総合 / 一覧資料
生物図鑑
HUNTER×HUNTERの世界に生きる動物と植物の一覧。くじら島から暗黒大陸まで生息地ごとに並べ、人語を話す魔獣や薬草、5大厄災も収める。
生物図鑑は、HUNTER×HUNTERの世界に登場する動物と植物をまとめた一覧である。姿を変えたり人語を操ったりする魔獣も、通常の動植物と区別せずに同じ枠へ収める。くじら島の森に潜むキツネグマのような土地固有の獣から、荷を運ぶために飼われる鳥、ミドニテで採れる薬草、暗黒大陸でしか確認されていない植物や病までが並ぶ。
配列の軸は生息地である。くじら島、ヌメーレ湿原、ビスカ森林公園、グリードアイランド、暗黒大陸といった土地ごとに種を置き、特定の土地に限られない種と、生息地の分からない種は別立てにする。確認できる項目は57件で、区分は19に分かれる。
基本情報
| 収録項目数 | 動物・植物あわせて57件、区分は19。グリードアイランドと暗黒大陸が各8件で最も多い。 |
|---|---|
| 対象範囲と収録基準 | HUNTER×HUNTERの世界に登場する動物と植物。人間に化けるキリコのような魔獣、群狼のような群れ、キメラ=アントのような種族単位の項目、薬草や食物も含む。 |
| 並び順 | 生息地ごとの区分にまとめ、土地を限らない種と生息地の分からない種は別の区分へ置く。区分の中で種をどの順に並べるかを定める記述はない。 |
| 5大厄災 | 暗黒大陸の項目でPap、ブリオン、Aiが5大厄災の一つに挙げられる。ヘルベルとゾバエ病も同じ土地の項目だが、5大厄災に数える記述はない。 |
| 確認日 | 2026年8月1日に内容を確認。 |
索引の概要と目的
生物図鑑は、作中で名前や生態が語られた動物と植物を一つにまとめた一覧である。個々の種は物語のなかでごく短く触れられるだけのものが多く、サザンピースの学芸員が名前を挙げただけのポニーテールキャットのアルビノのような例もある。断片的な記述を生息地ごとに並べることで、どの土地にどんな生き物がいるのかを見渡せるようにしている。
扱う範囲は、人を襲う獣から狩りの獲物、薬や食料になる植物、人の手に負えない暗黒大陸の存在にまで及ぶ。生物そのものではないゾバエ病も、脅威として暗黒大陸の項目に置かれる。魔獣も別枠にせず、同じ並びのなかで扱う。
収録基準と対象範囲
対象は動物と植物の双方で、魔獣も含まれる。人間そっくりに化けるキリコ、狼男の群れである群狼、種族として扱われるキメラ=アントのように、単独の個体や一種にとどまらない項目も同じ基準で採られている。
植物の比重も小さくない。苔や木、薬草、食用の穀物までが同じ一覧に入り、動物との間に扱いの差はない。大きさや危険度で選り分けず、名前と特徴が語られた動植物であれば採る点が、収録の実際の基準になっている。害のない小動物と人を食う魔獣、絶滅した種と現存する種が同じ並びに置かれるのもそのためである。
分類と並び順
区分は生息地を軸に置かれ、確認できるだけで19に分かれる。くじら島、ヌメーレ湿原、ビスカ森林公園、マフタツ山、ラウル山、ドーレ港、トリックタワー、ゼビル島、NGL、ロカリオ共和国、ルクソ地方、グリードアイランド、ククルーマウンテン、カキン帝国、世界樹、暗黒大陸、ミドニテが、場所の名を冠した区分として並ぶ。これに、土地を限らない種を集めた区分と、生息地の分からない種を集めた末尾の区分が加わる。
区分ごとの件数には偏りがある。ミドニテには7件、ヌメーレ湿原には6件、ゼビル島には4件が置かれる一方、ドーレ港やトリックタワー、カキン帝国のように1件だけの区分もある。各区分の内部で種をどう並べるかまでは示されず、収録から漏れた種がどれだけあるのかも分からない。
くじら島とヌメーレ湿原の生物
くじら島の区分には3種が並ぶ。キツネグマはキツネの頭とクマの胴を併せ持つ大型の獣で、気性が荒く縄張りを守り、島の森に生息する。沼の主は車ほどの大きさがある巨大な魚で、甲殻類に似た脚を持ち、島の沼に潜む。マダラリスはヘビブナの群生地に固有のリスである。
ヌメーレ湿原には数多くの獣と正体の分からない生物が生息する。ハンター試験の舞台となったことで、人間を獲物として狙うようになったものもいる。死者や瀕死の者を見つけると即座に舞い降りる腐肉食の鳥も、大きな群れで暮らす。キリヒトノセガメは人を食べる巨大なカメで、霧の濃い日にしか動かない。背に生えたイチゴのような房が濃い霧のなかでは人影に見え、それで獲物を近くへ誘い込む。マチボッケは大型の肉食のカエルで、地面の下に身を隠して口を開けたまま待ち、獲物が隠れ場所の上を通ると口を閉じて丸のみにする。
人面猿はサルの体に人間の顔を持つ肉食の霊長類で、人間の姿に化け、人語を話して相手を油断させてから襲う。腕力そのものは強くなく、その分をこの欺きで補う。ホラガラスは人の声をまねる鳥で、その声で人をおびき寄せて転落死させ、死体をあさる。サイミンチョウは獲物を眠らせる飛び方をしたうえで、その体内に幼虫を産みつける。ジライタケは踏まれると爆発して胞子をまき、分解された犠牲者の体を苗床にして育つ菌類である。
森林公園・山岳地帯とハンター試験の道程
ビスカ森林公園にはグレイトスタンプが生息する。世界で最も危険なブタとされる肉食獣で、気性の荒さと速さ、そして獲物や敵を打ち据える強力な鼻先で知られる。その巨大な鼻は額の急所を隠しており、そこに一撃を受けると即死する。
マフタツ山ではクモワシが崖と崖の間に巣を張る。深い谷を選んで巣をかけ、卵を網に吊るして捕食者から守る。ラウル山には角を持つ絶滅危惧種の大角熊が生息し、その角には大角熊の角苔が主に生える。
ドーレ港の外にはキリコが暮らす。姿を変えられる魔獣で、人間そっくりの外見をとれる。直立すれば成体は人間のおよそ2倍の背丈があり、イヌ科のように長く尖った鼻先と非常に長い耳を持つ。腕は脚より長く、その腕からコウモリに似た翼を伸ばす。人語を話し、空も飛ぶ。港の外に住む一家は人間用の家に暮らし、ハンター試験の会場までの案内役を務める。
トリックタワーの周辺には六本脚の飛行獣がいる。大型で攻撃的な肉食獣で、塔の外にいる人間を残らず食う。ゼビル島には好血蝶が飛ぶ。血の匂いに引き寄せられる紅色の蝶で、大型生物の開いた傷口から日常的に養分をとる。魚を捕る鳥は、川岸で魚を狙う小さな青い鳥である。名称不明のウサギは、1999年版アニメでゴン=フリークスとヒソカが対峙した場面のあとに現れた小さなウサギを指す。ゴンの釣り竿をかわしたカエルも、この島の生き物として挙げられる。
大陸各地とグリードアイランドの生物
NGLには八本脚の犬がいる。イヌの頭を持つ非常に小さなクマのような姿で脚が多く、茂みのなかを歩く姿が見られるが、ほとんど無害である。同じ地域のビラは、麻薬D²の主原料となる物質を持つ木である。ロカリオ共和国では汽水域の近くにウミテホタルが生息する。ルクソ地方の地走鳥は大型の陸生の鳥で、人を乗せたり荷を運んだりするのに使われる。
グリードアイランドは最も項目の多い区分の一つである。1つ目巨人は鈍器を使う単眼の巨人の集団で、群れで動き、縄張りに入ったものを手当たり次第に襲う。マサドラへ向かう山中で出会い、目を突かれると倒れる。バブルホースは赤と白の泡を出す馬で、泡が割れると大きな音が鳴り、その隙に逃げる。リモコンラットは臆病な齧歯類で、身を隠したまま物を動かして捕食者を追い払うが、姿を見られると気絶する。
キングホワイトオオクワガタは同じ島の希少な白いクワガタで、特殊なフェロモンで他の昆虫を集めて巨大な巣を築き、1日に一度だけ夕方の散歩に出る。メラニントカゲはウシを丸のみできる大型のトカゲで、巨体で獲物を押さえつけて窒息させる。フクロウの登場個体は手紙や郵便を運ぶ役目を負う。マリモッチは目にも留まらぬ速さで動くが、体の硬さはゴムボール程度で、ぶつかっても大きな傷にはならない。群狼はゴン=フリークス、キルア=ゾルディック、ビスケット=クルーガーを襲った狼男の群れである。
ククルーマウンテンにはゾルディック家に仕える巨大な番犬のミケがいる。2階建ての家ほどの体格で、屋敷に立ち入った招かれざる者を殺す。同じ山には、翼で非常に高くまで飛べる中国の竜に似た生き物も暮らす。カキン帝国のキャンプタイガーは角で獲物を突き刺し、火を使って自分の食べ物を焼く。カイトがカキン帝国での生物調査で見つけた。世界樹の頂には、そこに巣を作って暮らす世界樹の鳥がいる。
土地を限らない項目としてキメラ=アントと世界樹が挙がる。キメラ=アントは旺盛な食欲を持つ危険な昆虫で、通常の個体は大型の昆虫ほどの大きさ、女王は体長10センチメートルまで成長する。女王は食べた生物の特徴を次の世代へ受け継がせることができ、名前の由来もそこにある。世界樹は最も高くなる木で、山脈に根を張ってマグマを吸い上げ、大気圏を越えてさらに大きくなる。
暗黒大陸・ミドニテと生息地不明の生物
暗黒大陸の項目には植物と脅威が並ぶ。万病に効く香草はあらゆる病を治す植物、ニトロ米は寿命を延ばす食物である。メタリオンは「錬金植物メタリオン」の名で呼ばれる植物で、その性質は分かっていない。
同じ土地には5大厄災も含まれる。Papは人を食料としながら愛玩用にも飼う謎の獣で、5大厄災の一つに数えられる。ブリオンは植物状の兵器で、これも5大厄災の一つである。Aiは気体の生命体で、やはり5大厄災に数えられる。ヘルベルはヘビに似た生き物で、獲物に殺人衝動を感染させる。ゾバエ病は致死率の高い不治の病だが、生き延びた者は長年にわたり自給自足で生きられる体となり、死ななくなる。
ミドニテの項目は動物3種と薬草4種からなる。マンドラゴラはウォローの森に住むカエルに似た生き物で、倒すとマンドラゴラの肉が手に入る。ヘンナトリはクジャクの羽を持つニワトリのような鳥で、水晶洞窟の一帯にいて、倒すとヘンナトリの肉になる。トビヤモリは地下遺跡と水晶洞窟の両方に現れ、倒すとトビヤモリの肉が得られる。アマミ草はウォローの森に生える葉の植物、ヒソボリ草はヒイラギに似た植物で森の遺跡にある。ミツホシ草は白い花を3つ付け、ツキヨミ草は先端が紫がかった白い花で、水晶洞窟の一帯に生える。
末尾の区分には、まだ名前が付いていない獣や、名前のない地域・不明な地域に住む獣が集まる。ポニーテールキャットのアルビノは、サザンピースの学芸員が口にした名前である。パンダガエルはパンダの毛皮のような黒い斑点に覆われたカエルで、焼くとザバン市では珍味として扱われる。コクチハクチョウは特定の鉱山地帯の周辺にしか住まない水鳥で、その理由は分かっていない。二首オオカミは絶滅危惧種、デオドロザウルスはすでに絶滅した生物である。


