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ANNA MOVIESHUNTER×HUNTER

人物

ノブナガ=ハザマ

幻影旅団の団員No.1ノブナガ=ハザマの流星街での来歴、ヨークシン編での行動、太刀と居合を軸にした強化系の戦い方をまとめる。

No.417まで対応更新 2026.08.13

ノブナガ=ハザマは『HUNTER×HUNTER』に登場する盗賊で、幻影旅団の団員No.1にあたる。団員からは「ノブ」と呼ばれる。出身は流星街、生年月日は1970年9月8日、血液型はB型、身長183cm、体重75kg、年齢は31才。念系統は強化系で、太刀を主武器とし、自分の間合いに入った相手を居合の一撃で仕留める戦い方を得意とする。

初登場は原作第71話、映像作品ではTVアニメ1999年版第51話と2011年版第41話。流星街で育った創設メンバーの一人で、団内では人当たりのよい部類に入るが、必要と見れば躊躇なく人を斬る。ヨークシン編では地下オークションの襲撃と鎖使いの捜索に加わり、親友ウボォーギンの死をきっかけにクラピカを追う立場となった。その後も除念師との交渉、キメラ=アントとの戦いへの合流、王位継承編におけるブラックホエール船内の抗争と、旅団の実働部隊として物語に関わり続けている。過去にはグリードアイランドのプレイヤーでもあった。

基本情報

ノブナガ=ハザマの基本情報
所属・役割幻影旅団の団員No.1。盗賊であり、団の前線に立って戦う一人。団員からは「ノブ」と呼ばれる。
初登場・登場媒体原作第71話。映像作品ではTVアニメ1999年版第51話、2011年版第41話。
状態生存。王位継承編でもブラックホエールの船内で戦っている。
能力・関係強化系で、変化系に寄った資質を併せ持つ。円の最大半径は4mで太刀の間合いと一致し、円の範囲を比べた順位では10位。固有の念能力は作中で明かされていない。親友はウボォーギン、団長クロロ=ルシルフルとは流星街以来の幼なじみ。
身長・体重183cm、75kg。身長はハンター協会公式参考書の数値。
生年月日・年齢・血液型1970年9月8日生まれ、31才、B型。初登場時点を28才、のちに29才、作中の時系列では30才とする記載もあり、年齢は資料によって異なる。
出身地流星街。住人が公的な記録に残らない廃棄物の街で、旅団の団員は全員がこの街の出身。
団内での腕力の位置腕相撲の順位はウボォーギンが健在だった時期で九位。ヨークシンでゴン=フリークスと腕相撲をした際、フランクリン=ボルドーは七番目か八番目だと答えている。
武器太刀。左腰の帯に差し、隠すときは灰がかった紫の布で包む。ブラックホエールの船内では柄に鎖を取り付け、投げた刀を手元へ引き戻す使い方を見せた。

人物像

ノブナガの装いは古風な和装で統一されている。上衣に短い袴を合わせ、腹まわりにはさらしを巻き、脛にも同じように布を巻きつける。長い黒髪は頭上でひとつの髷に結い上げ、細く整えた口髭と顎の小さな髭を蓄える。刀が身から離れることはほとんどない。蜘蛛の刺青は腹部に1の数字が入っているが、体のどこに彫られているかは明かされていない。普段は不機嫌そうな冷たい表情を浮かべることが多い。流星街で過ごした少年時代の描写では、その表情がはるかに明るく穏やかである。

普段は落ち着いているが、気が短く団員同士の衝突を起こすこともある。戦闘の速さと筋道を立てて考える力を備える一方、その場での判断には弱さを見せる。陰獣の一人が旅団の乗る車を封じた場面では、脱出できなかったのは彼だけだった。もっとも、これは後部座席の中央という最も条件の悪い位置に座っていたことが主な原因である。ゴン=フリークスとキルア=ゾルディックが二人がかりで挑むと宣言したときも、どちらかを追うのではなく円を展開して迎え撃つ構えを取り、結果として二人に逃げる余地を与えた。

一方で、ノブナガは旅団の中では人当たりのよい部類に入る。ゴンとキルアを前にしてたびたび笑みを見せ、仲間にならないかと誘い、幼なじみでもある団長クロロ=ルシルフルに二人を団員へ迎えるよう掛け合った。とりわけゴンに執着したのは、念系統も気質も亡き親友ウボォーギンと重なっていたためである。流星街で暮らしていた少年期には、明るく友好的な人物として描かれる。清掃戦隊カタヅケンジャーの吹き替えを楽しみ、仲間との稽古の時間を心地よく過ごしていた。この時期の彼は現在ほど口論や暴力に傾かず、感情を抑える術をよく心得ていた。必要と見れば躊躇しない現在の姿とは対照的である。

ウボォーギン、マチ=コマチネフィンクス=マグカブフェイタン=ポートォが上演の後にクロロへ詰め寄った場面で、ノブナガは口を挟まず見守るだけだった。サラサの遺体が見つかった後にウボォーギンがクロロへ暴力を向けたときも、同じように黙って見ていた。ただし変わり果てたサラサの姿には率直な動揺を示し、真っ先にクロロへ問いただしたのは彼である。流星街という土地の条件は彼の人格を形づくり、水よりも薄く、それでいて血よりも濃いと評される結びつきを団員たちと共有させた。旅団が街の防衛にとって大きな戦力である事実も、その関係を裏づけている。

クロロと仲間への忠誠は徹底している。クロロが人質に取られ、交渉役をパクノダ一人に限る指示が出た際には、パクノダを追おうとするフィンクスと戦ってでも止める姿勢を見せた。同時に、他の団員と同様に冷酷で容赦がない。クルタ族の虐殺には仲間とともに加わり、子どもを含む無抵抗の人々への拷問と遺体の損壊にまで及んだ。幼い日に大切な友人サラサが惨殺され、その報復を渇望した経験が、こうした行いへの感覚を鈍らせている。旅団を尾行して捕らえられたキルアには、次に勝手に口を開けば殺すと言い渡した。クロロの居場所を探るためスクワラを捕らえた際には、動くなと二度警告したうえで、無視されるや即座に首を落としている。この容赦のなさは、後にヨコタニからも信じがたいものとして指摘された。

作中での動向

ノブナガは幻影旅団の創設メンバーの一人で、団員は全員が流星街の出身である。流星街は世界からはじき出された者たちが暮らす廃棄物の街で、そこに住む人々は公的な記録に一切残らず、街そのものの存在を知る者もごく限られる。作中の登場からおよそ15年前、少年期の彼は清掃戦隊カタヅケンジャーの吹き替えに参加し、緑の隊員役として稽古を重ねていた。共演者の一人でオレンジ役を務めたサラサが森で遺体となって見つかると、ノブナガはウボォーギンら六人とともに、友の仇を討つためクロロへの忠誠を誓う。幻影旅団が正式に旗揚げされたのはその三年後で、彼はその場に立ち会っている。創設メンバーとしてクルタ族の虐殺にも加わった。

ウボォーギンとの関係は旅団の結成より前にさかのぼる。ノブナガ自身、誰よりも彼を理解していたと語っている。過去には二人で複数の敵を相手に戦った場面もあった。フランクリン=ボルドーの見立てでは、ウボォーギンが最も力を発揮したのはノブナガと組んだときだった。ノブナガの方は一対一の戦いを得意としており、二人一組にされるたびに文句を言っていた。もっともフランクリンは、実のところ本人はさほど嫌がっていなかったようだとも付け加えている。個人的な逸話としては、貝を食べてひどい食中毒を起こしたことがあり、それ以来貝類を強く嫌うようになった。

ヨークシン編での行動

地下オークション開幕前日の8月31日、ノブナガはフランクリン、フェイタン、マチとともにゴルドー砂漠を歩いてヨークシンへ向かった。道中、団員全員が集まるのは何年ぶりかと尋ね、フェイタンから三年二か月ぶりで、その間に4番と8番の団員が入れ替わったと即答される。ヒソカ=モロは来るのかという話題になると、フェイタンは彼を嫌い、なぜクロロが好き勝手を許すのかと漏らした。ノブナガは腕が立つからだと答え、伸縮自在の愛と本人の強さを評価する。フランクリンから買いかぶりだと言われ、口だけなら誰でも言えると返した二人はその場で殴り合いを始め、マチとフェイタンは構わず歩き続けた。

アジトに全員が揃うと、クロロは地下オークションの出品物をすべて奪うと告げた。初日の夜、フランクリン、フェイタン、シズク=ムラサキが会場の参加者を皆殺しにする一方、ノブナガたちが向かった金庫は空で、追ってきたマフィアから気球で逃れるほかなかった。クロロは陰獣の関与を疑い、大きな騒ぎを起こして彼らを誘い出すよう指示する。ゴルドー砂漠に降りた旅団は、ウボォーギンが数十人のマフィアをなぎ倒す様子を離れて眺めた。超破壊拳の構えを見たノブナガは、本気を出したと述べ、その威力を称えている。ウボォーギンが大音量の叫びでヤマアラシを倒した際には、間一髪で耳を塞ぎ、事前に知らせろと怒鳴った。もっとも、ヤマアラシに悟らせないためには黙っているほかなかったことも理解していた。

ウボォーギンがクラピカに捕らえられると、ノブナガを含む五人が車で追跡した。陰獣を退けた仲間によって彼も動けるようになり、一同はマフィアに変装してダルツォルネを殺し、ウボォーギンを奪還する。しかし鎖使いを討つと言って出たウボォーギンは翌日になっても戻らず、最悪の事態を想定したクロロは、ノブナガとマチに囮として街を歩き鎖使いを捕らえるよう命じた。三日目、広場の席に着いた二人は、ゴン、キルア、レオリオ=パラディナイトの情報屋となった男女に見つかる。ノブナガはウボォーギンが本当に死んだと思うかとマチに問い、あいつは馬鹿ではなく、力の差があっても持ちこたえられるはずだと語った。二人は見張られている気配を察したものの、位置までは特定できなかった。

マチが相手は標的ではないかと尋ねると、ノブナガはそうであればクロロの指示どおり好きに扱うと答えた。マチが団長は仲間に加えたいのではないかと口にすると、生死を問わず手段を選ばず連れ帰るという暗黙の了解を持ち出し、考え方まで指図するなと言い返す。指図しているのはそちらだとマチに切り返され、張り詰めた空気の後、彼は生かすか殺すかをコイン投げで決めようと提案した。表がノブナガ、裏がマチである。広場を離れた二人は、絶を高度に使いこなす複数の追跡者の気配を感じ取り、廃墟となった建物の中庭で相手が姿を現すのを待った。誰も出てこないと見るや、ノブナガは追っ手が鎖使いではないと判断する。追跡者が複数いること、鎖使いは単独で動いており、ウボォーギンとも一人で戦い、ノストラード組に報告もしていないことが根拠だった。

彼は鎖使いが旅団に個人的な恨みを抱いており、追跡者は無関係だと結論づけた。納得しないマチに考えを問うと、追っ手は鎖使いと何らかの関わりがあると思うと返され、勘は理屈と関係ないと反論する。そこへフィンクスから、隠れている追跡者の居場所を知らせる電話が入った。建物の四階へ跳び上がったノブナガは、キルアとフィンクスを見つけて何をしているのかと声をかける。フィンクスは、クロロが自分とパクノダに、二人へ知らせないままノブナガとマチを尾行させ、後を追う者を欺かせていたのだと明かした。絶の使い手が多いと感じていたのはそのためだと納得した彼は、キルアの尋問に移る。

ゴンとキルアとの対峙

尋問でノブナガはまず尾行の理由を問い、キルアからマフィアが旅団に賞金を懸けていると聞き出した。尾行の技術を誰に習ったかという問いには、絶を使っただけで、師は拳法の師範代だと答えが返る。鎖を使う具現化系操作系念能力者を知らないかと重ねて尋ねると、キルアは知らない、師は強化系で基礎しか教わっていないと答えた。ノブナガは今死ぬか後で死ぬかの二択を突きつけ、フィンクスは三秒で決めろと促す。キルアが降参すると、四人はゴンとキルアを車でアジトへ連れ帰った。声を上げたゴンに知り合いがいるのかと尋ねたところ、キルアが割って入り、シズクはゴンが腕相撲で負かした相手だと指摘したため、ノブナガはゴンに勝負を挑んだ。

彼は難なくゴンを何度も下し、団内の腕相撲の順位を仲間に尋ねると、フランクリンから七番目か八番目だと返された。最も強かったのはウボォーギンで、その男をおそらく鎖使いが殺したとゴンに告げる。鎖の念能力者など知らないとキルアが抗議すると、次に勝手に口を開けば殺すと言い放った。ノブナガの語るウボォーギンは、何よりも戦いを好む強化系でありながら、時間には几帳面な男だった。旅団の結成前からの付き合いを思い返すうちに彼は涙をにじませ、正面からの戦いでウボォーギンが負けるはずはなく、鎖使いは卑劣な手を使ったに違いないと声を荒らげる。そして、何人殺すことになろうと必ず見つけ出すと誓った。

鎖使いが旅団に恨みを持ち、最近ノストラード組に雇われたという話から、キルアはそれがクラピカだと察した。ノブナガは何か噂を聞いていないかとゴンに向けるが、聞いていても話さないと突き放される。ゴンは、殺してきた相手にはなぜ同じ感情を向けないのかと問い、纏った気を一気に高めて彼の腕を卓に押し倒した。フェイタンがゴンを取り押さえ、思い上がるなと告げて再び鎖使いのことを問いただす。話すことはないと答えたゴンにフェイタンが笑いを漏らすと、ノブナガはやめろと制した。なぜ命令に従わねばならないのかとフェイタンが返し、ノブナガが拳を卓に打ちつけて緊張が高まる。フランクリン、マチ、シズクが割って入り、団内での本気の争いは禁じられていると諭した。決着はコイン投げでつけられ、ノブナガが勝ったためフェイタンはゴンを解放している。

他の団員は二人を帰してよいと考えたが、ノブナガはそれを押しとどめ、ゴンは旅団に入って自分の相棒になるべきだと言い張った。ゴンは死んだ方がましだと拒む。強化系かと確かめて肯定されると、ノブナガは大声で笑い出した。クロロが戻るまで二人をアジトに置き、ゴンを団員として推挙するつもりだと伝えると、他の団員は当惑し、見張りは自分一人でやれと突き放した。彼は二人を別室へ移し、唯一の出口の前に腰を下ろす。キルアが構えを見せると刀に手をかけ、それ以上近づくなと警告した。しぶしぶ引き下がったキルアは、数分後にゴンへ、自分が時間を稼ぐから逃げろと持ちかける。それを聞きつけたノブナガは、実力差から不可能だと分かるはずだと諭したが、やってみなければ分からないと返され、首を横に振った。

キルアを止めたゴンの理屈にならない言い分にノブナガは吹き出し、強化系と理屈で話すのは無理だとキルアに言った。同時にキルアの覚悟を認め、クロロの帰りを待つなら帰してやると請け合う。その言葉がゴンに何かを思い出させ、人工肛門の話が始まってノブナガは面食らった。二人が同時に気を高めると、彼は死ぬぞと警告する。ところが二人は突進した後に左右へ散り、それぞれ壁を蹴り破った。キルアは階段に近いと踏んだノブナガは廊下からゴンを追い、隣室の扉に鍵をかけたが、壁を蹴り破れる相手にそれは意味をなさなかった。階段を駆け下りるキルアの足音を聞きながら穴伝いにゴンを追うと、たどり着いたのは無人の部屋である。背後から、二人がかりで相手をするというゴンの声が聞こえ、最後の穴を開けてから引き返して自分を欺いたのだと悟った。扉を蹴り破っても気配はつかめず、待ち伏せを警戒して円を張ったまま身構える。だが二人はすでに建物を出ていた。

クロロの奪還から王位継承編まで

セメタリービルの襲撃から戻った団員たちが計画の成功に沸くなか、ノブナガだけは少年たちに逃げられたことを引きずっていた。翌朝、クロロは残りの品を奪ったうえで同じ夜にヨークシンを離れると告げる。鎖使いをまだ見つけていないと反発したノブナガは残留を主張し、フランクリンが割って入ると、団長として命令するのかとクロロに問うた。クロロは本を開き、質問に答えろと促す。名前、生年月日、血液型という問いにノブナガは戸惑った。クロロは、戦わずに立ち去れば占いは成就しないと述べ、ノブナガとウボォーギンが命懸けで仲間を守ると申し出たこと、シズク、パクノダ、シャルナーク=リュウセイを守るのが彼の役目であることを思い出させた。

ノブナガとマチはヒソカにも質問をぶつけたが、はぐらかす答えに納得せず、諦めたふりをして彼へ走り込んだ。ゴンとキルアの件を説明された際、クロロは二人が旅団に入るとは思えないと述べ、ノブナガは自分が説得すると答えている。渋滞に捕まったスクワラのもとへ着いた一行は、彼が鎖使いではないと見抜いたが、ノブナガはシャルナークから渡された名簿にあるネオン=ノストラードの護衛の一人だと指摘した。動くなと二度言ったはずだと述べて、彼は即座にスクワラの首を落とす。これによってクラピカの名前と容姿を突き止め、殺すまでどちらも忘れないと誓った。

パクノダが内心で葛藤していると、ノブナガは我に返らせ、何も言うなと告げた。パクノダはクラピカの指示に従い、一言も発さずに去る。人質交換を果たしたパクノダがクロロを伴わずアジトへ戻ったとき、ノブナガは目を覚ましていた。その後、旅団はクロロの心臓を縛る律する小指の鎖を外すため除念師を雇う計画を立て、ノブナガはマチと組んでその人物の尾行を担当する。マチの糸をたどってヒソカが合流し、変装した除念師を見張った。物陰に潜むカルト=ゾルディックの気配に気づいた彼は、除念師を見つけ出せたのがカルトの能力によるものだと察する。真剣な調子でヒソカにうまくやれと告げると、ヒソカはクロロと戦うにはそれしかないとして交渉を引き受けた。

流星街の近くで数人の団員がザザンを含むキメラ=アントを退けた後、ノブナガはシャルナークに連絡を取り、応援を求めた。フィンクスはそれがクロロからの連絡でなかったことに落胆している。王位継承編では、ブラックホエールの航海二日目に、ノブナガはフィンクス、フェイタン、フランクリンとともに第5層でブオール一家の三人と対峙した。カキン帝国の三つのマフィア一家について話させるなかで、彼はどうすれば第2層より上へ行けるのかと尋ねる。階層間の移動は不可能だという答えを受け、フィンクスはボスと下働きの間に仲介役がいると推測した。フランクリンが上前をはねる人物を呼べと命じると、次の会合は土曜日の予定だと返された。

船内では、ノブナガはフィンクス、フェイタンとともにエイ=イ一家の狙いと手口を突き止めている。航海十二日目の早い時間帯にはエイ=イ一家との戦闘で太刀を損ない、ヨコタニにそれを奪われたが、同じ日のうちにシャ=ア一家と接触した時点では間に合わせの代わりを手にしていた。カキン帝国のマフィアに属するヒンリギ=ビガンダフノは、自分たちが旅団に到底かなわないことを認めている。

太刀と戦闘スタイル

ノブナガが好んで用いる武器は太刀である。その意匠は媒体ごとに異なって描かれる。原作漫画では柄が白い包帯で巻かれ、鞘は暗い色をしている。TVアニメ1999年版では柄の造作は原作に近いが、鞘は明るい茶色になる。TVアニメ2011年版では巻きが濃い緑、鞘は黒で、刀身にわずかな反りがつく。三つの描写に共通して鍔がなく、柄は捻り巻きで仕上げられ、房は角張った形をしている。

武器を隠すときは灰がかった紫の布で包み、上端を紐で縛る。携帯するときは左腰の帯に差す。過去にウボォーギンと組んで戦った時期と、ヨークシンへ到着した時点では、同じ形の太刀をもう一振り帯びていた。ブラックホエールの船内では、柄に鎖を取り付けていることが明かされる。この鎖により、投げた太刀を手元へ引き戻し、特定の攻撃の間合いをわずかに伸ばし、読みにくい角度から斬りかかることができる。

剣の腕は高く、回想では二振りを帯びたまま戦っており、抜いていたのは一振りだけだった。作中では一振りだけを差しているか、刀を持たない姿で描かれることが多い。彼は自分の間合いに入った者は即座に斬られると述べている。キルアの説明によれば、それは抜刀から斬撃、血振り、納刀までを極めて速く連続させる居合の技である。ゴンとキルアを見張っていたときのように静止したまま用いることも、スクワラの首を落としたときのように動きながら用いることもできる。

能力・特徴・関係

ノブナガの念系統は強化系で、変化系に寄った資質を併せ持つ。展開できる円の最大半径は4mであり、これは太刀の間合いと一致する。円の到達範囲を比べた順位では10位にあたる。固有の念能力は作中で明かされていない。シャルナークは、シズクやパクノダの能力と違って、自分の能力ともども容易に取り替えがきくと述べている。周の扱いにも習熟している。

知覚の鋭さは特に際立つ。完璧な絶と評するほどの隠形で尾行されても、正確な位置までは分からないまま、つけられていること自体は察知した。奇襲を仕掛けようとしたクラピカは、これ以上近づけば敵意を悟られると考え、ノブナガのいる集団から数十メートルの距離を保っている。キルアも彼の警戒心の高さに触れ、不意を突く隙を見つけるのは難しいと述べた。ノブナガ自身も、マチとともに手練れの追跡者に見張られていると理解していた。

腕力では、ウボォーギンが健在だった時期の団内の腕相撲で九位に位置づけられている。ゴンとの腕相撲では力みも見せずに何度も勝ち、負けたのはゴンが纏を強めた一度だけで、気を取られていたのか不意を突かれたのかは判然としない。空中のゴンを軽々と押さえ、キルアを取り押さえてもいる。速さの面では居合の達人であり、キルアは自分とゴンが踏み込むより早く二人とも斬られると認めた。納刀したままスクワラの首を一瞬で落とし、ルイーニーとの距離を詰めて相手が気づく前に額を貫いている。

反応の速さも同様である。トランプに興じていたにもかかわらず、他の団員と同じくウボォーギンの叫びに音波が届く前に対応した。クラピカの見積もりでは、0.5秒かかる攻撃なら旅団の面々には避ける余裕が十分にある。突然視界を奪われた場面でも、限られた範囲の円で空中のゴンの脚を捉え、頭部へ投げられたナイフをかわした。身体の運用にも長け、建物の側面を走り、隣の建物へ水平に跳び移り、外から四階の窓へ難なく達する。感情に流されやすい一方、落ち着いているときの分析力は確かで、鎖使いが単独で動いていると考える理由をマチへ筋道立てて説明した場面がその例である。

流星街に生まれた他の者と同じく、ノブナガの存在はいかなる記録にも残っておらず、彼についての情報を得ることはほぼ不可能である。旅団はA級賞金首の集団で、殺人を日常の一部とする職業的な殺し屋として扱われており、ノブナガはその前線に立つ一人である。ヨークシンで一度遠目に見ただけのキルアは、その強さをゴンへ伝えるためヒソカに並ぶ存在だと言い表した。フランクリンの評では、彼は一対一の戦いにより適していたが、ウボォーギンと組むことについては本心では嫌がっていなかったようだという。

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