相田ケンスケは、TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』第参話「鳴らない、電話」(1995-10-18 放送) で鈴原トウジと共に登場する、シンジの親友の一人にして軍事オタク・カメラマニアの14歳の少年である。身長157cm・血液型A型・誕生日2001年9月12日。父は NERV 職員で、その伝手を活かして時に NERV の内部情報を覗き見る情報通でもある。常にビデオカメラを携帯し、ヤシマ作戦・使徒戦の戦況を逐一記録する姿はシリーズを通じて変わらない。エヴァパイロットを夢見るがフォースチルドレンに選出されることはなく、TV版・旧劇では「パイロットになり損ねた少年」として描かれる。新劇『シン・エヴァ』では成人して第3村の 『何でも屋』 として再登場し、心を病んだシンジとアスカを支える側に回る。担当声優は岩永哲哉が TV版・旧劇場版・新劇場版すべてを通して一貫担当。
プロフィール — 軍事オタク・カメラマニアの少年
ケンスケの公式プロフィールは、生年月日 2001年9月12日・14歳・身長157cm・血液型A型と確定している。新劇場版では出席番号01番として 第壱中学2年A組に在籍している。父は NERV 職員で、ケンスケはその父から情報・装備を間接的に得ている軍事オタク・カメラマニアの少年として描かれる。兵器・戦車・銃器に異様に深い知識を持ち、ビデオカメラを肌身離さず携帯する習慣はシリーズを通じて変わらない。同年代の少年らしい甲高さの中に、14歳離れした老成と鋭い人間観察眼を併せ持つ造形で、しばしばシンジ・トウジに対して「あいつなりの言い分があるんやろ」「やめとけ」と諭す側に回る。
TVシリーズでの来歴 — 第参話の登場から終盤まで
TVシリーズにおけるケンスケは、第参話「鳴らない、電話」でトウジと共に登場し、転入したシンジを観察する眼として配置される。第拾話「マグマダイバー」の温泉旅行回、第拾参話「使徒、侵入」の MAGI 侵食対応など、3人組の日常パートを支える役を一貫して担う。第拾八話「命の選択を」前後では、フォースチルドレンに選ばれるのは自分ではないかと一瞬期待するが、選ばれたのはトウジであり、ケンスケはパイロットになり損ねた少年として残される。第弐拾話「心のかたち 人のかたち」以降の戦自侵攻前夜にかけては、父 NERV 職員の伝手で内部情報を盗み見る場面が増え、第壱中学2年A組の生徒の中で唯一、計画の輪郭をうっすら掴んでいる人物として描かれる。
旧劇場版での描写 — シト新生 / EoE
旧劇場版1作目『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』(1997-03-15) DEATH パートでは TV版の3人組の日常シーンが総集編として再構成される。旧劇場版2作目『THE END OF EVANGELION』(1997-07-19) では、市街への戦自侵攻直前に学校が疎開を始める描写の中で、ケンスケ・ヒカリら3人組が登場し、シンジが3号機事件に関与していると知ったケンスケがシンジと半ば絶交状態になる描写が挟まれる。旧劇場版のケンスケは、TV版の親友としての立ち位置を残しつつ、シンジに対する不信感が前面化する形で、補完計画の代償としての一般生徒の心理を象徴する役を担う。ヘキル星を本籍とする設定など、設定資料集で語られた細部もケンスケの個性として広く知られる。
新劇場版での主な差分 — 序 / 破 / Q / シン・エヴァ
新劇場版4部作におけるケンスケは、TV版の親友としての立ち位置を踏襲しつつ、最大の変化は『シン・エヴァ』で成人姿として再登場することにある。『序』(2007-09-01)・『破』(2009-06-27) ではほぼ TV 同様の中学生として登場し、軍事オタク・カメラマニアという基本造形は維持される。『Q』(2012-11-17) では14年経過した世界のため本編には登場しない。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021-03-08) 第3村パートで成人姿として再登場し、村の 『何でも屋』 として、農作業・機械修理・物資調達から心を病んだ住民のサポートまで何でもこなす。アスカからは 『ケンケン』 と呼ばれて良好な関係を築いており、ニアサードインパクトで父を失ったあとも、軍事オタクとして培ってきたサバイバル技術と人間観察眼で村人を支える縁の下の力持ちとして描かれる。心を病んだシンジに対しては距離感を保ちながら見守る側に回り、トウジ・ヒカリの夫婦と並んで第3村パートの中心人物の一人となる。加持リョウジJr.(少年) は彼を 『先生』 と呼ぶ。
関係性 — シンジ / トウジ / アスカ / 加持リョウジJr.
ケンスケの物語の核心は4つの関係軸にある。碇シンジ (CV: 緒方恵美) とは第参話以降の親友だが、TV/旧劇では3号機事件以降に不信感が前面化する。新劇『シン・エヴァ』第3村パートでは成人したケンスケが、心を病んだシンジを距離感を保ちながら見守る側に回る。鈴原トウジ (CV: 関智一) とは最も古い親友で、第壱中学2年A組の男子3人組の3人目を構成する。新劇『シン・エヴァ』第3村では成人したトウジが医師・ケンスケが何でも屋・ヒカリが妻という三角形の中心に位置する。アスカ・ラングレー (CV: 宮村優子) とは新劇『シン・エヴァ』第3村パートで最も関係性が深まる相手。アスカからは 『ケンケン』 と呼ばれ、新劇場版独自の重要な絆として描かれる。加持リョウジJr.(少年、CV: 内山昂輝) はケンスケを 『先生』 と呼ぶ。
名場面と象徴 — ビデオカメラ / 「ケンケン」 / 第3村の何でも屋
ケンスケを象徴するシーンは TV/旧劇/新劇 すべてに分散している。TV版を通じて ビデオカメラで使徒戦を記録する姿 は、彼の軍事オタク・カメラマニアという性質を象徴するアイコンとなる。第拾話「マグマダイバー」の温泉旅行回での3人組の日常風景は、シリーズ屈指の和みシーンとして記憶される。新劇場版『シン・エヴァ』第3村パートで成人したケンスケが 『何でも屋』 として村人を支える姿と、アスカに 『ケンケン』 と呼ばれる場面は、新劇場版独自のケンスケ像の到達点として記憶される。加持リョウジJr. に「先生」と呼ばれるシーンは、ケンスケが TV/旧劇の「パイロットになり損ねた少年」から「次世代を育てる大人」へと位置を変えたことを象徴する。
担当声優 — 岩永哲哉 (全シリーズ通じて担当)
ケンスケ役は1995年のTVシリーズから2021年の『シン・エヴァ』まで、旧シリーズ・新劇場版双方を通して 岩永哲哉 が一貫して担当している。岩永哲哉は同時期から少年・青年役を多く担当してきたキャストで、ケンスケの「軍事オタクの甲高い声と、時折挟まれる老成した観察眼」を両立させた立役者の一人とされる。『シン・エヴァ』第3村パートで成人したケンスケが村の『何でも屋』として登場するシーンは、3シリーズ通じての岩永ケンスケの集大成的なシーンとして位置づけられる。
出演作品 — TV/旧劇/新劇 主要登場
ケンスケが登場するのは、TVシリーズ第参話以降・旧劇場版・新劇場版『序』『破』『シン』が中心となる。詳細は各作品ページを参照。
- 新世紀エヴァンゲリオン (TVシリーズ) — 第参話で初登場、終盤まで3人組の一員として日常パートを支える。
- 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生 — DEATHパートで TVの日常シーンが再構成。
- 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に — 学校疎開の場面でシンジと半ば絶交状態に。
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 — 中学生として登場。
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 — 中学生として登場、トウジに代わってアスカが3号機に乗る。
- シン・エヴァンゲリオン劇場版 — 成人姿で第3村の『何でも屋』として再登場、アスカに『ケンケン』と呼ばれる。
関連キャラクター
ケンスケを取り巻く主要キャラクターへのリンク。各キャラページも同じ Wookieepedia 級の構成で用意している。
本ページの主な参考資料
本ページに記載した事実は、以下の一次情報および信頼性の高い二次情報を WebSearch / WebFetch で参照して記述している。記述の現状は2026年5月時点。
追加参照: ja.wikipedia「相田ケンスケ」(プロフィール / 2001-09-12生 14歳 157cm A型 / 新劇出席番号01番 / 軍事オタク・カメラマニア / 父NERV職員 / 旧劇本籍「ヘキル星」設定 / 新劇『シン』第3村「何でも屋」アスカに「ケンケン」と呼ばれる / 父をニアサーで失う / 加持リョウジJr.に「先生」と呼ばれる) / ja.wikipedia「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(第3村) / 岩永哲哉 公式 / evangelion.jp 公式 / khara.co.jp 公式。