ぱちんこ劇場版キュゥべえver.は、2020年10月に登場した大当り確率約1・99.9の甘デジである。突入率約53%・継続率約77%のマギカ☆RUSH、アルティメットRUSHから移行するJACK POT、劇場版シリーズから引用した人物・敵・楽曲を整理し、似た名称の前後機や派生版と混同しないための識別点まで解説する。
要点
ぱちんこ劇場版キュゥべえver.は2020年10月の大当り確率約1・99.9の甘デジで、突入率約53%・継続率約77%のマギカ☆RUSHとアルティメットRUSHから移行するJACK POTが識別の中心になる。
劇場版シリーズの映像は抽選順へ再構成されるため、画面の順番を原作時系列として扱わない。
![劇場版[前編]始まりの物語の場面](/madoka/assets/scenes/movies/beginnings/scene-01.webp)
2020年、約1・99.9、遊タイムの三条件が、2019年親機と2026年Pまどか3甘デジを分ける。数値、示唆、アプリ、設置状況は、必ず本機の正式名称を付けた資料で確認する。
劇場版シリーズは三本で構成される
本機が題材とする劇場版シリーズは、[前編]始まりの物語、[後編]永遠の物語、『叛逆の物語』の三本からなる。前編と後編はTVシリーズ全12話を二部へ再編集した作品で、作画の描き直しと音響の再設計が加えられている。物語の筋はTVシリーズと共通する。
三本目の『叛逆の物語』だけは完全な新作である。TVシリーズの結末より後を舞台にしており、前二作を見ていることが前提になる。同じ劇場版という括りでも、内容の性格が大きく違うため、資料を探す際には作品名まで指定したい。
![劇場版[後編]永遠の物語の場面](/madoka/assets/scenes/movies/eternal/scene-01.webp)
実機が劇場版シリーズと表記する場合、どの範囲を指すかは機種によって異なる。前後編だけを題材にした系統と、『叛逆の物語』の要素を含む系統では、登場する敵も結末の扱いも変わる。
『叛逆の物語』でキュゥべえが置かれる立場
TVシリーズの結末で、鹿目まどかはすべての魔法少女が魔女へ変わる運命を消す願いを立て、円環の理と呼ばれる概念そのものになる。この改変により、魔法少女は絶望の果てに魔女化するのではなく、消える形で導かれるようになった。

『叛逆の物語』のキュゥべえは、この現象を観測し、仕組みを解明しようとする側に回る。契約を勧めて回る役ではなく、実験を組み立てる役である。円環の理を捕らえられれば感情の回収という目的を再び満たせるという判断が背景にある。
結果としてこの実験は、暁美ほむらの行動を通じて別の結末を招く。キュゥべえの立場は勝者でも敗者でもなく、想定を超えた事態に巻き込まれる観測者として描かれる。愛嬌のある造形が変わらないまま役割だけが移っていく点は、この作品の敵役の一貫した扱い方である。
甘デジという枠と、題材の重さ
本機は2020年10月に登場した大当り確率約1・99.9の甘デジである。長い時間をかけて遊びやすい枠に、結末まで踏み込んだ題材が載っている構成になっている。演出の頻度が高いぶん、原作の重い場面が繰り返し現れることにもなる。

作品を未視聴のまま触れると、誰が魔女へ変わるか、最後に誰が何を願うかを断片から先に知ることになりやすい。劇場版の題材はTVシリーズの結末を含むため、順番としては前編と後編を見てから機種資料へ移るほうが安全である。
逆に作品を見終えた人にとっては、どの場面が抽選のどの段階へ配分されたかを比較する材料になる。同じ劇場版を題材にしたスロット系の機種と並べると、媒体ごとに何を到達点へ置いたかの違いが見えてくる。
円環の理という語をどう扱うか
円環の理は、まどかの願いによって成立した仕組みを指す語である。作中では概念として説明され、姿を持つ存在としては断定的に描かれない。魔法少女が絶望へ至る前に導かれるという結果だけが提示される。

この語は結末そのものを含むため、初見者向けの案内では扱いに注意が要る。実機の上位状態の名称や演出名として現れる場合も、意味を調べるとTVシリーズ第12話の内容へ直結する。演出名を先に検索しないという判断が、作品の順序を守るうえで有効である。
前編と後編で描かれる物語の骨格
[前編]始まりの物語は、鹿目まどかがキュゥべえと出会い、巴マミの導きで魔法少女の世界を知るところから始まる。魔女との戦いが並の危険ではないことは、マミが魔女シャルロッテに敗れる場面で決定的に示される。前編はここを軸に、契約を選ぶことの重さを提示して閉じる。
[後編]永遠の物語では、美樹さやかが幼馴染のために使った願いの帰結が中心に置かれる。ソウルジェムが少女の魂そのものであること、魔女が魔法少女の成れの果てであることが順に明かされ、さやかは魔女オクタヴィアへ変わる。前提が一つずつ崩れていく構成である。

終盤では暁美ほむらが同じ一か月を繰り返してきた事実が語られ、ワルプルギスの夜との決戦を経て、まどかがすべての魔法少女を救う願いを立てる。前後編はこの結末までを含むため、途中の場面だけを切り出すと意図が反転して伝わる。
魔女という敵と、結界という空間
この作品の魔女は、それぞれ固有の様式を持つ結界の内側に潜む。切り絵、写真、記号を組み合わせた画面は、外の街並みとは描画の方法自体が異なる。敵の危険度が数値ではなく質感の変化で伝わる設計になっている。
結界は普通の人間には見えず、迷い込んだ者は自ら命を絶つよう仕向けられる。魔法少女が戦う理由は名誉ではなく、放置すれば街の人が失われるという事情にある。実機で結界の映像が使われるとき、それは単なる背景ではなく危険の合図でもある。

使い魔は魔女から分かれた存在で、成長すると魔女になる。グリーフシードを落とさないため、倒しても報酬にならない。この区別を知っておくと、敵の種類が演出上どう扱い分けられているかを読み取りやすい。
五人の魔法少女と、それぞれの願い
巴マミは事故で家族を失う直前、助かることを願って契約した。生き延びた代わりに一人で見滝原を守る立場になり、後輩へ戦い方を教えることに強い意味を見いだしている。孤独を繰り返させたくないという事情が、その面倒見のよさの背景にある。

佐倉杏子は家族のために願いを使い、その結果として最も大切なものを失った経験を持つ。願いは自分のためだけに使うべきだという考え方は、他者のために願った美樹さやかと正面から対立する。二人の衝突は主義の違いであって、どちらかが未熟だという構図ではない。
暁美ほむらの願いは鹿目まどかとの出会いのやり直しで、その副産物として時間を巻き戻す力を得た。まどか自身は最後に、すべての魔法少女が魔女へ変わる運命そのものを消す願いを立てる。実機で人物が並ぶ場面でも、原作では同じ時点に居合わせない組み合わせが含まれる点に注意したい。
この機種でよく検索される疑問
題材の劇場版はどこまでを含みますか
劇場版シリーズを題材としており、[前編]始まりの物語と[後編]永遠の物語に加え、完全新作である『叛逆の物語』が同じ系統として扱われる。前二作はTVシリーズの再編集にあたる。

『叛逆の物語』はTVシリーズの後の話ですか
TVシリーズの結末より後を舞台にした完全新作である。前編と後編、あるいはTVシリーズ全12話を見ていることが前提になるため、単独で見ると設定の前提が分からない。
この機種と通常版の劇場版機は違いますか
別の機種である。本機は2020年10月に登場した大当り確率約1・99.9の甘デジで、キュゥべえを前面へ出した仕様になっている。同じ題材でも仕様が異なるため資料は分けて扱う。
円環の理とは何を指しますか
鹿目まどかの願いによって成立した仕組みで、魔法少女が絶望して魔女へ変わる前に導かれるようにするものである。TVシリーズ第12話の内容に直結するため、未視聴なら先に本編を見たい。
