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ANNA MOVIESHUNTER×HUNTER

物語 / 出来事

グリードアイランド編

グリードアイランド編を、原作No.120〜185、カード化システム、ビスケの修行、レイザー戦、ゲンスルー攻略、ゲームクリアまで詳しく解説する。

No.417まで対応更新 2026.08.13

グリードアイランド編は、原作No.120〜185、単行本13〜18巻に収録される。ゴンキルアジンが仲間と作ったゲームへ入り、指定ポケットカード100種類を集めてクリアを目指す。仮想世界に見えるが、舞台は現実の島で、念によって移動、カード化、呪文、NPCの挙動が管理されている。

ゲーム攻略はカード知識だけでは進まない。ビスケット=クルーガーの修行で二人は周、堅、流、系統別訓練を身につけ、レイザーとのドッジボール、ゲンスルー組との戦闘へ応用する。父への手掛かりを追う遊びが、念能力者としての基礎を作る長期訓練になる。

基本情報

グリードアイランド編の基本情報
原作No.120〜185
単行本13〜18巻
2011年版第59〜75話
ゲームグリードアイランド
クリア条件指定ポケットカード100種類を収集
主要対立ゲンスルー組、レイザーと海賊、カード独占勢力
クリア報酬指定ポケットカード3枚を現実へ持ち出す

物語の位置と時系列

グリードアイランド編は一つの事件だけで完結せず、複数の目的と対立が段階的に入れ替わる。下表は転換点を並べたもので、戦闘の勝敗だけでなく、誰の目的が次の局面を始めたかを示す。

グリードアイランド編の主要な転換点
段階出来事転換
落札と選抜バッテラが競売でソフトを落札しプレイヤーを募集ゴンとキルアが念の審査を通過
入島カード化限度枚数と呪文の規則を学ぶ個人探索から情報戦へ
ビスケ二人の未熟な基礎を見抜き修行を開始周、堅、流、六系統訓練を修得
一坪の海岸線15人でレイザーと海賊の競技へ挑むゴン、キルア、ヒソカが力を合わせる
爆弾魔ゲンスルーが大勢へ命の音を仕掛けるカード競争が生存戦へ変わる
クリアクイズ優勝と支配者からの招待ゴンが同行を選びカイトのもとへ移動

物語の展開

現実の島をゲームにした仕組み

ゲーム機はプレイヤーのオーラを読み、念を使える者だけを島へ移動させる。島の物品は指定ポケット、フリーポケット、呪文カードへ変換できるが、カード化限度枚数を超えると入手が難しくなる。独占と交換が攻略の中心になる。

島外へ通常の移動で逃げることはできず、離脱や同行などの呪文を使う。NPCに見える住民も念で作られた仕組みの一部だが、プレイヤーが受けた傷と死は現実である。ゲームという名称が安全を保証しない。

ビスケットの修行

ビスケットはゴンとキルアの才能を認める一方、基礎の粗さを指摘する。シャベルへ周を施して岩盤を掘り、堅の持続時間を伸ばし、流で攻防の割合を変える。六系統も主系統だけへ偏らず、隣接系統から離れるほど時間を減らして訓練する。

ビノールトとの戦いは、二人が相手の殺意を利用して実戦経験を積む修行になった。短期間で一方的に追われる側から相手を上回る側へ変わるが、ビスケットは勝敗だけで終えず、次の課題へ移す。

レイザーとのドッジボール

一坪の海岸線を得るため、ゴンたちは15人でソウフラビの海賊へ挑む。最終競技のドッジボールでは、レイザーが14人の悪魔と高出力の球を使う。ヒソカ、ビスケット、ゴレイヌを含む即席チームは、能力の相性とルールを利用して人数差を埋める。

ゴンはキルアに球を支えさせ、ジャジャン拳・グーで打ち出す。キルアの手は損傷するが、二人は役割を変えない。最後はヒソカが伸縮する愛で球を返し、レイザーをコート外へ出す。個人の最大技を、仲間が受け止めて成立させる勝利である。

ゲンスルー組との決着

ゲンスルーは爆弾魔だと名乗り、仲間の能力と合わせて大勢に命の音を仕掛ける。解除条件は本人へ触れて『爆弾魔を捕まえた』と言うことだが、説明を聞いた時点で起爆条件も進む。ツェズゲラ組とゴンたちはカードを守りながら分断作戦を立てる。

ゴンはゲンスルーへ勝つため左手を爆破させ、喉を守って動きを止め、地面に掘った穴と大岩を使う。大天使の息吹で治せる前提があっても、作戦を越えて危険を選ぶ。勝利への執着が後の自己破壊へつながる性質を見せる。

中心人物と役割

登場人物は味方と敵へ固定できず、同じ人物でも局面によって目的と協力相手が変わる。物語を動かした役割を、最終的な所属や生死と分けて整理する。

グリードアイランド編の中心人物
人物立場物語を動かした行動
ゴン=フリークスジンを追うプレイヤー修行と攻略を主導しゲームをクリア
キルア=ゾルディックゴンの相棒戦術、呪文情報、ドッジボールで支える
ビスケット=クルーガー宝石ハンター・師匠二人の念の基礎を実戦水準へ引き上げる
ゲンスルー爆弾魔命の音でプレイヤーを支配しカードを集める
レイザーゲームマスター海賊イベントと放出系システムを担当
ヒソカ=モロ一時的な協力者ドッジボールで勝利へ貢献し旅団の除念師を探す
ツェズゲラ一ツ星マネーハンターバッテラ組を率い攻略と時間稼ぎを担う

対立構造と主題

グリードアイランドは、ルールを知る者が有利でも、カードの独占だけではクリアできない。15人を集めるイベント、対人戦、クイズ、修行が混在し、交換相手を全て敵に回すと必要な条件を満たせない。ゲーム設計そのものが協力と競争を往復させる。

ジンはゴンが一人で来るか、仲間と来るかまで見越して移動先を分けた。同行を使ったゴンはジンではなくカイトへ送られる。父へ最短で会う攻略を外した結果、カイトとの再会とキメラ=アント編が始まる。

結末と次の物語への影響

ゴンとキルアは大天使の息吹、同行、ブループラネットを選び、同行を指定ポケットカードに変えて持ち出す。ニッグがジンの名を並べ替えたものだと見抜くが、同行には仲間も一緒に移動する性質があり、ジンの設定でカイトへ転送される。

ビスケットの修行で身につけた堅と流はキメラ=アント編の選抜修行へ直結する。それでもピトーの円とカイトの戦闘を前に、二人の成長だけでは埋まらない差が示される。

映像版での構成

2011年版は第59〜75話で映像化し、カード説明を画面表示と会話へ分ける。修行、レイザー戦、ゲンスルー戦を中心にしつつ、呪文カードの組み合わせを視覚的に追える構成になっている。

1999年版のOVAはグリードアイランド編までを扱い、TVシリーズから続く最終映像化範囲となる。2011年版とはキャラクターデザイン、音楽、ゲーム内の色彩設計が異なる。

ゲーム攻略と現実の連続性

グリードアイランドは念で作動する現実の島であり、負傷も死亡もゲーム外へ消えない。カード化と移動呪文は規則に従うが、プレイヤーの暴力や同盟は現実の責任を伴う。ゲームという呼び名が安全を保証しない。

ゴンはクリア報酬をジンへの近道に使おうとするが、同行者を指定したことでカイトのもとへ送られる。ジンは一人で来る場合と友人を連れて来る場合を分けていた。クリアは父との再会ではなく、次の出会いを選ぶ試験として終わる。

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