2016年(デス・スター設計図奪取)→『新たなる希望』1977年冒頭タンティヴ4号場面→アルデラーン破壊(『新たなる希望』中盤)という物語の縦糸の各節点に本キャラクターが配置されており、銀河帝国に対する政治的抵抗の血脈を可視化する物語装置として機能する。
- アルデラーン惑星の破壊と本キャラクターの死は、本シリーズ実写映画群本編内における『非戦闘員の犠牲』の最も明示的な描写として位置付けられる。平和主義・教育・芸術を国是とする王制惑星の全人口が、政治家ベイル・オーガナと共に第一デス・スター(First Death Star)の超兵器ビームで一瞬に消滅する造形は、銀河帝国の暴政を観客に対して可視化する物語上の根本的な事件にあたる。本キャラクターの死は本作内で直接描写されないが、アルデラーン破壊シーンによって暗示される造形は、本シリーズ実写映画群本編内における『静かな英雄』の犠牲と並ぶ重要な造形上の主題のひとつとして機能する。
トリビア
- 本キャラクターの正式名はベイル・プレスター・オーガナ(Bail Prestor Organa)で、アルデラーン王家オーガナ家(House Organa)の第一議長兼副王(First Chairman and Viceroy of Alderaan)の称号を持つ王子として位置付けられる設定。アルデラーンは平和主義・教育・芸術を国是とする王制惑星で、王家オーガナ家は銀河共和国でも最古参の王家のひとつ。
- 演者ジミー・スミッツ(Jimmy Smits/1955年7月9日米国ニューヨーク州ブルックリン区出身)は、米国TVドラマ『L.A.ロー(L.A. Law)』1986〜1992年でゴールデングローブ賞テレビ部門男優賞を受賞し、その後『NYPDブルー(NYPD Blue)』1994〜1998年/『ザ・ウェスト・ウィング(The West Wing)』2004〜2006年でも継続的に活躍する米国TV俳優を代表する人物。プエルトリコ系・スリナム系の両親の元に生まれた米国俳優としての出自も、本キャラクターの『多文化的な政治家像』に厚みを加える背景として機能する。
- ジョージ・ルーカス監督『新たなる希望』1977年5月25日米国公開冒頭でレイア姫がデス・スター設計図を密かに記録するR2-D2に託す『ベイル・オーガナ(Bail Organa)』というキャラクター名は、その後25年経った『エピソード2 クローンの攻撃』2002年5月16日米国公開で初めて実写の人物としてスクリーンに具現化された造形上の経緯にあたる。
- Disney+配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』2022年5月27日配信開始では、ジミー・スミッツが約17年ぶりに同役を再演し、9 BBYの時間軸でアルデラーン王宮の養父として再登場した。本シリーズ実写映画群本編内における同一俳優による同役の長期再演例のひとつとして位置付けられる。
- 本キャラクターはルーカスフィルムのCGアニメ作品にも複数回登場しており、デイヴ・フィローニ監督CGアニメ映画『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』2008年8月15日米国公開や、続くCGアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』2008年10月3日配信開始、CGアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ/反乱者たち』2014年10月3日配信開始等で声優担当(主にフィル・ラマー/Phil LaMarr)の配役で出演している。
- 本キャラクターの妻アルデラーン女王ブレア・アンタイレス・オーガナ(Queen Breha Antilles-Organa)役は、『シスの復讐』2005年5月19日米国公開のアルデラーン王宮場面で英国系オーストラリアの女優レベッカ・ジャクソン・ミーンドル(Rebecca Jackson Mendoza)が実演する。本キャラクターと並んで養女レイアを育てるアルデラーン王家の養母として位置付けられる。
- 本キャラクターの宇宙船タンティヴ4号(Tantive IV/コレリアン社CR90コルベット型・登録番号 CCR-1990)は、ジョージ・ルーカス監督『新たなる希望』1977年5月25日米国公開本編冒頭場面の追撃シーケンスでスター・デストロイヤー『デヴァスター(Devastator)』に拿捕される船体としても知られ、本シリーズ実写映画群本編内における最古参の名艦のひとつ。本機は本キャラクターと養女レイアの密使ミッションを物理的に媒介する装備として、サーガ全体を貫く重要な小道具にあたる。
より詳しいFAQ
ベイル・オーガナ(Bail Organa)はどの作品に登場しますか?
ジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃(Attack of the Clones)』2002年5月16日米国公開/『エピソード3 シスの復讐(Revenge of the Sith)』2005年5月19日米国公開/ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』2016年12月16日米国公開/デボラ・チョウ監督Disney+配信ドラマ『オビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi)』2022年5月27日配信開始の計4作品でジミー・スミッツ(Jimmy Smits)が実写を演じています。さらにCGアニメ映画『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』2008年8月15日米国公開やCGアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』2008年10月3日配信開始、CGアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ/反乱者たち』2014年10月3日配信開始にも声優担当(主にフィル・ラマー/Phil LaMarr)の配役で登場します。
ベイル・オーガナの演者は誰ですか?
米国ニューヨーク州ブルックリン区出身の俳優ジミー・スミッツ(Jimmy Smits/1955年7月9日生まれ)が一貫して実写を担当しています。ABC『L.A.ロー(L.A. Law)』1986〜1992年でヴィクター・シファントスJr.役を演じゴールデングローブ賞テレビ部門男優賞を受賞、ABC『NYPDブルー(NYPD Blue)』1994〜1998年ボビー・シモーン刑事役/NBC『ザ・ウェスト・ウィング(The West Wing)』2004〜2006年マシュー・サントス役などで米国TVドラマ界を代表する俳優の一人として知られます。CGアニメ作品では主にフィル・ラマー(Phil LaMarr)が声優を担当しています。
ベイル・オーガナとレイア・オーガナ姫の関係は?
本キャラクターは『シスの復讐』2005年5月19日米国公開終盤でオビ=ワン・ケノービ/ヨーダと合意を成立させ、ポリス・マッサ医療施設で生まれたばかりのレイア(Leia Organa)を養女として引き取り、アルデラーン王家の継承者として育てた養父にあたります。レイアの実父はアナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー、実母はパドメ・アミダラですが、レイアは『新たなる希望』1977年5月25日米国公開時点では実父母を知らずアルデラーン王家の姫として育っています。本キャラクターと妻ブレア・アンタイレス・オーガナ女王が共にレイアの養親を担います。
ベイル・オーガナはアルデラーンの何者ですか?
アルデラーン王家オーガナ家の王子(First Chairman and Viceroy of Alderaan/アルデラーン第一議長兼副王)で、銀河元老院に派遣された議員でもあります。アルデラーンは平和主義・教育・芸術を国是とする王制惑星で、本キャラクターは銀河帝国成立期の元老院政治の中心人物のひとりとして描かれます。妻はアルデラーン女王ブレア・アンタイレス・オーガナ(Queen Breha Antilles-Organa)。
ベイルと反乱同盟軍の関係は?
本キャラクターはモン・モスマ(Mon Mothma)/パドメ・アミダラ(Padmé Amidala)と共に銀河共和国末期に『デレゲーション・オブ・トゥウー・サウザンド(Delegation of 2,000/2000人の代表団)』を結成しパルパティーン議長権限縮小を求める請願書を提出した共和国擁護派の中心人物であり、後の反乱同盟軍(Rebel Alliance)に発展する隠れた抵抗ネットワークの礎を築いた立役者として描かれます。ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月16日米国公開時点ではヤヴィン第4衛星基地の反乱同盟軍評議会の中心人物のひとりとなっています。
ベイル・オーガナはいつ亡くなりましたか?
本キャラクターはジョージ・ルーカス監督『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望(Star Wars: Episode IV - A New Hope)』1977年5月25日米国公開(日本1978年6月24日公開)本編冒頭のタンティヴ4号場面の直後、第一デス・スター(First Death Star/DS-1 Orbital Battle Station)によって惑星アルデラーンが破壊された際(0 BBY)にアルデラーン王宮ごと命を落としたと位置付けられています。本編で本キャラクター本人の死は直接描写されませんが、アルデラーン破壊シーンによって暗示されます。
ベイル・オーガナの妻は誰ですか?
アルデラーン女王ブレア・アンタイレス・オーガナ(Queen Breha Antilles-Organa/演レベッカ・ジャクソン・ミーンドル Rebecca Jackson Mendoza)です。『シスの復讐』2005年5月19日米国公開終盤のアルデラーン王宮場面で本キャラクターと共に幼いレイアを抱いて夕日に向かう場面が成立する養母として描かれます。本キャラクターと並んでレイアを養女として育てる立場を担います。
ベイル・オーガナはジェダイ/フォース使いですか?
いいえ。本キャラクターはフォース感応者(Force-sensitive)ではなく、ジェダイ(Jedi)/シス(Sith)系統のフォース使いではありません。アルデラーン王家オーガナ家の王子であり銀河元老院議員という、フォースを持たない政治家・外交官として描かれます。本シリーズ実写映画群本編内では『フォースを持たない政治家がサーガを救う橋渡し役』として位置付けられる代表例の一人です。
出典
ベイル・オーガナはどの作品から見る?
初見の入口は「エピソード2 / クローンの攻撃」です。時系列上の登場順としては「オビ=ワン・ケノービ」が最初です。
ベイル・オーガナの関連人物は?
レイア、オビ=ワン、パドメ、モン・モスマ、ヨーダ。
ベイル・オーガナと一緒に覚える用語は?
シス、ダークサイド、ルール・オブ・ツー、フォース・ライトニング。