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ANNA MOVIESHUNTER×HUNTER

人物

ネオン=ノストラード

ノストラード組の組長ライト=ノストラードの娘で人体収集家。4行詩で予知する念能力「天使の自動筆記」、ヨークシンでの動向、能力を失った経緯。

No.417まで対応更新 2026.08.13

ネオン=ノストラードは、マフィアの一族ノストラード組を率いるライト=ノストラードの娘である。人体の一部を集める人体収集家で、ノストラード組がヨークシンへ向かった最大の理由も彼女の収集にあった。生年月日は1982年頃、年齢は18才位。念系統は特質系で、自動書記による4行詩という形式で予知を行う念能力「天使の自動筆記」を操り、その占いが父をマフィアの最有力者たちから厚遇される立場に押し上げていた。原作では第67話で間接的に触れられ、単行本第8巻収録の第70話から登場する。

ヨークシンの地下オークションを巡る一連の出来事のなかで、ネオンは幻影旅団クロロ=ルシルフルと接触し、その場で能力を奪われた。以後、占いは二度と出てこなくなり、父ライトは娘の能力喪失に取り乱す。王位継承編では、緋の眼の以前の所有者としてクラピカが間接的に名を挙げるにとどまり、能力がクロロの本からも消えたことが判明する。参照資料はこれを根拠に、ネオンを消息不明のまま死亡したとみられる人物として扱っている。

基本情報

ネオン=ノストラードの基本情報
所属・役割ノストラード組。組長ライト=ノストラードの娘で、人体収集家。かつては占い師として父の仕事を担っていた。
生年月日・年齢1982年頃生まれ、18才位。参照資料は単行本第11巻の第95話を根拠に17〜18歳と記す。
初登場・登場媒体原作第67話で間接的に言及され、単行本第8巻収録の第70話で登場。TVアニメ1999年版 第48話、2011年版 第41話。
状態不明。死亡したとみられる。
念系統・能力特質系。「天使の自動筆記」で4行詩による予知を行ったが、クロロ=ルシルフルに奪われて以降は使えない。
関係父はライト=ノストラード。護衛はダルツォルネ、クラピカ、センリツ、バショウ、リンセン。侍女はエリザ。能力を奪ったのはクロロ=ルシルフル。

人物像

ネオンは我儘で自己中心的な令嬢である。欲しいものが手に入らないと癇癪を起こし、他者への共感に乏しく、振る舞いは子どもじみている。人体の一部を集めるという歪んだ趣味は、クラピカに化け物と受け取られるほどだった。ノストラード組がヨークシンへ赴いた最大の理由も、この収集にある。

もっとも、冷淡なだけの人物ではない。スクワラの死を悼むエリザを気遣い、緋の眼よりもエリザを優先して、ヨークシンに留まらず帰宅すると自ら申し出ている。甘やかされて無関心に見える性質は、17歳という年齢に対して子どものままの無邪気さと、子どもの理解を超える感情を捉えきれないことの表れでもある。参照資料は、その点を除けば気立ては悪くないと評している。

外見は媒体ごとに異なる。2011年版のTVアニメでは、青い髪を黄色いリボンで後ろにまとめ、ピンクと赤の縞の上着に無地の白いワンピース、非常に大きな紫の靴を合わせる。1999年版のTVアニメでは髪はピンクで、ピンクと白のワンピース姿になる。瞳の色も原作は茶、1999年版は青、2011年版は緑と分かれる。地下オークションへ忍び込む場面では、簡素なワンピースと大きなサンダルという目立たない装いをしている。

作中での動向

ネオンは自室で、護衛団長ダルツォルネに紹介された新しい護衛たちを迎える。8月31日、一行はリンゴーン空港からヨークシンシティへ移動し、その道中でダルツォルネが9月分の仕事を差し出した。ネオンは初め占いを断ったが、父ライトと取引を交わしたうえで、天使の自動筆記を使って9月分を仕上げる。その夜、ベーチタクルホテルで侍女たちとトランプに興じる間、ダルツォルネはライトへ連絡し、直近の占いの内容を伝えた。地下オークションへの出席を許されないと知ったネオンは大きな癇癪を起こしたが、やがて自分で疲れ果てて眠ってしまう。

9月2日未明、ウボォーギンが脱走してダルツォルネを殺害すると、クラピカとスクワラがネオンを起こして状況を伝えた。ネオンは事件そのものに関心を示さず、オークションで狙っていたコルコ王女のミイラを気にして、次の開催時期を尋ねる。クラピカは品物が無事であること、再開の時期は分からないことを答えた。父への連絡を提案したのはネオンで、残った護衛たちはダルツォルネの後任にクラピカを選ぶ。ネオンが父に引き合わせると、ライトは自分が到着するまでネオンを見守ることを最優先にせよとクラピカへ命じた。

買い物に出たがるネオンに、クラピカは父が来るまで部屋を出ないよう求める。カジノへ行きたかったネオンは不満を漏らしつつ父の指示に従い、侍女たちに嬉しそうにトランプを持ちかけた。9月3日、状況を把握したライトはネオンを帰宅させるよう指示する。オークションの中止にふてくされたネオンも、品物は取り戻す、来年は出席できるとなだめられ、上機嫌で荷造りに向かった。屋敷までの警護と送り届けはセンリツバショウが担う。

帰る前に、ネオンはセンリツ、バショウ、エリザ、もう一人の侍女を連れてリンゴーン空港で買い物を始める。手洗いに行くふりをして変装し、誰にも気づかれずに姿を消した。エリザが手洗いにいないと気づいたことで、センリツとバショウは慌てる。父に嘘をつかれたと感じたネオンは、自分でオークションに出席すると決めて飛び出していく。その後ろを、彼女の写真を手にした正体のつかめない男が追っていた。

ヨークシン編後半とクロロ=ルシルフルとの遭遇

セメタリービル周辺の検問を、ネオンはクロロ=ルシルフルの手引きで通過し、一緒に通してくれた礼を述べる。ビル内の飲食店でクロロが占いの評判を切り出すと、ネオンは多くの要人の占いを引き受けていると認めた。ネオンはクロロに本名と生年月日、血液型を書かせ、彼が見ている前でノートに詩を書き上げる。書き終えてから、自分の占いがどういうものかを説明した。

詩を読んだクロロが涙を流したため、ネオンは驚く。死後の世界を信じるかと問われると、占い師を志すきっかけになった銀河の祖母の言葉を引いて、信じてはいないと答えた。第96話にあたるこの場面の後、二人はオークション会場へ向かうことにする。その途中でクロロはネオンを一撃で昏倒させ、マフィアの構成員の前では憤然と救急車を呼べと詰め寄る芝居を打った。十老頭がネオンの占いの愛好者だと思い当たったビーンは、部下に救急車の手配を命じる。

駆けつけたライトとクラピカは、意識のないままのネオンを見つけた。クラピカはハンター向けのウェブサイトを確認し、自分とセンリツを除くノストラード組の護衛全員とネオンの写真や特徴が載せられていることを突き止める。接触した人物はこのサイトでネオンの容姿を把握したのだろう、というのがクラピカの推測だった。犯人を見つけ出して殺すと息巻くライトをなだめ、相手の狙いを検討する。ほかの護衛も向かっていること、これから始まる戦闘のためにオークションは再び中止になるだろうという見通しも示した。幻影旅団の面々が「死亡」した後、ネオンは救急車で市内の病院へ運ばれる。

オークションが再開されると、ライトは金額の上限を設けずに緋の眼を落札するようクラピカへ命じる。クラピカは29億で緋の眼を競り落とした。ライトは当初激怒したものの、ネオンの能力を使えば金はすぐ取り返せるうえ、業界での評価もさらに高まると自分に言い聞かせる。目を覚ましたネオンは枕元の緋の眼を見て、父に丁重な礼を述べた。

部屋の外でライトは護衛たちの働きをねぎらい、ネオンのために残る品はソン・リマーチの使用済みティッシュだけだと告げて、センリツとバショウに再び買い物へ付き添うよう命じる。9月4日、ネオンはホテルの部屋で緋の眼に見入っていた。買い物の最中、センリツはクラピカに、買い物は護衛より辛くバショウも限界が近いと漏らし、その傍らでネオンは次の店へ行きたいとせがんでいる。

能力・特徴・関係

ネオンの念系統は特質系である。念の修行を受けたことは一度もないのに能力を身につけており、参照資料はこれを天才の証と位置づける。能力「天使の自動筆記」は、自動書記による4行詩という形式で予知を行うものだった。

占いの手順は決まっている。対象者に直筆で名前、生年月日、血液型を紙に書いてもらい、その紙に詩を書き込む。名前はペンネームや芸名でも構わない。対象者が占いの場にいない場合は顔写真が必要になる。悪い予言には必ず警告が示され、その警告を守れば予言を回避できる。ただし、自らの未来を占うことはできなかった。

この予知の力は父の立場を直接支えていた。ネオンの占いがあればこそ、ライトはマフィアの最有力者たちから厚く遇されていた。父がマフィアの一族を率いていた間、ネオンは父の従業員に対する権限を持ち、父の許可がある限りその資産を使うこともできた。

クロロに能力を奪われた後、ネオンは二度と占いを使えなくなった。スクワラが殺害された後には緋の眼も盗まれたが、センリツによれば、ネオンは緋の眼よりもエリザのことで心を痛め、自分から帰宅を申し出て一行は空港へ向かったという。ノストラード邸では、クラピカとセンリツが通りかかった部屋で、ネオンがベッドに腰かけ、どうして能力が出なくなったのかとつぶやいていた。娘の能力喪失に取り乱して理由を問うライトに、クラピカはすべて自分が引き受けると告げる。

王位継承編では、クラピカが緋の眼の以前の所有者としてネオンに間接的に触れる。手がかりを得るためにもう一度占ってほしいとシズク=ムラサキが頼むと、クロロは能力が自分の本から消えたと明かした。単行本第36巻第377話にあたるこの記述を根拠に、参照資料はネオンが死亡したとみている。

劇場版での登場

劇場版劇場版第2作では、ネオンは天空闘技場で開かれるバトルオリンピアに、クラピカ、センリツ、リンセンを伴って足を運ぶ。体調を崩した父の代理としての出席だった。リングを見下ろすネオンのそばを、クラピカとセンリツは離れずに警護する。アイザック=ネテロの挨拶の間、ネオンは退屈のあまり居眠りしかけていた。

試合開始の直前、出場者の一人に興味を持ったネオンは嬉しそうにクラピカへ話しかけようとするが、彼はヒソカ=モロに会いに行っており、その場にいなかった。やがて場内の全員とともにネオンも人質に取られる。ビスケット=クルーガーが侵入者と戦うなかで解放されると、ネオンはその戦いぶりを見て声を上げて笑った。大会の終了後は、ぬいぐるみを詰め込んだ車にリンセンの運転で乗って帰路につき、クラピカとセンリツは別の車で同行した。

名称と作品外での言及

ネオンという名は父の名ライトと対になり、ネオン管の照明を思わせる組み合わせだという見方が参照資料に示されている。2011年版のTVアニメでは、携帯電話のストラップに『幽☆遊☆白書』のプーのフィギュアを付けている。1999年版のTVアニメでは、カルト=ゾルディックエレベーターガールを同じ声優が兼ねる。第2回のキャラクター人気投票では58票を集めて23位に入り、イズナビと同数だった。

他作品との重なりも参照資料が挙げている。『僕とロボコ』第48話では、ロボコがネオンのかつての念能力に「ちょっとだけ」似た占いを見せる。『サカモトデイズ』の占い師アタリは、ネオンと同じく髪の長い細身の少女で、初登場の場面で見せる、やや前かがみで膝に手を置いて座る姿勢は、ネオンがたびたび描かれてきた姿勢に近い。同作の作者である鈴木祐斗が『HUNTER×HUNTER』を愛読することはよく知られている。

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