百科事典索引
全項目一覧
公開済みの記事を、人物・場所・魔法・魔法道具・原作と映像作品の分類や名称から横断して検索できる、ハリー・ポッター百科事典の総合索引ページです。
- 9と4分の3番線場所・施設・交通
キングズ・クロス駅の九番線と十番線の間にある、ホグワーツ特急の発着ホーム。ハリーがウィーズリー家と出会い、毎年の学校生活へ踏み出す魔法界の入口である。
- N.E.W.T.試験学校・制度・概念
七年生が受ける上級魔法試験。進路を決める資格であり、戦争によって通常の教育が途切れた世代を映す制度でもある。
- O.W.L.試験学校・制度・概念
五年生が受ける普通魔法レベル試験。科目の継続履修と将来の進路を左右する、ホグワーツ教育の大きな節目。
- アーガス・フィルチ人物・家系
ホグワーツを巡回し、校則違反を追う管理人。スクイブとしての疎外感と、規則を監視へ寄せすぎた判断が、生徒との深い対立を生む。
- アーサー・ウィーズリー人物
マグルの暮らしを好奇心から学び、家族と不死鳥の騎士団を支える魔法省職員。
- アクロマンチュラ魔法生物・植物
人語を話し、人間を食べる巨大な毒蜘蛛。ハグリッドとアラゴグの関係、秘密の部屋の冤罪、森の群れを通じて危険と理解の両方を描く。
- アズカバン場所・学校
北海の孤島にある魔法使いの牢獄。壁や鍵だけでなく、吸魂鬼によって希望を奪う刑罰が、魔法省の正義と恐怖の問題を映す。
- アバーフォース・ダンブルドア人物・家系
名高い兄アルバスとは違う場所で、家族の痛みと戦争を引き受けたホッグズ・ヘッドの店主。危機では見捨てられた若者を逃がし、戦いへ戻る。
- アラゴグ魔法生物・植物
ハグリッドが育てた巨大蜘蛛アクロマンチュラ。恩人への記憶を残しながらも、人間を獲物と見る一族の長として森に君臨する。
- アラスター・ムーディ人物
第一次魔法戦争を生き抜いた伝説的な闇祓い。不屈の警戒心で仲間を守る一方、四年目の『ムーディ』の大半は別人だったという複雑な人物。
- アルバス・ダンブルドア人物
ホグワーツ校長であり、ヴォルデモートとグリンデルバルドの時代を知る魔法使い。強さと同時に、権力を持つことへの恐れを抱える。
- イギリス魔法省組織・制度
イギリス魔法界の行政・司法・治安を担う機関。生活を支える官庁である一方、恐怖と偏見が広がると、権力を正当化する装置にもなる。
- ウィーズリー・ウィザード・ウィーズィーズ場所・施設・交通
フレッドとジョージがダイアゴン横丁に開いたいたずら道具店。笑いと発明を商売に変え、統制の強まる学校と戦時下の魔法界へ、別の生き方と日常の明るさを持ち込んだ。
- ヴィンセント・クラッブ人物・家系
ドラコ・マルフォイの取り巻きとして知られるスリザリン生。死喰い人の家系と学校内の同調を背負い、最後は必要の部屋で制御不能な悪霊の火を放つ。
- ヴォルデモート人物
トム・リドルの名を捨て、不死と支配を求めた闇の魔法使い。分霊箱で死を遠ざけた行為が、ハリーとの対立を長く決定づける。
- オリバンダーの店場所・学校
ダイアゴン横丁にある老舗の杖店。入学前の子どもが最初の杖を選ぶ場所であり、店主の失踪後には魔法界の日常を支える専門知識の重要さが浮かぶ。
- オリンプ・マクシーム人物・家系
ボーバトンの校長として対抗試合に来校した魔女。優雅な学校代表であると同時に、出自をめぐる偏見へ向き合う人物でもある。
- ギャリック・オリバンダー人物・家系
「杖が魔法使いを選ぶ」と語る杖職人。ハリーとヴォルデモートの兄弟杖、ニワトコの杖の忠誠を理解するための重要な証言者。
- ギルデロイ・ロックハート人物・家系
英雄の逸話を盗み、記憶術で痕跡を消して名声を築いた作家兼教師。華やかな自己演出と、秘密の部屋で崩れる虚像が対照をなす。
- キングズリー・シャックルボルト人物
魔法省の内外で真実を守り、戦後には制度の再建を担った闇祓い。
- クィディッチ呪文・魔法・概念
箒に乗って行う魔法界の球技。試合の熱狂だけでなく、学校の所属意識、友情、地域社会、偏見と暴力が交差する舞台でもある。
- クィディッチ・ワールドカップ歴史・事件
魔法界最大級の国際スポーツ大会。競技の熱狂と、死喰い人の暴力が同じ夜に交差し、戦争の再来を予告した。
- クィブラー魔法道具・杖
珍しい魔法生物や陰謀を載せる小さな雑誌。主流紙がハリーの証言を否定した時、真実を載せる余地を作った一方で、戦時には発行者の家族も脅かされた。
- クィリナス・クィレル人物
気弱な防衛術教授を装いながら、ヴォルデモートを宿して賢者の石を狙った、第一巻の二重の敵。
- クリーチャー人物・家系
ブラック家への忠誠とレギュラスの遺志を抱える屋敷しもべ妖精。侮辱と命令だけの関係から、記憶を尊重する協力へと行動を変えていく。
- グリップフック人物・家系
グリンゴッツのゴブリン。ハリーを最初に金庫へ案内し、七年後には侵入計画を助けるが、ゴブリン製の品をめぐる不信と取引は、ハリーたちの正義にも問いを投げる。
- グリフィンドールの剣魔法道具・杖
必要とするグリフィンドール生のもとへ現れるゴブリン製の魔法剣。分霊箱を破壊する力と、作り手・購入者の所有観の衝突を併せ持つ。
- グリフィンドール寮場所・学校
勇気と行動を重んじるホグワーツ四寮の一つ。英雄の寮という印象の裏で、所属が個人を決め付けないことも描かれる。
- グリフィンドール寮の談話室場所・施設・交通
太った婦人の肖像画を通って入る、赤と金、暖炉を中心としたグリフィンドール塔の生活空間。ハリーたちが不安と秘密を言葉にし、危険から戻るための居場所でもある。
- グリモールド・プレイス12番地場所・交通
不死鳥の騎士団の本部であり、純血主義のブラック家が残した危険な記憶と遺産を抱える屋敷。
- グリンゴッツ銀行場所・学校
ゴブリンが運営する魔法界の銀行。安全な金庫、所有権の対立、分霊箱奪還が交差するダイアゴン横丁の中枢。
- クルックシャンクス人物・家系
ハーマイオニーが飼う、ニーズルの血を引く猫。スキャバーズの異常とシリウスの正体を人間たちより早く察し、誤解の中で真相へ近付く。
- グレゴリー・ゴイル人物・家系
死喰い人の息子で、クラッブとともにドラコ・マルフォイの周囲にいるスリザリン生。力と家名を頼りに他者を威圧するが、原作と映画ではホグワーツの戦いでの結末が異なる。
- ゲラート・グリンデルバルド人物・家系
「より大きな善」を掲げて魔法使いの支配を求めた闇の魔法使い。ダンブルドアとの友情、決闘、制度の正当性を利用する政治活動を通じて、その危険を描く。
- ケンタウロス魔法生物・植物
禁じられた森で独自の文化と領域を守る知性種族。星を読み、人間の制度と距離を置きながら、個々には異なる選択をする。
- コーネリウス・ファッジ人物・家系
危機の現実より魔法界の平穏と自らの地位を守ろうとした魔法大臣。警告を否定する政治判断が、行政と学校をどのように変えたかを追う。
- ゴーント家歴史・概念・制度
スリザリンの末裔を名乗った純血魔法族。血統への執着が貧困と暴力を正当化し、メローピーとトム・リドルを通じてヴォルデモートの背景へつながる。
- ゴドリック・グリフィンドール人物・家系
勇気と出自を問わない教育を重んじたホグワーツ創設者。組分け帽子と剣を通じ、後の生徒が危機で自ら選ぶための仕組みを残した。
- ゴドリックの谷場所・学校
創設者、ポッター家、ペベレル家、ダンブルドア家の歴史が重なる魔法使いの村。英雄譚の裏にある家族の死と追悼を、ハリーはここで確かめる。
- ゴブリン魔法生物・植物
魔法界の金融と工芸を支える知的な種族。独自の所有観と歴史が、グリンゴッツとグリフィンドールの剣をめぐる対立へつながる。
- サラザール・スリザリン人物・家系
スリザリン寮の創設者。純血の生徒を優先し、後継者だけが開けられる秘密の部屋を残した遺産は、出自による排除と後世の選択を問う。
- ジェームズ・ポッター人物
才能と未熟さを併せ持つマローダーズの中心人物で、父となり第一次魔法戦争で家族を守ろうとしたハリーの父。
- ジニー・ウィーズリー人物
ウィーズリー家の末娘。日記に心を支配された経験を抱えながら、クィディッチと抵抗運動で自分の声と強さを獲得する魔女。
- シビル・トレローニー人物
日常の占いでは揺らぎながら、本人も記憶しない予言によってハリーの人生を動かした占い学教師。
- ジョージ・ウィーズリー人物
双子フレッドと発明と笑いを共有し、喪失の後も店と家族の時間を生きたウィーズリー家の一員。
- シリウス・ブラック人物
ハリーの名付け親。親友の死の責任を着せられてアズカバンに収監され、脱獄後は自由を得きれないまま、ハリーへ家族の選択肢を示した。
- スキャバーズ人物・家系
ロンが飼うネズミとして十二年間潜伏していたピーター・ペティグリュー。ポッター夫妻への裏切りとシリウスへの冤罪を隠し、復活したヴォルデモートへ再び近付く。
- スタン・シャンパイク人物・家系
夜の騎士バスで働く若い車掌。乗客へ賑やかに話し掛ける一方、軽率な自慢話が戦時下では危険な容疑として扱われ、日常の仕事が政治に傷付けられる。
- スペクタークルズ魔法道具・杖
ルーナが愛用する大きく色鮮やかな眼鏡。ラックスパートを探す品とされ、実用性の確定とは別に、彼女が他人の評価だけで自分を決めない姿勢を映す。
- スリザリンのロケット魔法道具・杖
スリザリンの遺物から作られた分霊箱。レギュラスとクリーチャーの離反、ロンの帰還に深く関わる。
- スリザリン寮場所・学校
緑と銀、蛇の紋章で知られるホグワーツ四寮の一つ。創設者の排外思想を継ぎながらも、所属だけでは測れない人物を生む。
- スリザリン寮の談話室場所・施設・交通
黒い湖の下、地下牢に置かれたスリザリン生の生活空間。閉じた寮の安心と、血統や家名をめぐる言葉が偏見を支える危険の両方を映す。
- セストラル魔法生物・植物
死を経験した者にだけ見える翼を持つ馬型の魔法生物。喪失、友情、ホグワーツの交通、ニワトコの杖を結ぶ存在。
- セドリック・ディゴリー人物
努力と公平さを大切にするハッフルパフの代表生徒。三大魔法学校対抗試合でハリーと同時に優勝杯へ触れ、戦争の最初の犠牲者の一人となる。
- ゼノフィリウス・ラブグッド人物・家系
『クィブラー』を編集し、主流の報道が閉ざしたハリーの証言を載せたルーナの父。娘を奪われた後、恐怖の中でハリーを売ろうともする。
- セブルス・スネイプ人物
嫌悪と信頼、悔恨と忠誠のあいだで二重の役割を引き受け、ハリーの生存を陰から支え続けたホグワーツ教師。
- ダームストラング専門学校場所・施設・交通
北ヨーロッパにあるとされる魔法学校。所在を秘し、クラムとカルカロフを通じてホグワーツと異なる教育の輪郭を見せる。
- ダイアゴン横丁場所・学校
ロンドンのマグル界に隠れた魔法使いの商店街。学校用品をそろえる場所であると同時に、魔法界の経済、文化、明るさと危うさが交わる入口。
- ダドリー・ダーズリー人物・家系
ハリーの従兄で、両親に甘やかされながら幼少期のハリーを苦しめた人物。吸魂鬼の襲撃を経て、過去を消せないままでもハリーを人として見る最小限の変化を見せる。
- ダンブルドア軍団(D.A.)組織・制度
防衛術を学べない生徒が自ら作った秘密組織。必要の部屋での練習は、最終年にホグワーツを支える抵抗へつながる。
- チョウ・チャン人物
レイブンクローのクィディッチ選手で、セドリックを失った悲しみを抱えながらダンブルドア軍団で抵抗した魔女。ハリーとの関係は喪失の扱い方の違いも映す。
- デルフィー・ディゴリー人物・家系
舞台『呪いの子』でアルバスとスコーピウスを時間旅行へ導く女性。親切な案内人に見える役割の裏で、過去を変えようとする意図を隠す。
- ドビー人物
自分の名を三人称で呼び、自由のために靴下を受け取った屋敷しもべ妖精。従属を当然とする魔法界で、助けることを自ら選び続けた。
- トム・リドルの日記魔法道具・杖
若きトム・リドルの人格の一部を封じた最初の分霊箱。普通の日記に見せかけてジニーの不安と秘密を吸い上げ、秘密の部屋を再び開くために使われた。
- ドラコ・マルフォイ人物
純血主義の家に生まれ、ハリーの宿敵として振る舞いながら、家の期待と恐怖のなかで殺人を強いられる少年。
- トレバー人物・家系
ネビルのペットで、ホグワーツ特急で逃げ出す姿から彼の物語に登場するヒキガエル。やがて湖の仲間のもとで暮らし、ネビルが手放し方を学ぶ時間にも関わる。
- ドローレス・アンブリッジ人物
魔法省の権威と規則を使い、ホグワーツの教育と生徒の発言を統制した上級次官・高等尋問官。
- ナギニ魔法生物・植物
ヴォルデモートのそばで動き、最後の分霊箱にもなった大蛇。原作での脅威と、『ファンタスティック・ビースト』が示した人間時代を媒体別に整理する。
- ナルシッサ・マルフォイ人物
ブラック家に生まれマルフォイ家へ入った魔女。純血主義の世界に属しながら、息子ドラコを守るためにヴォルデモートを欺く選択をする。
- ニコラス・フラメル人物・家系
賢者の石を作ったフランスの錬金術師。長寿を得ながらも、石が危険になった時には自らの延命より安全を選び、強大な魔法を手放す責任を示した。
- ニフラー魔法生物・植物
光るものに惹かれ、体の袋へ集める小型の魔法生物。かわいさと収集性を理由に、人間が保護に負う責任を問う。
- ニュート・スキャマンダー人物・家系
魔法生物を収集品でなく環境を必要とする命として扱う魔法動物学者。保護、記録、回収の実践がグリンデルバルドへの対抗にもつながる。
- ニワトコの杖魔法道具・杖
最強の杖と呼ばれる死の秘宝。威力そのものより、忠誠をめぐる誤解と所有者を争いへ引き込む歴史が物語の核心になる。
- ニンファドーラ・トンクス人物
変身能力と軽やかなユーモアを持ちながら、闇祓いと騎士団の任務を最後まで引き受けた若い魔女。
- ネビル・ロングボトム人物
自信のない生徒として始まりながら、家族の傷を抱え、学校に残って抵抗を続け、最終決戦でヴォルデモートの分霊箱を破壊したグリフィンドール生。
- ノクターン横丁場所・学校
ダイアゴン横丁の脇にあり、闇の品と秘密の取引が集まる横丁。店の在庫が世代をまたぐ事件へつながる。
- パーシー・ウィーズリー人物
制度を信じるあまり家族と離れ、誤りを認めて戦場へ戻ったウィーズリー家の三男。
- バーティ・クラウチ・ジュニア人物・家系
ムーディに化けてホグワーツへ入り、ハリーの成功を墓地への罠へ変えた死喰い人。父子関係と偽装の手順から、その危険性を追う。
- ハーマイオニー・グレンジャー人物
マグル生まれの優秀な魔女。知識と準備で三人組を支え、魔法界の偏見や制度へ自分の言葉で向き合う。
- ハグリッドの小屋場所・施設・交通
禁じられた森の縁にあるハグリッドとファングの住まい。ハリーたちにとって温かな相談場所である一方、危険な魔法生物とハグリッドの秘密が、学校の大事件へつながる場所でもある。
- バジリスク魔法生物・植物
直視すれば死に至る巨大な蛇。秘密の部屋の事件を起こし、その毒牙は後に分霊箱を壊す力にもなる。
- バチルダ・バグショット人物・家系
『魔法史』を書いた歴史家で、ゴドリックの谷に暮らしたダンブルドア家の旧友。多くの過去を知る一方、死後にはナギニを使った罠に利用される。
- バックビーク魔法生物・種族
ハグリッドが飼育する誇り高いヒッポグリフ。処刑を免れてシリウスを救い、危険生物の管理、礼節、審理の公正さを問う。
- ハッフルパフのカップ魔法道具・杖
創設者ヘルガ・ハッフルパフの遺物。分霊箱となり、レストレンジ家の金庫から持ち出された。
- ハッフルパフ寮場所・学校
公平さ、勤勉、忠誠を大切にするホグワーツ四寮の一つ。特定の才能だけで生徒を選ばない創設者の考えを受け継ぐ。
- ハッフルパフ寮の談話室場所・施設・交通
厨房近くの樽を正しいリズムで叩いて入る、地下の明るい生活空間。植物と土の気配を持つ部屋は、ハッフルパフの公平さと、学校を支える日常の仕事を考えさせる。
- ハリー・ポッター人物
生き残った男の子として魔法界へ迎え入れられ、ホグワーツで仲間と出会いながら、ヴォルデモートとの因縁へ向き合う主人公。
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人原作・映画
脱獄囚シリウス・ブラックの正体と、ハリーの両親の世代の真実が明かされる第3巻・第3作。
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット原作・映画
国際大会の熱狂が、セドリックの死とヴォルデモート復活へ反転する第4巻・第4作。
- ハリー・ポッターと賢者の石原作・映画
11歳のハリーが魔法界を知り、ホグワーツでロンとハーマイオニーに出会うシリーズの出発点。
- ハリー・ポッターと死の秘宝原作・映像・舞台
学校を離れた三人が分霊箱を追い、死の秘宝の誘惑と向き合いながら、ヴォルデモートとの最終決戦へ進む原作最終作。
- ハリー・ポッターと呪いの子原作・映像・舞台
『死の秘宝』の19年後を起点に、ハリーの息子アルバスとスコーピウスの友情、時間移動、親子の距離を描く舞台作品。
- ハリー・ポッターと謎のプリンス原作・映像・舞台
平時ではないホグワーツの六年目に、ヴォルデモートの過去と分霊箱の秘密を知り、ハリーが終戦への旅を引き受ける第六作。
- ハリー・ポッターと秘密の部屋原作・映画
ホグワーツに隠された血統主義の歴史が再び動き出す、ハリーの二年目を描く第2巻・第2作。
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団原作・映画
ヴォルデモート復活を否定する社会で、ハリーたちが実践的な学びと抵抗の共同体を作る第5巻・第5作。
- ピーター・ペティグリュー人物
友情で得た信頼を裏切り、鼠スキャバーズとして身を隠しながらヴォルデモート復活を助けた元マローダーズの一人。
- ピーブス人物・家系
ホグワーツに棲む騒がしいポルターガイスト。無責任な悪戯と、抑圧的な秩序を揺らす働きの両面が、学校の自由さと危うさを映す。
- ビクトール・クラム人物・家系
ブルガリア代表の名シーカーであり、ダームストラングのトライウィザード代表。名声とは対照的な寡黙さと、試合で自分の敗北を引き受ける判断を持つ。
- ヒッポグリフ魔法生物・植物
礼節を示す者だけを受け入れる、鷲と馬の姿を持つ魔法生物。バックビークの裁判と救出は、制度・自由・時間逆転を結ぶ。
- ビル・ウィーズリー人物
ウィーズリー家の長男で、エジプトのグリンゴッツ銀行に勤めた呪い破り。家族を支える実務家であり、戦いの傷を負った後もフラーとともに危険な局面を引き受ける。
- ファング人物・家系
ハグリッドが飼う大きなボアハウンド。見た目に反して臆病で甘えん坊だが、危険な森や戦いの中でも主人の生活とハリーたちの日常に寄り添う。
- ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密原作・映像・舞台・ゲーム
未来を読むグリンデルバルドの選挙操作へ、ニュートたちが分散した作戦で挑むシリーズ第3作。秘密、家族、政治的正当性を描く。
- ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生原作・映像・舞台・ゲーム
グリンデルバルドが恐怖と未来像で支持者を集めるシリーズ第2作。クリーデンスの出自、クイニーの選択、ダンブルドアの血の誓いが交差する。
- ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅映画
1926年のニューヨークを舞台に、ニュート・スキャマンダーと魔法動物が引き起こす事件を描く映画シリーズの第1作。
- フィリウス・フリットウィック人物
呪文学とレイブンクローを支え、精度ある魔法を教室とホグワーツ防衛の両方で示す教授。
- フェンリール・グレイバック人物・家系
狼男であり、感染と恐怖を支配の手段にしたヴォルデモート陣営の人物。同じ呪いを抱えながら他者を守ろうとするルーピンとの対照が、属性と選択の違いを示す。
- フォークス人物
ダンブルドアと結ばれた不死鳥。ハリーを救い、戦いへ飛び、校長の死後には歌を残して去るという選択をする。
- ふくろう便呪文・魔法・概念
手紙・新聞・小包を運ぶ魔法界の郵便網。ふくろうの知性と人との信頼に支えられ、学校、家庭、社会の情報を同じ翼で結ぶ。
- フラー・デラクール人物・家系
ボーバトン校から来たトライウィザードの代表。第一印象だけでは見えない判断力と忠誠心を持ち、戦時には避難者を迎え入れる側へ回る。
- ブラック家歴史・概念・制度
「高貴にして最古のブラック家」を名乗った純血魔法族。血統への執着は家系図から家族を消すほど強く、シリウスとレギュラスは同じ家に育ちながら、その思想とヴォルデモートに別の結末を与えた。
- プリベット通り四番地場所・学校
ハリーが魔法を否定されて育ち、同時にリリーの犠牲による保護で守られた、矛盾を抱える最初の家。
- フレッド・ウィーズリー人物
笑いと発明で学校と社会の空気を変え、戦いの中で命を落としたウィーズリー家の双子の兄。
- ヘドウィグ人物・家系
ハリーが十一歳の誕生日に迎えたシロフクロウ。手紙を届けるだけでなく、学校と外の世界を結び、孤独な少年のそばにいた相棒として、戦争が奪う日常を示す。
- ペベレル家歴史・概念・制度
死の秘宝の伝説と結び付く古い魔法族。三兄弟の物語を文字どおりの歴史として固定せず、残された道具と子孫の選択から読む必要がある。
- ベラトリックス・レストレンジ人物
ヴォルデモートへの忠誠を暴力で示し続けた死喰い人。名家の出身と狂信を、支配や責任から免れる理由にしないための人物でもある。
- ヘルガ・ハッフルパフ人物・家系
勤勉さ、公平さ、忠誠心を重んじるハッフルパフ寮の創設者。誰を学びの場へ迎え入れるかという理念と、日常を支える仕事の価値をホグワーツへ残した。
- ヘレナ・レイブンクロー(灰色の貴婦人)人物・家系
ロウェナ・レイブンクローの娘であり、死後は灰色の貴婦人としてホグワーツに残る幽霊。髪飾りを盗んだ秘密と、長く語られなかった死の記憶が、最後の分霊箱探索を動かす。
- ボウトラックル魔法生物・植物
杖材に適した木へ住み、枝に擬態して守る小さな魔法生物。ピケットを通じ、能力だけでなく生息地と個体の意思を尊重する重要性が見える。
- ボージン・アンド・バークス場所・施設・交通
ノクターン横丁にある闇の魔術品店。危険な品を売るだけでなく買い取るため、マルフォイ家の隠された所有物や、ドラコが消えたキャビネットを修理する計画と交わる。
- ポートキー魔法道具・杖
触れた人を指定先へ運ぶ魔法の移動手段。大規模な行事を支える交通網である一方、優勝杯のように目的地を隠した罠にも変わる。
- ボーバトン魔法アカデミー場所・施設・交通
ピレネー山脈にあるとされる魔法学校。フラーとマクシームを通じて、ホグワーツの外にも続く教育と文化の広がりを伝える。
- ボガート魔法生物・植物
出会った相手の最大の恐怖へ変わる非存在。笑いへ変えるリディクラスが、恐怖に距離を作る防衛術になる。
- ボガート退散術(リディクラス)呪文・魔法・概念
見る人の最大の恐怖へ変わるボガートを、具体的な想像と笑いによって退ける防衛呪文。恐怖を消さず、行動できる距離を作る。
- ホグズミード場所・学校
ホグワーツ生が最初の自由を味わい、村の店と秘密の通路を通じて日常から戦争までを経験する魔法使いだけの集落。
- ホグワーツの温室場所・施設・交通
薬草学の授業と魔法植物の栽培に使われるホグワーツの施設。マンドレイクを育てて石化の被害者を救い、戦いでは植物の危険な性質も防衛へ生かされる。
- ホグワーツの四寮場所・学校
創設者の名を受け継ぐ四つの寮。生徒を一生決めつける分類ではなく、学校生活、友人関係、競争、偏見が交差するホグワーツの仕組み。
- ホグワーツの厨房場所・施設・交通
大広間の食卓を支える、屋敷しもべ妖精たちの仕事場。豊かな学校生活の裏側にある労働と自由の問題を映す場所。
- ホグワーツの戦い歴史・事件
第二次魔法戦争を終結へ導いたホグワーツでの決戦。学校を守る人々の連帯と、多くの犠牲を伴う勝利を描く。
- ホグワーツの地下牢場所・施設・交通
魔法薬学の教室とスリザリン寮がある城の下層。知識、評価、秘密、寮生活が交わる場所。
- ホグワーツの幽霊呪文・魔法・概念
四寮にそれぞれ結び付く幽霊たち。学校の案内役であると同時に、生前の選択と死を抱えた存在として生徒と向き合う。
- ホグワーツ図書館場所・施設・交通
魔法界の知識が集まるホグワーツの図書館。正しい名前と手順を探す調査が物語を前へ進める。
- ホグワーツ特急魔法道具・杖
毎年九月一日にホグワーツへ向かう赤い蒸気機関車。移動手段であり、友情、見送り、世界の変化を乗せる物語の出発点。
- ホグワーツ魔法魔術学校場所・学校
英国の魔法使いの子どもが学ぶ寄宿学校。日常の学びの場であると同時に、魔法界の価値観と対立が最も濃く表れる場所。
- ホッグズ・ヘッド・パブ場所・学校
薄暗く雑多なホグズミードの酒場。秘密会合、予言、避難路を受け止め、戦時にはホグワーツへ人と物資をつなぐ入口になった。
- ポッター家歴史・概念・制度
代々の発明と事業で名を成した魔法族。ペベレル家から受け継いだ透明マントと、ジェームズ、リリー、ハリーの物語によって、家名は血統の誇示ではなく選択の記憶として受け継がれる。
- ほとんど首なしニック人物・家系
グリフィンドール寮の幽霊。本名はニコラス・ド・ミムジー=ポーピントンで、完全には切れなかった首への屈辱を抱えながら、死と孤独に悩む生徒へ誠実に向き合う。
- ポモーナ・スプラウト人物
植物を育てる技術で生徒と傷ついた人を支え、戦時には温室の知識で城を守る薬草学教授。
- ホラス・スラグホーン人物・家系
才覚ある人材を集める癖と、過去への恐れを抱えた魔法薬学教授。誤りを隠す弱さから目を背けず、最後には戦場へ戻る。
- ポリジュース薬呪文・魔法・概念
他者の身体の一部から人間の姿を借りる、高度で危険な魔法薬。潜入、偽装、攪乱のたびに外見と本人性のずれを浮かび上がらせる。
- マグル学学校・魔法・概念
魔法を持たない人々の日常、技術、慣習、社会制度を学ぶ選択科目。相互理解の授業が純血主義の宣伝へ変えられた歴史も扱う。
- マルフォイ家歴史・概念・制度
古い純血魔法族として権力と名声を守ってきた一族。死喰い人との結び付きは家を特権だけでなく恐怖にも縛り、三人は最後に生存と家族をめぐる異なる選択を迫られる。
- マルフォイ邸場所・学校
富と血統を誇示したウィルトシャーの大邸宅が、第二次魔法戦争でヴォルデモートの本拠地と地下牢へ変わる場所。
- マローダーズ人物・家系・歴史
月影、虫食い、パッドフット、プロングズを名乗ったホグワーツの四人組。友情と才能、加害、戦争での忠誠と裏切りが次世代へ影響する。
- マンダンガス・フレッチャー人物・家系
騎士団に属しながら、危険になると逃げてしまう小悪党。ハリーの護衛放棄、分霊箱ロケットの盗難、ムーディを残した逃走が物語へ残した影響を追う。
- マンドレイク魔法生物・植物
叫び声は危険だが、成熟した根は石化を治す回復薬になる魔法植物。ホグワーツの危機で、栽培の時間そのものが救命の条件となった。
- みぞの鏡魔法道具・杖
見る者の心の最も深い願望を映す魔法の鏡。満たされない願いを現実のように見せるため危険であり、賢者の石を守る仕掛けでは欲望と行動の違いを問う装置になる。
- ミネルバ・マクゴナガル人物
厳格な変身術教授として生徒へ規律を求めながら、危険な時には学校と生徒を守るために前へ出る魔女。ホグワーツの良心と実務を担う。
- モリー・ウィーズリー人物
七人の子を育てる母であり、ハリーを条件なく迎え入れた魔女。家庭を守る力と、戦場で加害へ立ち向かう力を同時に持つ。
- ユール・ボール歴史・事件
三大魔法学校対抗試合の年、クリスマスに開かれた舞踏会。競技の外側で、若者たちの友情と感情の行き違いを映した。
- ユニコーン魔法生物・植物
成長に伴い金・銀・白へ姿を変える一本角の魔法生物。素材価値と無垢な命の尊重が、血を飲む代償の場面で鋭く問われる。
- リータ・スキーター人物・家系
事実の断片を刺激的な物語へ変える記者。取材力と速記羽根ペンを武器にする一方、他者の尊厳と記憶を見出しのために切り取る。
- リーマス・ルーピン人物
狼人間への偏見のなかで生き、ホグワーツではハリーに防衛術を教え、不死鳥の騎士団で戦った魔法使い。優しさと自己否定の両方を抱える。
- リリー・ポッター人物
偏見を拒み、戦時下で息子を守る選択をしたことで、ハリーの生存と物語の倫理を支えるマグル生まれの魔女。
- ルーナ・ラブグッド人物
周囲から変わり者と呼ばれながら、自分の見方を手放さず、喪失を知る者としてハリーへ寄り添い、抵抗の場にも残り続けたレイブンクロー生。
- ルーファス・スクリムジョール人物・家系
闇祓い出身で、第二次魔法戦争の危機に魔法大臣となった人物。強硬策を掲げながら信頼と組織の浸透に苦しみ、最後はハリーの居場所を明かさずに死亡する。
- ルシウス・マルフォイ人物
家名、資産、人脈を使って差別と支配を広げたマルフォイ家の当主。ヴォルデモートへの従属は、やがて息子をも危険へ追い込む。
- ルビウス・ハグリッド人物
ホグワーツの森番であり、ハリーを魔法界へ迎え入れた最初の大人。規則をはみ出すほど魔法生物を愛し、偏見のなかでも学校を故郷として守る半巨人の魔法使い。
- レイブンクローの髪飾り魔法道具・杖
知恵を高めると伝わる創設者の髪飾り。分霊箱となり、必要の部屋の悪霊の火で破壊された。
- レイブンクロー寮場所・学校
学び、機知、知恵を重んじるホグワーツ四寮の一つ。正解を暗記するのでなく、問いに向き合う入り口を持つ。
- レイブンクロー寮の談話室場所・施設・交通
問いへ答えた者だけが通れる鷲のノッカーを持つ、レイブンクロー塔の生活空間。髪飾り探索の夜には、ハリーとルーナが過去の伝承へ近付く入口となった。
- レギュラス・ブラック人物・家系
死喰い人から離反し、ヴォルデモートの分霊箱を奪ったシリウスの弟。誰にも知られない洞窟で残したR.A.B.の手紙が、後の探索を動かす。
- ロウェナ・レイブンクロー人物・家系
知恵と独創性を大切にするレイブンクロー寮の創設者。娘ヘレナとの断絶と失われた髪飾りの物語は、知識、名声、親子の関係を複雑に結び付ける。
- ロン・ウィーズリー人物
ウィーズリー家で育ち、魔法界の生活感をハリーへ伝える親友。劣等感と恐怖を抱えながら、危機のたびに仲間のもとへ戻る。
- 闇の印呪文・魔法・概念
ヴォルデモートと死喰い人を結ぶ髑髏と蛇の標章。所属の誇示であると同時に、服従と恐怖を身体へ刻む通信手段でもある。
- 闇の魔術呪文・魔法・概念
支配・傷害・殺害を主目的とする魔法の総称。技術の性質だけでなく、使い手と社会の選択が問われる。
- 闇の魔術に対する防衛術学校・魔法・概念
呪い、闇の生物、危険な魔法から身を守るためのホグワーツ必修科目。教師の交代と教育の政治性も物語を動かす。
- 闇祓い(オーラー)組織・制度
闇の魔法使いを追跡・拘束するため訓練された魔法省の法執行官。戦時には捜査と抵抗の最前線に立つ。
- 隠れ穴(ウィーズリー家の家)場所・学校
ウィーズリー家の暮らしと、ハリーが初めて得た家族の居場所を支える、歪んだ屋根と温かな台所のある住居。
- 炎のゴブレット魔法道具・杖
三大魔法学校対抗試合の代表を選ぶ魔法の杯。公平な選別器のはずが、ハリーを危険な契約へ縛り付ける装置になる。
- 屋敷しもべ妖精魔法生物・植物
強い杖なし魔法を持ちながら主人への従属を強いられる種族。ドビー、クリーチャー、ホグワーツの厨房を通して自由と尊重を問う。
- 開心術(レジリメンシー)呪文・魔法・概念
他者の思考と記憶へ踏み込む魔法。真実を知る力と、心の境界を壊す危険を同時に持つ。
- 貝殻の家場所・学校
コーンウォールの海辺にあるビルとフラーの家。救出された仲間を迎え、ドビーを弔い、グリンゴッツ侵入の準備を支えた戦時の隠れ家。
- 騎士団バス魔法道具・杖
困っている魔法使いの前へ現れる紫の三階建てバス。緊急の避難、公共交通、噂と疑念が交わる場所でもある。
- 逆呪文(プリオリ・インカンタート)呪文・魔法・概念
杖に残る直前の魔法を示す呪文と、双子の杖芯が衝突した際の逆噴射現象。記憶ではなく、魔法の痕跡が物語を動かす。
- 逆転時計魔法道具・杖
時間を戻す力ではなく、すでに起きた出来事の中で誰を救うかを選ばせる魔法省管理の砂時計。
- 吸魂鬼(ディメンター)魔法生物・植物
周囲の幸福と希望を吸い取り、最悪の記憶を呼び起こす存在。恐怖を管理の手段にする魔法省の危うさを象徴する。
- 巨人魔法生物・植物
強靭な身体と魔法への抵抗力を持つ知性種族。戦争では勢力の駒として扱われる一方、ハグリッドらは一括りの偏見を問い直す。
- 許されざる呪文呪文・魔法・概念
他者の意思、身体、生命を直接破壊する三つの闇の呪文。威力ではなく、使う者が選ぶ支配と暴力の倫理を問う。
- 叫びの屋敷場所・施設・交通
ホグズミード外れの「幽霊屋敷」は、満月に変身するルーピンを守るため作られた隠れ家だった。噂の裏には孤立、友情、そしてシリウスの冤罪を覆す真相がある。
- 禁じられた森場所・学校
ホグワーツの境界にあり、危険な生き物と独立した共同体、ハリーの最初と最後の対決を抱える深い森。
- 禁書の区画場所・施設・交通
図書館のロープの向こうにある禁書の棚。危険な知識を隠すことと、知る必要の間にある緊張を示す。
- 血みどろ男爵人物・家系
血に染まった姿でホグワーツに残るスリザリン寮の幽霊。ヘレナを追って殺害し、自らも命を絶った過去は、髪飾りの伝説に暴力と悔恨を刻んでいる。
- 賢者の石魔法道具・杖
金と長寿をもたらす力が、死を恐れる欲望と、石を手放す選択を照らす第一巻の中心的な魔法道具。
- 古代ルーン文字学学校・魔法・概念
古い魔法使いの文字や記号を読み、現代語へ訳す選択科目。一文字の差と時代背景を検討し、過去の記録を現在の判断へつなぐ。
- 三大魔法学校対抗試合歴史・事件
学校間の友好を目的に復活した危険な競技会。ハリーが不正に選ばれ、最後にはセドリックの死とヴォルデモート復活へつながる。
- 三本の箒場所・施設・交通
ホグズミードにあるマダム・ロスメルタのパブ。生徒、教員、村人が集う温かな店だが、ハリーがシリウス・ブラックの過去を知り、ヴォルデモート復活を語る場にもなる。
- 姿くらまし(姿現し)呪文・魔法・概念
一瞬で距離を越える高度な移動魔法。資格、集中、場所の結界、裂け身という制約が物語の緊張を作る。
- 死の秘宝魔法道具
死を出し抜いた三兄弟へ贈られたとされる三つの魔法道具。伝説をどう受け取るかが、最終章で人物の選択を分ける。
- 死喰い人組織・制度
ヴォルデモートへ従う魔法使いの集団。純血主義を掲げるが、結束の基盤は思想だけでなく、恐怖、利害、暴力による支配にある。
- 蛇語呪文・魔法・概念
蛇と意思を通わせる稀な言語能力。闇の魔術と結び付けられがちだが、使えることと何を選ぶかは別の問題である。
- 守護霊の呪文(エクスペクト・パトローナム)呪文・魔法・概念
幸福な記憶を力に変え、吸魂鬼を退ける高度な防衛術。放つ人物の内面や関係が、銀色の光と動物の姿に現れる。
- 呪文学学校・魔法・概念
対象の性質を活かしながら働きへ変化を加える魔法を学ぶ必修科目。日常、決闘、抵抗運動をつなぐ基礎になる。
- 神秘部場所・交通
予言、時間、死、思考などを秘密裏に研究し、ヴォルデモート復活が公になる戦いの舞台となった魔法省の部門。
- 神秘部の戦い歴史・事件
予言をめぐる罠から始まり、シリウスの死とヴォルデモート復活の公的確認を招いた第二次魔法戦争の転換点。
- 数占い学(アリスマンシー)学校・魔法・概念
数字の魔法的な性質を調べ、規則から意味や傾向を読む選択科目。計算過程を検証する力が、呪い破りの専門職にもつながる。
- 聖マンゴ魔法疾患傷害病院場所・施設・交通
魔法による病気と負傷を治療するロンドンの病院。大釜事故から魔法生物の咬み傷、呪文による後遺症まで扱い、戦争が残した傷を日常の医療として受け止める場所でもある。
- 占い学学校・魔法・概念
夢、茶葉、水晶玉、星から未来の兆候を読む選択科目。観察、解釈、本物の予言、人が予言へ反応して選ぶ行動を区別する。
- 組分け帽子魔法道具・杖
生徒の心と意思を読み、四寮へ導きながら、分裂への警告と危機の剣を残すホグワーツ最古の魔法の帽子。
- 蘇りの石魔法道具・杖
死者を完全に生き返らせず、一時的に生者のそばへ呼ぶ死の秘宝。所有者の喪失と執着によって、慰めにも破滅の誘惑にもなる。
- 大広間場所・施設・交通
食事、儀式、祝い、別れが集まるホグワーツの中心空間。日常と戦争の両方を映す大広間。
- 第一次魔法戦争歴史・事件
1970年代から1981年まで続いたヴォルデモート最初の戦争。恐怖と内通が社会を覆い、予言とポッター家への襲撃によって突然終結した。
- 第二次魔法戦争歴史・事件
1995年のヴォルデモート復活から1998年のホグワーツの戦いまで続いた戦争。否認、制度の占領、迫害、抵抗、分霊箱探索が同時に進む。
- 嘆きのマートル人物・家系
秘密の部屋が最初に開かれた時に殺され、女子用浴室に留まる幽霊。泣き虫として避けられる一方、五十年前の事件を聞き直すための重要な証人でもある。
- 嘆きのマートルの浴室場所・施設・交通
日常の浴室に隠された秘密の部屋への入口。マートルの記憶と学校が隠してきた過去が重なる。
- 暖炉飛行粉(暖炉網)魔法道具・杖
接続された暖炉を緑の炎で渡る、魔法界の日常的な交通・通信網。便利さと私的空間への不安を同時に持つ。
- 敵意鏡(フォウ・グラス)魔法道具・杖
近づく敵を影から明瞭な像へ映す闇検知器。見る者の不安と、正体を隠す敵の存在を可視化する。
- 天文学学校・魔法・概念
星、月、惑星を観測し星図を学ぶホグワーツの科目。夜の天文塔を、学びの場と物語の重要な舞台の両面から見る。
- 天文塔場所・施設・交通
星を観察する高い塔であり、ダンブルドアの死によって学校の日常が決定的に変わる場所。
- 灯消しライター魔法道具・杖
灯りをしまい、戻す小さな魔法道具。ダンブルドアの隠密行動から、離れたロンを仲間のもとへ導く帰還までをつなぐ。
- 透明マント魔法道具・杖
姿を隠すだけでなく、長い時間を経ても効力を失わない死の秘宝の一つ。ハリーが力や名声ではなく、身を隠して誰かを助けるために使う道具。
- 日刊予言者新聞歴史・概念・制度
魔法界で広く読まれる新聞。生活情報を届ける媒体である一方、権力との距離や扇情的な見出しによって、事実の受け取られ方を左右する。
- 忍びの地図魔法道具・杖
ホグワーツの通路と人の動きを示す魔法の地図。いたずらの道具であると同時に、親世代の友情、裏切り、秘密が現在へ残る記録でもある。
- 秘密の部屋場所・施設・交通
ホグワーツ地下に隠された、スリザリンの後継者だけが開けられる部屋。血統主義を仕掛けにした空間は、日記に操られたジニーとバジリスクを通じ、ハリーたちの最初の分霊箱破壊へつながる。
- 飛行訓練学校・魔法・概念
一年生が空飛ぶ箒の離陸、姿勢、方向転換、着地を学ぶ基礎実技。才能の発見と飛行安全を同時に考える。
- 必要の部屋場所・交通
訪れた者の切実な目的に応じて姿を変え、学び、隠蔽、抵抗、そして戦いの舞台になったホグワーツの秘密の部屋。
- 不死鳥魔法生物・植物
炎の中で生まれ直す稀少な魔法鳥。癒やしの涙と選び取った忠誠を持ち、フォークスを通じて希望と独立性を示す。
- 不死鳥の騎士団組織・制度
ダンブルドアが率いた反ヴォルデモートの秘密組織。魔法省が危機を否認した時代にも、情報、護衛、救出、戦闘を通じて抵抗を続けた。
- 武装解除呪文(エクスペリアームス)呪文・魔法・概念
相手の杖を落とす基本の防衛術。ハリーが最後まで選び続け、杖の忠誠と最終決闘にもつながる。
- 複製呪文(ジェミニオ)呪文・魔法・概念
物を精巧に複製する呪文と、触れた物を増殖させて侵入者を追い詰める呪い。似せる魔法が、守る側の罠にもなる。
- 分霊箱魔法・概念
魂の一部を外部の器へ分け、不死を求める禁断の魔法。ヴォルデモートの恐怖と、最終章の探索をつなぐ設定。
- 閉心術(オクルメンシー)呪文・魔法・概念
他者の開心術から記憶と感情を守る技術。ハリーがヴォルデモートの侵入と向き合うために学んだ精神の防御。
- 変身術学校・魔法・概念
物や生き物の形・状態を変える高度な魔法分野。創造性と精密さを要し、ホグワーツの教育と戦いの双方で働く。
- 暴れ柳魔法生物・植物
近付く者を枝で攻撃するホグワーツの魔法植物。叫びの屋敷へ至る秘密の通路を守っている。
- 魔法の杖魔法道具・杖
呪文を形にするための道具であり、使い手との相性、忠誠、所有権を持つ存在。杖を巡る選択が、最終決戦の勝敗にも関わる。
- 魔法史学校・歴史・概念
魔法界の事件、制度、種族間対立を学ぶ必修科目。退屈な講義の奥に、現在の差別や戦争を読み解く記憶がある。
- 魔法省の魔法生物分類呪文・魔法・概念
危険度を知らせるX〜XXXXXの記号と、魔法界の多様な存在を行政がどう扱うかを読み解くための制度。
- 魔法省庁舎場所・学校
ロンドン地下にあるイギリス魔法界の行政拠点。アトリウム、法廷、神秘部を通じ、権力が日常と迫害の両方を実行する場所。
- 魔法生物飼育学学校・魔法・概念
魔法生物の習性、生息環境、安全な接し方を実地で学ぶ選択科目。共感と危険管理を両立させる教育を読み解く。
- 魔法法廷(ウィゼンガモット)組織・制度
イギリス魔法界の高等法廷であり立法に関わる機関。ハリーの尋問は、手続きが政治的な恐れに左右される危険を示す。
- 魔法薬学学校・魔法・概念
魔法材料の量、順番、温度、時間を制御して薬を作る必修科目。治療と支配の両方に使える薬を、安全に再現する知識を学ぶ。
- 薬草学学校・魔法・概念
魔法植物の育て方、効能、採取、安全な扱いを学ぶ必修科目。温室での継続的な世話が、治療、魔法薬、学校防衛を支える。
- 憂いの篩魔法道具・杖
記憶や思考を器へ取り出し、過去の場面として見直す魔法道具。分霊箱の正体とスネイプの人生を、ハリーへ伝える場にもなる。
- 漏れ鍋場所・学校
チャリング・クロス・ロードに隠れ、ダイアゴン横丁とマグル界をつなぐ、旅人と情報のための古い魔法使いのパブ。
- 狼人間魔法生物・植物
満月に変身する人間。変身の危険と社会的偏見を分けて描くことで、ルーピンとグレイバックの決定的な違いが見えてくる。
- 吼えメール魔法道具・杖
送り手の声を大音量で再生し、無視すれば爆発する魔法手紙。警告と叱責を、受取人が逃げにくい公共の出来事へ変える。
- 箒魔法道具・杖
魔法使いが移動と競技に使う飛行具。日用品でありながら、ハリーにとっては競技、友情、自由を結ぶ大切な道具でもある。
- 麒麟(キリン)魔法生物・植物
相手の魂を見て、純粋な心を持つ者へ頭を下げる希少な魔法生物。選挙を左右する能力は、命の保護と政治利用という二つの問題を結び付ける。