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物語 / 出来事

王位継承編時系列|日付・階層・客室・陣営別

王位継承編を出航日、階層、客室、陣営別に整理。1014号室、念講習会、マフィア抗争、出航12日目の特殊戒厳令までを時系列で追う。

No.417まで対応更新 2026.08.15

王位継承編の時系列は、ブラックホエール1号の出航日数だけでは追い切れない。第1層の王子居住区、第2層の司法・医療、第3層以下のマフィア抗争で、同じ時刻に別の事件が進む。本記事は出航初日から12日目14時55分までを、日付、階層、客室、陣営の四つの軸で整理する。

中心となる起点は第1層1014号室のワブル警護、第1回・第2回念講習会、ハルケンブルグ陣営の人格交換、下層のエイ=イ一家、そして14時15分の特殊戒厳令である。作中に時刻表示がある出来事と、発症時間から逆算した出来事を分け、未確定の人格移動先や生存王子数を断定しない。

基本情報

王位継承編時系列|日付・階層・客室・陣営別の基本情報
対象期間ブラックホエール1号出航1日目から12日目
更新範囲原作No.413まで
主要舞台ブラックホエール1号第1層から第5層
特殊戒厳令出航12日目14時15分に発令
精度区分作中表示、前後関係による推定、発症時間からの逆算
併行する事件王位継承戦、エイ=イ一家抗争、ヒソカ捜索、暗黒大陸渡航

日付・階層・客室・陣営から時系列を探す

日付で追う場合は、出航初日、念講習会が始まる期間、11日目、12日目の順に目次をたどる。客室で追う場合は、ワブル陣営の1014号室を起点に、カチョウフウゲツ、ハルケンブルグ、ベンジャミンの各陣営へ移る。階層で追う場合は、第1層の王子居住区と第3層以下のマフィア抗争を別線として読み、特殊戒厳令で両者が接続する地点を確認する。

陣営別では、クラピカオイトのワブル警護、ベンジャミン私設兵、ハルケンブルグ支持者、十二支んと司法機関、シュウ=ウ・シャ=ア・エイ=イの三組、幻影旅団ヒソカが主要線になる。同じ人物が護衛、捜査、能力発動の複数役を持つため、所属だけでなく『その時刻にどの階層で何を知っていたか』まで見る必要がある。

出航初日|第1層1014号室で始まった異変

出航セレモニー直後、1014号室ではウッディーを含む警護兵が相次いで死亡し、クラピカたちは目に見えない念能力者の存在を疑う。サイールドモモゼの守護霊獣に操られ、仲間を襲った。クラピカは奪う人差し指の鎖サイールドの能力を奪い、オイトと王子居住区を探索する手段を得る。

同日の夜にはモモゼが殺され、クラピカは緋の眼を長時間維持した反動で約9時間失神した。1014号室は最下位王子の弱い陣営に見えるが、初日だけで複数の能力と各王子の私設兵が交差する情報拠点になった。後の念講習会は、この一室へ人員を集めるという危険を承知で始められる。

念講習会|第1層の王子・護衛へ広がる念

出航2日目9時、第1回念講習会が始まる。クラピカの狙いは下位王子陣営にも念を共有し、一方的な暗殺を抑止することだった。しかしバリゲンが呪唇白蛇に殺され、ロベリーが容疑者として拘束される。翌日にはミュハンも死亡し、講習会は防衛策であると同時に、犯人が標的へ近づける閉鎖空間になった。

同じ頃、カミーラはベンジャミンへ単独で攻撃を仕掛け、死後の念で蘇生する百万回生きた猫を示す。マラヤームの守護霊獣は1013号室を異空間へ隔離し、フウゲツは秘密の扉で移動する。継承戦は銃撃だけを警戒すればよい段階を終え、能力の条件を知らないこと自体が致命的な不利になっていく。

王子陣営|晩餐会・カチョウ・ハルケンブルグ

第1回晩餐会でセンリツが演奏している3分間に、カチョウとフウゲツは救命艇で船外へ脱出した。壺中卵の儀から逃れることはできず、カチョウは死亡する。ただし守護霊獣の2人セゾンがカチョウの姿で残り、フウゲツは姉の死を知らないまま行動を続ける。

ハルケンブルグ側では、支持者が集まるたびに鳴動が起こり、少年は残酷な弓を射るによる人格交換が進む。シカクビクトへの攻撃を経て、ハルケンブルグは拘束されても能力を止めなかった。この流れが11日目から12日目にかけてバルサミルコの肉体を奪う作戦へつながる。

第3層以下|マフィア抗争・幻影旅団・ヒソカ

第3層以下では、モレナ=プルードがエイ=イ一家の構成員へ念能力を与え、一般人と対立組織を点数に換える殺人ゲームを始めた。ルイーニーの空間移動は各層の境界を崩し、ノブナガフィンクスフェイタンシャ=ア一家と組んで隠しアジトを探る。王子居住区の暗殺とは別の戦いだが、軍が特殊戒厳令を敷けば下層の捜査と通路封鎖も同じ命令系統へ入る。

ヒソカを探す幻影旅団と、旅団を利用してエイ=イ一家を排除したいシュウ=ウ一家、シャ=ア一家の利害は一致し切らない。ボノレノフはヒソカに変身して探索を撹乱し、本物のヒソカを発見する。クロロは戦闘に必要な能力を盗むため、葬列の人混みで新たな能力者を探している。

出航11日目|ワブルの替え玉とビヨンドの面会

第1回念講習会が終わる頃、ロンギは自分がビヨンド=ネテロの実娘で詛贄者だと明かし、クラピカと契約を結ぶ。ビヨンドは30年ほど前から王立軍へ子どもを送り込み、王子の側近となった者を死後の念の呪いに使う計画を進めていた。誰が隠し子で、どの王子が標的かは全体像が見えていない。

同日14時15分頃、ビルは1014号室の乳児が入れ替わっていると気づく。オイトがワブルとして守ってきた乳児は妹の息子で、本物ワブルは娘だった。さらにビヨンドは拘束室から面会を希望し、最高裁判官クレアパトロと接触する。替え玉、王族特権、1047件の訴えは同日に示されるが、互いの因果関係はまだ確定していない。

出航12日目|3時00分から14時15分まで

12日目の焦点は、ハルケンブルグ人格の移動とベンジャミンの発症である。バルサミルコの肉体を使うハルケンブルグは、棺を利用した新たな人格交換を試みたとみられる。しかし交換の場所、標的、成否は描写だけでは確定しない。13時45分の鳴動を、特定人物への転移成功と断定することはできない。

特殊戒厳令までの主要時刻
時刻出来事時刻の根拠
3:00ハルケンブルグの肉体が死亡作中表示
約7:45ヒュリコフからベンジャミンへTSK-17感染とみられる発症約6時間前から逆算
約9:00第2回念講習会が開始既知の開始時刻から整理
約9:15ワブルの入れ替えが限定的に開示特殊戒厳令5時間前から逆算
12:00ハルケンブルグの葬列が開始作中表示
12:30ボークセンが拉致され交渉ゲーム作中表示
13:45棺、新たな鳴動、ベンジャミンの発症発令30分前
14:15ベンジャミンが特殊戒厳令を発令作中表示
14:55ベンジャミンが司法省へ到着作中表示

14時15分以降|特殊戒厳令と残る王子

14時15分、ベンジャミンは特殊戒厳令を発令し、残る王子は4人だと述べた。この数字が生存者を指すのか、排除対象や確保済みを除いた人数なのかは未確定である。作中で所在が確認できる人物だけを数えても、4人の顔ぶれを一意に決められない。

戒厳令によって軍は居住区、司法省、階層間通路へ介入できる。これまで各王子の私設兵、司法機関、マフィアが別々に保持していた行動範囲が、ベンジャミンの命令の下で重なることになった。時系列の次の焦点は、14時55分以降に誰が拘束され、どの能力が使用可能なまま残るかである。

時刻を読むときの注意点

王位継承編の時間は、表示された時計だけでなく、能力の発症時間、裁判の延長、移動に必要な時間から組み立てられる。逆算は矛盾の発見に役立つが、前提が崩れれば配置も変わる。確定時刻と推定時刻を分けることで、後の話数で新情報が出た際に、どの行を直せばよいかも明確になる。

時系列の確度
区分読み方
作中表示14:15の特殊戒厳令その時刻に起きた事実として扱う
逆算約7:45の感染発症まで約6時間という前提に依存する
前後関係クレアパトロの面会出来事の並びは分かるが分単位ではない
未確定13:45の人格交換先候補を挙げても結論にはしない

三つの戦線が交わる場所

王子居住区、司法省、下層マフィアの事件は別々に始まったが、特殊戒厳令によって軍の移動経路を共有する。第1層で王子を拘束する命令が出れば、階層間通路の検問が強まり、第3層でヒソカを探す旅団やエイ=イ一家の移動にも影響する。反対に下層の大量殺人が拡大すれば、王子警護へ割ける兵力が減る。

司法省にはフウゲツ、センリツ、カイザルが関わり、ベンジャミンは発令40分後に自ら到着した。王子の生死を軍だけで確定できない状況で、裁判所や検死の記録が継承戦の人数を左右する可能性がある。棺へ入った肉体、別人の体にいる人格、守護霊獣が再現した人物を、どの機関がどう扱うかは一致していない。

時系列を更新するときは、新しい時刻を挿入するだけでは足りない。その出来事が第何層で起き、誰の認識に基づき、別の戦線へどの通路で影響するかを記録する必要がある。王位継承編の複雑さは登場人物の多さより、同じ一時間に別々の規則が動くことから生まれている。

出来事が描かれなかった空白時間も、何も起きなかった時間とは限らない。各陣営は通話、警護交代、裁判手続き、能力の準備を続けている。後の話で空白へ新事件が入る可能性を残し、既存の行を確定した連続記録として固定しないことが、長い時系列を正確に保つ条件になる。

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